美肌効果のある飲み物は?毎日の飲み物でキレイな肌を作ろう!
Date:2018.06.13
皆さんは普段、どんな飲み物を飲んでいますか?
ダイエットのためにミネラルウォーターを飲んでいるとか、リラックスするためにハーブティーを飲んでいる、という女性は多いのではないでしょうか。
では、お肌のためには何を飲みますか?
普段飲んでいるものをちょっと変えるだけで、美肌効果が期待できるかもしれません。
お肌のためにはどのような飲み物がいいのか、たっぷりご紹介します。
肌のトラブルはもう化粧品だけでは解決しません。口から入るものも見直していきましょう!
毎日飲みたい!美肌効果のある飲み物17選
私は普段ミネラルウォーターを飲むことが多いのですが、お肌のためにはちょっと飲み物も見直してみたいと思います。
どんなものを飲めばお肌がキレイになるのでしょうか。
1.カテキンを含む緑茶
緑茶に含まれるカテキンには強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去して細胞の酸化を防いでくれるので、
- シミ
- しわ
- たるみ
など、お肌のトラブルを防ぐ効果が期待できます。
また、ビタミンCやビタミンEも含まれているので、相乗効果で抗酸化作用が高まります。
緑茶には色々な種類がありますが、お肌のために飲むなら高いお茶より安いお茶がおすすめ。
玉露や抹茶はまろやかで渋味が少ないですが、渋味が少ないということはカテキンも少ないということ。
煎茶と比べると旨味成分であるテアニンが多いので甘味があるのです。
ですから、カテキンを多く摂りたいなら、玉露より煎茶、新茶より三番茶がおすすめなのです。
ただし、番茶(三番茶より後に収穫)になるとカテキンの量が減ってしまうので注意してください。
2.ビタミンB群を含むはと麦茶
はと麦は漢方でも使われていますが、ビタミンB群を含んでいるので美肌効果が期待で来ます。
やり方は簡単。やかんかお鍋にはと麦と水を入れて5〜10分煮出します。
量は好みですが、目安としては水200mlに対してはと麦大さじ1〜2くらいがいいでしょう。
はと麦茶は濃い方が成分を引き出せるので、私はいつも10分くらい煮出しています。
3.肌荒れを防ぐどくだみ茶
どくだみ茶の味は好みが別れるところだと思いますが、美肌効果は高いお茶です。
どくだみの葉を乾燥させてお茶にするのですが、
- 肌の新陳代謝を高める
- 老廃物を排出しやすくする
などの効果があり、特にニキビやかゆみなどの肌トラブルが多い人におすすめのお茶です。
どくだみ100%だと少々飲みづらいかもしれないので、初めて飲む時は他のお茶とブレンドされているものの方がいいかもしれません。
4.強力な抗酸化作用のあるルイボスティー
ルイボスティーは干し草のような香りがするハーブティー。ルイボスというマメ科の植物の葉っぱを利用します。
SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)という酵素が強力な抗酸化作用を持っているので、美容だけでなく、健康や不妊にもよいと注目されているお茶ですね。
SODの抗酸化作用によってシミやシワを防ぐとともに、毛細血管を強化して肌のくすみをとって美肌を作るサポートをしてくれます。
ルイボスティーはティーバッグよりも茶葉をやかんなどで煮出した方がより多くの成分を抽出できるといわれています。
手軽に飲むならティーバッグでもいいですが、本格的に美肌を作りたい!と思ったら、茶葉から淹れてみてください。
5.ビタミンCたっぷりのローズヒップティー
ビタミンCは身体の中にためておくことが出来ません。ですから毎日継続して、しかもこまめに摂る必要があります。
サプリメントを利用している人もいると思いますが、せっかくですから普段の飲み物にビタミンCたっぷりのローズヒップティーを取り入れてみましょう。
ローズヒップの実は「ビタミンCの爆弾」と言われるほどビタミンCが豊富です。
ローズヒップティーはお茶として飲むだけでなく、煮出した実まで全部食べて下さい。それによって、余すことなくビタミンCを取ることが出来ます。
大きめにカットされているものより、細かくカットされているローズヒップティーをおすすめします。
カップにスプーン1〜2杯のローズヒップを入れてお湯を注ぎ、お茶を飲みながらふやけた実も一緒に食べます。
もしそのままで飲みづらい、食べづらい場合ははちみつを加えても美味しいですよ。
お茶そのものにはちみつを入れるのもいいですし、お茶を飲んだ後にふやけた実にはちみつをかけて食べるのもおすすめです。
6.代謝を良くする&美白作用もあるシークワーサー
シークワーサーにはノビレチンという成分が含まれていて、新陳代謝を促進したり、脂肪をためにくくなるという作用が知られています。
肌の新陳代謝が良くなれば、シミが出来にくくなったり肌のハリが出てきますね。
また、シミを作りにくくする美白作用があることも研究の結果わかっています。
酸っぱいものがお好きな方は、シークワーサージュースで美肌を作りましょう。
濃縮タイプの果汁100%の原液を薄めて飲むのが一般的です。水や炭酸水で薄めて飲んでみてください。
7.リコピンたっぷり、トマトジュース
トマト自体も美容に良い野菜ですが、生のトマトよりもリコピンがたっぷりでお肌にいいのがトマトジュースです。
というのも、生のトマトは流通の期間なども考えて、青いうちに収穫されます。そして、スーパーで並んでいる間や、購入してからそれぞれの家庭で追熟して赤くなっていきます。
しかしトマトジュースに使われるトマトは完熟のトマト。真っ赤な状態になるまで待って収穫し、ジュースに加工されています。
リコピンは非常に強力な抗酸化作用を持っていて、ビタミンEの100倍ともいわれています。
体内の活性酸素を取り除き、細胞が傷つくのを防いでくれるので、シミなどの肌トラブルを予防出来るのです。
リコピンは加熱したり油と一緒に摂ることで吸収率が高まるとされています。
ですから、トマトジュースの効果を高めるためにはスプーン1杯のオイルを加えて飲むことをおすすめします。
8.砂糖、塩を使っていない野菜ジュース
野菜はビタミンがたっぷりでお肌にとっても必要不可欠なことは皆さんわかっていると思うのですが、必要な量を満足に摂れている人は少ないですよね。
野菜が足りていないなと思ったら、野菜ジュースも積極的に取り入れましょう。
お肌に必要な、
- βカロテン
- ビタミンC
- ビタミンE
- ミネラル類
を手軽に摂ることが出来ます。
もし飲めるなら青汁でもかまいません。
ここで注意したいのは、あくまでも野菜不足を補い、お肌のために野菜ジュースを飲むのだということ。
塩や砂糖など味がついているものではなくて野菜100%のジュースを選びましょう。
9.飲む点滴、麹の甘酒
甘酒もお肌にいい飲み物ですね。肌を作るためには必要不可欠なアミノ酸が豊富で、腸内環境を整えるオリゴ糖も含まれています。
その栄養価の高さから、「飲む点滴」と呼ばれることもあります。
ただし、酒粕の甘酒は砂糖をたくさん使ってしまいますし、アルコール分も若干含まれています。
お肌のために飲むなら、砂糖を使わなくてもほのかな甘味がある米麹の甘酒をおすすめします。
10.タンパク質補給に低脂肪乳
美肌作りにはタンパク質が欠かせません。肉や魚をとることはもちろんですが、飲み物で手軽にたんぱく質を摂るなら、やっぱり牛乳が手軽でいいでしょう。
ただし、味の濃い牛乳はおいしいものの、脂肪分の高さが気になります。
できれば低脂肪乳などを選んで飲んだ方がいいと思います。
11.大豆イソフラボンが含まれている豆乳
豆乳も良質のタンパク質が取れますが、注目したいのは大豆イソフラボンです。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることから、
- 肌の水分量をキープする
- コラーゲンの生成をサポート
- 適切な皮脂の分泌
など、キレイな肌を保つ効果が期待できるのです。
最近では豆乳も種類がたくさん出ているので、1日1パック(200ml)くらいを飲み続けるといいでしょう。
特に30代後半から徐々に女性ホルモンが減っていきます。目に見えてお肌にトラブルが起きる前に、日常的に豆乳を取り入れていきたいですね。
12.便秘にもいい黒豆茶
黒豆茶が美肌にいい理由はこの色にあります。それはアントシアニン。
ブルーベリーでもおなじみの青紫の色素ですが、アントシアニンはポリフェノールの一種で強力な抗酸化作用があります。
活性酸素を増やさないことで肌の老化を防ぐのに役立ちます。
炒った黒豆にお湯を注げば簡単に黒豆茶が出来ますし、お茶を飲んだ後の黒豆はそのまま食べることも出来るので、一石二鳥。
食物繊維も豊富で便秘の解消にも役立ちます。お腹の中がキレイになればニキビなどの肌トラブルにもいいでしょう。
13.アーモンドミルク
アーモンドといえばビタミンEが豊富で、アンチエイジングにもよいということで知られていますが、そのアーモンドから作られたのがアーモンドミルクです。
自分で作ることも出来ますが、最近は市販のアーモンドミルクも色々と種類が増えてきました。
作るのはけっこう時間がかかるのと、生のアーモンドが手に入らないと作れないので、ここは市販品を上手に利用しましょう。
ビタミンEが豊富で活性酸素の増殖を抑えてくれるますし、腹持ちもいい飲み物なので、ちょっと小腹が空いた時にもおすすめです。
14.ライスミルク
ライスミルクはお米から作られたミルクです。植物性のミルクで、牛乳が飲めない人でも飲むことが出来ます。
お米に含まれるビタミンBやビタミンEがそのまま含まれているので、美肌を作るのに役立ちます。
そのまま飲んでもいいですし、牛乳のようにシリアルにかけたり料理にも使えるのでとても便利。
市販のライスミルクもありますし、自分で作ることも出来ます。
塩をひとつまみ加えるか、甘味が欲しければはちみつなどを入れて飲みます。
白米よりは玄米を使った方が圧倒的にビタミンの量が増えます。玄米ご飯が苦手でもミルクにすると飲みやすいかも。
手軽に作れるので、是非試してみてください。
15.ミネラルウォーター
水分を摂るなら、やっぱり水道水よりはミネラルウォーターですね。
水分不足になると血流が悪くなり、それがお肌にも影響してしまいます。
こまめに水分補給をして血流を良くし、老廃物を排出することが美肌につながります。
ミネラルウォーターには軟水と硬水がありますが、ミネラルをより多く摂りたいなら硬水がおすすめです。
16.白湯
白湯自体はカロリーもありませんし、栄養もありません。ただ、白湯を飲めばお腹の中から温まります。
女性は1年中冷えに悩む人が多いですよね。冷え性は新陳代謝を低下させ、肌のくすみを招きます。
ですから、身体が冷え気味の方は朝起きてすぐ、コップ1杯の白湯を飲んで身体を温めましょう。
胃腸の働きが良くなれば消化吸収も良くなりますし、血行も促進されて肌の隅々まで酸素や栄養素が行き渡るようになります。
17.ワインを飲むなら白より赤ワイン
お酒も飲み過ぎなければ健康や美容に役立つものです。
お肌のために飲むなら、やっぱり赤ワインですね。ポリフェノールが含まれているので、抗酸化作用が期待出来ます。
アルコールが苦手な人は一度鍋で温めてホットワインにして飲んでもいいですね。シナモンなどのスパイスを加えると血行促進効果も高まり、美肌作りにも役立ちます。
美肌効果のある飲み物を飲む時のポイント
せっかく美肌効果の高い飲み物を飲むのですから、その効果が半減しないように以下の点に注意してください。
出来ればホットまたは常温で飲む
冷たい飲み物は身体を冷やします。身体が冷えれば血行が悪くなり、お肌にもよくありません。
これらの飲み物を飲む時は出来ればホットか常温で飲むようにしましょう。
一度に飲まないでこまめに飲む
美肌効果の高いポリフェノールなどは、体内にためておくことが出来ません。
せいぜい3〜4時間で体外に排出されてしまうので、一度にたくさん飲むよりもこまめに飲むのがおすすめです。
飲み過ぎには気をつける
お茶類は基本的にカロリーがほとんどありませんが、豆乳や牛乳はカロリーがあります。
美容に良いからといってたくさん飲むとカロリーが心配です。ですから、カロリーの高いものは1に地位1杯まで、それ以外はお茶を飲むなど、上手に色々組み合わせるといいでしょう
カフェイン、アルコールは控えよう
せっかくいいものを飲んでいても、お酒を飲み過ぎたり、カフェインを摂りすぎるとその効果が半減してしまいます。
赤ワインもグラス1杯くらいならかまいませんが、ボトル1本は飲み過ぎです。
また、コーヒーもカフェインが多く、利尿作用によって身体の水分が失われやすい飲み物です。
ランチの後に1杯くらい飲むのはいいと思いますが、1日中コーヒー、というのは避けたいですね。
毎日の飲み物を見直して楽して美肌を作ろう!
美肌作りは1日にしてならず。年齢を重ねるほどにトラブルは増えてくるので、スキンケアや食べ物など色々な面から対策していかないといけません。
毎日同じものだと飽きてしまうので、色々組み合わせてもOK。楽しみながら、楽して美肌を作れますよ!
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