手のしわが多い…しわをなくし年齢を感じさせない美しい手にする方法
Date:2017.01.31
年齢とともに増えてくるしわ…女性なら目を背けたくなりますが、そんな中でも手のしわは年齢が最も現れる部分であるといっても過言ではないと思います。
手のしわと聞きますと顔のしわほど重要じゃない気がしますが、意外と男性も見ているのが現実。手にしわがあるだけで年齢より老けて見られることもあるのです。
しかし、日頃からしっかりとケアをしておけば、しわが目立つことはありません。今回はそんな手のしわをなくす方法についてご紹介します。
体のどの部位よりも手の老化が先!手にしわが出来やすい理由
手は実は体のどの部位よりも老化が早く現れる部分です。顔や首にしわが出来ると老化を感じるという方も多いと思いますが、何より手の老化が先。
手の老化にいち早く気付いてあげることが大事なのです。
ではなぜ手はしわが出来やすいのでしょうか。それは手の皮膚は真皮層が顔や首よりも薄いため、乾燥しやすく、しわが出来やすいと言えます。
一番の原因は紫外線!思った以上に手はダメージを受けている
手にしわが出来る原因には様々なものがありますが、一番の原因はなんと紫外線だそうです。
紫外線を浴びた肌は紫外線A波によって手のハリを作る、
- コラーゲン
- エラスチン
を壊してしまい、手の老化を早めてしまいます。
また、25歳を過ぎるとコラーゲンが減少する傾向にあるので、紫外線からのダメージ、さらに年齢によるコラーゲンの減少がダブルでしわが出来る原因を作ってしまうのです。
手のしわはこうしてなくす!おススメのハンドケア法7選
では、しわ対策として一体どんなことをすれば良いのでしょうか。これから手のしわをなくす方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
手にも紫外線対策を!日々のケアで綺麗な手に
通常、紫外線対策と言えば顔への日焼け止めクリームを思い浮かべますが、このとき一緒に手にも日焼け止めクリームを塗ってあげることが大事。
いつもの顔への日焼け止めクリームを手にも追加すれば良いだけなので、すぐに実践することが出来ますよ。
また、手にUVカットの手袋をはめても。特に運転中などは手に紫外線があたり日焼けを起こしやすくなります。
運転中に手袋をはめるだけでも大分紫外線をカットすることが出来ますよ。
水に濡れた後はしっかり「拭き取る」これを習慣づけて
家事などの水仕事やお手洗いなど、毎日の生活の中で私たちはどれだけ手を濡らし、その後水分を拭き取っているでしょうか。
実はこの、手を濡らすという行為が知らず知らずのうちに手の老化を早めてしまう可能性があるのです。
お風呂だって入るし、手を濡らさないなんて無理と思いますよね。しかし、重要なのは手を濡らした後、どれだけキレイに手を拭けるか、なのです。
手を濡らした後、充分に水分を拭き取らないと、その水分が蒸発すると同時に手本来の潤いも一緒に蒸発してしまうのです。
水分が蒸発すると角質層がしぼみ、皮膚がへこみます。それがしわが出来る原因となります。
こまめに手を拭くのが面倒、という方はタオルやハンカチを吸収性の良いものに変えると手を拭く際、楽に水気を取ることが出来ますよ。
また、冬は寒さからどうしても熱めのお湯で手を洗うことも多いかと思いますが、実はこれも手にしわが出来やすい原因の一つ。
熱いお湯で手を洗うと手の皮脂が失われてしまうため、乾燥しやすくなります。
冬は熱いお湯を使いたい気持ちになりますが、ほどほどに。ぬるま湯ぐらいにとどめておきましょう。
食器を洗う際には手袋を着用する
皆さんは食器を洗う際、手袋を着用していますか。先ほど手に残った水気が老化を早めるということを書きましたが、洗剤を使う際にも手はダメージを受けています。
それというのも洗剤に含まれる界面活性剤が手荒れの原因となるのです。
そのため、食器洗いの際にはゴム手袋等の着用を心掛けるだけで、手へのダメージを防ぐことが出来ます。
手袋の着用は洗剤から手を守るだけでなく、上記に記載しました水から手を守るということにも通じていますので、食器洗いの際に手袋を着用すれば、
- 水
- 洗剤
の両方から手を守ることが出来、一石二鳥です。
化粧水、ハンドクリームを塗る
ハンドクリームを塗ることでも手のしわは防げます。この時、ハンドクリームは手に優しいものを使うようにしてください。
香料や着色料が含まれたものですと逆に手が荒れてしまう恐れがあります。
しかし、ハンドクリームは保湿目的で作られているものが多いので、水分を逃さない役割はありますが、手の乾燥を根本的に解決することにはあまり特化していないそうです。
そのため、乾燥を治したい!という方はまず化粧水を手につけてからハンドクリームを塗ると良いでしょう。
化粧水でしっかり水分を手に浸みこませてからハンドクリームで水分を閉じ込めるのです。
このとき使用する化粧水は保水力の高いものかエイジングケア用のものを用いることをおススメします。
また、ハンドクリームを塗る際は忘れがちな、
- 指先
- 指と指の間
に塗ることも忘れずに!
より浸透力を求める場合はハンドクリームを手のひらで温めてから塗ると浸透力が高まります。
ハンドクリームを塗り終わったらさらなる乾燥対策として手袋をはめるのも良いでしょう。
このとき使用する手袋は通気性が良く、肌に優しい素材が綿のものを選ぶと良いそうです。
シワ対策用クリームを使う
ハンドクリームはかなりの種類が販売されているし、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね…。
そんな方にオススメなのが「ロスミンリペアクリーム」です。
表皮の角質層にたっぷり潤いを与え、肌のキメを整え小ジワを目立たなくします。
手の甲の小ジワだけでなく、
- 首の小じわ
- ほうれい線まわりの小ジワ
- 目尻の小ジワ
にも使用できます。アンチエイジング対策として1本あると心強いかもしれません。
無香料で無着色なので、ハンドクリームのきつい香りが苦手な人にもオススメです!
入浴後にハンドマッサージを行う
しわを解消する方法としてマッサージもあります。これからご紹介していきますね。
- クリームを手に塗ります。
- 片手でもう一方の手を包むようにマッサージしていきます。
- 指は根っこの部分から指先に向かってさするような感じでやると良いでしょう。
- 爪も左右さするようにマッサージしてください。
- 指と指の間は反対側の親指の腹を使って押します。
この順番通りに行うことでしわを解消出来ます。
マッサージを行うタイミングとしては、入浴後の肌が柔らかくなっている時に行うのがベスト。
ただし、クリームをつけないで行うと肌を傷つけてしまう恐れがあるため、必ずクリームを付けてから行うようにしましょう。
食べ物でも変わる!シリカの多い食品を取り入れる
外側からのハンドケアの他に内側からのケアでもしわはなくすことが出来ます。上記の方法を試してみたけど効果がない…そんな方はある栄養素が不足しているからかもしれません。
手の老化に効果的な栄養素とはシリカです。ケイ素とも呼ばれており、私達の体内にも存在しているのですが、その量はごくわずか。
さらに、一日で30mgも失われてしまうため、こまめに摂取することが必要とされています。シリカは
- 肌の保湿
- 骨・爪・髪のコラーゲンの再生
を行う働きがあり、不足してしまうと老化を早めてしまう恐れがあります。老化を防ぐためにもシリカの含まれた食品を日々摂取することが大切です。
含有量の多い主な食品は多い順から
- キビ
- じゃがいも
- 小麦
です。
100gあたりキビには500mg含まれておりダントツ。その次にじゃがいもが200mg、小麦が160mgです。
キビと聞くと普段なかなか食べない方も多いかと思いますが、玄米に含まれていますので、いつもの白米を玄米に変えるだけでもシリカを摂ることが出来ますよ。
すぐの若返りを求めるなら再生医療!キメ細かい肌を目指して
ケアも良いけれど時間もないし毎日続けるのが大変…、今すぐに若返りたい!そんな方には再生医療もあります。
こちらは手のしわにはもちろんですが、顔などの様々なしわを改善することが可能です。
- PRPマトリックス
メスを使わないアンチエイジング施術です。PRPとは血液採取により自分の血小板を濃縮させた液体で、壊れてしまった組織を修復する力を持っています。
PRPマトリックスはこの血小板の力を使い、さらにそこにヒアルロン酸をプラスして注入するというものです。
化学物質を注入すると不自然にふっくらした仕上がりになってしまうのですが、このPRPマトリックスであれば化学物質が不使用なので自然な仕上がりになります。
メスを使わず注入のみで済むという点も嬉しいですよね。また、PRPマトリックスの効果は永久的とも言われています。
再生医療には他にも多くのものがあります。気になる方は専門医の話を聞いてみるのも良いでしょう。
-10歳若く見えることも!いざという時はハンドメイクで上品な手に
ここぞという時にしわを隠したい!そんな時にはハンドメイクという方法もあります。
ハンドメイクは名前の通り手にメイクをするという意味ですが、とっさの時にしわが隠せ、そして何より-10歳も若く見えるので大変便利です。
ハンドメイクの方法
- 1.メイク前の準備
- メイク前にピーリングクリーム等で毛穴汚れや古い角質を落とし、手をキレイにします。
- 2.毛抜き
- そして毛抜き!これは見落としがちですが、意外と目立ってしまうのでメイク前に忘れずに抜くようにしましょう。
- 3.ベースメイク
- 次にベースメイクに入っていきます。ベースはBBクリームかハンドファンデを使用するようにしてください。顔に塗る量よりも少なめの量を、手の甲全体に行き渡るように塗ります。この時、少しずつ調節しながら足していくようにしましょう。指の関節にも丁寧に塗るようにしてくださいね。
- 4.メイク
- ここからは自分の手の状態に合わせてメイクをしていきます。しわを隠す場合は毛穴用下地をまず手で温めてから、しわが気になる部分をはじめ全体に塗り込んでいきます。ベースメイクの時と同じく、下地の量は調節しながら塗ると良いでしょう。
- 5.シミ消し
- 次にシミを消します。シミには舞台用ファンデがおススメ!舞台用ファンデをシミが気になる部分にブラシを使い馴染ませてください。顔へのメイクと同様に自分の肌の色に合わせたファンデを使うことが大事です。
- 6.コンシーラーで血管消し
- 最後に、浮き出た血管にはコンシーラーを使います。血管に沿ってブラシを使いコンシーラーを伸ばしていきます。血管の青みを消すためには赤みのあるものを使うと良いそうです。コンシーラーを塗ったら手を使い、ぼかしていきます。
ここからは上級者編です。
基本よりもっと美しく魅せたい方はこれからご紹介する方法をプラスすればより若々しい手となることが出来ますよ。
- ハンドメイクの仕上げとしてネイルを塗ります。
派手なネイルの色を使うのも良いですが、ピンクベージュを使うとより手を美しく魅せてくれるそうです。 - 最後にキラキラパウダーを塗ると完成!
手だからといって侮るなかれ!日々のケアでみるみる手は変わる!
手のしわをなくす方法について見てきましたがいかがでしたでしょうか。
普段のケアといえばどうしても顔が中心になってしまいがちですが、実は手も同じくらいのケアが必要。普段の顔へのスキンケアにプラスしていきたいですね。
今は大丈夫と思っている方でも対策は早ければ早い方が良いので、この機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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