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女子力低下はうつのサイン?女性ならではのうつの症状とは

Date:2015.08.28

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「うつ病」というと中年の男性がかかるものと考える方が多いですが、生涯有病率(人生の中で1度でもうつ病にかかること)では男性と比べて女性の方が2倍も多いことがわかっています。

うつ病は気分の落ち込みや不眠ばかりがクローズアップされがちですが、それだけではなく様々な症状があります。いち早くうつのサインに気付いて適切な治療や対処法を取るのが大切です。

今回は女性特有のうつのサインをご紹介します。以前と比べて以下のような変化があればうつ病になりかけているかもしれません。思い当たることがないかチェックしてみてくださいね。

女性特有のうつのサインは「女子力の低下」!?

女性特有のうつのサインとして、大きなものが「女子力の低下」です。

元からあまり女子力に敏感でないなら問題はないのですが、今までは楽しく取り組めていた、またはがんばれた以下のような行動が難しくなったらうつのサインの可能性があります。

メイクや髪型に興味がなくなる

女性にとってメイクやヘアスタイルは楽しみの一つです。自分に似合うメイクを研究したり、新しいコスメを使ったり、髪色や髪型を使うと気分が良くなりますよね。

しかし、うつになると普段は楽しめていたことが楽しくなくなってしまいます。いつもはきちんとメイクをしていたのに「すっぴんにぼさぼさの髪だけどどうでもいいや…」と思い始めたら要注意です。

服のコーディネートができない

女性の服は季節ごとに流行が変わる上に、カラーやデザインも豊富です。いつもは何気なくしていることですが、服のコーディネートは意外と頭を使う行為です。流行に敏感で、常に最先端のオシャレを楽しんでいる女性ならなおさらです。

うつになるとメイクや髪型に興味がなくなるのと同じように、服の流行やコーディネートはもちろん服の手入れにも無頓着になります。

さらに、うつがひどくなってくると思考力が落ちてコーディネートを考えることができなくなります。

スキンケア、お風呂、歯磨きが嫌になる

うつ病の特徴には「とにかく何をするのもおっくう」というものがあります。例えるなら、熱を出して動くのがしんどい、二日酔いで起き上がるのが辛い…そんな状態が続くのです。

うつ病は感情面の症状がよく知られていますが、身体面でも低血圧や微熱が続くことが多く、気の持ちようだけでは動くことができないのです。

その結果、

  • スキンケア
  • お風呂
  • 歯磨き

などの最低限の身だしなみも難しくなります。

また、どうにか身だしなみを整えても、終わった途端にどっと疲れが出てなかなか次の行動ができないということもあります。

料理を作るのが面倒、献立を考えられない

一人暮らしの女性や主婦の方にとって、料理をするのは日課ですよね。うつになると物事の手順を考えたり実際に動くことがすごく苦手になります。

料理は献立を決め、それに必要な食材や調理器具を用意し、そして煮たり焼いたりと色々な行動の組み合わせです。さらに、働く女性にとっては食事の準備はスピード勝負。うつで思考力が低下し、動きが鈍くなっている状態では料理を作ることも難しいのです。

一人暮らしの場合、料理を作るおっくうさから食事をとらなくなったり、主婦の場合は食事を準備できないことで家族に罪悪感を持ったり家族から責められることもあり、うつを悪化させることにもつながります。

恋愛に興味がなくなる、または恋人や夫に依存する

女性のうつは人間関係への不安や恐怖心が強いと言われてます。恋愛によって新たな人間関係を築くことや、誰かを好きになって振られることを極端に怖がるのです。

逆に、恋人や夫がいる場合は周囲への強い不安や恐怖から逃れるように依存したり、見捨てられるのが怖くて束縛を激しくしてしまうこともあります。

ダイエットができない

うつ病は食欲がなくなる、痩せると言われていますが、それと同じくらい過食に走る人も多いです。特に女性に多いのが「甘いものをやめられない」という症状です。

甘いものを食べると幸せホルモン・セロトニンの分泌が盛んになるため、疲れた時に甘いものを食べると癒された感じがします。女性は元々甘いものが好きな方が多いこともあり、うつ症状が出ると甘いものばかり食べたがる女性も珍しくありません。

動くのはおっくうだけど甘いものはたくさん食べる…そんな生活をしていたら太るのは当たり前ですよね。こういったケースもあるため、太っているからうつじゃないと安易に判断するのは危険です。

ドカ食いや過食も危険信号です。満腹中枢が刺激されると幸福感を感じるのですが、この幸福感は長続きしないのが特徴です。幸福感を持続するために空腹でもないのに食べ続ける状態に陥ってしまう女性も珍しくありません。

また、女性はスタイルを気にされる方が多く、過食に強い罪悪感を感じて食べた後に吐いてしまう過食嘔吐や、太っている自分を受け入れられず引きこもりになるというケースもあります。

やせ細る拒食症の方が症状が深刻と考えられがちですが、食べてしまった罪悪感から自殺まで考えることがある過食症も危険な症状です。「食べているから、太っているから大丈夫」という考え方はやめましょう。

感情がコントロールできない

女性がよく泣いたり怒ったり、時にはヒステリーを起こすのは男性と比べて感情を表に出すことでストレスを発散するからです。

こうした性質から女性はストレスと上手く付き合えると言われていますが、話す相手がいなかったり一人で抱え込む性格だとストレスに耐えきれなくなり、やがて感情がコントロールできなくなります。

落ち込んだり怒ったり、まるでジェットコースターのように感情が揺れ動くため、うつではなく単なるヒステリーだと思われてしまいがちですが実はうつだった…というケースは珍しくありません。

自分の感情がコントロールできず疲れると感じるなら、うつの可能性があります。

うつの症状は人それぞれ 危険な自己判断はやめて!

女性が美容やファッションに興味がなくなれば「オバサンになって女を捨てた、落ち着いた」、感情の起伏が激しくなれば「女性特有のヒステリー」ということにされてしまいがちです。

また、自分自身でもこういった症状がうつによるものと思いつかず、どうにもできないまま過ごして悪化させてしまうことも多いです。

今まではきちんとできていたことがどうしても面倒でやる気が起きない…

そんな状態が2週間以上続いた時はゆっくり休む時間を取ってみて、それでも改善しないなら心療内科や精神科を受診して適切な治療を受けましょう。

うつ発症率は男性の約2倍…女性がうつ病になりやすい理由とは?

最初にも書きましたが、女性のうつの発症率は男性の約2倍です。これは日本国内での数字ですが、世界的に見ても女性の方がうつ病の発症率は高い傾向があります。

私はうつ病は中年男性がなるものというイメージがあり、うつ病は女性とはあまり関係のない病気だと思っていました。そんな時、女性の方がうつ病の発症率が高いことを知って驚きました。

特に、最近は20代・30代の女性にうつ病を発症する方が増えています。その理由には以下のようなものがあります。

男性と女性の脳の違い

男性と比べて女性の脳は

  • 感情や感覚を司る右脳
  • 言葉を司る左脳

の情報伝達が盛んということがわかっており、基本的には感情表現が上手くストレスがたまりにくいと言われています。

しかし、感情を押し殺す状態が続いたり、話す場がなくなると途端にストレスがたまっていきます。自分の中で処理できるストレスの量を超えると爆発してヒステリーを起こしたり、うつ病やパニック障害などを起こしてしまうのです。

また、女性は感覚に優れているので人の心に敏感で、人間関係のトラブルから大きなストレスを受けます。ちょっとした一言やすれ違いがうつに発展するのは決して珍しくありません。

ホルモンバランスの変化

女性ホルモンは20代後半から徐々に安定し始め、30歳前後にピークを迎え、35歳から徐々に減少していきます。さらに、女性はこの時期に

  • 結婚
  • 妊娠
  • 出産

と大きなライフイベントを迎えます。

ホルモンバランスが大きく変化する時期にライフイベントも重なるため、20代・30代女性のうつはホルモンバランスとも大きく関係していると考えられてます。

月経前後に不快な症状を引き起こすPMS(月経前症候群)でもうつ病ではなのですがうつの症状が出ます。PMSによって一時的に感情が不安定になる場合も、婦人科や心療内科などで抗不安薬を処方してもらえます。

女性の生活環境の変化

女性の社会進出が進んだのは平成に入ってからのこと。それからずっと女性の生活環境は変化し続けています。家事、育児だけでなく、共働きで家計を支える、家族や両親の介護…ほんの20年程度の間に女性がやるべきとされることは増える一方です。

さらに、下記のように女性がストレスにさらされることがどんどん増えています。

  • 結婚や出産への焦り
  • 職場でのセクハラやモラハラ
  • ママ友とのトラブル

こういった急激な女性の生活環境の変化が20代・30代の若い女性のうつが増えている原因と考えられています。

疲れた心のケアはなるべく早めに!

悩みや不安を打ち明けると「そんなの誰だって同じだよ」「みんな大変だけどがんばってる」と言われたことはありませんか?

確かに誰だって辛いことはあるし、大変だけどがんばっています。でも、疲れてがんばれなくなったら無理しないで一休みしましょう。

心身の不調や行動・感情の変化は「もうこれ以上がんばれないよ」という身体からのサインです。うつ病は早めに対処すればその分治りも早い病気です。

サインを見逃さず、早め早めのケアをしていきましょう。

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