• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

アメリカの公立小学校でヨガクラスが始まったら母親の反応が意外だった件

Date:2013.07.11

アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスとサンディエゴの間の海沿いにエンシニータス(Encinitas)という小さな町があります。このエリアの公立小学校で子供たちを対象にヨガクラスが始まりました。現在、ヨガクラスを開催している小学校は全部で9校です。

子供たちの人気も上々です。子供たちにヨガを教えるなんて、面白い試みだなあと思っていたところ「学校でヨガとはなにごとか!」と心身ともに健康になるはずのヨガに対して一部の親たちが大反発!

学区の教育庁にただちにやめるように書簡を送りつける騒動が勃発!この一連の大騒動の原因は一体何だったのでしょうか?

ヨガクラスを始めた小学校のある町

日本では若い女性を中心にヨガブームが巻き起こったのも昨日のことのように感ぜられます。アメリカでも日本同様、今もヨガは人気がありNPRの2012年2月のレポートによると、約20万人の人たちが、ヨガを練習しているとか…。

ヨガはいつごろからアメリカに伝わったのか調べてみると、時代をさかのぼること1920年、パラマハンサ・ヨガナンダというヨギ(ヨガの指導者)がインドより渡米し、ヨガの精神を伝えていったということがわかりました。

アメリカの公立小学校でヨガクラスを始めた場所がそのヨガナンダが滞在し愛した町、エンシニータスだったといことは偶然ではないような気がします。そう、この町はアメリカのヨガのメッカとしても有名な町だったということをちょっと知っておいてください。

小学校でヨガクラスが始まりました!子供たちはどうだったでしょう?

ヨガナンダが渡米し、アメリカ各地で講演活動を続けたものの1937年よりエンシニータスに住居し、お寺などを建立したことでこの地はヨガのメッカとして有名になりました。

さて、75年の歳月が流れ、2012年にこのエンシニータスの小学校では体育の授業にアシュタンガヨガのプログラムを導入しました。小学校で教えるヨガの先生はもちろん、資格、経験、実績のあるエキスパートが来て教えてくれます。

最初、このプログラムが始まる前に、学校より親に対して、このような通達がありました。「子供たちの健康は心の健康にも通じているという観点から大学のヘルス研究をもとに体育の授業にヨガを取り入れることになりました。」と。

それに同意のサインを求められたと、学区内の小学生の親である私の友人は教えてくれました。

ヨガクラスを反対する親の意見

このヨガクラスで子供たちが、心身共に健康になり、良い効果が期待される半面、一部の親がヨガクラスをやめさせるようにと書簡を教育庁へ送りつけてきました。

どうもその理由はジョイス財団(アシュタンガヨガの促進する非営利団体)より学区教育庁へ533,000ドル(約4,264万円)の寄付があり、そのお金を使ってヨガのプログラムが開始されたことにあるようです。

このジョイス財団は宗教色のある団体とうつったらしく、ヨガ=宗教(ヒンドゥ―教)と捉えている親が心配して、「学校に宗教を持ち込むとはなにごとか!」「納税者のお金を使って信仰と宗教に付随する行動を推進するのは懸念する行為。」などの意見があがりました。

そして反対派の親たちはクラスを続行する学校に抗議するために弁護士を雇ったそうです。新聞の記事ネタにされたこの騒動、賛成派の親たちやヨガに好印象をもっている住民たちは、今後、反対派の親たちが学校側とどのような交渉をしていくのか見守るしかありません。

反対する親の通り、ヨガクラスは懸念すべき行為?

そんな大人たちを尻目に、子供たちはヨガクラスを喜んで受け入れたらしく、授業を楽しんでいるとのこと。エンシニータス区の小学校に通っている4年生の男の子に、ヨガクラスはどうなのか?と聞いてみました。

N君の学校では各学年とも週に2回の体育の授業があり、その時間帯はすべてヨガクラスに充てているそうです。(2012年の6月までは全部ヨガクラスだったとのこと。)

その授業の中味をちょっとご紹介すると、最初の20分ぐらいは、ヨガのポーズをさせてエクササイズをするとのこと。最後の5分間は瞑想の時間です。瞑想は英語でMeditation(メディテーション)というのですが、子供たちはこの単語をしっかり覚え、学校の中でこの言葉を使用しているようです。

この瞑想は本格的で、先生が鐘の音をゴーンと鳴らすと始まり、薄暗くした教室の中は一気に静寂の場になるらしいのです。瞑想のやり方はヨガスタジオでよくやるのと同じ、仰向けに寝て目を閉じて手を上に向けてリラックスするというものです。

エクササイズの途中でも足を組み座ってロータスポーズ(lotus pose)をして目をつむります。その時、手を膝の上で上向きにして、呼吸をゆっくりとさせるそうです。

N君は「先生が教えてくれるヨガのポーズは身体にすごくいいよ!体のゆがみをアジャストするためにやっているんだ!」と母親に話しているそうです。

実際には、このポーズは体のどこにいいのか?またヨガをすることで、どんな良い影響が出るのか?という詳しいことは教えていないらしい、ただ疲れが取れるよ!という簡単な説明だけらしいです。

なので、このヨガクラスで宗教的な教えをしていることは、絶対にあり得ないとのこと。彼のお母さんも、ヨガクラスの賛成派で他のスポーツをするとき、怪我をする確率が減った、特に精神面も瞑想をすることで落ち着きが出てきたと喜んでいました。

このようなポジティブな効果が出てきているので学校側も続けていきたいと思っていた矢先に、ある一部の親が学校に対して「このクラスをただちにやめてください!」とクレームを出したことに、ただただ驚いていました。

あなたのお子さんの学校で、もしヨガクラスが始まったらあなたは賛成派になりますか?それとも反対派ですか?

この記事をシェアする

関連記事