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子ども心もある魅力的な大人がたくさん!大人気『よつばと!』とは?

Date:2013.09.22

「夏休みがずっと続けばいいのに!」……そう願ったことのある大人の女性であれば、きっと誰もがハマってしまうだろうと思われる大人気マンガ『よつばと!』を、みなさまはご存知でしょうか。

『よつばと!』では、普段であれば見過ごしてしまいそうな小さな日常の欠片たちばかりが描かれています。特筆するようなこともなく、日々の日記からでさえもれてしまいそうな出来事ばかりですが、この作品のそんな部分に魅力を感じている人の数は、年々増えて行っているようです。

今回は、そんな『よつばと!』の魅力を紹介してみたいと思います。

『よつばと!』って、どんな話なの?

『よつばと!』は、『あずまんが大王』で有名になった、あずまきよひこによるマンガ作品です。物語は、夏休みを目前に控えたある日、紫陽花市という市に5歳の少女「よつば」と、その「とーちゃん」が引っ越してくる話から始まります。

よつばは、「いかにも5歳の子どもらしい」とイメージされるような自由な活発さと、おおよそ通常の5歳児にはありえないだろうと思われる不思議な程の元気さを持ち合わせた少女です。

話す言葉は日本語ですが、髪色も日本人のものとはかけはなれていて、出身地も不明、どうやら「とーちゃん」との血のつながりもありません。しかし、そんな「不思議な境遇」を思わせておきつつも、送っている日常は平和そのものです。

物語ではよつばと、とーちゃん、とーちゃんの友人や後輩たち、お隣さん、お隣の子どもの友人たち、近所の人たちといった人物とのやり取りが丁寧に描かれています。

なお、各話のタイトルは「よつばと●●!」となっていて、『よつばと!』は英語で『YOTSUBA&!』とされているそうです。

私たちが当たり前のように感じている様々なものを、5歳の少女・よつばが日々「!」といった様子で発見していく様が描かれているのですね。よつばが何かを発見してくれることで、読んでいる私たちもまた、それらの小さな魅力を再発見できるのです。

『よつばと!』の魅力・1;よつばが可愛い☆

『よつばと!』の大きな魅力のひとつに、「よつばが可愛い!」というものがあります。

自分の子どもであれ、親戚や友人の子どもであれ、近所の子どもであれ、「何をしているんだろう?」と見守りたくなったり、「こんなことして楽しんでいるんだ!」と驚いたりして、キュンとするような心地になったことはありませんか?

読者である私たちがよつばを見て抱く感想は、これにとても似たものがあります。表情や言葉、仕草、無言の中で描かれた後ろ姿や、小さく散らされたコマに風景として描かれる「何かがなされた形跡」にさえ、それらの感情を抱くことができるのです。

『よつばと!』の主人公・よつばに関しては、私たち読者は感情移入をするのではなく、単純に、そして純粋に「眺める」立場にいます。そうした立場から見るよつばは、おもしろく、また興味深く、愛おしい存在です。

『よつばと!』の魅力・2;とーちゃんがイケメン☆

よつばの保護者である「とーちゃん」は、作中では中肉中背の、よくわからない経歴を持つ、おそらくはよくわからない言語に関する翻訳家の仕事をする青年です。

爽やかで人好きのする風貌をしていますが、作中ではその顔や容姿については「イケメンである」というような表記はとりたててなされてはいません。しかし、このとーちゃんが、限りなくイケメンなのです。より正確に言うならば「イケメンなイクメン」です。

よつばととーちゃんとは2人暮らしで、要は「かーちゃん」のいない父子家庭です。そのため必然的に、育児を男手一つで行っているのが「とーちゃん」であり、イクメンであることはむしろ当然であると言えるのですが、このとーちゃんの教育がまた、素晴しいのです。

関わりすぎることなく、離れすぎることもなく、「とーちゃん」であることの立場もハッキリとさせつつ、よつばと常に同じ視点でいること。それらがとても自然に描かれているのですが、その様子は「すごい」「ステキ」としか言い様のないものです。

ふとした瞬間に出てくる言葉、叱り方、遊び方、「失敗」した時に彼女にかける言葉や見せる姿勢などは、「ただのフィクションだ」とわかっている私たちにも、どこか「参考にしたい」と思わせてくれるようなものになっています。

「しっかりと眺めていたい」と思わせてくれるキャラクターは、子どもであるよつばだけでなく、この「とーちゃん」も同様なのですね。

『よつばと!』の魅力・3;理想を描いた「ただのファンタジー」

3つ目のポイントは、『よつばと!』が「ただのファンタジーである」ということです。『よつばと!』で描かれている世界は、誰にでも訪れてくれそうな、どこにでもあるような「日常」です。断片であればむしろ、きっとどこにでもあるのです。

けれど読者である私たちは、読んでいるうちに自然と理解させられてしまうのです。「こんな理想だらけの生活は現実世界にはない」ということを。それは諦めや希望のなさ、といったものでは全くなく、むしろとても心地よい感覚です。

作品で描かれているような、ほとんど完璧な理想の世界は、現実にはありません。けれどそれがわかるからこそ、そして「断片はきっと近くにある」ということも同時に伝えてくれるからこそ、私たちは安心して、この理想のファンタジー世界を楽しむことができるのです。

「こんな理想だらけの生活は現実世界にはない」からこそ、『よつばと!』を読んだあとは、ホームセンターに行きたくなったり、ホットケーキを焼いて食べたくなったり、ピザを注文したくなったりするのでしょう。

いかがでしたでしょうか。「夏休み」の直前からスタートしたよつばたちのストーリーは、夏休みのようなワクワク感を備えたまま、現在は秋の「より日常」のものへと進化していっています。

きっと『よつばと!』を通して私たちも、夏休みを、そしてその後の日常を、いつもよりも少しだけ、たくさん楽しむことができるようになることでしょう。

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