ブースター化粧品が手持ちの化粧水や乳液の効果を底上げする!
Date:2016.12.21
化粧水や乳液の効果を高める導入美容液「ブースター化粧品」は知っていますか?
ブースター化粧品を使うことで、化粧水や乳液・クリームなどの浸透が良くなります。
「せっかく買った化粧水が上手く肌に馴染まない」
「洗顔後に保湿をしているのに肌がガサガサになる」
という悩みのある人は、スキンケアの際にこのブースター化粧品を使うと悩みが一気に解決に近づきますよ!
でも一体どのようにしてブースター化粧品が効果を上げるのでしょうか?この記事ではブースター化粧品の効果や使い方についてご紹介します。
この記事の目次
基礎化粧品をサポートするブースター化粧品の種類や特徴
「ブースター(booster)」という言葉には、
- 後押しする人・もの
- 増幅器
といった意味があります。化粧水や乳液などの効果を高める導入美容液が「ブースター」と呼ばれているのは、この言葉が由来しています。
これ単体では特に効果が現れませんが、メインとなる化粧水などのスキンケアに使う基礎化粧品と組み合わさることで莫大な効果を発揮します。
ブースター化粧品の種類
基礎化粧品に化粧水や乳液などの種類があるように、ブースター化粧品にも種類があります。
スキンケアはもともと「お肌の調子を良くする・整える」ために行うものです。
お肌の調子は人それぞれなので、乾燥肌の人やオイリー肌の人ではスキンケアの方法が違いますよね?
ブースター化粧品を使うときにも、自分の肌の状態とよく相談してから選びましょう。
ブースター化粧品には次のような種類があります。
- 美容液タイプ
- ローションのようなオイル状やジェル状のものがあります。主に保湿効果を高めるために使うものですから、乾燥肌の人におすすめです。
- ミルクタイプ
- 乳液のようなミルクタイプは、優しく肌に馴染んで摩擦や刺激を与えずにスキンケア効果を高めます。肌がよくかぶれたりかゆくなったりするような敏感肌の人におすすめです。
- 拭き取りタイプ
- 拭き取りタイプは、ブースター化粧品を肌によく馴染ませた後にコットンで拭き取って使います。必要以上に分泌された皮脂や詰まった角質を落として肌を綺麗な状態にしてからスキンケアに臨むことができます。オイリー肌の人におすすめです。
- 洗顔料タイプ
- 多くのブースター化粧品は洗顔後に使って基礎化粧品の効果を高めますが、洗顔料タイプは洗顔料そのものがブースターになっています。肌の汚れを落としつつ表面を柔らかくするので、洗顔後のスキンケアがスムーズに行えます。
- スプレータイプ
- スプレータイプはぷしゅっと出てくるミストを顔に浴びせるだけなので簡単お手軽にブースターを済ませてしまえます。時間に追われる外出先や旅行先に持っていくのに便利です。
化粧水などの浸透を高める!ブースター化粧品の効果と魅力
実際に、ブースター化粧品にはどのような効果があるからスキンケア効果を高めてくれるのでしょうか?
ブースター化粧品が働きかけるお肌への効果は次の通りです。
お肌の表面を柔らかくする
お肌の乾燥はニキビや毛穴の開きなど、様々な肌トラブルを起こしてしまいます。メイクのノリが悪くなるのもつらいし、何としても避けたい問題です。
洗顔後は特にお肌が乾燥しがちなので、スキンケアでは多くの女性が保湿に力を入れています。ここで気を付けてほしいのが、保湿の効果は基礎化粧品の質や量よりもお肌の状態にかかっているという点です。
逆にお肌の表面が緊張してこわばった状態だと、せっかく使った化粧水や乳液もお肌に馴染むことなく蒸発して無意味な結果になってしまいます。
ブースター化粧品にはお肌の表面を柔らかくする働きがあるので、化粧水などの基礎化粧品の浸透効果を高めてくれます。
ブースター化粧品を使い始めると、使い始める前と比べて化粧水の消費量が減ることもありますよ!スキンケアと一緒に節約も出来て一石二鳥です。
皮脂や角質が落ちやすくなる
毛穴に皮脂や角質が詰まっていることはありませんか?
もし毛穴に何かしらが詰まっていると、ニキビなどの肌トラブルを引き起こすだけではなく、スキンケアに使う化粧水などの浸透が悪くなってしまいます。
ブースター化粧品は肌と化粧水や乳液などの結びつきをよりスムーズにするために、肌と化粧品の間に隔たる汚れを落とす役割も持っています。
よく聞く「水と油は弾き合う」という言葉の通り、お肌に油っぽい汚れがあることで化粧水が弾かれてなかなかお肌に浸透しません。
ブースターはこの油分を取り去ることで化粧水が弾かれるのを防いでくれる効果があります。
特に拭き取りタイプのものや洗顔料タイプのブースターはお肌に潜んでいる汚れを落とす力が強いため、単に化粧水の浸透を良くするだけではなく毛穴詰まりの解消効果も期待できますよ!
顔のベタつきが気になる人にも注目です。
基礎化粧品では足りない部分を補える
ブースター化粧品は実際には「ブースター」という名称で売られていることは少なく、ほとんどの場合「美容液」や「導入液」という名称で売られています。
ブースターは確かに基礎化粧品のサポート役に徹する存在ですが、仮にも「美容液」という名称で売られていれば基礎化粧品では補えないような美容成分をブースターから得ることが出来ます。
- 保湿成分
- 美白成分
- ビタミン成分
手持ちの基礎化粧品と比べてみて、お好みの成分が配合されているブースターを選ぶと美容効果も増します。
基本的にどの基礎化粧品にも合う
ブースター化粧品の魅力は何と言っても、「どんな化粧水・乳液・クリームにも合う」という点です。
ブースターを選ぶときに生まれがちなのが「手持ちの基礎化粧品と合うかな?」という悩みです。ブースターと基礎化粧品の相性が悪いと「せっかく買っても意味ないじゃん」とがっかりしてしまいますよね。
でも大丈夫!ブースター化粧品の根底にあるのは「基礎化粧品の手助けをする&妨げにならない」という目的です。
美容液やローションなどは手持ちの基礎化粧品との相性を考える必要がありましたが、ブースター化粧品にはそれがありません!
ですから好みの成分や効果を見て自由に選べます。
使い方を間違えて後悔しないために知るべきブースターの注意点
たった一つでいつものスキンケアをワンランク上の上質なものにしてくれるブースター化粧品ですが、実は賛否両論なのが現実です。
どんなに良いものにも少なからずデメリットは存在していて、それはブースターも一緒です。
一歩使い方を間違ってしまえばお肌の調子が良くなるどころかむしろ悪くなってしまうこともあります。
使い始めてから後悔しないためにも、ブースター化粧品の正しい使い方をさらっと勉強しておきましょう。
絶対にブースター単体では使わない
ブースター化粧品には美容液としての成分も含まれていますが、だからと言ってスキンケアの時にブースターだけで保湿をするのはやめましょう。
確かに多くのブースター化粧品に保湿成分が含まれてはいますが、ブースターと美容液の違いは「基礎化粧品の浸透を向上させるか否か」です。
もしブースターだけでスキンケアを済ませてしまうと、お肌から油分がなくなった状態のままメインとなる化粧水などが与えられずに乾燥を招いてしまいます。
ブースターはあくまでもサポート役です。メインとなる存在があってこその存在だということをしっかり念頭に置いておきましょう。
洗顔後なるべくすぐにブースターを使う
洗顔をした後のお肌が乾燥しやすいのはもう常識ですよね。
洗顔をすると、お肌はお湯で毛穴が開いたまま皮脂や角質が剥がれた状態になります。この状態を長引かせれば長引かせるほどお肌は乾燥しやすくなってしまいます。
だからこそ、洗顔後に化粧水や乳液で保湿をするスキンケア方法が一般的になっています。
乾燥しやすい洗顔後の保湿は特にしっかり行わなくてはならず、人の肌質によれば普段つけている化粧水だけでは保湿が足りていない場合もあります。
多すぎず少なすぎず適量で
どんなに良いものでも、適量が肝心です。ブースター化粧品の場合は特に適量を意識する必要があります。
もしつける量が多すぎればお肌の油分を余分に取り去るだけではなく、基礎化粧品の浸透を高める効果が強く作用しすぎてお肌のバリア機能が破壊されてしまいます。
もちろん少なすぎてもブースターの持つ効果が十分に発揮されず、目的の保湿効果が薄れてしまいます。
使っている基礎化粧品に不満がある人はブースター化粧水で効果を高めて
基礎化粧品には化粧水や乳液といった種類だけではなく、「どこのメーカーから発売されたものか」など品質の違いもたくさんありますよね。中にはちょっとお高くて手が出せないものもあります…。
もしも今使っている基礎化粧品に対して「安いものだから効果が出ないのか」なんて思っているならそれは違います!
いつも使っているプチプラ化粧水でも、ブースターを使えば高級化粧水並みの威力を発揮することだってあります!
手持ちの基礎化粧品に不満がある人は、買い替えよりもブースター化粧品を使ってみてはいかがでしょうか?
きっといつものスキンケアをより良いものにしてくれますよ!
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