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梅干し、梅肉エキスに焼き梅?梅も色々!効果も色々!梅美容!

Date:2015.06.12

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梅雨や夏場になると、ご飯が腐らないようにとお弁当に梅干しを入れたことありませんか?梅には殺菌・抗菌効果があると、みんななんとなく知っていますよね。

風邪をひいたり、お腹を壊したときには梅粥を食べたり、疲れがたまったときに梅干しを口に放り込んだり。梅干しは体にいいと、昔から信じられてきました。

このいろいろと言い伝えられてきた梅干しの効果。おばあちゃんの知恵袋的だったものが、今では科学的に検証・解明されてきていることをご存知でしょうか。

健康面だけでなく美容効果も!女性にもうれしい効果がたくさんある梅パワーについて紹介します。

梅の注目成分はこれ!

梅は、クエン酸をはじめとする有機酸や、ミネラルが豊富!それだけでも、体によい作用がいっぱいなのですが、梅が研究されていく中で注目されている成分があります。

「梅リグナン」って何?

「リグナン」は植物ポリフェノールの一種です。

リグナン類には、抗腫瘍活性・抗酸化活性・抗肥満活性など様々な機能性が報告されており、ヒト健康に有効な成分として注目されています。
このリグナン類は、梅にも多種含まれており、それらを総称して梅リグナンと呼んでいます。

ゴマに含まれるセサミンなどもリグナンの一種ですが、梅にも抗酸化作用、インフルエンザウイルス抑制、癌予防などの働きをするリグナンが含まれています。

「ムメフラール」って何?

ムメフラールは、農林水産省食品総合研究所のグループにより1999年に発見された成分で、生梅に含まれる糖質の一種5-ヒドロキシメチルフルフラールとクエン酸の結合により生成されます。

梅肉エキスの製造過程で生成されるため、生梅や梅干しなどには含まれていません

梅の学名「プラムス・ムメ」の「ムメ」と新成分の構造上の特徴を表した「フラール」から命名されたムメフラール。クエン酸と一緒に摂ることで、血流がサラサラになると言われています。

女性にうれしい梅効果!

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梅には体にいい成分がたくさん!健康・美容効果もたくさん!その中でも、女性にうれしい効果を取り上げてみました。

お弁当に入れると食中毒予防に!

パパや子供のお弁当を作るママも、マイ弁当を持参して女子力も発揮するキャリア志向女性も、夏場のお弁当は傷んでしまわないかと気になりますよね。そんな時にはやっぱり梅干しです!

梅干しにたっぷり含まれるクエン酸には、大腸菌やO-157、サルモネラ菌など多くの食中毒菌の増殖を抑える働きがあります。

ただ、梅干しに触れている部分にしか強い抗菌・殺菌力はないとも言われているので、白ご飯の真ん中に梅干しをひとつポンッと置くのではなく、梅干し混ぜご飯にするのがおすすめです。

クエン酸は弱った胃の中に増殖しようとする食中毒菌を殺菌する働きもあるので、お弁当に入れて食べることで食中毒予防としての働きもあり。夏場のお弁当にはぜひ。

クエン酸の疲労回復効果

梅にはクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸といえば、疲労回復効果!疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。

梅雨のだるさ、夏の暑さでただでさえ疲れやすいこの季節、梅のパワーで疲れを吹き飛ばして、いつもシャキッと美しくありたいですね。

骨粗しょう症予防

女性は年齢とともに骨粗しょう症に気をつける必要が出てきますが、クエン酸には、水に溶けにくいカルシウムを水溶性に変化させて、腸管からの吸収率をアップさせるという働きがあります。

カルシウムを摂るときは梅干しなどを一緒に食べるようにし、骨の老化を防ぎましょう。

太りにくい体づくりに

クエン酸が豊富な梅干しを食べることにより、糖の代謝を促進!エネルギーに無駄なく変換し、脂肪をためにくくします。血糖値の上昇も抑えられるため、梅干しを食べながらゆっくりと食事することは、太りにくい体を作ることにつながります。

冷え・肩凝り・むくみ改善

ムメフラールとクエン酸の相乗効果により血流がよくなることで、冷え性や肩凝り、むくみなどの予防や改善も期待できます。

梅干しにはムメフラールは含まれていませんが、梅に含まれる豊富なクエン酸にも血液サラサラ効果はあります!梅肉エキスほどではないにしても、効果は十分期待できます。

口臭予防

クエン酸には、唾液の分泌を促す効果がありますが、梅干しによって分泌される唾液の質はサラサラで、食べかすや細菌を洗い流して口内を清潔にする作用があります。

口臭の主な原因である、お口の中の細菌や虫歯、歯周病、口の乾燥などを、サラサラの唾液が解消してくれます。

老化防止

梅を摂取することにより、以下のような老化防止効果が期待できます。

  • 梅リグナンによる、細胞や組織の酸化防止・抑制作用
  • 大量の唾液が出る→唾液中の若返りホルモン「パロチン」による細胞活性化、
    唾液中のカタラーゼによる活性酸素の発生抑制効果
  • クエン酸による新陳代謝促進

また、有機酸により胃液の分泌が促進されたり、腸のぜん動運動が適度に活発化されることで、胃腸が健康に。便秘の解消にもつながり、美肌効果も期待できます。

PMS(月経前症候群)軽減にも

梅には鎮痛作用があるという言い伝えがありますが、医学的にも、梅干しの香り成分ベンズアルデヒドに、痛みを鎮静・軽減する効果があるのだそう。言い伝えでは頭痛の際に梅肉をこめかみに貼りつけたりするようですが、香りを嗅ぐだけでも効果が得られるそうです。

また、梅肉エキスに含まれるベンジル-β-D-グルコピラノシドという成分にも鎮痛効果が。頭痛薬に使われるアスピリンと同じくらいの効果が確認されています。

PMSの頭痛、肩こり、腹痛などは血の巡りが悪いことから来ていることも考えられるため、クエン酸やムメフラールの血流改善効果による症状の緩和も期待できます。

ストレスもPMSの症状を悪化させると言われていますが、ベンジル-β-D-グルコピラノシドや同じく梅肉エキスに含まれるクロロゲン酸には抗ストレス作用もあるため、更なる症状緩和が期待できます。

一番効果あり!「梅肉エキス」

梅を食すにも、梅干し、梅ジュース、梅肉エキスと、いろいろな形がありますが、加熱の工程がない、青梅や梅干しにはムメフラールは含まれていないことを考えると、さまざまな効果を得たいならやはり「梅肉エキス」としての摂取が望ましいと言えます。

梅肉エキスは濃度も違う!

ムメフラールの有無だけでなく、梅肉エキスは梅の果汁を煮詰めて作るため、その有効成分は梅干しの数十倍とも言われています。

梅の実1キログラムからたったの20グラム程度しか作ることができないのです!ギュギュ~ッと濃縮されているのですね。その分、摂取量も少なくてOK。1日スプーン1杯程度で十分です。

ただ、それだけ濃縮され、効果も絶大な梅肉エキスですから、お値段もそれなりに。そんな懐の余裕がないという人は、自家製の梅肉エキスを試してみるという方法もあります。

自家製となると、有効成分の量も安定せず、質の面では販売されているものにはもちろん劣ることになりますが、梅肉エキスには変わりありません!それなりの効果があるはずです。

梅肉エキスの作り方

青梅を用意します。分量は自由ですが、出来上がりが少量になってしまうため、そこそこまとまった量を作りたい場合は、4~5キロほど用意するとよいでしょう。

梅肉エキスを作る際に使用するおろし器、ボール、鍋は、陶製やガラス製のものを使用しましょう。梅は有機酸が多いため、金属製だと腐食してしまいます。

【梅肉エキスの作り方】

1. 青梅を洗い、水気をさっとふきとります。

2. 竹串などでヘタをとった青梅を、おろし器ですりおろします。

3. すりおろした青梅の汁をしぼります。繊維が汁に混ざらないよう、2~3枚重ねたもめん袋(または、新しい布巾)に青梅を入れてしぼります。

4. しっかりとしぼった梅果汁をゆきひら鍋に入れます。中火にかけ、一度煮立ったところで弱火に。かき混ぜながら煮詰めます。

5. アクが鍋の内側につきだしたら、ぬれたしゃもじで丁寧にすくいとります。苦味や渋味が出ないように、しっかりとアクを取り除いてください。

6. さらにかき混ぜながら煮詰めます。

7. 泡だらけになったところで火を止めます。少し柔らかすぎると感じるくらいでOK。冷めるとちょうどよいかたさになります。

8. 粗熱がとれ、糸を引く程度のかたさになったら、温かいうちに容器(煮沸した瓶など)に移し、自然に冷めるのを待ちます。

梅干しは「焼き梅干し」に

梅肉エキスを買う金銭的余裕も、ぐつぐつ家で作る時間的余裕もない!というあなた。食べなれた梅干しがいいというあなた。

もちろん、梅干しにも色々な健康効果があり、そのまま食べてもよいのですが、梅干しにはないムメフラールの効果を少しでも得たいなら、いつもの梅干しをちょっと焼いてみてください。

焼き梅干し

梅干しは焼くと、味がまろやかになり食べやすくなります。また、加熱することで、梅肉エキスに比べると少量ではありますが、ムメフラールができます。

焼き梅干しの作り方

梅干しは10個程度用意します。

【焼き梅干しの作り方】

1. アルミホイルを2 枚、一度丸めてクシャクシャにしたものを広げて重ねます。

2. アルミホイルで梅干しを包み、口をしっかりとじます。

3. オーブントースターで10~20分焼きます。

4. 梅干しが中までホカホカになったら出来上がり
(黒こげにしないように気をつけて!)

※ フライパンで転がしながら焼いてもOK。油はひかずに素焼きで。

梅干しの大きさ、水分量、トースターの火力によって、焼き加減に差が出ますので、アルミホイルの枚数や焼き時間を調整してください。

一度焼いたものは冷めても効果に変わりはないので、一度にたくさん作って保存しておくとよいでしょう。

そのまま食べてもよし、お茶に入れてもよし、料理に使うもよし。美容・健康のために食べるのなら、毎日かかさず、1~2個食べるようにしたいですね。

梅干しは酸っぱいものを

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最近スーパーなどでよく見かける梅干しは、ハチミツや甘味料などで味付けされた調味梅干しと言われるものがほとんど。昔ながらの酸っぱい梅干しを見つける方が困難なほどです。

酸っぱさの元はクエン酸をはじめとする有機酸。調味梅干しは調味液につける前に梅干しを水に浸けて減塩しますが、この時に大切な有機酸まで損なわれてしまいます。

調味梅干しの中には、そのマイナスを人工的に酸や添加物を加えることで補おうとするものもあるようですが、せっかく自然からの恵みとして体によい成分があるのですから、それをそのまま頂きたいものです。

酸っぱさが苦手な人も、ハチミツに浸した梅干しをお湯で割って梅ハチミツドリンクにして飲んだり、少量で効果がある梅肉エキスをペロッと一口だけ頑張って舐める!など、梅本来の酸っぱさに挑戦してみてはいかがでしょうか。

酸っぱいからこその梅の効果で、身も心もキュッと引き締め、健康美人を目指してみてください!

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