我慢をしないで痩せるBOOCS(ブックス)ダイエットの方法と効果
Date:2016.09.13
ダイエットは、”綺麗”を目指す女性にとって避けては通れない存在です。
成功すれば理想のボディを手に入れることが出来ますが、途中で挫折したり失敗したりすることも少なくはありません。
今回ご紹介する「BOOCS(ブックス)ダイエット」は、ダイエットに失敗した経験のある人にほど知ってほしいダイエット方法です。
脳疲労を解消する!我慢をしないBOOCSダイエットとは
「BOOCS(ブックス)ダイエット」というダイエット方法を聞いたことはありますか?
ブックスとは言いますが、本を使うわけではありません。一言で言うなら「我慢をしないダイエット」です。
- Brain(脳)
- Oriented(指向)
- Obesty(肥満)
- Control(調整)
- System(方法)
の頭文字に由来しています。
BOOCSダイエットの一番の目的は「脳疲労」を解消することです。
食事の内容や運動、エクササイズよりも脳の指向を痩せやすい方向に調整することを目指しています。
脳が疲れると身体にも影響が出る。人を太らせる脳疲労について
人の脳にはいろんな神経が集中していて、それぞれで数多くの役割を持っています。
身体が痩せたり太ったりするのも、脳の匙加減1つで大きく左右されるのです。
まずはチェック!脳疲労になってない?
ダイエットをする人の多くはダイエットをすることによってストレスを感じています。
「食べたいけど我慢しなきゃ」「面倒だけど運動しなきゃ」といった具合に、ダイエット期間中に自分の本心を抑えつけてしまうのです。
ストレスは脳を疲れさせ、「脳疲労」と呼ばれる現象を起こします。
- 眠っているとき、妙なタイミング(深夜や早朝など)で目が覚める
- 食事が億劫である
- 便秘である
- 特に運動をしていないのに身体が疲れている
- 気持ちが暗く沈んでいて、前向きになれない
- 集中力が続かない・注意が散漫だ
- よくイライラする
いかがでしょうか?もしも何か1つでも心当たりがあれば、それは脳が疲れている証拠です。
脳が疲れると味覚が鈍くなる
疲れたときやストレスを感じたときなど、何だか口寂しくなって間食をしてしまうことはありませんか?
特に味覚は、脳の疲れによる影響を一番受けやすくなっています。
脳疲労があることで味覚が鈍くなり、何を食べても満腹感・満足感を得にくくなってしまいます。
味覚が鈍いと、より味を感じやすい甘いものや油っぽいものを欲しがるようになってしまいます。
そうすることで自然と口にする食べ物のカロリーや糖質・脂質が大きくなり、太りやすくなってしまいます。
自律神経が乱れて身体の調子が悪くなる
脳には、「大脳新皮質」と呼ばれる理性を管理するものと、「大脳旧皮質」と呼ばれる本能を管理するものがあります。
脳疲労は責任を過多に感じたり、欲求を我慢したりすることによって理性と本能のバランスが崩れたときに起こります。
理性と本能のバランスが崩れる過程で、自律神経も乱れているのです。
自律神経の乱れによって
- 消化機能が悪くなって便秘になる
- 食欲が極端に増減して食生活が偏る
- 身体が疲れやすく動きにくくなる
- ストレスに上手く対処できなくなる
- 血流が悪くなって基礎代謝が落ちる
といった肥満に直接繋がるトラブルが起きます。
ストレスが減ることで痩せやすくなるBOOCSダイエットの効果
BOOCSダイエットによって脳疲労を解消することにより、次のようなダイエット効果が得られます。
ストレスが減って前向きにダイエットができる
「ストレス太り」という言葉もあるように、ストレスは肥満の原因です。
ダイエットは誰もが自ら進んでするものですが、続けていく内に人はストレスを感じるようになります。
- 食べたいものが食べられない
- したくないけど運動をしなくてはならない
- 成果が出ないと落ち込んでしまう
- ダイエットに日常生活が縛られて不自由な気分になる
BOOCSダイエットはこのようなストレスを減らすことができるので、ダイエットが億劫になることなく前向きな気持ちで続けられるというメリットがあります。
薄味のもので満足ができる
脳疲労がもたらすトラブルの中でも、「味覚が鈍くなる」という現象はダイエットを邪魔する大きな壁です。
味覚が敏感になることで、薄い味の食べ物でも満足できるようになります。
塩分や脂質が比較的低いとされている和食を食べやすくなるので、太りにくい食生活を送れるようになります。
ドカ食い・リバウンドの危険性が減る
BOOCSダイエットには毎日自分の好きなものを食べられる機会があるので、他のダイエット方法と比べて食に対するストレスが格段に減ります。
そのため、ダイエットのストレスを発散させるためにドカ食いをしてしまう危険性が少なくなります。
ダイエット後の「これからは何を食べても良い」という反動も起きにくいため、リバウンドをすることもありません。
我慢をしないのが重要なポイント!BOOCSダイエットのやり方
BOOCSダイエットは、人の肥満と密接に関わりのある脳疲労を解消するための方法です。
では、実際にどうやって脳疲労を解消するのかをご紹介します。
1日1快食でストレスをなくす
BOOCSダイエットの基本は「1日1快食」と呼ばれるもので、1日の内に1回だけ思う存分好きなものを好きなだけ食べるという方法です。
「カロリーは気にしないで良いの?」と心配になる人もいるでしょう。しかし、この1快食のときはカロリーは気にしなくてOKです!
いくら綿密なカロリー計算を行ったところで、ストレスを溜めてしまえば痩せるどころかむしろ太ってしまうことさえありまず。
ですから、快食のときはカロリーなんて気にせず自分の思うがままに食事をして良いのです!
1日の中に我慢をしない食事があることで、「あれを食べたい」という欲求が満たされてストレスが溜まりにくくなり、脳疲労が改善されます。
他の2食は1快食へのつなぎ
快食は朝、昼、晩のどこに持ってきても構いません。ストレスを減らして脳疲労を解消するのが最優先なので、自分が食べたいと思ったときに食べるのが一番です。
他の2食は、あくまでも「快食へのつなぎ」という意識で食べるのがBOOCSダイエットのコツです。
- 朝はスムージー、味噌汁などの水分食
- 昼はおにぎりやパンなど、軽い炭水化物
といった風に軽く済ませておきましょう
間食には黒砂糖がおすすめ
BOOCSダイエットを始めたばかりで慣れていない人は、1日1快食の食生活ではお腹が空いてしまいます。
もちろんBOOCSダイエット中に空腹を我慢するのは良くありません。
BOOCSダイエットで空腹を感じたときに食べるのには黒砂糖がおすすめです!
- 塩分を排出して血圧を下げるカリウム
- 骨を丈夫にするカルシウム
- 血液を作り出して体中に酸素を運ぶ鉄分
- コレステロールや悪玉菌を抑制するオフタコサノール
- 血糖値の上昇を抑制するフェニルグルコシド
どれもダイエットの強い味方になってくれる存在です。
黒砂糖は甘いだけでなくダイエットを助けてくれるため、BOOCSダイエット中の間食にはとても向いています。
黒砂糖だけをそのまま食べても良いし、紅茶に入れて飲んでも美味しいですよ!
他のダイエットにはないBOOCSダイエットならではの悩み
BOOCSダイエットは今までになかった珍しい形のダイエット方法です。
そのため、他のダイエット方法を試していた経験のある人は「これって本当に良いの?」と悩んでしまう現象に悩んでしまうこともあるでしょう。
BOOCSダイエットでは、次のような悩みが生まれることがあります。
体重が減った後、また増えることがある
BOOCSダイエットを始めてから3か月ほどは体重が増えたり減ったりを繰り返します。
すぐに効果が出るわけではないので「もしかして失敗してるんじゃ…」と不安になってしまう人もいますが、BOOCSダイエットではこれが普通なので何の問題もありません。
自分を急かしたり焦ったりするものではないので、効果が出るのもすぐにではありません。
即効性ではありませんが続けてさえいれば必ず効果は現れるので、気長に効果が出るのを待ちましょう。
何を食べたいのかがわからなくなった
「1日1快食」という言葉に対して「毎日必ず自分の食べたいものを考えなければならない」というプレッシャーを感じてしまう人はすくなくありません。
しかし、ストレスを溜めないためのBOOCSダイエットでストレスを感じてしまえば本末転倒。得られる効果も得られません。
もしもBOOCSダイエットの途中でストレスを感じてしまったときは、1度BOOCSダイエットを止めてみましょう。
とにかく我慢はしない!ストレスフリーで楽しく続けられるダイエット
BOOCSダイエットで最優先すべき課題は、何といっても「ストレスを溜めないこと」です。
ストレスフリーなBOOCSダイエットは、他のダイエットと比べて「あれをしなきゃ」「これはやっちゃ駄目だ」と自分で自分を責めるようなことはありません。
そのため、いつでも楽しく気軽に続けることができるのです。
他のダイエットで挫折を経験したことのある人は、是非BOOCSダイエットを始めてみませんか?
効果が出るまでに時間はかかりますが、自分の負担にならないダイエットは身も心もスッキリしますよ!
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