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感動、癒しが欲しい人に…大人が読みたくなる話題の絵本5選

Date:2014.03.06

小さな子どもの頃、両親から絵本を買い与えてもらったり、寝る前に読んでもらったり、そんな記憶がある人は多いと思います。では、大人になった今ではいかがでしょうか? 最近、絵本を開いたことはありますか?

近年、書店の絵本コーナーの様子が変わってきました。まるで学術書のような分厚い絵本や、アートの域に達した飛び出す絵本、小さな子どもにはちょっと刺激が強いのでは…と思う内容のもの。大人が読んで楽しめる絵本が、今書店を賑わせています。

今回は“大人向け”をテーマに、絵本を5冊紹介します。

『アンジュール ある犬の物語』 ガブリエル・バンサン

車から放り捨てられた犬が、それでも飼い主を追って道路を、街を走り続ける、文字のない絵本です。

いきなりぽーいと車から捨てられる犬、わけもわからず車を追い続ける姿は、鉛筆書きのささっとしたタッチの中でもとても躍動的で、鉛筆なのに実写を見ているような気持ちにさせられます

文字がないのでストーリーは心の中で補いつつ読むのですが、それでまったく構わないと言う気にさせられます。夜寝る前に、お酒を飲みながらでも、ずっと眺めていたくなるような一冊です。

『不思議の国のアリス』 ロバート・サブダ

仕掛け絵本が注目されるきっかけを作った一冊、と言っても過言ではありません。ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」はご存知の通り、とても幻想的な物語です。

深い穴にアリスが落ちていくシーンや、お菓子を食べてアリスが大きくなったり小さくなったりするなど、想像をするのも楽しいけれど、実際に目で見ることができたらワクワクするようなシーンが満載です。

それを、絵本の形で実現させたのがこの絵本です。ページをめくるたびに、他の絵本とは一線を画すような立体的でダイナミックな仕掛けが飛び出します。ページをめくったままインテリアにするのもおすすめです。

『怪談えほん いるの いないの』京極夏彦/町田尚子

妖怪や怪談をモチーフにしたミステリー小説でお馴染みの京極夏彦が手掛けた、初の絵本。しかし、そこはやはり京極夏彦作というだけあって、とにかく「こわい」です。

ストーリーは、田舎のおばあちゃんのうちでしばらく暮らすことになった少年の視点で進みます。おばあちゃんの家はとても古く、ところどころ薄暗く、天井にわたる梁の向こうは真っ暗で、何かいるような気がしてならない…。

緻密に書き込まれた絵からは、古い家独特の薄暗さがよく伝わり、自分の子供の頃に行った祖父の家の記憶を引き出されます。

見ごたえのある美しい絵ですが、人物の表情ややたらとたくさん飼っているらしい猫の姿など、どこか不気味で怖さを増幅させます。最後のページは正直、子どもの頃に見ていたら間違いなくトラウマになっていたはず。

『ぼく おかあさんのこと…』 酒井駒子

小さなうさぎの男の子がお母さんに思うことを書いた一冊です。まず、表紙にもあるうさぎの男の子がとってもかわいい。おかあさんのこと嫌い!と言ってしまううさぎの男の子の、すねたような顔がとても愛しく感じられます。

女の子よりもちょっと甘えん坊でお母さんのことが大好きでたまらない、男の子とはこんなに可愛いものなのか、と未婚女性も男の子が欲しくなること間違いなしです。

また、男の子を持つお母さんも子育てに疲れた時におすすめです。暴れん坊で聞かん坊の男の子に手を焼いて、ああ疲れたな…そんな時に読むと、今すぐにでも子どもを抱きしめたくなるような気持ちになれるはず。

『もじゃもじゃペーター』 ハインリッヒ・ホフマン

ドイツの医師、ハインリッヒ・ホフマンが、自分の子供の教育のために書いた絵本です。1884年に生まれた絵本ですが、今でも世界中で読まれています。

内容は、さすが“意外とダークなグリム童話”の国生まれ…という感じで、子供への教訓は十分ですが、日本人の感覚からするとシュールでダークです。

好き嫌いをしてスープを飲まない子どもは、どんどん痩せ衰えて、それでもスープを飲もうとはせず、結局死んでしまう…そんな、大人もええっ!?とびっくりする展開の、まるで詩のような短編が詰まった一冊です。

一遍一遍がとにかく短いので、子供と一緒に読んでも楽しめますが、まずは大人の視点で「まさかの展開」を楽しんでみては

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