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電気をつけたまま寝ると危険な理由。心や健康、そして美容への悪影響

Date:2016.06.15

shutterstock_319418540夜遅く帰ってきて、ソファに転がって録画していたテレビ番組を見ながらついついうつらうつらしてしまった。そんな経験誰にでもありますよね。

不思議なことに、テレビの音がしててもいつの間にか眠ってしまうのに、ハッと起きるのはテレビの音がしなくなった瞬間だったり。これって、あるあるじゃないですか?

うつらうつらして、はっとして、またビデオを戻して見ながらうとうと。繰り返しても繰り返してもやっぱりちゃんと見れない。

なのに、何度もハッとして、熟睡できないままうっすら明け始めた空。

だれも注意されることのない一人ぐらしの贅沢だなんて、笑っていたらだめですよ。体が証明しているとおり、それではちゃんと休めていません!

休めていない体が肥満やガン、うつ病を引き起こすと言ったらどうですか?知らないでその生活を続けていると、取り返しのつかないことになりますよ!

電気がついていると体は起きていると錯覚を起こす

電照菊という菊の栽培法をご存知でしょうか。

日照時間が短くなることで菊の花が花芽をつけるという性質を利用して、人工的に照明を当てて日光だと菊に思わせることで、開花の時期を調整するという方法です。

小さい頃家の近くにあった菊のビニルハウスが、夜なのに眩しい光で夜の中に浮かびあがった光景は今でもハッキリと覚えています。

母親に、ああやって菊の花に昼間だと思わせるんだよ。と教えられたこと。
子供心に「夜なのにだまされて眠らせてもらえない!」と自分に置き換えてなんともいえない恐怖感を味わったことを、いまだ忘れられずにいます。

電気をつけて眠ってしまうということは、まさにこのことと同じなのです。

自分は眠っているつもりでも、光は閉じた目を通して感知され、脳や体は夜だと認識することができません。

そして、夜間に行われるべき体内の活動がスムーズに行われなくなるのです。

ストレス解消やホルモン分泌に必要なのは良質な睡眠!

眠っている間も、体は様々な働きをしているのはおそらく誰もがご存知かと思いますが、ここで改めて睡眠を取る意味についておさらいを。

ストレスを減らす役割

毎日が楽しいことばかりの日々を送ることはなかなか簡単なことではありません。

仕事や友人関係、家族でさえも時にはトラブルや悩みの原因となり落ち込むこともありますよね。そんな、知らず知らずのうちに緊張した心体を睡眠がリセットしてくれるのです。

あんなに悩んでいたけど、朝起きたら「なんてことないや」とケロッとしていた経験ないですか?

まさに、それが睡眠のもたらすリラックスの効果です。

  • 体の緊張がほぐれること
  • 眠っている間に脳が記憶や情報を整理整頓すること

で、悩んでいた嫌な出来事を冷静になってとらえることが出来るようになります。

要らない記憶を消去したり、必要な記憶をしっかり定着させるのです。

受験を控えていたり覚える必要のあるルールや手順などを早く自分の物にしたければ、思い切ってぐっすり寝るのも方法の一つですね。

注意したいのは、寝る直前に怖い映画を見たり忘れたいことが起こった場合、ぐっすり眠ってしまうと思い出したときの恐怖感が寝ていない人と比べて強くなるという実験結果があるそうです。

怖いのにぐっすり眠って記憶が定着・増幅される。それこそ恐怖ですね。

気になることがあると眠れないというのは、一種の防御本能だということがわかります。眠れない原因を探る際のヒントにもなりそうですね。

脳と体を休ませるという役割

脳の記憶を定着させる、リラックス効果をもたらす働きをしている場合睡眠中でも脳はしっかり働いています。

夢を見ている状態が脳が記憶の整理・定着を行っているレム睡眠、脳の休息であるもう一つの睡眠状態ノンレム睡眠では夢を見ず深い眠りに落ちます。

もちろん、どちらの場合も体は休息をとっている状態ですが、ノンレム睡眠の時にはレム睡眠よりもさらに

  • 心拍数が減る
  • 基礎代謝と体温が下がる

ことが分かっています。

眠らずに動かし続ける脳はオーバーヒートしてしまい、かつての動物による睡眠実験では、まったく眠らせなかった犬が体には問題ないのに脳に大きなダメージを受けて死んでしまったということもあったそうです。

脳が休まっていない状態というのは、それだけで命をも危険にする状況と言えるのでしょう。

体を再生・構築させるホルモン分泌タイムという役割

寝る子はよく育つ。

昔の人は実験のデータや数値などなくてもちゃんと知っていたということに驚かされます。

寝ている間に分泌される成長ホルモンは子供の成長に関わるのはもちろんですが、

  • 代謝の促進
  • 疲労回復

に大変重要な効果をもたらしています。

よく言われるのが、夜の10時から2時に最も成長ホルモンが分泌される。という話ですが最近ではどうやら寝入って3時間後が最もピークだという説が有力なようです。

夜何度も起きている人は十分に分泌されていないかも?

その他にも寝ている間に

  • メラトニン
  • レプチン
  • コルチゾール

など様々なホルモンが分泌され体の免疫力や老化防止などにも働きかけているのです。

どうやら、睡眠不足がもたらすデメリットの正体が少しずつ姿をあらわしはじめたような気がしますね。

電光をあびて睡眠の質が落ちると体にとって危険なことばかり

さて、先にお話したように、電気をつけたまま寝てしまっても体は電気の光よって眠りを妨げられてしまいます。

また、テレビをみながら無理な格好や居心地の良くない状態で眠ることにより、さらに睡眠の質は下がります。

では実際、このような状態で眠った果てに出てくる体の不調にどのようなものがあるのでしょうか。

心も体も不健康にする睡眠障害

夜眠っている部屋に誰かが入ってきて電気をつけると眩しくて目が覚めた。なんてこと一度はありますよね。

眠っていても目は光を感知しているということが分かると思います。
いくら疲れて眠っていても、まぶたを閉じていても、体は光を感じているのです。

別名睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」は、夜が来ると分泌されて眠りを促すのですが、光を感知することによって分泌が減ってしまいます。

電気をつけて寝ている人はこのメラトニンが、暗い部屋で寝る人の1/5まで減少してしまうそうです。

これによって、睡眠のバランスが崩れ、脳や体が休まることなく深い睡眠につけなくなります。

深い睡眠、ノンレム睡眠がとりにくくなるということは脳が休むことなく興奮状態にあるという結果をまねき

  • すぐに目が覚める
  • 熟睡できない
  • いつでも眠い

など、深刻な睡眠障害へ発展する危険があります。

いわゆる体内時計がくるってしまった状態です。

睡眠障害と切っても切れない腐れ縁、うつ病

電気の光の中、明るい中でで眠ることが、体内時計をくるわせることをお話ししました。

くるった体内時計は睡眠障害から、やがて鬱病や気分障害などを引き起こす恐ろしい事態へと発展します。

睡眠が脳の休息のためにあるということはすでに説明しましたが、その休息である深い睡眠が取れなくなると、脳が働きっぱなしの状態となりオーバーヒートしてしまいます。

うつ病、またはそれに近い状態になった時に治療として始められるのは生活サイクルの見直しです。規則正しい生活のために朝起きて夜眠ること。

にわとりとタマゴどちらが先かと悩むことと同じように、うつが先か睡眠障害が先か。両者は非常に近い所にいます。

うつから睡眠障害、睡眠障害からうつを悪化という負のスパイラルに陥るのは決して珍しいことではないのです。

そして、そこから抜け出すのは決して容易ではありません。うつ病になると当然のことながら、おしゃれにも趣味にも関心が無くなってしまいます。

身なりなんてどうでもよくなる。恋なんて自分には関係ない!

気がついたら色んなことが手遅れになって、人生を無駄にしてしまったなんてこと絶対にいやですよね。

毎日をポジティブにいきいきと過ごしたいなら、まずはちゃんと布団に入ってぐっすり眠りましょう!

ダイエットが成功しないのはもしかしてこれが原因?

食欲を適正量に抑える働きのある「レプチン」というホルモンがあります。

このホルモンが分泌されると体が満腹を感じて食欲が減るので「満腹ホルモン」と呼ばれる、ダイエットの強い味方ともなります。

なんたって、レプチンの語源はギリシャ語の「痩せる」から来ているというのだから、間違いはなさそうです。

睡眠ホルモン「メラトニン」は、レプチン分泌を促し、反対に食欲を増進させる「グレリン」というホルモンを抑制させます。

ところが先にもご紹介した通り、光を感知した体はメラトニンの分泌を減らしてしまうためにレプチンを抑え、代わりにグレリンが促進されてしまいます。

そうすると必然的に食欲が湧いてきて、食べてしまう!しかも、それが夜間となると…想像したくないですね。

電気をつけて寝ると、そうそうでない人に比べて約2倍も肥満のリスクが上がり、更には「脂質異常症」という中性脂肪が高くなる病気まで引き起こしかねないのです。

この理由だけでも「生活を改善なきゃ!」と決心するには十分じゃないですか?

乳がんとメラトニン分泌の関係

恐ろしい女性のがん、「乳がん」も電気をつけたままで寝るとリスクが上がることをご存知でしょうか。

まず、以下の項目に当てはまる人は、一般的に乳がんリスクが高いと言われています。

  • 初潮が早く来た人(11歳以下)
  • 閉経が遅い人(55歳以上)
  • 出産・授乳経験がない
  • 初産が遅い(30歳以上)
  • 家族が乳がんになった人
  • 閉経してから太った人

この中の大体の項目に共通することがあるのです。それは、「エストロゲン」というホルモンです。

簡単にいうと、エストロゲンは女性ホルモンの一つで女性を女性らしくし、妊娠しやすい体内環境を作る働きがあります。

このエストロゲンに長期間さらされることが乳がんのリスクが上げているというのです。

妊娠中・授乳中は生理が止まりエストロゲンが減少します。 さらに妊娠と授乳によって乳腺の細胞が分化することもリスクを下げると言われています。

ですので、早く初潮を迎えたり、妊娠経験のない女性や初産が遅かった女性の方が長期間エストロゲンにさらされることとなり、リスクが上がってくるというわけなのです。

さて、エストロゲンに長期間さらされることが乳がんのリスクを上げることにつながると説明したところで、電気の光、明かりと乳がんの関係に戻りたいと思います。

明るいとメラトニンが減少するということは再三述べてきましたが、メラトニンはエストロゲンの分泌量を調節する働きを持つのです。

ですから、明るい部屋で分泌が減ったメラトニンはエストロゲンを制御できずに、過剰に分泌されるなどして乳がんのリスクが上がってしまうのです。

不規則で夜間勤務や体内時計をコントロールできないような職業の女性が、規則正しい生活をしている女性に比べて乳がんの発生率が2倍以上もあるという研究結果は、やはり心に留めておかなければならない事実といえるでしょう。

規則正しい生活ができるのに、電気を消さないだけでこのリスク。
あなたは受入れられますか?

まさか不妊までもが

妊娠は、まずは女性自身が健康でなければなかなか叶わないものです。

妊娠したければまず

  • 規則正しい生活
  • 規則正しい健康な食事

などを皮切りに妊活を始める人も多いと思います。

そしてここで出てくるのが、もはやすでに万能ホルモンと呼んでも差し支えない「メラトニン」。

メラトニンはなんと、卵子を守るという役割まで持っているというから本当に頭の下がる働きっぷりです。

メラトニンのもつ抗酸化作用で卵子を保護することや、卵子の質を改善し受精率・妊娠率を向上させるというのです。

生殖医療で今、メラトニンが大きな注目を集めています。不妊治療においてメラトニンを摂取して体外受精して妊娠率が上がったという実際の結果も出ているようです。

ということは、メラトニンが少ない状況ではなかなかコウノトリが来てくれないのもうなづける…

いつかくるその日のためにも、今からちゃんと知っておいて準備しておきたいですよね。

免疫力も上がる!抗酸化作用で老化も防ぐ健康な体

ここまでくれば、メラトニンがどれほどの力をもったすごいホルモンか十分お分かりかと思いますが。まだまだいきたいと思います。

活性酸素といえば美容と健康に興味のあるみなさんならもう説明は要らないですよね。

強力な抗酸化作用を持つメラトニンは寝ている間に活性酸素を除去して、代謝を上げて体を再生させてくれるのです。アンチエイジングのホルモンということですね。

「メラトニンは明るい部屋が原因で分泌が抑えられる」、イコール、「体の修復ができず老化を促進させてしまう」ということなのです。

さらに、メラトニンは免疫細胞を活性化してくれるので、それががん細胞までもを除去してくれます。

さらにさらに、メラトニンはがん細胞の増殖そのものを抑える働きもあります!

メラトニンによって活性化された免疫細胞はウイルスを撃退したり、がん細胞を攻撃したり抗体を作り出してくれるのです。

不思議と徹夜明けに風邪を引きやすいのは、偶然ではなかったんです。メラトニン、これは分泌しないと損ってやつですよね。

電気を消してもスマホやPCを直前まで触っていたら意味がない

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現代人にとっては、なくてはならないスマホやパソコン。

眠いのに、布団に入りながら触っていたら不思議と目が冴えて夜更かししてしまったこと、ありますよね?

スマホやパソコンなどに多く使用されているブルーライトは人間の網膜に強い刺激を与えます。

長時間の使用で目の疲れや痛みなどを訴える人も少なくありません。最近ではブルーライトカットのめがねなども売り出されています。

そんなブルーライトが網膜を刺激することで、朝が来た!と脳が錯覚してしまい、本来休むべき時に活性化して目が冴えてしまうのです。

そうなると、せっかく布団で眠ったとしても残念ながらメラトニンの分泌は減少。体内時計か狂ってしまい様々な悪影響を体におよぼしてしまいます。

夜寝る前にはできるだけパソコンや携帯は触らない方がいいのですが、それが出来れば苦労しない…

そんな人は、

  • ブルーライトをカットするメガネ
  • ブルーライトをカットする液晶フィルム
  • ブルーライト対策アプリ

など、たくさんのブルーライトの対策グッズが出ているようなので、積極的に方法を考えてみてください。

寝落ちしないで寝室のベッドで眠れたのに、ブルーライトが原因で結局いい眠りにならなければ大損です!

どうせなら、朝起きて携帯の光で目をシャキッと覚ますという使い方をするほうがブルーライトを味方にした活用方法かもしれませんね。

よく眠れるのは真っ暗な部屋と小さな明かりのある部屋どっち?

電気をつけたまま寝てしまうことは百害あって一利なし!ということを説明してきましたが、現代社会ではなかなか純粋な暗闇を見つけることは難しいのも事実です。

そのせいか、暗い中ではどうしても眠れないという人もかなりの割合でいるとか。

私は、田舎育ちなので街灯の明かりがカーテンを照らすだけでも眠れないタイプなのですが。

気になるのは、メラトニンは目に入る光でその分泌量を調整しているので、豆電球の光でも影響があるという実験結果がでていることです。

その一方で、人間は本来火を焚いたり、月明かりや星明かりの下で眠っていた習性があり暗闇で眠ることは身の危険につながるので熟睡できないと言われています。

ひとそれぞれ個人差はあるようですが、一般的には暗闇の中よりもほんのりした明かりがある方がよく眠れるということです。

だいたい30ルクス、ロウソクの明かりくらいであれば一般的には深い眠りにつけるようなので、間接照明などほのかな明かりなどを利用して、直接目に入らないフットライトなどを使ってみるのも一つの手かもしれません。

できるだけ目に光が入らないように工夫してみてください。できるなら、すこしずつ照明を暗くして慣らしてみてはどうでしょうか。

余談ですが、2歳以下の明るい部屋で寝かされた子供は将来的に近視になって眼球が飛び出るという実験報告があるようです。小さなお子さんがいるときは特に注意してあげてくださいね。

良質な睡眠を取るためにやっておきたい“たった一つ”のこと

さてここまで明るい部屋で眠るリスクをお伝えしてきましたが、暗い部屋で寝ていても一度狂った体内時計はそう簡単には治りません。

また、戻しても人間の体は元々が25時間のサイクルで出来ているためにどうしても夜更かしをしてしまいがちになるのです。

いい環境を整えて、良質の睡眠を得ることこそが最大限に睡眠の恩恵を受ける結果につながります。

いい睡眠を取る工夫は調べれば本当にたくさん出てきます。入浴方法や、睡眠環境、寝る前のストレッチなどなど。

けれど、私が一番重要だとお伝えしたいのはただ一つです。

それは朝起きて太陽の光を浴びること

よく眠るための方法が朝起きた時の行動なんてどういうこと?という感じですが。
よく眠るためには、日中の活動こそが肝心なのです。

これさえできれば、後はなんとかなる(断言)。

太陽の光は、体内時計をリセットしてくれます。

太陽の光を浴びることで、メラトニンと対局をなすセロトニンという物質が分泌されるのです。

セロトニンは脳を覚醒させる働きがあり、これが日中の活動をサポートします。

さらに付け加えれば、セロトニンが出てメラトニンの分泌が止まると、14時間〜16時間後にメラトニンが再び分泌されるように出来ているのです。

だから日中ちゃんと動いて夜は自然に眠くなるというサイクルが出来上がるというわけです。

朝と夜のメリハリをつけることでメラトニンとセロトニンのバランスが保たれ、心と体は想像以上に健康になります。

元気があれば(本当に)何でも出来る!体内時計の調整を意識して心も身体も健康に!

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体内時計がくるうと、体だけでなく心までもが疲れてしまうものです。
心の元気がなくなってしまうことは、人生の彩りが奪われることだと思います。

おおげさかもしれませんが、たかが電気をつけたままの寝落ち。と思わずにいてほしいです。

眠りたいのに眠れない。寝ているはずなのに眠い。疲れがとれない。そんな人は今のうちに体内時計をリセット、調整してくださいね。

心の風邪は一度ひいてしまうと簡単にはなおらない厄介な物です。元気でいるからこそ、いろんなことに興味がわくのです。

一人暮らしの贅沢を楽しんだら、一人暮らしのたしなみとして生活にメリハリをつけることに挑戦してみてください。

結果は裏切りません。毎日が朝からわくわくして活力湧いてくるはずです。

美人は寝て待つ!
若さは暗闇で作られる!

美しさは内面からあふれる生気そのものです。

夜の電気を消して、明日からはあなたが輝いてください。

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