甘酒ヨーグルトの効果。お腹をきれいにして美肌やダイエットに!
Date:2018.03.04
甘酒もヨーグルトも、どちらも美容や健康に良いということは、もう皆さんご存知だと思います。
その2つをあわせると、さらにパワーがアップ!相乗効果でダイエットにも美容にもさらに良くなるのだとか。
2つの食品が合わさることでどのように栄養価が高まるのか、食べ方などをご紹介します。美容の新定番、甘酒ヨーグルト。
簡単に作れるので、是非試してみてくださいね!
甘酒ヨーグルトの効果効能
甘酒の麹菌とヨーグルトの乳酸菌があわさると、どんな素晴らしい効果があるんでしょうか。ちょっと想像しただけでも楽しみですよね。
腸の善玉菌を増やす
ヨーグルト、甘酒はともに発酵食品です。たくさんの微生物が入っていて、これらが腸に入ることによって善玉菌の働きを活発にし、腸内環境を整えていきます。
甘酒には
- オリゴ糖
- 食物繊維
も含まれていますから、善玉菌の餌となって活発に働くように働きかけてくれます。
だから甘酒とヨーグルトを一緒に摂るというのはとても理にかなったことなんですね。
便秘を解消してダイエット
腸内環境が良くなれば、便秘の解消にも役立つでしょう。老廃物など不要なものがたくさんたまっていると悪玉菌がどんどん増殖し、さらに腸の働きが悪くなります。
甘酒ヨーグルトで腸の働きが良くなればお腹の中からスッキリ!
たまっていたものが排出されるだけでも体重が減ることもありますし、栄養の吸収が良くなって巡りの良い身体になるので、ダイエットにはとても役立ちます。
また、甘酒もヨーグルトも低カロリー食品ですから、食べても罪悪感がありません。
- 甘酒 81kcal
- ヨーグルト 100kcal
※100gあたり
朝食代わりに食べると低カロリーなのに栄養満点で、しかもお腹の中からキレイになる、素晴らしい組み合わせです。
免疫力アップに
お腹の中がキレイになると、免疫力もアップして風邪を引きにくくなるなどのメリットがあります。
というのも、腸には全身の免疫細胞の7割が集まっているといわれており、腸の状態と免疫力には深い関わりがあるからなんです。
2つの発酵食品の効果で腸内環境が良くなれば、免疫細胞の働きも活発化するでしょう。
アレルギー体質の改善にも
アレルギーと腸内環境の関係も指摘されていますね。
甘酒ヨーグルトは2つの食べ物の相乗効果でお腹の中をキレイにしてくれますから、時間はかかるかもしれませんが、徐々にアレルギー体質を改善してくことが出来るかもしれません。
鼻水、鼻づまりなどの辛い症状は薬で抑えつつも、体質改善のために甘酒ヨーグルトを取り入れて欲しいと思います。
胃腸を元気にする
ヨーグルトはタンパク質やカルシウムなども摂れるのに消化の良い食べ物なので、胃に負担をかけません。風邪気味で食欲のない時にも食べやすいですよね。
そして甘酒には100種類を超える酵素がたっぷり。その中にある、
- アミラーゼ
- プロテアーゼ
などの消化酵素が食べたものの消化を助けます。
だから甘酒ヨーグルトは、胃腸に負担をかけず、消化もサポートするので、胃腸を元気にしてくれるのです。
肌や髪をキレイにする
甘酒ヨーグルトに含まれるビタミンB群が、新陳代謝を促進して肌や髪をキレイにするのに役立ちます。
年齢とともに新陳代謝が低下してくると、肌がガサガサになったり、髪が抜けやすくなるなどのトラブルが増えますね。
それを防ぐには、新陳代謝を良くすること!そのためには、ビタミンB群をたっぷり摂るのが大事ですよ。
甘酒にもヨーグルトにも一番大事なビタミンB2が豊富に含まれていますから、美容の面からもこの2つの食材はとてもおすすめなのです。
シミを防ぐ美白効果
甘酒に含まれる麹菌はシミの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあります。
また、甘酒もヨーグルトもビタミンB群が豊富ですから、肌の代謝を促すことによってシミが出来にくくする働きも期待できるんです。
メラニン色素は出来たばかりではまだシミになりません。若いうちは新陳代謝が活発なので、メラニン色素が作られてもすぐに排出されるのでシミとして残らないのです。
しかし、年齢とともに肌のターンオーバーが乱れてくると、出来たメラニン色素が排出されずに残ってしまうため、シミになるんです。
疲労回復
甘酒は江戸時代、夏バテの特効薬として庶民に親しまれていました。吸収の良い糖分が疲労を回復するのに役立ったのでしょう。
今では冬のイメージがある甘酒も、その昔は夏の飲み物だったんです。
ヨーグルトにも
- タンパク質
- ビタミンB群
- カルシウム
などの栄養素がたっぷりで、代謝を促進しますから、疲労回復に役立ちます。
甘酒ヨーグルトの作り方
甘酒ヨーグルトの作り方はとても簡単、混ぜるだけ!スーパーで売っているもので十分なので、早速作って欲しいと思います。
基本の材料
ヨーグルトと甘酒は、お好みのものを用意してください。ただ、ヨーグルトは砂糖の入っていない無糖タイプを選んでくださいね。
甘酒は、
- 酒粕で作る甘酒
- 米麹で作る甘酒
がありますが、米麹で作られたものならアルコールも入っていないので、お酒が飲めない人も安心です。
また、酒粕で作られたものは砂糖がたっぷり入っていることもあるので、自然な甘味の米麹の甘酒の方がおすすめです。
米麹で作る甘酒は炊飯器を使って麹から作るレシピもありますし、ヨーグルトを毎日食べる人はヨーグルトメーカーを使って手作りしている人もいますね。
ただ、時間も手間もかかるので、まずは市販のもので試してみてください。
慣れてきたら自分好みの味にするために、色々と手作りに挑戦してみるのもいいでしょう。
混ぜるだけ
作り方は簡単です。甘酒とヨーグルトを混ぜるだけです。
ヨーグルトが多めならデザート感覚で食べられますし、甘酒が多めならドリンクのような感じになるでしょう。
割合に決まりはないので、お好きな割合で混ぜてみてください。
いつ、どうやって食べたらいい?甘酒ヨーグルトの食べ方
甘酒ヨーグルトはいつ食べてもいいですが、温度などはちょっと気をつけた方がいいかもしれません。
間食代わりに
お腹がすいた時についクッキーやおせんべいを食べてしまう人は、代わりに甘酒ヨーグルトにしてみてはいかがでしょうか。
これだけでもかなりカロリーオフになりますし、しかも栄養価は高いので、ダイエット中でも安心して食べられると思います。
特に夕方の小腹が空いた時に食べると、いいエネルギー補給になって仕事ももうひと頑張りできるでしょう。
朝食代わりに食べるのおおススメ
栄養価が高いので、お腹が空になっているとき、つまり朝食代わりに食べるのもおすすめです。
バナナや無糖のグラノーラなどを加えてもいいですね。腹持ちが良い、立派な食事になります。
常温で食べる
冷たい甘酒とヨーグルトを朝から食べると胃腸を冷やしてしまいます。出来れば少し温めて(40度くらい)食べるといいでしょう。
混ぜてから電子レンジでチンしてもいいですし、先に甘酒を50~60度くらいに温めてヨーグルトと混ぜるという方法でもOKです。
温めるのが面倒であれば、白湯を飲んで胃腸を温めてから食べることをおすすめします。
あまり温度が高すぎると、せっかくの菌達が死んでしまいますので、体温よりちょっと高いくらいがいいでしょう。
お好きなトッピングでアレンジ
甘酒ヨーグルトはそのままでも十分甘味があって美味しいですが、トッピングを工夫するとさらに美味しくなります。
- はちみつ
- きなこ
- 黒糖
- ごま
などをかけて食べてみてください。
おすすめはきなこと黒糖。高級なデザートを食べているようで、お腹だけでなく気持ちも満足します。
お腹ががキレイになって肌もキレイになる甘酒ヨーグルト
甘酒とヨーグルト。和と洋の代表的な健康食品で、以前からずっとあったのに、組み合わせることはなかなか思いつかなかったですね。
甘酒の自然な甘味がヨーグルトの酸味を抑えるので、とても食べやすくなります。まだ食べたことのない人は、是非試してみてください!
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