• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

チョコレートがもたらす美容効果。ニキビができる、太る…は嘘!

Date:2016.12.07

この記事のタイトルとURLをコピーする
チョコレートがもたらす美容効果。ニキビができる、太る…は嘘!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/tyokore-tobiyou1217/

shutterstock_245731522エイジングケアをしたい、ダイエットしたい、リラックスしたい…

そんな思いに答えてくれる、美の味方のようなお菓子があるとしたらどうでしょうか。しかも、それがチョコレートだったとしたら?

「ダイエットの敵」「健康に悪い」というネガティブイメージがつきまとっていたチョコレートですが、選び方や食べ方次第では、エイジングケアや腸活にもつながる、美容にも健康にもプラスの働きをしてくれることがわかりました!

チョコレートを食べる、美味しい美容法、取り入れてみませんか?


チョコレート=悪とされる理由!注意したいのは添加物と糖分

そもそもチョコレートの主原料はカカオです。

そこに、

  • 砂糖
  • 乳製品
  • 添加物

などが加えられて甘くておいしいチョコレートは作られています。

一体何が健康に良くないとされているのでしょうか。

植物油脂(トランス脂肪酸)に注意!

カカオは高価で品質保持がしにくいもの。

安価で販売されているチョコレートの中には、

  • コスト削減
  • 品質の安定

のために、カカオの代わりに植物油脂が使われているものが多いのです。

植物と聞くとなんだか体に良さそうな印象を受けますが、それは間違い!植物油脂には「狂った油」「食べるプラスチック」とも言われるトランス脂肪酸が含まれているのです。

トランス脂肪酸は様々な細胞膜に悪影響を引き起こす危険な脂肪酸のこと。

  • 肥満
  • コレステロール疾患
  • アレルギー
  • がん
  • 心臓病
  • 糖尿病

などのリスクが高まるとされ、欧米では問題視されています。アメリカでは2018年までに食品への添加を全廃すると発表されましたが、日本ではまだ規制がされていないのが現状です。

植物油脂が多いということはこのトランス脂肪酸が多いということです。

チョコレートを選ぶときにはパッケージ裏の「原材料名」の欄を確認しましょう。含有量の多い順に表記されているので、出来るだけカカオの成分が多いものを選ぶと良いですね。

糖分と脂質たっぷりで高カロリー!

カカオは元々苦いもの。チョコレートが甘いのは砂糖が大量に入るためです。チョコレートがダイエットの敵と言われるのは、主にその糖分にあると言えるでしょう。

白砂糖の摂りすぎは

  • だるくなる
  • イライラする
  • 疲れがとれない
  • 眠くなる

などの体調不良につながることがあります。チョコレートでなくとも摂取には気を付けたいものです。

また、カカオにはカカオバターという脂質も含まれています。

大量の糖分と脂質が入っているので、確かに食べすぎれば太るのも当然ですね。

ニキビとの関係は?

「チョコレートを食べるとニキビが出来る」とよく耳にしますが、結論からいうと、チョコレートとニキビは無関係!

これはアメリカのペンシルバニア大学の研究でも証明されているそうです。

チョコレートの原料、カカオには美容効果、健康効果が満載!

歴史の話になってしまいますが、紀元前2000年頃、古代メキシコでカカオ豆は「神の食べ物」と呼ばれ、貨幣として使われるような高価なものでした。

カカオ豆をドロドロになるまですりつぶしドリンク状にした苦い飲み物は、不老長寿の薬とされ、アステカの皇帝モンテスマは1日に50杯も飲んでいたとも言われています。

  • 滋養強壮
  • 疲労回復
  • 解毒
  • 熱を下げる
  • 歯痛を和らげる

など多くの効能があるとされて16世紀頃は珍重されていました。やがてメキシコに侵攻したスペインにもその効果は伝わりましたが、あまりの効果効能から秘薬とされたほど!

徐々にヨーロッパ各地に広がるまで約一世紀もかかりました。

カカオはそうしてずっと医薬品とされてきたのです

そんな歴史を知ると、チョコレートの原料であるカカオの栄養分が本来はとても素晴らしく、健康効果の高いものだというのがわかりますよね。

ではここからはチョコレートの健康効果、美容効果を紹介していきます。

1.抗酸化作用でエイジングケア

まず注目したいのがチョコレートに含まれる代表的な成分、カカオ・ポリフェノールが持つ抗酸化作用です!身体を酸化させてしまう活性酸素を除去してくれますよ

活性酸素は体内に取り込まれた酸素の一部が変質してしまったもの。活性酸素が増えると、生活習慣病や老化の原因になるといわれています。私たちが元々持っている体内の抗酸化作用は20代後半をピークに衰えていってしまうので、抗酸化作用のあるものは積極的に取り入れたいですね。
  • 肌のくすみ
  • しわ
  • たるみ
  • 乾燥

などの原因となる活性酸素に働きかけてくれるので、アンチエイジング効果が期待できます!

チョコレートのカカオ・ポリフェノールの含有量は

  • 赤ワインの2倍
  • 紅茶の45倍

と言われるほど!

効果の高さがわかりますね。

2.美肌効果

カカオ・ポリフェノールは体の内側にも外側にも効果をもたらしてくれます。

  • 血行促進
  • 保湿効果
  • 肌の炎症を抑える
  • 肌のキメを整える

などたくさんの美肌効果がいっぱいです。

3.チョコレートでダイエット!

砂糖による糖分が抑えられた、カカオ含有量の高い良質なチョコレートを選べば、ダイエットのサポート役としても活躍してくれます!

カカオ・ポリフェノール
満腹中枢を刺激し、空腹感を抑える作用があるので、小腹がすいたときに一口食べるだけで自然な形で食欲を抑えることができます。
エピカテキン
エピカテキンはポリフェノールに含まれるカテキンの一種です。抗酸化作用に加え、代謝に作用するということがわかっています。
カカオバターの脂肪分
脂質なのでもちろん食べすぎは良くありませんが、実はカカオ豆に含まれるカカオバターは良質な脂質!体に吸収されにくいのが特徴です。
ミネラル類
意外かもしれませんが、チョコレートにはビタミン(ビタミンEやナイアシン)、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、リンなどのミネラル類が豊富に含まれています。
空腹感を抑えて代謝をあげられる効果を利用すれば、ダイエット中で甘いものがほしいときの強い味方になってくれそうです!

▼チョコレートダイエットの詳しいやり方についてはコチラを参考にしてください!

チョコレートダイエットの記事のトップ画像

4.冷えやむくみの改善も

チョコレートの苦み成分であるテオブロミン。テオブロミンには毛細血管の血流を良くする働きもあります!血流がアップすることで

  • 冷え
  • むくみ

などの改善が期待できます。

5.リラックス効果

カカオ・ポリフェノールとテオブロミンのダブルでリラックス効果も得られます。

カカオ・ポリフェノール
ストレスを緩和させる働き、ストレスに対する抵抗力を高めることができます。ストレスによる肌トラブルの予防が出来ちゃいますね。
テオブロミン
テオブロミンには、脳内の癒し物質であるセロトニンに働きかけて、興奮を鎮めたり緊張を和らげてくれたり、自律神経を整えてくれたりと、リラックス効果も満載!しかも持続性も高いので、長時間続くのも嬉しいポイント。カフェインと似たような作用ですが、カフェインよりも緩やかに作用してくれます。
疲れた時にチョコレートが食べたくなるというのは本当だったのがわかりますね。

6.脳を活性化!

チョコレートには脳の活性化につながる成分が含まれています。

ブドウ糖
人間の体の中でももっともエネルギーを必要とするのが脳。その脳にとって重要なエネルギー源となるのがブドウ糖です。脳の活性化に直接作用してくれる頼もしい存在です。
テオブロミン
カフェインもそうであるように、テオブロミンも大脳を刺激します。ブドウ糖と同じく、記憶力、集中力、思考力をアップさせる効果があります!また頭をスッキリさせる効果もあるのです。
チョコレートの香り
チョコレート特有の香りは中枢神経に作用するといわれており、集中力アップが見込めるそうですよ!香りにも効果があるなんて驚きですよね。

7.便秘予防

美容にも健康にも良くない便秘。便秘を予防することで、肥満防止、大腸ガン予防につながります。

食物繊維
なんとチョコレートには食物繊維も豊富に含まれています!板チョコ一枚食べると約2グラムの食物繊維を摂取できます。
タンニン
カカオに含まれるタンニンにも便秘予防の効果があるといわれています。

8.虫歯予防

「チョコレートを食べると虫歯になるんじゃ?」と驚いてしまいますが、意外にもチョコレートに含まれるカカオパウダーには

  • 虫歯予防
  • 歯周病予防
  • 抗菌作用

がありました!

第2次世界大戦後、スウェーデンで行われたヒト実験で、間食にチョコレートを与えた場合、キャンディーやトフィーと比較して虫歯の発生は少ないことが分かりました。
そのためチョコレート・ココアには虫歯菌を抑制する効果を示す成分が含まれていることが認められました。

ただし、カカオ・ポリフェノールが含まれるチョコレートであることが前提です。

また、虫歯は食べかすや砂糖などによって起こりますので、チョコレートを食べるだけで予防できるということではありません。虫歯予防の歯磨きは必須です。

9.病気予防

糖分や脂質も含まれているので一概には言えませんが、チョコレートに含まれる成分が病気予防にも働きかけるということもわかっています。

カカオ・ポリフェノール
先に紹介しましたが、カカオ・ポリフェノールの抗酸化作用、抗炎症作用が働くことで、生活習慣病などの予防にもつながります。
カルシウム、マグネシウム
カルシウムとマグネシウムのバランスが崩れると心臓病や高血圧のリスクが高まると言われています。チョコレートにはこれらがバランスよく含まれているそうですよ!

チョコレートはカカオ・ポリフェノールの含有量で選ぶ!

美容効果、健康効果をたくさん紹介しましたが、どのチョコレートでもOK!ということではありません。先に紹介したように

  • 添加物(植物油脂など)
  • 砂糖

の使用や量には注意が必要なことも事実です。ここからは美容効果、健康効果を得るために最適なチョコレートを紹介していきますね。

カカオ70%以上のチョコレートを選んで

重要なのはカカオ・ポリフェノールの含有量!カカオ分が高いチョコレートがオススメです。

ビターチョコレート
糖分、乳製品分が少なく(またはまったく入っていない)、カカオ分が40%~60%のチョコレートを指します。カカオ分70~90%の低糖チョコレートもここに含まれるようです。プレーンチョコレート・ブラックチョコレート・スイートチョコレート・ダークチョコレートなど呼び名が様々で混乱してしまいがちです。ビターチョコレートを選ぶときは名前だけでなく、カカオ分を確認すると確認ですね。
カカオ分が高いほど苦みは強いので、慣れない方は食べやすそうなものから選びましょう。

ミルクチョコレートやホワイトチョコレートは甘みが強い分、ミルクや砂糖でカカオ分が抑えられていることがほとんどです。

ミルクチョコレート
全脂粉乳、脱脂粉乳、クリーム粉乳などの乳製品が含まれています。
ホワイトチョコレート
カカオバターというカカオの油脂分にミルクや砂糖を加えて作られています。

これらはカカオ・ポリフェノールが少ないので、カカオによる美容効果や健康効果を求める場合には不向きと言えます。

低GIチョコレート

血糖値があがりにくいチョコレートを低GIチョコレートと言います

血糖値があがりにくいということは、糖の吸収も穏やかということ。脂肪になりにくいチョコレートなので、ダイエット中でも罪悪感なく食べられそうです!

調剤薬局や病院の売店などで販売されているところもあるようです。糖質やコレステロールが気になる方には嬉しいチョコレートですね。(お医者様にかかっている方は必要に応じて相談しましょう)

ドクターズチョコレート
ベルギー産プレミアムチョコレートを使い、美味しさや品質にこだわって作られた低GIチョコレート。
ドクターズ チョコレート – 岩渕ウェルネス ONLINE SHOP
http://www.iwabuchi-w.com/item/drschoco.php
魔法のダイエットチョコレートサプリメント
チョコレートサプリメントという新感覚の商品!なんとコラーゲンまで配合されています。
魔法のダイエット(低GIダイエット)- 公式サイト
http://beauty.withus-corp.jp/magicaldiet/

ローチョコレート

チョコレートは一般的にカカオの種子を発酵、焙煎したカカオマスによって作られますが、ローチョコレートの場合は原料、工程ともに非加熱または低温で作られます熱によって失われるカカオの栄養価も摂取できるというわけです!
また、砂糖や乳脂肪分も使わずに、プラスするのはカカオバターと天然の甘味料。成分が気になる方でも安心して食べられそうですね。

今美意識の高い女性の間で人気のあるローチョコレートはローフードやオーガニックの専門店などで購入することが出来ます。

ロハスオリジナルローチョコレートVivoダーク
有機材料で作られたロー原料100%のチョコレートです。
オーガニックローチョコレートVivo – ローフード通販ショップLOHAS
http://www.rawfood-lohas.com/vivo.shtml
OMBAR CHOCOLATE オームバーローチョコレート
ヨーロッパで大人気のロンドン発のチョコレート。「ブルーベリー&アサイー」「ストロベリー&ミルク」「ココナッツ60%」など種類も豊富なので、選ぶのも楽しめそうですね。
オームバー ローチョコレート – LIVING LIFE MARKETPLACE
http://www.livinglifemarketplace.com/shopbrand/ombar-chocolate/

ローチョコレートは材料さえ集めることが出来れば、自宅で手作りすることも出来ますよ。レシピも様々ありますので、興味がある方はトライしてみてはいかがでしょうか。

書籍「はじめてのローチョコレート」
はじめてのローチョコレート – ローフード通販ショップLOHAS
http://www.rawfood-lohas.com/first_rawchocolate.shtml?gclid=COSrq9Cs4dACFYKXvAodHFcMqw

食べすぎ厳禁!量を守ってチョコレート効果を実感しよう

チョコレートがいくら体に良いからと言っても、チョコレートは高脂肪、高カロリーな食べ物。好きなだけ食べては肥満につながってしまい逆効果です!チョコレートの効果を最大限実感するには、健康的な食べ方が大切です。

食べる量:1日50gを目安に

実は高カカオチョコレートであるほど高カロリーなのです!その理由はカカオバター。カカオバターの脂質が増える分、カロリーも高くなっています。

食べる量の目安は1日50g!

量を守って摂取することが重要なので、つい食べ過ぎてしまう「ながら食べ」は避けましょう。

せっかくなら美味しいコーヒーや紅茶と一緒にじっくり味わってみては?美味しいリラックスタイムになって、特別感も得られますよ!

食べるタイミング:1日複数回に分けて

一気に食べずに、1日複数回に分けて食べましょう。

  • 食事の20分前
  • 集中したい作業の30分~1時間前
チョコレートの空腹感を抑える効果やリラックス効果、集中力を高める効果を十分に利用するなら、それぞれの作業の前に食べるのがオススメです。

チョコレートを味方につけて美味しい美活を始めよう!

shutterstock_519289675
チョコレートのメリット、デメリットを紹介しましたが、選び方と食べ方に気を付ければ、これ以上ない美容の味方です!

カカオ・ポリフェノールを上手に活用して、チョコレートで美活、始めてみませんか?

この記事のタイトルとURLをコピーする
チョコレートがもたらす美容効果。ニキビができる、太る…は嘘!|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/tyokore-tobiyou1217/
ライター:宮瀬 美嘉

この記事をシェアする

関連記事

コメント一覧

  • だれかさん

    72、86%のチョコレートだいこうぶつ!

    返信

キャンセル