バストアップサプリって効果ある?理想の胸を作るサプリの選び方
Date:2018.04.18
もっと理想のバストを作りたい。バストアップサプリを試してみたいけど、本当に効果があるのか不安に思っている人も多いのではないでしょうか。
バストアップサプリはどのような成分が含まれていて、本当に胸が大きくなるのか、その効果のほどを検証してみたいと思います。
女性ホルモンに関わることから飲み方も大事なので、サプリの選び方や飲み方の注意点などもあわせてご紹介します。
この記事の目次
本当に胸が大きくなるの?バストアップサプリの効果
大人になってから胸は大きくなるのかということを考える前に、まずは胸の構造を知っておきましょう。
胸は、脂肪と乳腺がつまっていて、乳腺と大胸筋、皮膚をつなぐのがクーパー靭帯です。
クーパー靭帯とは胸のハリをキープする組織で、一度伸びてしまうともとには戻りません。
胸を大きくするには、
- 乳腺を発達させる
- 脂肪を付ける
という方法があります。
女性ホルモンと似た働きをする
バストアップサプリに含まれている成分で一番人気があるのが「プエラリア・ミリフィカ」という成分です。
プエラリアは女性ホルモンに似た働きがあります。ですから、プエラリアを摂取すると脳が「女性ホルモンが増えた!」と思い、乳腺が発達してくるという仕組みになっています。
プエラリアは本来更年期障害の治療などに使われる民間薬なのですが、その働きをバストアップに応用したということですね。
他にも、
- チェストベリー
- ワイルドヤム
などが女性ホルモンと似た働きで、バストアップ効果があるといわれています。
女性ホルモンの分泌そのものを増やす
女性ホルモンと似た働きをする成分を摂るのではなく、女性ホルモンの分泌を助ける成分を摂ることで、バストアップ効果を狙っているサプリメントもあります。
主成分はブラックコホシュという北アメリカ原産のハーブで、更年期障害の症状の緩和などに使われる植物です。
更年期の女性に用いて効果があったとする論文となかったとする論文があり、まだまだ検証が少ないというのが現状です。
大豆イソフラボンでも効果が期待できる
大豆イソフラボンは豆腐や納豆など大豆製品に含まれるポリフェノールの一種ですが、これも女性ホルモンのバランスを整えるといわれている栄養素です。
大豆イソフラボン配合のサプリメントは更年期の女性向けのものが多く、「バストアップサプリ」と表示しているものはほとんどありません。
しかし、女性ホルモンを増やすことがバストアップにつながるのであれば、大豆イソフラボンもプエラリアと同様に、バストアップの効果が期待できます。
どのくらい飲み続ければ効果が出るか
ではバストアップサプリはどのくらい飲み続ければ効果を実感できるのでしょうか。
これはやはり個人差があるのですが、早い人では1ヶ月くらいで何らかの変化を感じ始めているようです。
やめたらどうなる?バストアップサプリをの効果を持続させる方法
では、サプリメントを飲んでバストがサイズアップしたら、その効果はどのくらい持続するのでしょうか。
大きさをキープするには飲み続けないといけない
バストアップサプリは女性ホルモンと似た働きによってサイズアップ効果を狙っていくものですので、やめてしまえば基本的には元の大きさに戻ります。
女性ホルモンそのものが増えたわけではなく、女性ホルモンを補っているようなものなので、当然と言えば当然です。
理想のバストサイズまでアップしたとしても、その大きさを維持するためにはサプリメントを飲み続ける必要があるということです。
プエラリア無配合なら小さくならない可能性
ただし、女性ホルモンそのものを増やすタイプのサプリメントなら、サイズダウンしない可能性もあります。
というのは、女性ホルモンの分泌に何らかの問題があって、その原因を解消することでバストアップが可能になったのであれば、サプリメントをやめてもサイズが小さくならない可能性はあります。
大きさを維持するためには
大きくなったバストを維持するためにはサプリメントを飲み続けるのが基本ですが、バストアップクリームなどを併用し、胸の脂肪を増やしていくというのもひとつの方法です。
サプリメントと比べると副作用が出にくいというメリットはあるので、ある程度サプリメントで理想の大きさになったら、クリームを併用して行くというのもおすすめです。
「ボルフィリン」という成分が入っているバストアップクリームは胸の脂肪を増やすという働きがあるので、サイズアップ効果が期待できるのです。
ただし、直接脂肪を増やすことでバストアップ効果を狙うものなので、例えば、
- 元々痩せ体質の人
- 代謝が良くてすぐに脂肪が燃焼されてしまう人
は効果が出づらいかもしれません。
配合成分に注目!バストアップサプリの選び方
それでは、安心して飲めるバストアップサプリの選び方についてご紹介します。
プエラリアは質にこだわる
バストアップサプリの成分としては、やはりプエラリアが一番人気です。
ただ、プエラリアと書いてあるだけで選ぶのではなくて、どのような品質のものなのかということをきちんと確認して購入するようにしてください。
- プエラリアはタイ原産のものを選ぶこと
- タイの認証マークを取得していること
タイではプエラリアを生で輸出することは禁じられているので、基本的には現地で加工されたものを使います。
吸収率のよいサプリメントを選ぶ
サプリメントには色々な形状があります。
- 粉末
- 錠剤(粉末を固めたもの)
- カプセル
- 糖衣錠
上から順に吸収が良いものです。
カプセルの場合は溶けやすい処方になっているか、添加物がどのくらい入っているかなども確認してください。
リスクを減らしたいなら大豆イソフラボン
バストアップはしたいけれど、出来るだけリスクは減らしたいという場合はプエラリアやブラックコホシュよりも、大豆イソフラボンのサプリをおすすめします。
大豆製品は日本人が昔から食べてきたものであり、大豆イソフラボンは私たちの身体に馴染みの良い栄養素です。
1日に摂っていい量の上限(75mg)さえ守れば、副作用のリスクは少ないといえるでしょう。
続けやすい価格のものを選ぶ
バストアップ効果を実感するには少なくとも3ヶ月くらいの期間が必要です。また、その大きさを維持するためには飲み続ける必要があります。
安すぎて効果が出ないならお金が無駄になりますし、効果はあっても高すぎては続けることが出来ません。
ですから、効果がそれなりにあり、続けやすい価格であるということが大事です。
全成分表示がされているサプリを選ぶ
バストアップサプリはインターネット通販が中心で、薬局やラッグストアなどではほとんど見かけることがありません。
実際に手に取って選ぶことが出来ないので、どのような成分が含まれているのかということを確認することができません。
ですから、必ず全成分表示がわかるものを選ぶようにしてください。
他にも美容成分が色々入っているものがほとんどですが、肝心のプエラリアが少ないのでは意味がありませんので、プエラリアの含有量がはっきり書いてあるものを選びましょう。
これだけは守ろう!バストアップサプリの飲み方の注意点
バストアップサプリを飲むことで女性ホルモンの分泌に影響が出ますので、ビタミンサプリなどと違って、飲む時は注意が必要です。
摂取量を守る
早く胸を大きくしたいからと、一度にたくさん飲むようなことは決してしないでください。
プエラリア原産国のタイでは1日100mgまでと決められているんです。これ以上飲むと、むしろ副作用の方が心配だからです。
サプリメントは1日に飲む量の目安が書いてあるはずなので、それ以上は決して飲まないように注意してください。
飲むタイミングを守る
バストアップサプリは女性ホルモンと似た働きをするので、生理の周期にあわせて飲むことが大事です。
- 卵胞期型サプリ(プエラリアなど)
- 黄体期型サプリ(ワイルドヤム、チェストベリーなど)
がありますから、それぞれの期間にあわせて飲むようにします。
また、飲む時間帯ですが、日中の空腹時が一番効果があるとされています。
お腹がすいている時の方がサプリメントの吸収が良くなることと、動いていて体温が高くなっているためです。
ただし、メーカーによって適した時間帯などが違う場合もあるので、できればコールセンターなどに聞いてみるのが一番です。
生理中は基本的に飲まない
バストアップサプリは基本的には生理中は飲まないようにしてください。
また、
- ピルを服用している人
- 妊娠中
も飲んではいけません。
生理不順などおかしなことがあればすぐにやめること
バストアップサプリは副作用を感じている人が多いのも事実です。これは忘れないでいて欲しいと思います。
国民生活センターには
- 生理不順
- 不正出血
などの健康被害が出たという相談が多数寄せられており、その半数以上が10〜20代だったということです。
40代で更年期に入り女性ホルモンが減少してくる年代になればそれを補うものも必要になってきますが、分泌が盛んな20代では本来補う必要がないものです。
動物実験でもホルモンバランスが崩れて排卵に影響が出る可能性も指摘されています。
サプリメントの効果は個人差がありますので、他の人は大丈夫でも自分も同じとは限りません。
もし身体に異常を感じたら、すぐに服用を中止するようにしてください。
脂肪がつきやすくなる可能性もある
女性ホルモンは女性を女性らしく見せるという働きもあります。ですから、バストだけにうまく脂肪がつくわけではなく、体全体にに脂肪がつきやすくなる可能性もあります。
胸だけを大きくしたいなら、筋トレをして他の部位はしっかり筋肉をつけていくなどの対策をしないと、全体的にふっくらしてしまう可能性があります。
本来は飲まない方がいいもの
20〜30代の前半なら、本来は女性ホルモンが十分に分泌されている年代です。ですから妊娠も出来るわけです。
それにさらに女性ホルモンが増えるようなことをしてしてしまうと、思わぬ副作用で体調を崩すリスクの方が高いです。
タイでもプエラリアは更年期の女性のために使われる民間薬ですから、バストアップのために使われているわけではないのです。
バストの大きさで深刻に悩んでしまう人もいるとは思うのですが、女性の魅力はもちろんそれだけではありません。
サプリの副作用を考えると、安易に飲まない方が良いのではないかと思います。
自分にあったサプリを選んで上手にバストアップ
どうしても試してみたい人は、
- サプリメントの品質を確認すること
- 信頼できるメーカーのサプリメントを選ぶこと
- 飲む量やタイミングを守って飲むこと
などに気をつけてください。
どんなに良いものでも自分の体質には合わないということがあるので、体調に異変を感じたらすぐにやめるようにしてください。
体調に問題ない範囲で、自分にあったものを見つければ、理想のバストサイズにアップさせることが出来るかもしれません。
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