実年齢より若く見えるアイメイク方法!老化した目も若返る
Date:2016.03.10
最近アイメイクをすると実年齢より老けて見える、若い頃に比べてアイメイクのノリが悪くなってきた、なんて経験はありませんか?
目の周りの皮膚は自分で思っている以上に敏感で繊細な箇所、ちょっとした刺激で傷ついてしまい、たるみやむくみが発生。結果、顔の印象が変わってきてしまいます。
実年齢の目の周りの肌年齢は必ずしも比例しているわけではありませんし、メイクの方法ひとつで若く見えたり老けて見えたりしてしまうもの。
そこで今回は、どうして老けて見えるのか、メイク前の一手間で何が変わるのか、そしてメイクでどこまで若々しい美目を手に入れられるのか、を調べてみました!
目が老けて見える原因は加齢で目の周りの筋肉が衰えるから
そもそも、どうして目が老けて見えてしまうのか。
それは、年齢を重ねるごとに目の周りの筋肉が衰え、まぶたがさがり、目が腫れぼったく小さく見えてしまうことが最大の原因です。
また、睡眠不足や生活習慣から、目の周りに水が溜まってむくみ、血流が悪くなってしまうことも、目が腫れぼったく見える要因の一つ。
更に現代人に欠かせないスマホやパソコンを見過ぎることで、疲れ目になり、瞳の奥の筋肉が凝ってしまい、パッチリと開いているつもりでも目が開ききっていない、というのも、老け顔の原因です。
頬のたるみやほうれい線なども老け顔に見える要因の一つですが、目は一番人の目が向く場所なだけに、目の印象が変わるだけで、顔全体のイメージが変わってしまうのです。
腫れぼったい目とさよならするためにはどうしたらいい?
まず、メイクをする前に腫れぼったい目とさよならしましょう。
この目の周りのむくみを取る一手間があるかないか、でアイメイクのノリも、メイク後の印象もかなり変わってきます。
目というものは無意識に酷使してしまうものなので、自分が思っている以上に目の周りの筋肉が凝り、血流が悪くなっていると思っていいでしょう。
アイメイクを施す前に、腫れぼったい目を作っているむくみを解消しましょう。
まずは晴れた目の原因であるまぶたのむくみを取ろう!
- タオルにたっぷり水を染み込ませる
- タオルをレンジで20秒ほど温める
- まぶたに乗せ5~6分当てる
氷水につけたタオルを用意して、2~3分ずつ交互に当てるのも血行が促進されむくみがスッキリするのでオススメですよ。
- カレースプーンや金属スプーンを氷水につける
- スプーン裏の山になっている部分をまぶたに当てる
- 目頭から目尻に向かってゆっくり20秒滑らせる
スプーンを冷蔵庫に入れておくと、氷水につける時間が短縮されて便利です。眼球を抑えたり強く押し当ててしまうと逆効果なので優しくマッサージしましょう。
目の周りの血行を促進させるためにリンパマッサージをしよう
目の周りのリンパは目を酷使することで血流と同じように滞りやすく、老廃物やリンパ液がスムーズに流れないことで目のむくみやたるみの原因になります。
リンパをマッサージすることによって得られる効果とは?
目の周りのリンパマッサージで得られる効果は下記の通りです。
- まぶた、目の周りのむくみが解消される
- 目の周りをキュッと引き締めパッチリ目効果が出る
- 目の下のクマが解消される
- 目の周りにある小じわが解消される
- 目の周りにあるくすみが解消される
- 首の裏から肩にかけて、親指を除く4本の指の腹で鎖骨の上を滑らせ、静脈角へリンパ液を流します。
- 鎖骨の下から脇下にある腋窩リンパ節向かって、指を滑らせリンパ液を流します。
- 耳の下から首筋に向かって静脈角にリンパ液を流していきます。
- 眼球はマッサージしない
- マッサージクリームが目に入らないように目を閉じる
- 強く痛いマッサージではなく心地の良い指圧でマッサージしましょう
- 中指の腹で目尻を軽く押し、下まぶたから目頭に向かって指を滑らせます。
- 目頭から眉毛の下の骨を通り、耳下腺リンパ節まで来たら軽く押しましょう。
- 中指の腹で目頭を軽く押し、下まぶたから耳下腺リンパ節まで来たら軽く押します。
- 親指を除く4本の指の腹で、耳下腺リンパ節を軽く押し、まっすぐフェイスラインから首筋をなぞり、鎖骨まで到着したら軽く押します。
- 指先に赤いリップ、もしくは濃い赤のチークを付け、クマから目の下全体に塗ります。
- その上からコンシーラーを指先につけ、叩きこむようにして塗っていきます。
- ファンデーションで肌とコンシーラーをなじませます。
- 眉毛の下の骨からまぶたのくぼみにそってノーズシャドーを入れます。
- ノーズシャドーの下から、ハイライトを眉山から眉尻にかけて入れます。
メイクノリもとても良くなりますし、若々しい目に近づくことができますよ。
次からはリンパマッサージの具体的な方法をご紹介しますね。
まずは静脈角のリンパマッサージからスタートしよう!
目のリンパマッサージをする前に、まず、鎖骨にあるリンパ液の最終排出口となっている静脈角の流れを良くしましょう。
全身を流れるリンパ液は、この静脈角を通って静脈に排出されるため、最初にここのリンパ液の流れを良くしておくことが必須です。
静脈角の流れを良くするためのリンパマッサージのやり方
全ての工程を5~10回、繰り返し行い、それを3セット行えば十分!目のリンパマッサージを行う準備完了です。
はじめにマッサージクリームなどを手に塗っておくと、肌が赤くなったり痛くなったりする心配がありません。
また、筋肉をほぐすためのマッサージとは違いますので、グリグリと力を入れて押すのではなく、身体を流れるリンパ液をなぞるように行いましょう。
ここが大事!目の周りのリンパマッサージを行う前の注意点
ここからは目の周りのリンパマッサージですが、最初にちょっとした注意!ここを飛ばしてしまうと、逆効果になってしまうので気をつけてくださいね。
目の周りのリンパマッサージをして血行を促進させよう!
この工程を3~5回繰り返し行いましょう。
リンパマッサージを行うことにより、目の周りの筋肉が鍛えられるので、習慣化することによって顔全体のイメージが若々しくスッキリして見えるようになります。
メイク前にするだけでなく、入浴中や入浴後など、血流が良くなっているタイミングに行うとより効果的ですし、疲れたな…、と感じたときに行うだけでもリフレッシュになるので、覚えておくと良いですね。
間違えやすい!アイメイクは色の使い方に注意をしよう
さて、メイク前の準備運動ができたところで早速、老け顔にならないメイクにとりかかりましょう。ここで注意が必要なのが色の使い方です。
今までは年齢よりトレンドを意識して、流行りのメイクを施していた女性も多いはず…。
しかし、トレンドメイクではどうしても自分の目元が老けて見えてしまいがち。それは、流行メイクが基本的に濃いからです。
年齢を重ねていくと濃いメイクはケバく見えてしまい、実年齢より老けて見られてしまう危険性が高いのです。
まずはトレンドを意識せず、色の使い方を変えてみましょう。
アイライナーは黒よりブラウンを使用するようにしよう
黒のアイライナーを使用してしまうと、どうしても濃く、目が小さく見えてしまいがち。
更に囲み目メイクが主流の今では、黒のアイライナーを使うことで目元が更に重たくなってしまい、老け顔な印象に…。
そこでアイライナーはブラウン系を使用することをおすすめします。
更にライナーは太すぎず細すぎないように書くのがポイント。目を大きくパッチリ見せたいからと、ライナーで目を囲ってしまうのは、逆効果。
かえって、目はここまでです、と示してしまうようなものなのです。
目の形や大きさの広がりを見せるために、敢えてぼかしたりペンシルなどでふんわりとラインを描くことが重要なのです。
アイシャドーはブルーなどの寒色系を避けてブラウンやゴールドを
寒色系のアイシャドーはクールで美しい目元を演出してくれるイメージがあり、年を重ねるごとに大人な印象を与えたくて使ってしまいがち。
しかし、寒色系のシャドーは年齢により目のくぼみが目立ってくると影を増幅させてしまうので、大人な印象を超えて老けた印象になってしまいます。
また、一色にするのではなくグラデーションを使うことで、奥行きのあるアイメイクになります。最近はパレットの通りに塗るだけでグラデーションが完成するアイシャドーもあるので参考にしてみると良いかもしれませんね。
今までとちょっとだけチョイスを変えることがポイント!
今まではこんなタイプのものを使っていた、というおなじみのメイク用品や愛用用品でも、歳を重ねると、悲しいことにそのタイプだからこそ老け顔に見えてしまうという要因になりかねません。
今までは使ってなかったけど…、というメイク用品にチェンジしてみることで、老けて見えていた目元の印象がガラリと変わることもあります。
勇気を出してチョイスを変えてみるのも、アリかもしれませんよ…?
キラキラ目が欲しいときはラメよりパールをセレクトしよう!
きらびやかで明るい印象を与えてくれるから、とつい使ってしまいがちなラメ系のシャドーは、かえって目の周りのシワに入り込んでしまい、老け目を強調してしまいます。
ラメは一粒が目視で分かるぐらい粗めの粒子で、パールはもっと細かい粒子です。
どうしてもキラキラ感が欲しい!というときは、ラメではなくパール入りのものを使うようにしましょう。
パールはラメに比べてナチュラルな輝きをしてくれるので、ケバ感が強く出ません。
マスカラはボリュームより長さを重視して選ぶようにしよう
今まで、まつげはとにかくボリューム!とバサバサまつげになるために、ボリュームタイプのマスカラを使用していた女性も多いのでは?
しかし、ボリュームタイプのマスカラはどうしても存在感が強いため、濃く見えてしまいます。長く濃く見せたい、とゴテゴテに塗ってしまうとそれだけで厚化粧に…。
マスカラはロングタイプのものを選びましょう。ナチュラル重視でブラウンのマスカラを使うのも良いですが、日本人のまつげは元々黒色の方が多いので、黒のマスカラでも違和感なく使えます。
また、上まつげは黒、下まつげはブラウンのマスカラを使用すると更に柔らかな印象を与えてくれます。下まつげは二度塗りして、ちょっとタレ目をイメージすると若く童顔系の顔に仕上げられます。
いつものメイク道具。でもその使い方ひょっとして間違ってない?
顔の印象を華やかにしてくれるコンシーラーやハイライトなどは、使い方を間違えてしまうと一気に老け顔に見えてしまうので要注意です。
隠したいところ、目立たせたいところを上手く利用して取り入れるようにしましょう。
気になるからって塗りたくりすぎ!間違ったコンシーラーの使い方
クマを隠したいから、と目の下にコンシーラーを塗りたくってしまう方が多くいますが、そうすることによって、余計に目の下の皮膚が乾いて見えてしまい、シワが目立つ要因になります。
黄色系のコンシーラーだけを塗ってしまうとかえって目立ってしまい、上手に隠せません。肌になじみやすい赤色を先に入れることで、青色や茶色、しぶとい黒クマを綺麗に隠してくれるのです。
また、保湿力の高いリップなどを使用すると、下まぶたが潤い、一日中よく動く下まぶたにも密着し、メイク崩れしにくい効果をもたらしてくれます。
光と影を上手に取り入れて立体的で若々しい仕上がりにしよう
ハイライトとノーズシャドーは、自分の顔のデコルテをしっかりと理解して使わないとかえって老け顔になってしまいます。
眉毛の下に一度ノーズシャドーを入れることで、まぶたと眉毛の間に影ができ、更に、その下にハイライトを入れることで光と影が綺麗に入り、顔全体を明るくハッキリとした印象にしてくれますよ。
観察して真似することが重要!美目メイクのお手本を探そう
何歳になっても若々しく美しい女性はやはり憧れですし、そんな女性に近づくためにはまず、お手本を探して真似をしてみるのが一番です。
意外と近くにいる!身の回りの年上美人を観察してみよう
身の回りにいる、年上でも若々しく綺麗な女性を探してみましょう。実年齢は知らなくても、あの人若そう、綺麗だなぁ。と思う女性であればOK。
あとは、その人をよく観察し、どんなアイメイクをしているか研究してみると良いでしょう。仲良くなれれば、直接聞いてみても良いかもしれませんね。
年齢を感じさせない秘訣がある!若く見える芸能人を要チェック
芸能人でも、年齢相応に見えない綺麗な女性はたくさんいますよね。40代なのに可愛い印象の強い女優さんや、もはや年齢不詳かも、と思うような芸能人をチェック。
画像などたくさん写真が流出している今、その女優さんのアイメイクをよく見てみると、ナチュラルな中にも必ず秘密が隠れています。
涙袋などの特徴をより強調させて若々しく見せている芸能人もたくさんいるので、真似してみると良いでしょう。
大事なのはポイントを押さえバランスの取れたメイクをすること
いかがでしたか?目の印象が違うだけで老けて見えたり若く見えたりしてしまうので、アイメイクがいかに大事か、私も調べてみてよく分かりました。
大事なのは、おおまかなポイントを抑えつつ、ご自身の目の形をちゃんと理解してバランス良くメイクを施すことです。
自分の顔や目に似ている芸能人や友人を探して、メイク方法を確認してみると、一層若々しく美しい美目に近づけるかもしれません。
手間を惜しまず、美しい目元をキープできるようになりたいですね。
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