お気に入りの帽子を長く使いたい!正しい洗濯方法とお手入れのコツ
Date:2019.03.11
帽子は日よけや防寒のためだけでなく、コーディネートのポイントともなる重要なおしゃれアイテムです。
お気に入りの帽子はいつまでも綺麗に使い続けたいと思いますが、正しいお手入れ方法を知らない人も多いようです。
洗濯できる帽子の洗い方や、洗濯できない帽子のお手入れ方法をしっかり覚えておけば、お気に入りの帽子も長持ちさせられますよ!
この記事の目次
洗濯表示タグは洗濯OKになっている?洗う前にしておくべきこと
キャップや布製の帽子には洗濯可能な物がありますが、洗い始める前に洗濯の可否や色落ちしないかどうかをチェックしておく必要があります。
まずは洗濯表示をチェックしよう
帽子にも洋服と同じように洗濯表示タグが付いています。この洗濯表示タグを見て洗濯できるか見てみましょう。
桶のマークにバツがついている表示の場合は洗濯できませんが、桶に数字や手のマークが書かれている場合は洗濯ができます。
取り外せる装飾品は取っておこう
ブローチやリボンなど、取り外せる装飾品が付いている場合は洗う前に必ず外しておきましょう。
色落ちしないかチェックしよう
色の濃いものなど色落ちの心配がある帽子は、洗う前に色落ちしてしまわないかチェックしておきましょう。
- 色落ちチェック方法
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- おしゃれ着用洗剤など洗濯に使う洗剤を不要な布に染み込ませる。
- その布を帽子の裏側など目立たない部分に擦り付ける。
- 布に色がつくかチェックする。
そのような帽子は自宅で全体を洗うことを避け、洗えない帽子と同じようにスベリなどの部分的なお手入れをしておきましょう。
型崩れを防ぐためには優しく手洗いが鉄則!帽子の洗い方
自宅で洗えることが確認できたのであれば、正しい洗い方を見ていきましょう。型崩れを防ぐためには優しく手洗いすることが鉄則です!
また、水温は洗濯表示タグに従って洗いますが、洗濯表示タグに数字がついていない場合は40度程度が適温となります。
- 帽子を手洗いする時の手順とポイント
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- スベリと呼ばれる帽子の被り口に一周縫い付けられた部分は汗や皮脂が染み込みやすいので、固形石鹸と歯ブラシサイズの小さなブラシを使ってクルクルと一周擦り洗いをし、すすいでおきます。
- 洗い桶に洗濯表示タグに従った温度のぬるま湯を溜め、適量のおしゃれ着用洗剤を入れてかき混ぜておきます。
- 優しく押さえるようにして押し洗いをし、そのまま20分ほどつけ置きします。
- 洗濯ネットに入れて洗濯機の脱水機能を短時間使用することも可能ですが、できるだけ負担をかけずに脱水するにはタオルに包んで押すようにして脱水すると良いでしょう。
- キャップやハットなどの立体的なシルエットは整えながらできるだけシワを伸ばして日陰に干しますが、調理用のザルにかぶせたり、洗濯ネットを帽子に詰めて干すと形をキープしやすいでしょう。
スベリの汚れが気になる…ハットなど洗えない帽子のお手入れ方法
ハットなどの洗えない帽子はお手入れに困ってしまいますが、洗えないからこそしまう前にしっかりお手入れすることが大切です。
フェルトハットなどの洗えない帽子でもスベリの汚れを落とす方法があるのでポイントを詳しく見ていきましょう。
- 帽子の表面はブラッシング
- 帽子用のブラシを使ってブラッシングします。衣類用の粘着テープを使ってのお手入れは一時的に見た目は綺麗になりますが、粘着素材が帽子にくっついてしまうためホコリが付着しやすくなってしまいます。
- スベリについたファンデーション汚れはブラシで擦る
- ファンデーションなどの化粧品汚れは、歯ブラシほどのサイズの小さなブラシで擦って落とします。
- 染み込んだ汗汚れは帽子本体が濡れないように洗う
- 染み込んだ汚れを落とすためには中性洗剤を薄めた水をスポンジに含ませて、帽子本体が濡れないようスベリの裏側からタオルを当てながら叩くように洗い、タオルを交換して水のみを含ませたスポンジで洗剤を洗い流します。
- 日陰で自然乾燥しよう
- スベリをお手入れした後はしっかり乾燥させる必要がありますが、ドライヤーなどの温風は材質を変化させて、帽子の変形や変色につながる恐れがあるので必ず風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。
型崩れは帽子の大敵!素材や形別に見るデイリーケアの方法
帽子を被ったらその日のうちにケアしておくことが大切です。丁寧なデイリーケアは帽子の風合いを保ち、型崩れを防ぎます。
フェルトハット
フェルトハットはブラシを使ったブラッシングでホコリを落とし、フェルトの毛流れを整えます。
天然草素材のハット
天然草素材のハットは網目にホコリが溜まりやすいので、エアダスターやドライヤーの冷風などを使ってホコリを飛ばします。
オイル加工された生地の帽子
オイル加工された生地の帽子の場合、専用のブラシや専用のオイルを使う必要があります。
帽子のシルエットや風合いを守るためには日頃のケアが大切
帽子は夏場の日除けとして使う場合はもちろんのこと、おしゃれで着用する場合も1日被れば汗や皮脂がついてしまいます。
基本的に帽子はデリケートなアイテムなので、洗える帽子も型崩れしないように優しく洗いましょう。
また、帽子を長く使うためには、付着した汚れをそのまま放置せずに日頃から丁寧にケアすることが大切だということを覚えておきましょう。
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