えのきでぽっこりお腹の原因内臓脂肪を撃退!えのきのダイエット効果
Date:2016.11.18
ダイエットしたい時、皆さんはどんな方法で体重を減らしているのでしょうか。
食べることを控える、カロリー計算する、炭水化物を抜くなど色々なダイエット方法がありますので、悩んでしまうという女性は多いのではないでしょうか。
痩せたい時は、できるだけ低カロリーでダイエット効果が高い食品を選ぶ必要があります。お勧めは、きのこです。
今回は、えのきダイエットの効果ややり方について詳しくご紹介しましょう。
この記事の目次
えのきはダイエットに向いている!今、えのきダイエットが流行っている理由とは?
運動や食事制限、プチ断食などダイエット方法は様々あります。
しかし、心と体に負担がかかるダイエット方法だと長続きせず、結果を得ることができてもすぐにリバウンドしてしまう可能性があります。
特に食事制限の場合、飽きてしまって失敗するという事例も多いようですが、えのきを用いたダイエット方法は成功者が多いようです。
ダイエット効果が高いということはもちろんですが、えのきにはうまみ成分が入っているので調理法によっていくらでも味を楽しむことができるからです。
カルシウムの摂取が足りないと様々なトラブルが起きやすいと言われていますが、えのきにはカルシウムの吸収率を高める効果があります。
では、具体的にえのきにはどんなダイエット効果があるのでしょうか。詳しい効果について次の項目でご紹介しましょう。
えのきは痩せ効果が詰まった食材!えのきの驚くべきダイエット効果とは?
きのこ類であるえのきには、痩せ効果が詰まっていることからかなりお勧めのダイエット食品と言っても良いでしょう。
ここでは、えのきがダイエットに向いている理由やえのきのダイエット成分や効果について詳しくご紹介しましょう。
食物繊維による便秘解消効果
えのきには、食物繊維が豊富なので便通を改善して便秘になりにくい体にする効果があります。不溶性食物繊維なので、水分と一緒に摂取することで膨らんでいきます。
不溶性食物繊維とは、水に溶けない食物繊維のことです。胃や腸にある水分を吸収しながら膨らむ繊維で、歯ごたえがあってよく噛む食品に多いと言われています。
不溶性食物繊維であるえのきは、腸内で膨らむことから、腸全体を刺激します。
便の量を増す効果もあるので、腸の中に蓄積されてなかなか排出されなかった便も一緒に押し出します。
腸内環境が整えばお腹の出っ張りも凹みますし、代謝もアップするので脂肪燃焼しやすい体を作ることができるでしょう。
また、えのきには食物繊維だけではなく、キノコキトサンやグアニル酸という便通を整える働きをする成分も入っています。
- キノコキトサン
- キノコキトサンは、キトサン+βグルカンのことで腸内環境を整える効果があります
- グアニル酸
- 毒素を排出する効果があるので便と一緒に体内の不要物を取り除く効果があります
ダイエットの成功には、体内に蓄積された不要物である便を排出することが欠かせませんので、食物繊維が豊富な食品はダイエット食として取り上げられます。
えのきは、食物繊維が含まれているのでダイエットする際には是非活用してみてはいかがでしょうか。
摂取カロリーを抑える効果
えのきは、100ℊ食べても22kalと大変カロリーが低いので、摂取カロリーを抑えることでダイエット効果が期待できます。
えのきは、細かく切り刻むことで歯ごたえを増しますので、ハンバーグ具材やマーボー豆腐のひき肉などの中に混ぜることでかさまし効果もあります。
ダイエット中に麺類が食べたくなった時には、えのきで乗り切りましょう。
えのきの石づきを取り除いてから食べる部分を細かく分けて中華スープに入れるとカロリーの低いラーメン風えのきスープの完成です。
えのきだけではなく、きのこ類は全般的にカロリーが低いのでえのき以外の食感が欲しい時やうまみを出したい時にはなめこやエリンギを入れることもお勧めです。
なめことエリンギのカロリーは以下です。
- なめこ
- ぬめり成分であるムチンがあることで満腹感やむくみを抑えるカリウムを含むなめこは、100g当たり15kcal
- エリンギ
- えのき同様に噛み応えがあるので大きくカットすることで満足感を得られるエリンギは、100ℊ当たり24kcal
ダイエット食はできるだけ低カロリーの者同士を組み合わせることがポイントですから、きのこ類以外にも春雨や豆腐なども一緒にえのきと料理することをお勧めします。
脂肪の吸収を抑制する効果
ダイエット中は、いかに体へ脂肪を吸収させないかがポイントですが、えのきにはキノコキトサンという名の成分が含まれています。
先ほどもご紹介したキノコキトサンには、腸壁の運動を助ける効果があります。
えのきと一緒に摂取することで、摂取した脂肪となる食品に膜を張るので腸が脂肪の吸収を抑制するのです。
不要な脂肪はそのまま便になって排出されますし、腸壁はえのきによって無理なくダイエットの補助的な活動ができます。
脂肪燃焼効果
ダイエットを成功させるためには、体についた脂肪を燃焼させつつ、代謝をアップさせることが必要です。
えのきには、エノキタケフェノール酸が含まれており、内臓脂肪を減少させる働きがあります。エノキタケフェノール酸の働きは以下です。
- エノキタケフェノール酸
- 日本薬科大学の渡邉泰雄教授によって名付けられた成分で、代謝を活性化する効果があるので、エノキタケフェノール酸を摂取することで脂肪の代謝に繋がります
えのきから抽出するえのき茶を飲むことでエノキタケフェノール酸の効果が得られることから、内臓脂肪が約22%減少したという研究結果もあります。
また、エノキタケリノール酸にも脂肪を減少させる効果があります。エノキタケリノール酸の働きは以下です。
- エノキタケリノール酸
- 日本薬科大学の渡邉泰雄教授によると、エノキタケリノール酸は小腸から吸収され、体内に存在するアドレナリンと結合することで代謝をアップさせる効果があると明言しています。代謝のアップによって内臓脂肪の減少効果が期待できるのです
上記のような働きがあることから、えのきを食べると運動した時と同じような脂肪燃焼効果が得られるのです。
えのきダイエットはとっても簡単!えのきの効果を引き出すためのやり方とは?
えのきダイエットは、加工や料理次第で簡単に、そして無理なく続けることができます。えのき効果を引き出すやり方について幾つかご紹介しましょう。
えのきと相性抜群の野菜サラダ
ダイエット目的でヘルシーな鶏のササミや胸肉を添えた野菜サラダを食べる女性は多いようです。
えのきを加工してサラダと組み合わせることで、ダイエット効果がアップすることはご存知でしょうか。
えのきは、ペースト状にすることで栄養が溶け出し体内に吸収しやすくなりますし、過熱を加えることでダイエットと栄養効果が更に高まります。
ですから、えのきをペースト状にしてからフライパンで加熱し、冷めてからオリーブオイルと塩コショウで味付けするだけで、簡単にダイエットドレッシングを作ることが可能です。
毎日飲みたいえのきの味噌汁
えのきの味噌汁は、えのきと味噌、ネギがあれば簡単に作ることができます。乾燥させたえのきのほうがうまみ成分は出やすく、ダイエットに有効な成分も入っています。
味噌汁だけではなく、スープにも活用できますし、えのきを含むきのこ類を入れた鍋を作ればヘルシー鍋になりますので是非試してみてはいかがでしょうか。
簡単に使えるえのき氷
えのき氷は、自宅で簡単に作れるダイエット成分が凝縮されたえのき入りの氷のことです。えのき氷の作り方は以下です。
- えのきを袋のまま石づきを切り落とし、袋から取り出しましょう
- えのきを大体3等分にしてからえのきと同量の水もミキサーに投入し、スイッチを入れてペースト状にしましょう
- えのきがペースト状になったらそのまま鍋に入れて沸騰寸前まで火を入れます
- 5分程度加熱後に炊飯器にいれましょう。炊飯器は保温のままで良いので、1時間程度放置しましょう
- その後、炊飯器の中のえのきを冷ましてから製氷機に入れ、冷凍庫で冷やせばえのき氷の完成です
スープや鍋、味噌汁などに入れることでダイエット効果がある料理に変身します。
また、えのき氷を作ることが面倒という女性の場合は、冷凍庫に入れるだけでもOKです。
えのきは、約90%が水分です。
ですから、冷凍するだけでえのきの中の水分が膨張し細胞壁を破壊します。細胞壁が破壊されることでダイエット効果がある成分を体が吸収しやすくなるのです。
特売日などで割安のえのきを見つけた時には、調理しやすい状態にカットして冷凍保存することもお勧めです。
飲むだけで痩せるえのき茶
えのきには、脂肪を減少させる効果があるのでお茶として摂取することもお勧めです。平日朝の人気番組である「あさイチ」で紹介されていた、えのき茶の作り方は以下です。
- 予め干しておいたえのき又はほしえのき(約5ℊ)を細かく切り刻む
- 沸騰させた熱湯(500ml)を95度にしてから保温性のあるポットへ注ぐ
- 保温性のあるポットに切り刻んだえのきを入れる
- 30分程度放置してから1日かけて飲み干す
エノキタケフェノール酸は、30分程度放置しないと溶け出さないのでえのき茶の効果を最大限に引き出すために時間はきちんと待ちましょう。
温かいお茶を飲むだけでも血流改善や発汗作用によって脂肪燃焼効果を高めることができますが、えのき茶にすることで効果がもっと期待できます。
ただし、えのきには特有の臭みや味がありますので、えのき茶が苦手な女性もいるのではないでしょうか。
その場合は、粉末タイプのコンソメや鶏ガラなどを入れてスープ感覚でえのき茶を試してみてはいかがでしょうか。
えのきを食べるなら天日干しがお勧め!また、えのきの摂取量やダイエット時の注意点とは?
えのきは、買ってすぐに調理することもできますが、天日干しすることで以下の効果が得られます。
- ビタミンDが干してから1時間後に2倍まで増加する
- グアニル酸が10倍以上増加する
- えのきの細胞が壊れることでエノキタケフェノール酸が吸収しやすくなる
つまり、干しえのきにするとダイエット効果が高まるのです。
尚、えのきに限らずきのこ類は、食べ過ぎると食物繊維過多という状態になって下痢や軟便、腹痛を起こすこともあります。
またカリウムも含まれているので腎臓機能が低下している方や高カリウム血症の方は注意が必要です。
えのきは、5ℊ程度の摂取でダイエット効果が得られると言われていますので、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
えのきダイエットは美容効果も抜群!えのきを食べて理想的な肌と体を手に入れよう!
えのきには、ダイエット効果だけではなく美容と健康効果もあります。最後にえのきの美容と健康効果をご紹介しましょう。
- 美肌効果
- えのきには、グアニル酸という毒素を排出させる効果があると便秘解消の項目でご消化しましたが、グアニル酸は肌荒れを予防する効果も期待できます。
体内に不要な毒素があることで吹き出物や肌荒れの原因になるのですが、毒素が排出されれば肌荒れ予防になり美肌を手に入れることができるでしょう。
また、細胞の再生を促す働きもあるので美容効果もあることから化粧品の保湿成分としても用いられているようです。
- 骨粗しょう症予防
- 骨を丈夫に保つためには、カルシウム摂取が欠かせません。カルシウム不足になると骨を溶かして体内のカルシウム濃度を保とうとしますし、イライラしてしまうこともあるので良いことはありません。
カルシウムは、ビタミンDと同時に摂取することで体内のカルシウム吸収力が高まりますが、そこにえのきを加えることで骨粗しょう症予防が期待できます。
えのきにはビタミンDの摂取を高める作用がありますので、
- カルシウム(チーズや牛乳、ヨーグルトなど)
- ビタミンD(乾燥きくらげ、しらす、いわし、紅鮭などに含まれる)
の食品を摂取する際には、是非一緒に摂取して骨粗しょう症を予防しましょう。
上記のようにえのきは、ダイエット効果だけではなく美肌や健康効果もありますので、食べることで体の内側も外側も健康になるでしょう。
ダイエットの成功の鍵は、「期間限定にせず習慣にすること」と言われています。
えのきをダイエット中のみの一時期な食べ物にせず、定期的に摂取して習慣化してみてはいかがでしょうか。
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