ココアを飲んで健康に!ダイエットにも役立つココアの効果とは?
Date:2018.04.24
体を温めたいときやホッと一息つきたいときなどに飲みたくなるココア。
普段何気なく飲んでいるココアに健康効果があるのをご存じでしょうか?
今やほとんどの人が予備軍といわれる生活習慣病の予防・改善や、感染症の予防効果まで、さまざまな効果がココアにはあります。
さらに一見意外だと思われる、女性に嬉しいダイエット効果もあるのです。
ココアを飲むとみるみる健康に!?ココアへのイメージがきっと変わるはずです!
ココアの驚くべき効果について詳しく知り、毎日ココアを飲むだけのとっても簡単な健康生活を始めてはみませんか?
ココアの美味しい飲み方についてもご紹介します。
この記事の目次
ココアの原料や製造方法
ココアの原料は?チョコレートと何が違うの?など普段飲んでいてもココアについて知らないことがたくさんありますよね。ここではココアがどのようにしてできているのか、またチョコレートとの違いについてご紹介します。
原料はチョコレートと同じカカオ豆
主にコートジボワールやガーナなどの国で育つカカオの木からカカオポットと呼ばれるカカオの実がなります。そのカカオポットの中にカカオ豆があります。
ココアの原料はこのカカオ豆であり、チョコレートの原料と同じです。
どうやって作られるの?
- カカオポットを割りカカオ豆を取り出します。
- カカオ豆を発酵させていきます。
- カカオ豆を砕いて皮を取り除きます。
- それを炒ってすりつぶします。これをカカオマスといいます。
- カカオマスの中にある脂肪分ココアバターを取り出すとココアになります。
チョコレートとの違いは何?
カカオマスを作るまではココアと同じ製法で行われます。
ココアはカカオマスからココアバターを取り出しココアになりましたが、チョコレートはこの取り出したココアバターをカカオマスにさらに加えて長時間練り上げたものになります。
ポリフェノールたっぷり?!ココアに含まれる栄養素について
チョコレートに含まれていることで有名なポリフェノール。チョコレートと原料が同じココアにも含まれているのか?など気になりますよね。
ポリフェノール、タンパク質、脂質、糖質、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄分、亜鉛などがあげられます。
なかでも重要な役割をするココアの栄養素についてご紹介します。
赤ワインよりも多く含まれるポリフェノール
ココアにはポリフェノールがたくさん含まれています。なんと赤ワインよりも含有量は多いのです。もちろんコーヒーや紅茶などにも含まれていないので、ポリフェノールが手軽にとれる飲み物としてココアは大変有能です。
癒し効果のあるテオブロミン
ココアを飲むとホッとしますよね。これはココアに含まれるテオブロミンという成分の働きによるものです。テオブロミンは苦み成分でもありカフェインと似ているのですが、カフェインほど眠れなくなるということはなく刺激が少ないのが特徴です。
食物繊維やミネラルも豊富!
ココアにはゴボウよりも豊富な食物繊維が含まれています。
また、ココアにはカルシウムやマグネシウムといたミネラル類も大変豊富です。骨や歯など体の形成に欠かせない成分ですので小さいお子さんにも嬉しいですね。
少量だけどカフェインも含む
お茶や紅茶、コーヒーに比べると断然カフェイン量は少なめですが、ココアもカフェインを含んでいます。カフェインは目を覚ます効果があるので、気になる方は寝る前ではなく朝や昼にココアを飲むといいですね。
飲んで健康になる!ココアの驚くべき効果をしろう!
ココアにはたくさんの栄養素が含まれていることがわかりました。これらは一体私たちにどのような効果をもたらすのか気になりますよね。
ココアがもつ効果・効能についてご紹介します。
生活習慣病対策に効果的
ポリフェノールには高血圧や動脈硬化を改善する効果があると言われいるためです。
さらにコレステロール値を下げる働きもあるので肥満で悩んでいる人にも嬉しいですね。メタボ予防にもつながります。
日常的にココアを飲むことで生活習慣病により亡くなるリスクが減るとも言われているので、気になる方はもちろん、これから気をつけたい方もココアを飲む習慣をつけると良いかもしれません。
感染症を予防してくれる!
特に感染症にかかりやすい冬季にココアを飲むと、体を温めながら感染予防もできるのでおすすめです。
傷を早く治す効果もあり
傷を治すのに必要な亜鉛とポリフェノールを簡単に摂ることができる飲み物はココアだけです。ケガをしたらココアを飲む!と覚えておくのも良いですね。
女性に嬉しい効果がたくさん
ココアには女性に嬉しい効果がたくさんあります。
- 冷え性の人に嬉しい体を温める効果
- むくみの解消
- 貧血予防
- 紫外線による肌への負担を軽減
- アンチエイジング効果
- 便秘解消
等々、ココアに含まれるポリフェノールや食物繊維などの活躍によりこのような効果が得られるわけです。ココアを飲んで若々しく健康な体になれますね。
体に脂肪をため込ませない効果も
先述の通りココアに含まれる食物繊維には腸内をきれいにする働きがあるため、腸内環境を整えることができ、便秘解消にもつながります。
また、苦み成分でもあるテオブロミンには脂肪をため込ませない効果があるので内臓に脂肪がつくのを防げるというわけです。
脳の機能を高める!?
ココアに含まれるテオブロミンには更なる効果があります。
- 計算力の向上
- 認知能力の向上
- 集中力の向上
- 記憶力の向上
などがあげられます。脳の機能を高める嬉しい効果ばかりですね。
また、テオブロミンはココアの原料であるカカオにしか含まれない貴重な成分です。勉強する前などにココアを飲むことをおすすめします!
ココアを飲んでリラックスしよう
ココアには自律神経を整える働きがあります。ストレス対策やうつ病対策にも効果的です。
疲れているときや、癒されたいときなどココアを飲んでリラックスしましょう。
ココアを飲もう!美味しいココアの飲み方と注意点について
ココアにはさまざまな効果があることがわかりました。ココアの選び方から美味しい飲み方、またココアを飲むタイミングや注意点についてご紹介します。
ココアには純ココアと調製ココアがある!ココアの選び方
スーパーなどで売られているココアには2種類あります。
- 砂糖やミルクが入り甘く調製された調製ココア(ミルクココア)
- それらが入っていない純ココア(ピュアココア)
の2種類です。
それぞれの特徴をみてみましょう。
- 甘くて飲みやすい。
- お湯や牛乳で溶かすだけで簡単に飲める。
- 砂糖やミルクが入っているためカロリーが高い。
- ココア本来の香りと味がする。
- 苦味がある。
- 料理やお菓子作りに使える。
- 自分の好みの味に調製できる。
とりあえず手軽に飲みたい方は調製ココア、カロリーが気になっている方は純ココアを飲むことをおすすめします。
また、脂肪をため込まないなどココアにはダイエット効果がありますが、調製ココアだと糖分の摂りすぎにもなりかねないので注意が必要です。
1日1~2杯がおすすめ
ココアは体にいいことをご紹介しましたが、摂りすぎには注意してください。
調製ココアも純ココアも1日1~2杯飲むことをおすすめします。毎日の飲み続けることで効果がありますよ。
ココアを飲むタイミングは
ココアには集中力を高めたり、ストレスを緩和したりとさまざまな効果がありました。飲むタイミングによってココアの効果を引き出すこともできます。
- 便秘を解消したい、体を温めたい、朝から集中したい・勉強をはかどらせたい 等
→朝起きてすぐに飲もう - 仕事の合間にリラックスしたい、冷えが気になる、午後からも集中したい 等
→昼休憩に飲んでホッと一息しましょう - 脂肪の蓄積を抑制したい、1日の疲れを癒したい、夜勉強をはかどらせたい 等
→夕食後に飲んでリセットしよう
このようにうまくココアを飲んでココアの効果をいかしましょう。
また、毎日飲み続けることでお肌も若返り、生活習慣予防にもつながるので嬉しいですね。
ココアの美味しい飲み方
ココアを作るときにダマになって固まったり、飲み終わった後に粉末ココアが溶けてなかったりと経験はありませんか?ほんのひと手間で美味しくココアを作ることができます。
【ココアの美味しい作り方】
- マグカップにココアをスプーンで山もり3杯いれます。
- そこにお湯を少しいれスプーンで粉を練ります。(粉がペースト状になればOK)
- 牛乳(約180ml)をいれて混ぜます。
- レンジで温めて完成です。
簡単に美味しくココアを作ることができるのでぜひやってみてください。
また、純ココアを使う場合はお好みで砂糖を加えるのも良いですね。
ココアは冷やしても同じ効果が得られるといわれています。暑い日などには冷やしココアも良いですね!
ココアはやっぱりすごかった!
いかがでしたでしょうか?ココアには小さいお子さんからお年寄りまでみんなが喜ぶ嬉しい効果がたくさんありました。
また、ココアはどの年代にも親しみのある飲み物ですよね。ココアを飲んでホッと一息するついでに健康になりましょう!
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