アイシャドウの塗り方の基本。塗り方ひとつで目の印象が変わる!
Date:2018.08.03
アイシャドウは何色かセットになっているものを使い、付属のチップで塗っているから、あまり「正しい塗り方」なんて意識したことがないのではないでしょうか。
だからこそ、もう一度アイシャドウの基本の塗り方をおさらいしてみませんか。
もし今ひとつ理想のメイクが出来ないとお悩みなら、今の塗り方は自分の目には合っていないのかもしれません。
基本に立ち返り、アイシャドウの塗り方を学んでもっとあなたの目の魅力を引き出しましょう!
この記事の目次
塗る場所で使い分ける!アイシャドウを塗る時の道具
アイシャドウを塗る時、どんな道具を使っていますか?
付属のチップしか使っていない、という人は、是非ブラシなども揃えてみてください。きっと上手に塗れるようになります。
大小のブラシ
アイホール全体に塗るときは大きめのブラシ、二重の幅に塗る時は小さめのブラシと使い分けます。
自然なグラデーションを作るには、チップよりもブラシの方が肌に負担をかけずにぼかすことが出来ます。
小さなブラシは、先が丸いものと斜めにカットされたものがありますが、斜めにカットされたものは下まぶたや目尻などに入れる時に便利です。
目の際にはチップ
目の際に一番濃い色を乗せる時はチップの方が便利ですし、発色も良くなります。
付属のチップでもいいのですが、柄の長いものだとしっかり持てるので、使いやすいですよ。
指で塗るのもあり
ブラシがない時は、指の腹を使って塗るのもおすすめです。
また、広範囲に塗りやすかったり、ぼかしやすいというメリットもあります。
ただし、指でまぶたをこすりすぎないように注意が必要です。摩擦が多いとシワや色素沈着の原因になってしまうからです。
アイシャドウは2〜3色でグラデーションを作るのが基本
アイシャドウを塗るときは、単色ではなく2〜3色使ってグラデーションを作っていくのが基本です。
それぞれの色に役割があるので、基本の3色について説明します。
初めてのときやグラデーションを作るのが苦手な人は、3色のセットになったものを使うと便利ですよ。
ハイライトカラー(一番明るい色)
一番明るい色です。まぶた全体にブラシや指で入れます。
ミディアムカラー(中間色)
ハイライトカラーとメインカラーをつなぐ中間色。二重の幅くらいに入れてぼかします。
メインカラー(一番濃い色)
一番濃い色で、目の際に入れることで全体を引き締める色です。
- シェイドカラー
- ディープカラー
- ダークカラー
などと呼ばれることもあります。
基本的にはチップでアイラインのように入れていきます。
アイシャドウを塗る範囲
アイシャドウはどこまで塗ればいいのか、基本的にはアイホールまでです。
アイホールとは眼球の上の部分ですが、よく分からない人は眉毛の中央を指で上に上げてみてください。
狭すぎず、広すぎず、この範囲を意識してアイシャドウを塗るとキレイに仕上がります。
アイシャドウの塗り方の基本
ブラシを使って塗るときは、一度アイシャドウをブラシにとったら、手の甲やティッシュの上ではたいて、余分な粉を落とします。
そうすることで、べったりとついてしまうことを防ぎます。
下まぶたも忘れずに
アイシャドウを塗るときは上まぶただけではなく、下まぶたにも少し入れることをお忘れなく。
ハイライトカラーやパール系の白〜ベージュ系の色を涙袋に乗せます。
目の形に合わせたアイシャドウの塗り方のポイント
基本の塗り方は、3色でグラデーションを作っていくのですが、目の形によって若干塗り方が変わってきます。
二重の人の塗り方
二重の人は、基本の塗り方でOKです。
- アイホールにハイライトカラーを塗ります。
- メインカラーをまぶたの際に細く入れます。
- ミディアムカラーをブラシで入れて、上下の色をつないでグラデーションを作ります。
- 下まぶたに細くハイライトカラーを入れます。
ハイライト→ミディアム→メインの順で入れてもいいのですが、自然なグラデーションを作るなら、この順番でやるとキレイに仕上がりますよ。
一重まぶたの塗り方
一重まぶたの人は、まぶたが重く見えないようにアイホールの大きさを意識して塗っていきます。
アイホールを超えて広く塗りすぎると、まぶたが大きく見えてしまうからです。
- アイホールにハイライトカラーを塗ります。
- メインカラーを細めに入れます。
- ミディアムカラーを、目を開けた時に見える範囲くらいまで塗り、上下の色をつなぎます。
- 下まぶたの目頭側にはハイライトカラーを、目尻から1/3程度のところにはミディアムカラーを入れます。
均等な半円形ではなく、目尻に向かって幅が広くなっていくように塗ると、目が大きく見えます。
奥二重の塗り方
奥二重も、目を開けた時にミディアムカラーが見えるように意識して塗っていきます。
- アイホールにハイライトカラーを塗ります。
- 目の際にメインカラーを乗せます。
- ミディアムカラーを二重の幅よりもやや広め、目を開けた時に見える範囲まで塗ります。上下をつないでぼかします。
- 下まぶたにはハイライトカラーを入れて、目尻側1/3くらいのところにミディアムカラーを入れます。
メインカラーを入れる時に、目尻に向かってやや太くなるように入れるのがポイントです。
くすみが気になる時は最初にアイシャドウベースを使う
アイシャドウの色がキレイにでない、そんな時はくすみを取るためのアイシャドウベースを使ってみましょう。
アイシャドウの塗り方・プラスαのテクニック
基本の塗り方をマスターしたところで、もうワンランク上の塗り方もご紹介します。
単色で仕上げるコツ
数色でグラデーションを作るのが苦手という人は、単色でもグラデーションを作ることができますよ。
- アイホールに一度塗ります。
- もう一度二重の幅に色を重ねることでグラデーションを作ります。
2度目に塗るときはチップで濃いめに塗り、指で自然にぼかしてください。
シンプルですが美しいグラデーションを作れますし、そのアイシャドウが持っている色のキレイさをうまく出すことが出来る方法です。
大人っぽい縦グラデーションを作る
基本のグラデーションは、平行に色を重ねていく横のグラデーション。今度は縦のグラデーションで大人っぽい目元を作りましょう。
- アイホールにハイライトカラーを塗ります。
- メインカラーを目尻からまぶたの中央に向かって塗ります。
- ミディアムカラーを目頭からまぶたの中央に向かって塗ります。
- ブラシまたは指で左右の境目を自然にぼかします。
- メインカラーをまぶたの際に細く入れます。
目を縦に3分割するイメージですね。まぶたにより立体感が欲しい人におすすめの方法です。
目を大きく見せたいとき
目を大きくぱっちりと見せたいなら、メインカラーを入れる時に黒目の部分をやや太目にします。
あまり太くすると不自然ですから、目頭、目尻と比べてやや太いくらいでちょうどいいです。うまく強弱をつけるようにしてください。
可愛いたれ目を作りたい時
たれ目に見せたいときは、上まぶたの際に入れたメインカラーと下まぶたの目尻側に入れたメインカラーをつないで三角形に見えるようにするといいでしょう。
目尻にだけ赤を入れる
赤メイクを楽しみたい、だけどどうやっていれたらいいか分からないという人は、アクセントとして目尻だけに入れえてみてください。
ミディアムカラーを入れて、目尻だけにちょんと赤を入れます。うまくぼかせば出来上がり。
ラメやパールを使いたい時は
ラメやパールは目元が華やかに見える分、入れすぎると逆に野暮ったくなってしまいます。
ポイントはまぶたの中央、一番高くなっているところだけに乗せること。
全体に広げる必要はありません。
- ハイライトカラー
- メインカラー
- ミディアムカラー
と塗ってグラデーションを作ったら、指先にパール系の色を取り、まぶたの中央に乗せてうまくぼかしてください。
これでマスター!グラデーションでナチュラルな立体感
アイシャドウは色を塗るというよりも、グラデーションでまぶたの立体感を作るのがポイントです。
塗り方ひとつで目の印象は大きく変わります。
自分の目の形、大きさにあった塗り方をマスターして、印象的な目元を作ってくださいね!
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