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友達からの悩み相談、アドバイスする時に気をつけることは?

Date:2019.02.06

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友達からの悩み相談、アドバイスする時に気をつけることは?|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/adobaisu77886/

私たちは、様々な悩み事を抱えています。恋愛・友達・職場・家庭・お金…、大きな問題や悩み事が発生すると、誰かに「話を、聞いてもらいたい!」と、思うでしょう。

友達から悩み事の相談をもちかけられた時、あなたは親身に話を聞いて、友達の心に寄り添ったアドバイスができていますか?

聞き上手な人に悩み事を打ち明けると、スッキリとして「この人に話して良かった!」と、心から感謝します。人に相談をして救われた経験があると、自分も同じように「悩んでいる友達を、笑顔にしたい!」と思います。

誠実に話を聞いて、適切なアドバイスをするために、気をつける事があります。悩み事を【聞く姿勢】の整え方を知って、聞き上手!アドバイス上手!になリましょう。


友達の悩み事を聞く前に、注意しなけらばいけないこと

悩み事を話す友達に、ついつい強い口調で意見をしてしまい、励ますつもりが余計に落ち込ませてしまう…。口論になり、お互いギクシャクしたまま帰る…。
何も考えずに相談にのって、大失敗!関係のないあなたまで、モヤモヤするハメになります。

人の相談にのる時には、あなたの【聞く姿勢】も整えないといけません。

最初に注意すること

  • 上から目線で話を聞かない
  • 友達に対しての嫉妬心を捨てる(特に、恋愛問題、スキルアップ系の相談には要注意!)
  • 自分の経験談や知識を自慢気に話さない
  • 自分に置き換えた話ばかりしない(話し上手の聞き下手は、NG!)
  • アドバイスや意見を押し付けない
  • 軽すぎる相槌を多用しない
  • 周囲へ言いふらさない(SNSの投稿は非公開でも、NG!)

言葉や対応に迷った場合は、自分が相談する側になった時のことを想像して下さい。されると嫌な言動がわかるはずです。
逆に、こういう対応をしてもらえると嬉しいという、思いやりのある対応を心がけて下さい。

あなたの気持ちや姿勢は、目の前の友達へも伝わります。態度や言葉には、十分に気をつけて相談にのりましょう。

ライン、メール、SNSでの悩み相談には要注意!

ラインやメールで、悩み事の相談を受ける場合も多いでしょう。友達から届いたメッセージを読んで、「これは、大変!」だという場合には、電話をかけてみるか、会う時間をとって下さい。

友達がどれだけ悩んでいるか、弱っているかは、短い言葉のやりとりや、スタンプなどではわかりません。困っている友達の声や表情を直接確認することは、より深い人間関係を築いていく上でも大切です。

友達が、SNS上で悩みや愚痴を投稿している場合は、特に注意が必要です。コメント欄でのやりとりには、くれぐれも気をつけてください。詳しく聞いてあげたい時は、電話をするか、必ず個人的に連絡をとりましょう。

投稿が限定公開になっていても、誰かが関係者へ見せることも簡単にできます。あっと言う間もなく、あなた自身も巻き込まれてしまいます。

相談相手として、自分が選ばれた理由を考えてみよう!

あなたが相談相手として選ばれる理由には、どのようなものがあるでしょうか? 理由を具体的に推測してみると、アドバイスがしやすくなります。

  1. 登場人物のことを知っているから
  2. 直接、問題に関与できるから(解決してくれる可能性があると思われている)
  3. 問題(悩み事の内容)の経験者だから
  4. 友達だから(話しやすいから)

など、大きくこの4種類が考えられます。友達の悩みの内容を聞きながら、自分に相談して来てくれた理由を考えると、自信をもって冷静に聞くことができます。

【聞く姿勢】を整えるために、前もって、悩み事の内容を大まかに把握できているとベストですね。

「話を聞いて欲しいだけ?」or「具体的なアドバイスが欲しいの?」相手の気持ちを見極める!

相談を持ちかけてくる時の友達の望みは、大きく分けて2パターンあります。【話を聞いて欲しいだけの時】と【アドバイスが欲しい時】です。
【両方】という場合もありますが、まずは「とにかく、話を聞いてよ!」という場合が多いでしょう。

悩み事を話す友達の様子を注意深く見守りながら、「今、友達はどうして欲しいのか?」を考えます。そして、あなたに望んでいることを見極めましょう。

友達の望みの見極め方と、その対応方法をご紹介します。

1 話を聞いてもらいたいだけの時

  • 興奮気味に、一人で話し続けている(話が止まらない)
  • こちらの話は、聞く気がなさそう

あなたがアドバイスや意見を話し始めても、ただ聞き流すだけで、自分の話の勢いを止めない場合は、【話を聞いて欲しいだけ】だと判断ができます。

また、あなたの言葉に耳を傾けるものの、アドバイスを全て否定し、一人で話し続けている場合もあるでしょう。

それは、すでに友達が、悩みの答えを、自分の心の中に持っているということです。

答えもわかっていて、心も決まっているけれど、怒りや憤りがおさまらないので、「今は、とにかく共感してもらいたい!」「今は、自分の答え(考え)と同じアドバイス(意見)が欲しい!」だけ…、という状態です。

真剣にアドバイスをしているのに、聞き流されたり、否定され続けると、腹が立つこともあるかもしれません。そのような時も、友達の様子を見守って、判断ができれば「話を聞いて欲しいだけだな」「共感して欲しいんだな」と、心を大きく持って聞いてあげることができます。

但し、どうしても共感できない事や、注意をしてあげなといけない事は、共感したフリをしてスルーさせずに、言葉とタイミングを選んで教えてあげましょう

一呼吸おいて、帰宅後や翌日に「あれから考えてみたけど、私はこう思うよ…」と、メッセージで送ってあげても良いでしょう。

どんなに興奮している人でも、一通り話し終えると少しは落ち着くものです。その時が、あなたの出番になります。再び興奮させないように、落ち着いたトーンでアドバイスや、気がついたことなどを話し始めるようにして下さい。

2 具体的なアドバイスや、意見を聞きたい時

  • 「どうしたらいいと思う?」と、率直に聞いてくる
  • 「どうしたらいいのか…」「何が悪いのか…」「どうしてこうなったのか…」わからなくて、困惑している様子が見てとれる

アドバイスや意見を本当に聞きたい人は、【話を聞いて欲しいだけの人】とは違って、こちら側が話し始めると、意見やアドバイスを聞こうとします。あなたのアドバイスに不明な点があると、質問も返ってくるでしょう。

それは、友達の表情や姿勢からも、はっきりと判断することができます。アドバイスを聞きたい人は、自ら【聞く姿勢】をとることができます。

友達の心の状態を見て、臨機応変に対応してあげることで、友達は自分が望むように、話し、相談をすることができます。それだけで、とってもスッキリするものです。

「(あなたに)打ち明けて良かった!」と、心から感謝してくれるでしょう!

アドバイスと意見は、話をよく聞いてから…友達の性格を考えた言葉を選ぶ!

「話し上手は、聞き上手」ということわざがあります。本当に話が上手な人は、人の話をよく聞いてから、伝えたいことを説明します。アドバイスや意見は、悩んでいる友達に合わせた言葉(心配りのある言葉)を選びましょう。

考えすぎている友達へ「考えすぎない方がいいよ」と伝える場合

  1. 「他人のせいで、病むなんて馬鹿らしいよ。楽しいことも、楽しいと感じられなくなっちゃうよ…」
  2. 「そんなに考えても答えが出ないなら、今は現状維持ってこと。それも立派な答えだと思う」
  3. 「ほんと、考えるの好きだよね〜(笑う)」

友達の性格や日常生活をどこまで知っているか、仲の良さによって言える内容、使える言葉は異なります。親身になって、友達の心に寄り添った言葉を選んで下さい。

心配りのある、気の利いた言葉は、緊張しきっている友達の心を、一瞬で、ほっとさせてあげられるでしょう。それは、友達のことをよく知るあなたにしか、思いつかない言葉かもしれません。

良いアドバイスには、選択肢がある

  1. 私なら、こうする
  2. (友達の場合は)こうする方が良いかも?
  3. 人によっては、こうする人もいると思う

悩んでいる友達の視野は、極端に狭くなっています。自分の意見に加えて、別の視点からの見方や、考え方、解決方法を提示してあげられると、少し広い視野をもって、自分の置かれている現状を冷静に考えられるようになります。

最終的には、友達本人が決めることですが、選択肢を幾つかアドバイスできると、(万が一、あなたのアドバイスがうまくいかなかった場合)あなた自身の保険にもなるでしょう。

「自分と違う意見は、すすめたくない!」という人もいるはずです。あまりに強く思い過ぎていると、自分の意見を押し付けがちになってしまいます。

あなたにとっては最善の方法でも、性格の違う友達が、同じようにうまくいくとは限らないのです。

前置きとして「私は、こう思うけど…」と、自分の意見を、正確に伝えてから、異なる視点のアドバイスを提示してあげましょう。

友達の本音と、悩みの原因は、【言いにくいこと】と【聞きにくいこと】に隠されている!

何でも話せる気心の知れた親友同士でも、体裁を気にしたり、強がりを言うこともあります。友達の本心や本音に、悩みの根本的な原因が隠されている場合もよくあります。

悩み事や、辛く悲しい経験は、他人に話せるようになった時点で、半分ほどは消化できています。誰にも言えなかった時期を乗り越え、他人に話すと言う行為によって、一人で抱えていたものが軽くなるのです。

本心や本音を聞き出さないと、解決できない悩みも多くあります。話を聞いていて「?」と思ったことは、たとえ聞きにくい内容でも、逃げずに言葉を選んで聞き返してあげて下さい。但し、「言いたくなければ、言わなくてもいいよ」と、一言添えておきましょう。

【あなたが聞きにくいこと】、【友達が言いにくいこと】こそが、【友達の一番言いたいこと】だという場合もあることを、頭の隅に置いて下さい。

本心や本音を引き出すことは、大変難しいことですが、友達を楽にしてあげられる何よりの近道です。

「もう、笑うしかない!」魔法の言葉と、ハグで、友達を笑顔にして別れよう!

友達の抱える悩みや問題を、直接解決してあげられるという機会は少ないでしょう。聞くしかできない現状が、大半かもしれません。

根本的に問題を解決できなくても…、言葉でうまく伝えられなくても…、友達のことを心から想い、「寄り添いたい」と思っているあなたの気持ちと、存在が、友達を支えます。

友達の抱える大きな問題や深い傷を目にすると、かける言葉もない、どうにもできないという空気が漂います。それは、「もう、笑うしかないよ!」と言える状態です。

重苦しい空気の中で「これ、もう…笑うしかないね!」と、心を込めて、笑いかけてあげてください。あなたの魔法の言葉と、笑顔で、友達もつられて笑ってくれるはずです。
そして、【今となっては、笑えるエピソード】などを持ち出して、一緒に、大いに笑ってあげてください。

【時間が経てば、必ず笑える日がくる】ことを、一緒に思い出しながら、笑いながら、伝えてあげて下さい。

最後には「きっと、大丈夫!」の想いと、「がんばれ!」のエネルギーを込めた愛情いっぱいのハグをして、笑顔で別れて下さい。

笑顔で別れると、一人になった瞬間に再び襲ってくる不安も薄れるはずです。たとえ会えなかったとしても、一緒に笑い合えることで、言葉にできない励ましや想いが伝わると、筆者は信じています。

悩み事を誰にも話せず、ストレスを抱え、荒んでいる人も多くいる時代です。大変な事を話してくれた友達へ、「話を聞かせてくれて、ありがとう」と、こちらからの感謝も伝えたいですね。

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友達からの悩み相談、アドバイスする時に気をつけることは?|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/adobaisu77886/
ライター:まはる

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