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男性より女性の方が悪いニュースにストレスを感じやすい?その理由は

Date:2012.12.25

私たちの日常は、テレビ以外でもTwitterやFacebookで連日のようにニュースに触れる機会で溢れています。

モントリオール大学で行われた研究で、「悪いニュースが人間のストレスレベルに影響を与える」ということが分かりました。さらに、60人の男女を対象に行われた研究で、「悪いニュースに対して、男性より女性の方がストレスを感じやすい」という結果が出ました。

同じニュースを聞いているのに女性の方がストレスを感じやすいなんて…。それには理由がありました。

ストレスホルモンレベルの比較実験

大学では18~35歳の被験者60人を、読んでもらうニュースによって4つのグループに分けました。

まず、普通のニュース(新しいテーマパークがオープンしたとか、公開された映画の記事など)を読む男性のグループと女性のグループ。そしてもう一つは悪いニュース(殺人事件や事故の記事など)を読む男性のグループと女性のグループ。

記事を読んだ後の被験者のストレスレベルを測定するために、研究チームはそれぞれの実験段階で被験者の唾液を採取して、その中に含まれている「コルチゾール」というストレスホルモンの濃度の変化を分析しました。値が高ければ高いほど、強くストレスを感じているということになります。

実験の翌日、被験者には前日読んだニュースについて覚えていることや感じていることを研究者と電話で話してもらいました。

結果は…

悪いニュースを読んだ直後、女性たちのストレスホルモンレベルはさほど上がらなかったのですが、読んだニュースの内容について話をした時点でのストレスホルモンレベルが、普通のニュースを読んだ女性よりも高いという結果が出たのです。

被験者の男性グループではこのようなストレスホルモンレベルの変化は見られなかったと言います。

さらに、殺人事件や事故のニュースを読んだ女性たちは、普通のニュースを読んだ女性たちよりも、その内容を詳細に記憶していたという結果が出たのです。

悪いニュースとストレスの関係

人間のストレスを研究しているSonia Lupienさんによると、「私たち人間は脳で恐ろしい状況を知覚すると、体がストレスホルモンを生成します。そしてそれが悪いニュースに対する記憶を調節する可能性があります」とのこと。

悪いニュースを見たり聞いたりすることが人間のストレスレベルに少なからず影響を与えるであろうことは分かりました。では男女で異なる結果がでたのはなぜでしょう?

女性の「子どもを守る」という役割が影響している

現代のように医学が発達していなかった昔は、子どもが病気になったり怪我をしたりすれば「死」に直結してしまうようなことも珍しくはなかったため、子どもを育てる役割のある女性は男性よりも、恐ろしい出来事に敏感だったのではないかと研究者は推察しています。

ストレスを感じているときはメディアから離れてみる

今回の実験で、悪いニュースが女性のストレスレベルを上げる可能性があることが分かりました。仕事などでストレスを感じているときにこうした悪いニュースを見聞きすると、余計にストレスレベルが高くなるだけです。

特にストレスが強く疲れているときなどはメディアから離れて悪いニュースに触れないよう心がけましょう。

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