文句ばかり言う人がいて困る!文句の多い人に振り回されない方法

残念な女性 2023.03.31

あなたの職場に、口を開けば文句や悪口ばかりを言う人はいませんか。職場でなくても、友達や知り合いがそうだと、一緒にいてうんざりしますよね。

もしあなたが優しいのなら、最初はとりあえず、話を合わせていたのではないでしょうか。

言いたくもないのに一緒に悪口を言ったり、文句を言ったりしていたかもしれませんね。

もし、あなたも文句を言う人と同じように、なにかに対して不満をもっているのなら、一緒に文句を言うことでストレスが発散されますから、特に問題はないでしょう。

しかし、そうでなかった場合、逆にあなたにストレスが溜まります。この記事を見つけたあなたは、きっと近くに文句ばかり言う人がいて辟易して、ここへたどり着いたのではないでしょうか。

でも大丈夫です。ここでは、そんなあなたのお困りごとを解決していきます。最後まで読んだら、さっそく今日から試してみてくださいね。

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文句ばかり言う人の心はどうなっているのか?不安と不満で一杯になっている

世の中には二種類の人間がいます。「あまり文句を言わない人」と「文句ばかりの人」です。

「あまり文句を言わない人」は、「実は心の中で思っているけど人前で言わない」というパターンと、「文句自体がない」というパターンがあります。

例えば「あまり文句を言わない人」でなおかつ「人前で言わないパターン」であれば、周囲に迷惑をまき散らすことはありません。

その人はきっととても大人で、自分の中でその文句を処理する方法を知っているのです。

「あまり文句を言わない人」でなおかつ「文句自体がない」人は性格のいいひとです。意地悪な考えや意地悪な見方をしない人。

世の中がこういう人ばかりなら平和です。しかし、現実はそうもいきません。一番問題なのが「文句ばかりの人」でなおかつ「それを口に出してまき散らす人」です。

ではなぜそのような心境になるのでしょうか?それは、もともと持って生まれた性格の場合もあります。

あるいは、今まで生きてきた中での考え方がそうさせたり、今現在の状況が良くなくて、つい文句という形で吐き出しているということもあります。

具体的にどういうことなのか、次にご紹介していきます。

ストレスがたまりすぎているから文句を言いたくなる

最近、嫌なことがあった。人生が停滞している。思うようにことが運ばない・・・。嫌なことや、トラブルってなざか続けて起こることがありますよね。

普段は穏やかな人が突然文句ばかり言い出した場合は、もしかして、嫌なことが立て続けに起きていて、ストレスがたまっているのかもしれません。

または、残業が続いて身体が悲鳴をあげている。通勤に時間がかかりすぎて疲れ切っている。

など、身体が不調になっていても、ストレスがたまり、文句を言うという形で表面化することがあります。

以前は文句ばかりじゃなかったのに、最近急に悪口や文句が増えた場合はおそらくこのパターンでしょう。

また、前から文句ばかり言う人だったとしても、人に言えないストレスを抱えているのかもしれません。

自分の人生が、自分の思うように進んでいる時、人の心は自然に寛容になり、小さなことで文句は言いません。

文句ばかり言う人は、人生が思うようにいってないんだなとみることができます。

劣等感を抱えていることを隠したくて文句を言う

劣等感とは、他の人と自分を比べたときに、「できない」「持っていない」「劣る」などと感じる気持ちです。

大抵は、比べたときにだけでてくるものです。自分一人だけだったら比べるものがありませんから劣等感など持つ必要はありませんよね。

具体的に言えば、例えば、友達はいつもすごくモテる。それに比べて自分は全くモテない。と比べたとき。

彼女は営業を上手にできる。それに比べて自分は営業が苦手で全くできない。あの人は高級なマンションに住んでいるけど、自分は安いアパートに住んでいる。

こうして誰か特定の人と自分を比べたときに「負けた」と思うことを、劣等感といいます。

年がら年中文句を言っている人は、色々なことに対してこの劣等感が強い可能性があります。

「できない」「持っていない」「劣る」自分。それを素直に認めてしまうのが怖いので、自分より優位に立つ人や状況に対して文句を言って発散します。

本当はもっとできるようになりたい!と思っていることすら、本人も気がついてないかもしれません。

こういった劣等感はただ抱えているだけでは不満がでてきます。自分ばかりが損をしているような気もちになるのです。

できる人に対して、最初は「いいなあの人」とうらやましいと感じる心が、だんだん劣等感に変わり、それを発散するために文句を言いたくなるのです。

自分を信じていないから文句を言う

先にご紹介した「劣等感」を持っている人は、おそらくこれにも当てはまります。どうせ自分はできないし。という卑屈な気持ちを抱えています。

卑屈な気持ちのままでいるとモヤモヤしてきますので、それを口に出して言うことで解消しようとします。それが「文句を言う」という形となってでてきます。

しかし、こういったタイプの人の場合、大して努力もせずに文句を言っていることが往々にしてあります。

自分はできない。と思うのは「だって試してみたけどできないもん」という経験からそう思い込んでいるのでしょう。

しかし、ちょっと試してみただけだった。というパターンが多いのです。ものすごく努力をして、絶対やりとげる!と決心して頑張った人が、結果できなかったのであれば、潔くあきらめることもできます。

そこまで努力もせず、やってみたけどできなかった。という中途半端な経験があると、自分を信じきれません。

あるいは、中には全くチャレンジもせず「どうせできない」と思いこんでいる人もいるでしょう。

自分を信じてない状況というのは、色々なところで弊害がでます。文句ばかり言うということもその一つです。

あなたは大丈夫ですか?

相手が悪いと思っているから文句を言う

思い込みの激しい人や、わがままな人、すべてを自分の思い通りにしないと気がすまない人、自分が一番正しいと思っている人。

こういう人たちは、間違っているのは相手で、自分ではないと本気で思っていますから、文句を言います。

もしかして、相手が正しいのかもしれないとはこれっぽっちも思わないのです。思い込みが激しいのですね。

極論を言えば、大抵の状況はどちらから見るかによって、何が正しいのかが変わります。例えば、AさんがBさんに意地悪をしている。

傍から見たら、意地悪をするAさんは大人気なく見えます。しかし、Aさんの言い分を聞いてみると、それじゃあ意地悪したくなるかもね。という理由があるのかもしれません。

一方Bさんから見たときに、Bさんは全く悪気がなくしたことでAさんが勘違いをして意地悪をしている、と思っているかもしれません。

Bさんから見れば、Aさんは真相を確かめようともせずひどい人だとなります。どちらから見ると相手が間違っているのかは、見る方向によってかなり変わります。

このように、頭の固い人や思い込みが激しい人、自分だけが正しいのだと信じすぎている人は、状況をきちんと判断することなく文句ばかり言いがちです。

頭はできるだけ柔らかくしておかないと、いつの間にか自分がこういうことをしている可能性もありますので、気をつけたいものです。

自分は変わらずに周りが変わればいいと思っているから文句を言う

これは気づかずに色んな人がやっていることです。多分、私たちも。誰もが自分が「常識」だと思っています。

もちろん、自分が自分の味方にならなければ、精神が壊れてしまいます。いつでも自分が間違っているのではないかとビクビクして生きていけません。

そのため、自分が正しい。という考えは持っていて当然です。しかし、絶対に自分が正しいと頑なに思っていると、改めるべきは「お前だ」となり、文句を言い出します。

例えば、彼氏と彼女がケンカをしている。彼女は「彼が連絡をくれない」と言う。彼は「彼女が毎日ラインをしろと言って困る」と言う。

彼女は毎日ラインをくれることが愛の証だと思っていたら、そうしない彼の態度を変えて、毎日ラインをしろと文句を言うでしょう。

しかし彼は、毎日連絡をしなくても好きだし、会えば大事にしているのだから、毎日連絡はしない、お前が我慢しろと言うでしょう。

お互いに自分の考え方が「常識だ」と思っているため、文句を言いあいます。これはカップルだけでなく、仕事の場合も同じです。

上司や部下、同僚の態度を改めさせようとする考えは、自分の考えこそ常識だと信じて疑わないために、それに従わない人に対して文句を言いたくなるのです。

自分が変わるのは、自分が間違っていると認めるような気がしてできないのです。もしかして、自分のほうが間違っているのかも。と思える素直さは大事ですね。

自分の思い通りにならないとイライラするから文句を言う

自分の頭の中でいろいろなことに対してストーリーを組み立てて、その通りにならないと、頭にきて文句を言う人がいます。

予定外のことが起きてしまうと軽くパニックになってしまうのです。イライラして、予定外になった原因に対して怒ります。

しかし、考えてみれば人生は予定外の出来事であふれています。キャパが狭い人ほど、予定外の出来事に慌てて怒り、激しく文句を言います。

キャパが狭いとは「人生経験が少ない」か、いわゆる「肝っ玉が小さい」のです。心の広い人は小さな予定変更にも臨機応変に対応できますので、文句も言いません。

このタイプの人は、トラブルの対処などが上手にできません。たくさんのトラブルに巻き込まれたほうが、経験が増えて、本人のためになるのではないでしょうか。

思い通りにならないと文句ばかり言う人は、心が狭いのかもしれません。

完璧主義だからちゃんとしないと文句を言う

すべてきちんとできていないとダメ!これはこうあるべき!完璧にやり遂げる!責任感が強すぎるとこうなります。

ものごとは80%くらいできていれば、大抵の場合は問題ありません。(仕事となるとまた話は別ですが・・・)

重箱の隅をつつくような細かい、完璧主義の性格の人は、小さなことが気になって仕方がありません。

そのため、ここできてない!これもっとこうできるでしょ!なんでここできないの!?文句は果てしなく続きます。

しかし、100%完璧にできる人はそうそういません。そもそも、完璧にというのはどこからどこまでなのでしょうか?

それはいわゆる「完璧主義」の人の頭の中で思っている、完璧の範囲です。他の人はそんなこと知りません。

他人に対して、自分と同じように完璧にやれと文句を言っても、おそらく誰もそうしないのではないでしょうか。

誰も自分の言うことをきかないと、またイライラして文句を言う。という悪循環に陥ります。

仕事がおそろしくできる人はこのパターンに陥りやすいでしょう。

親に厳しく育てられ、それが当たり前だと思って文句を言う

一般的には、長女や長男、または非常に厳しい親に育てられた場合、往々にして、きちんとしているのが当たり前。という考え方を持って育ちます。

細かいことを言えば、箸の持ち方はこれが正し形。仕事のやりとりでの返事は2時間以内に送る。などです。

人によってこだわりは違うでしょうが、聞いてみると、おそらくどれもが「まぁ、確かにそうだな」と思えるような正しいことです。

本人はそのことを生真面目に守って生きているので、他人にもそれを強要してしまいます。

それを知らなかったり、知っているのにやらない人を見ると、ついつい「こうするのが礼儀でしょ。常識はずれでしょ!」と文句が出てしまいます。

これは、先にあげた「完璧主義」の人とも重なる部分でもあります。子供のころから親に厳しく言い聞かされて、従順にそれを守って生きてきた生真面目さが、文句を言わせてしまうのです。

視野が狭すぎて、相手を「人間」だと思っていないから文句を言う

相手を人間だと思ってない?そんな馬鹿な話がある?じゃあ犬だと思って接しているのか。

そういうことではなく、自分が気に入らない相手にも「心」がある、ということを全く認識していないために文句を言います。

嫌いな人や、仕事できちんとやらない人に対して、イライラします。イライラすると、相手にも自分と同じように「生活」や「家族」がある。という当たり前のことを見逃してしまいます。

すると、相手をただの人間の形をした生き物だとしか認識しなくなり、些細なことで文句を言い出します。

こればかりは、文句を言う本人に気が付いてもらうしかありません。文句を言われているのが自分だったとして、「私もあなたと同じ人間です」と訴えたところで、意味がわからないと無視されるだけでしょう。

しかし、こういうタイプの人の周りからはどんどん人が離れていきます。いずれ一人ぼっちになってしまいます。

誰かに大事にされることの喜び、あるいは誰かを大事に思う気持ちが圧倒的に欠けています。

少し想像力を働かせればわかるはずなのです。文句を言う相手も、自分と同じ「心」を持った人間だと。

このタイプの人は結構たくさんいます。文句を言ってばかりの上司。お客さんの悪口ばかり言う同僚。友達の足を引っ張ろうとする人。

本人は無意識でしていることもありますが、せめてあなたはそうならないように気を付けてくださいね。

文句のオンパレードの人をどうする?対処方法は、当たらず触らずが一番!

ここまで、文句を言う人のタイプをいくつかご紹介してきました。では、そういった人たちがそばにいるとして、あなたはどう対処すべきなのでしょうか。

文句ばかり言う人は往々にして、頭が固く、視野が狭いのです。心が広くて想像力が豊かな人は、激しく文句を言ったりはしません。

文句ばかり言う人への対処方法として4つ、ご紹介していきます。

対処1・相手を説得しようとしないこと

頭が固くて自分だけが正しいと信じている。そういうタイプの人に「それは違います」と反論しようものなら大変なことになります。

関係は悪化して、最悪の場合、いじめのようなことが始まるかもしれません。そこまでして相手の考えを変える必要、ありませんよね。

相手が文句を言ってきたら「あ、そうですか。わかりました」と反論せずに受け流すのが一番無難な方法です。

相手を説得するのなら、仲良くなってからにしましょう。

対処2・文句を言い出したらその場から離れる

またあの人が文句を言い出した・・・このまま一緒にいたら、自分も一緒に文句を言わされる。

そう思うのなら、すぐにその場から立ち去りましょう。同じ場所にい続けるとあなたが苦しいだけです。

その場から立ち去れないのであれば、文句には一切反応しないようにします。つまらなそうな顔をして、気のないふりをしてください。

文句には一切反応せず、他の話題になったら、楽しそうに反応するのです。それを繰り返していると、あなたの前では文句を言っても反応がないからつまらない。と思われ、他の人の前で文句を言うようになるでしょう。

対処3・とりあえず同情しておく

文句を聞いてもらいたいタイプの人は、「一緒に文句を言ってほしい」と思っています。

あるいは「それは大変だったね。それは頭にくるね」と共感してほしいのです。大抵はそのどちらかです。

あなたが一緒に文句を言いたくないのであれば「それは災難だったね」と同情するにとどめておきましょう。

そして、話が長引かないうちにその場から立ち去ってください。

対処4・他の話題に変える

一緒にいて文句が始まったら、全く関係のない話にもっていってください。昨日のテレビでこんなのやってたんだけど、観た?

うちのペットがこないだこんなことして面白かった。こんなの買ったんだけど、どう思う?など、文句の言いようがない話題にすり替えてください。

ただし、他の話に変えたのにまたそこから文句になるようなら、もう相手にせずに黙りましょう。自分は文句を聞きたくないタイプの人間です。という態度を貫いてください。

対処5・相手をいいひと扱いする

最終手段です。人は、自分を「いい人だと思っている」人の前で悪い人にはなかなかなれません。

考えてみてください。あなたを「いつも優しくて人の悪口を言わなくて、憧れているんです」という後輩がいるとします。

そんな後輩の前で、あなたは人の文句を聞かせようと思いますか?おそらく無意識に、あの子の前ではいい人のままでいたい。と思うはずです。

これは結構、効果があります。やってみてください。文句ばかり言う人に対して「いい人だよね」と勝手にレッテルを貼ってしまうのです。すると、相手は貼られたレッテル通りに動き出します。少なくともあなたの前では。

具体的には、例えば、文句ばかり言うあの人が、ちょっとでもいい人を発揮したら「すごいいいひと」とほめてください。

どんな風にいい人なのか、こんないい人あまりいない。など持ち上げます。そして、その日から「あなたはいいひとだから」という態度でその人に接してください。

「もう、優しいんだから」とか「え、そうなんですか?そんな風に思うなんていい人ですよね」といった具合にです。

それを繰り返しているうちに、その人は「あなたの前では文句や悪口は言えないな
」と勝手に思い始めます。

だって、いい人と思われているのですから、それをわざわざぶち壊したくないのです。

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いつも振り回されてしまう人は勇気を出して言ってみるのもいい

その人との関係やお互いの立場にもよりますが、文句を言う人に振り回されがちな人は、思い切って相手に言ってみるのも一つの手です。

「そんなに文句ばかり言うなら仕事やめれば」という言い方では非常に角が立ちますのでそれはやめてください。

言うなら「私は別に気にならないな」「友達が転職して生き生きと仕事してるよ。転職もありじゃない」と言った具合に言ってください。

文句を言うたびに、あなたからやんわりとそう言われるようになると、その人はあなたを前にして文句を言わなくなるかもしれません。

くれぐれも「逆切れ」しないように、やんわりと大人の態度でさらっと言うようにしてくださいね。

関係がこじれると後々、面倒なことに巻き込まれるかもしれませんから。

文句を言う人は満たされていないかわいそうな人。遠くから見守るのが無難

文句ばかり言う人は、心が満たされていないかわいそうな人です。それはあなたの責任ではなく、その人本人の責任です。

人生をどう満たすかは、みんな、自分で考えるしかないのです。誰かに満たしてもらおうと思っていたり、誰かのせいで満たされないと思っていたりしては、幸せにはなれません。

そういう人は、遠くから見守るのが無難です。深くかかわらず、聞き流して相手にしないようにしましょう。

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