フルーツダイエットで綺麗に痩せよう!そのやり方と効果とは?
Date:2019.07.08
「〇〇ダイエット」というフレーズを聞けば、とりあえず何でも試してきたという人は数多くいることでしょう。
では、「フルーツダイエット」は実践したことがありますか?
甘くて美味しいフルーツはダイエットの大敵に思われますが、実はフルーツの中にはダイエットの効果を引き出してくれるものがあります。
今まで何気なく口にしてきたフルーツが、実はダイエットの味方かもしれないのです。
そこで今回は、フルーツダイエットの実践方法と共に、フルーツに期待できる効果や、ダイエットに最適なフルーツなどについてご紹介します。
美味しく食べて、美と健康を保ちながら、ダイエットを成功させましょう!
この記事の目次
本当に太らないの?フルーツに期待できる効果とは
フルーツは朝食、食後のデザート、おやつにと、食生活を送る中で欠かせない存在です。
特に旬のフルーツは糖度も高く、美味しさも格別でしょう。しかし、この糖度の高さこそ、「ダイエットの敵なんじゃないの!?」と思う人は多いはず。
朝バナナダイエットやリンゴダイエットなど、フルーツ単体でダイエットに効果があると話題になったものは数多く存在するのでご存知かもしれませんが、実は果物の種類によっては逆効果である場合もあるのです。
例えば「朝バナナダイエット」というダイエット法が一時期話題になり、「バナナはダイエットの強い味方」と思っている人も多いことでしょう。
バナナは栄養価が高く、安価で年中手に入るので、欠かさず常備してあるというご家庭もあるでしょう。
しかし、バナナは果物の中でも特に糖質・カロリーの高い果物です。デザート感覚で食べていたら主食を食べているのと同じくらいのエネルギーを摂取していたということになってしまうのです。
甘くて美味しいフルーツを食べて痩せられるなんて、すぐにでも始めたくなってしまいますよね。
フルーツに期待できる効果とは?栄養素とその働き
では、具体的にフルーツにはどのような効果が期待できるのでしょうか?
フルーツには体に嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。それは、美容・健康・ダイエットの味方になる素晴らしい栄養素です。
まずはフルーツにはどのような栄養素が含まれており、どのような効果が期待できるのかについて見ていきましょう。
1.ビタミン類
ご存知の人も多いと思いますが、フルーツはビタミン類がとても豊富です。フルーツによってその種類や含有量は異なりますが、以下のようなビタミン類が含まれています。
- 【ビタミンA】
- ビタミンAの主な働きは、皮膚や粘膜を正常に保つことです。視力の低下を防いだり、お肌に潤いを与えるといった働きをしてくれます。
- 【ビタミンB群】
- ビタミンB群のうち、ビタミンB1やB2は脂質の代謝を助けたり、皮膚・毛・爪などの成長を促したり、動脈硬化や老化を進行させる過酸化脂質の分解に役立ちます。
ビタミンB6は、たん白質の代謝を助け、神経の機能を正常に保ちます。
ビタミンB12は、赤血球の生成を助けます。体の代謝機能を高めて脂質や糖質の代謝を促進してくれるビタミンB群は、ダイエットには欠かせない栄養素です。
- 【ビタミンC】
- ビタミンCは、強い抗酸化作用を持ち、シミの元であるメラニン色素の生成を抑えたり、コラーゲンの生成をサポートしてくれたり、お肌のしわを防いでくれる、美肌には欠かせない栄養素です。
病気になりにくく、ストレスに強い体作りにも役立ちます。
- 【ビタミンE】
- ビタミンEは、手足の血液の流れを活発にしたり、ホルモンの分泌を円滑にしたり、老いの元となる活性酸素の抑制に役立つ栄養素です。体が冷えていると、代謝を下げてしまい、痩せにくい体になってしまいます。
体とお肌のアンチエイジングや、ダイエットには欠かせない栄養素なのです。
2.食物繊維
食物繊維は便秘改善効果や、体内の悪玉コレステロール値を減らす効果、血糖値の上昇を抑えてくれるという効果をもたらしてくれます。
便秘や悪玉コレステロールの上昇は太る原因の一つでもありますので、ダイエット中には特に摂取したい栄養素なのです。
3.カリウム
カリウムは女性なら悩む人も多い、浮腫みに効果的な栄養素です。体内の余計な老廃物を排出してくれる働きをするので、スッキリとした体を手に入れることができます。
4.ポリフェノール
ポリフェノールには様々な種類があり、フルーツによって含まれているポリフェノールは異なりますが、強い抗酸化作用を持っているということは共通しています。
その強い抗酸化作用により、悪玉コレステロールの抑制、血行改善、アンチエイジングなど、ダイエットだけでなく、健康や美容面にも嬉しい効果を発揮してくれます。
5.酵素
フルーツ全般に含まれる酵素は、栄養素や物質などを、体内で消化・吸収・代謝・排出するといった様々な働きをしています。
体内の酵素を活性化させることで、ダイエット効果が期待できるといわれていますが、そのためには、酵素が豊富に含まれた食品を摂取することが必要になってくるのです。
食べるだけ!フルーツダイエットの実践方法
フルーツダイエットに大切なことは、食べる量・食べるタイミング・食べ方・食べるフルーツなどに気を付けることです。
いったいどうしたらフルーツダイエットを成功させることができるのでしょうか?ではさっそく、その方法を見ていきましょう。
毎朝フルーツを食べる
ダイエット中だからと朝食を摂らない人がいるようですが、実はそれはダイエットには逆効果になってしまっています。
1日の代謝を上げ、消費エネルギーを増やすためにも、朝食は摂った方が良いのです。
そして、朝食にフルーツを取り入れることで、
- フルーツに共通して含まれるブドウ糖がエネルギーとして素早く変換してくれる
- フルーツに共通して含まれる酵素の働きにより、老廃物の排出などの活動が行われる
- 内臓の機能が活発化することにより、痩せやすい体作りが期待できる
といったメリットが得られるのです。
フルーツは食前にいただくのがマスト
食前にフルーツを摂ることで、
- 食物繊維がお腹を膨らませて、他の食事の摂取量を減らすことができる。
- フルーツの酵素の働きで、肉料理や炭水化物の分解促進され、消化吸収が良くなる。
といった働きをしてくれます。
フルーツは食後のデザートとしていただくという人が多いかもしれませんが、実は食前の方がダイエットには効果があります。
生のフルーツ、もしくはジュースにしたものでも良いでしょう。
摂取量の目安を守る
フルーツがヘルシーでダイエットにいいからといって、好きなだけ食べてもいいというわけではありません。
糖質が高いので、1日200g程度を目安に摂取するのが良いでしょう。旬のフルーツやお好みのフルーツをチョイスして、様々なフルーツを楽しむのも良いでしょう。
フルーツ200gの目安は以下に通りです。
リンゴ…1個
桃…2個
梨…1個
キウイフルーツ…2個
バナナ…2本
さくらんぼ…35粒
いちご…15個
そして、栄養成分は以下のフルーツがそれぞれ豊富に含まれています。
ビタミンB群…バナナ・パインアップル・キウイフルーツ・柑橘類など
ビタミンC…いちご・キウイフルーツ・かき・パインアップル・柑橘類など
ビタミンE…いちご・バナナ・もも・すもも・柑橘類・さくらんぼ・キウイフルーツなど
カリウム…バナナ・さくらんぼ・メロン・キウイフルーツ・柑橘類など
食物繊維…いちご・柑橘類・パインアップル・びわ・洋梨・すもも・かき・キウイフルーツ・りんごなど
ポリフェノール類…果物全般
加工品ではなく、フレッシュなものを食べる
フルーツは、缶詰・ドライフルーツ・ジャム・ゼリーなど、様々な食品に加工されて販売されています。
しかし、ダイエットを目的としてフルーツを摂取するときには、加工されていない生のものを選ぶようにしましょう。
また、生のフルーツを使い、手作りのジュースにして摂取するのもおすすめです。
できるだけ常温のものを食べる
また、ジュースなどにしてフルーツを摂取する場合も同様に、できるだけ常温のものを摂取するよう、心掛けましょう。
ダイエットに効果的なフルーツをチョイスしよう!
フルーツはどれもダイエットの強い味方ですが、そんなフルーツの中でも特にダイエットに適している果物があります。
積極的にチョイスしてダイエットに励むことで、より効果的にダイエットを実践することができるでしょう。
そんなダイエットに効果的なフルーツの特徴・食べ方・選び方などについてご紹介します。
1.キウイフルーツ
カロリー…53㎉
たんぱく質1.0g
脂質…0.1g
炭水化物…13.5g
キウイフルーツはビタミンC・ビタミンE・カリウム・食物繊維・ポリフェノールと栄養に富んでいて、美容効果が抜群なフルーツです。
豊富な食物繊維により満腹感が得やすく、カロリーも1個当たり53カロリーと、とっても低カロリーなのがダイエットに嬉しいフルーツなのです。
【キウイフルーツの食べ方と選び方のコツ】
キウイフルーツは手で持った時に少し柔らかいものが食べ頃です。少し硬い場合は、常温2~3日置いて食べ頃を待ちましょう。
2.グレープフルーツ
カロリー…114㎉
たんぱく質2.7g
脂質…0.3g
炭水化物…28.8g
グレープフルーツはビタミンC・食物繊維・カリウム・ポリフェノール(ナリンギン)が豊富に含まれており、食べるだけで脂肪の吸収を抑えることができるといわれています。
グレープフルーツの香り(リモネン)には、嗅ぐだけで食欲が抑えられる効果があり、ダイエットに嬉しいフルーツなのです。
【グレープフルーツの食べ方と選び方のコツ】
形が良く重みがあり、ハリのあるものを選びましょう。グレープフルーツはそのまま食べたり、サラダにして食卓に並べたり、ジュースにしたり、色々な楽しみ方ができますよ。
3.みかん
カロリー…37㎉
たんぱく質0.6g
脂質…0.1g
炭水化物…9.6g
みかんには食物繊維の一つである「ペクチン」や、ポリフェノールの一つである「ヘスペリジン」を豊富に含み、コレステロールの蓄積を防いだり、デトックス効果が期待できるといわれています。
その他にもビタミンCが豊富で、アンチエイジング効果も期待できます。
【みかんの食べ方と選び方のコツ】
みかんは皮が鮮やかなオレンジ色をしたものを選びましょう。食べる時は筋と袋ごと食べるようにすると、豊富なペクチンを余さず摂取することができます。
4.バナナ
カロリー…86㎉
たんぱく質1.1g
脂質…0.2g
炭水化物…22.5g
バナナにはビタミンE・カリウム・食物繊維・ポリフェノールが豊富に含まれており、デトックス効果やお通じの改善が期待できます。
炭水化物が多いため、朝のエネルギー補給ができて代謝を下げずに効率の良いダイエットができるでしょう。
【バナナの食べ方と選び方のコツ】
皮が黄色く、黒い点(シュガースポット)があるものが食べ頃です。バナナは冷蔵保存だと黒くなりやすいので、常温で保存しましょう。
バナナはそのまま食べるか、スムージーにしたり、ヨーグルトに入れて食べるのがおすすめです。
5.りんご
カロリー…153㎉
たんぱく質0.5g
脂質…0.8g
炭水化物…40.5g
りんごには「りんごポリフェノール」という抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれており、アンチエイジングや血流改善、脂肪を燃やす酵素を活性化させる効果が期待できます。
食物繊維やカリウムも豊富で、デトックス効果も期待できる、ダイエットに最適なフルーツです。
【りんごの食べ方と選び方のコツ】
りんごは皮が赤くツヤのあるものを選びましょう。傷みやすいので、涼しい日の当たらない場所か、冷蔵庫で保存してください。
皮には栄養素が豊富に含まれているので、できる限り皮ごと食べるとより効果的ですよ。
6.いちご
カロリー…10㎉
たんぱく質0.3g
脂質…0g
炭水化物…2.6g
いちごには、ビタミンC・ビタミンE・葉酸・カリウム・食物繊維・ポリフェノールなどが含まれており、アンチエイジングやダイエットに効果的なフルーツです。
【いちごの食べ方と選び方のコツ】
色鮮やかで、つやがあるものを選びましょう。表面の粒粒(種)がピンと立っているものが食べ頃です。
食べる時のポイントとして、洗う前にヘタを取ってしまわないようにしましょう。ヘタを取ってから洗うと、そこからビタミンCが流れ出てしまうからです。
いちごは傷みやすいので、早めに食べきるようにしてくださいね。
フルーツを毎日の生活に取り入れて綺麗に痩せよう!
いかがでしたか?甘くて美味しいフルーツがダイエットに効果的だなんて、食べなきゃ損だと思いませんか?
しかも美容や健康にも嬉しい効果を発揮してくれるのですから、積極的に日々の生活にフルーツを取り入れたいものです。
ここで忘れてはいけない、フルーツダイエットを成功させるためのポイントをおさらいしておきましょう。
- 一日に摂取するフルーツは200gを目安に
- フルーツは朝と食前に食べる
- フレッシュなものを食べる
- できるだけ常温のものを食べる
- ダイエットに効果的なフルーツをチョイスする
上記のことを意識してフルーツダイエットを実施すれば、フルーツの素晴らしい効果を得ることができるでしょう。
フルーツで糖質を摂取することで、チョコレートやケーキといったダイエットの大敵であるスイーツも、「それほど欲しくなくなった」という声もあるのです。
甘くて美味しいフルーツを食べて、より健康で魅力的な自分を目指しましょう!
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