新感覚クリームシャンプーの効果と使い方。泡立たないシャンプー!
Date:2018.08.04
ノンシリコンやアミノ酸系のシャンプーは髪に優しい、ということはだいぶ浸透してきていると思います。
さてここへ来て、さらに髪に優しい「泡立たないシャンプー」の登場です。その名もクリームシャンプー。
海外セレブも愛用するというクリームシャンプーはどのようなものなのでしょうか。
その効果や使い方を詳しくご紹介します!
この記事の目次
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クリームシャンプーとは泡立たない新感覚シャンプー
クリームシャンプーとはその名の通りクリーム状になっているシャンプーのこと。
普通のシャンプーは液体状ですよね。クリームシャンプーはクリーム状になっていて、それを髪や頭皮につけて洗っていきます。
泡立たないので、洗うというよりはマッサージをしていくような感じです。
髪を洗うのではなく、頭皮をマッサージしながら汚れを浮かび上がらせていきます。
髪への負担が少ない、クリームシャンプーの効果
泡立たないのに洗えるの?と思うかもしれないですが、大丈夫です。
泡が立つシャンプーは泡の力で洗うのでどれだけたっぷり泡を立てるかが重要ですが、クリームシャンプーはマイルドな洗浄成分で汚れを浮き立たせることが目的。
だから、髪に負担をかけずに汚れを落とすことが出来るんです。
摩擦が少なくて髪を傷めない
普通のシャンプーは、洗う時に髪をこすってしまいます。ゴシゴシと洗っているうちに髪が絡まったりして、キューティクルを傷つけてしまうのです。
クリームシャンプーは使ってみるとわかりますが、手の滑りがとてもいいんです。髪が絡まず、なめらか。
洗うときの摩擦が少なくスルッと手が通るので、髪を傷めなくて済むのです。
洗浄力が優しい
シャンプーをするたびに髪を傷めてしまうのは、洗浄力が強くて地肌に必要な皮脂まで取りすぎてしまうからです。
頭皮はべたつきがちだからゴシゴシ洗わないといけないと思っている人が多いのですが、頭皮は私たちが思っているよりもずっとデリケートです。
そんなに強い洗浄力は必要ありません。
泡立たないクリームシャンプーは頭皮を洗うことを前提としているものが多く、洗浄力がとてもマイルドです。
頭皮の汚れは落とすけれど、必要な皮脂は残してくれるので、頭皮に負担をかけません。
トリートメントが同時に出来る
クリームシャンプーは、頭皮や髪の汚れを落としながら潤いを守る働きがあります。
ですからシャンプーと同時にトリートメントまで出来てしまう、という優れものなんですね。
ヘアケアがシンプルになって時短が出来るというのもクリームシャンプーのメリットです。
頭皮のマッサージが同時に出来る
クリームシャンプーはこってりしたクリーム状なので、頭皮に密着しやすく、頭皮のマッサージをしやすいのも特徴のひとつです。
揉み込むようにしてつけながら、毛穴の汚れを浮かせるようにしてマッサージしていきます。
頭皮や髪を洗いながらマッサージも同時に出来てしまうので、
- 頭皮の血行が良くなる
- 頭の疲れがとれる
なども効果もあります。
クリームシャンプーのデメリット
ではクリームシャンプーにデメリットはないのでしょうか。使う前に知っておいて欲しいことについてもお話しします。
洗浄力が弱いから予洗いが大事
クリームシャンプーの優しい洗浄力は、頭皮にはメリットですが、洗浄力が弱いという点でデメリットにもなってしまいます。
洗い方が足りないと汚れが残ってしまう可能性もあるからです。
ですから、普段のシャンプーよりも「予洗い」が大事になってきます。ぬるま湯でしっかり汚れを落とすことで、洗浄力が弱くても頭皮の汚れを残しません。
価格はやや高め
これはデメリットといえるかどうかですが、ドラッグストアなどで購入できるシャンプーとトリートメントに比べたらやや価格が高めです。
ただし、シャンプー、トリートメントなどがこれ1つで済んでしまうと思えば、トータルコストは抑えられるかもしれません。
泡立たないことに慣れるのに時間がかかる
皆さんは、今まで普通に泡立ててシャンプーしてきた方が多いと思います。私もそうです。
ですから、「泡立たない」という感覚に慣れるのに、少々時間がかかるかもしれません。
あまりに泡立たないので、「これで大丈夫?」と思ってしまい、途中でやめてしまう人も少なくないそうです。
それではせっかくのクリームシャンプーの効果も時間出来ないままになってしまうので、とてももったいないことです。
せめて、1本使い切るまで頑張ってみましょう。
塗り方にコツがある!クリームシャンプーの正しい使い方
頭皮にクリームをつけていく、というのはあまりやったことがないかもしれないですね。クリームシャンプーは洗浄力が穏やかなので、使い方が大事です。
洗う前のお手入れが大事!
泡立たないクリームシャンプーは、使う前の準備が大事です。
- 髪が乾いた状態で、しっかりブラッシングしましょう。
- その後は、ぬるま湯でしっかり予洗いをします。
ブラッシングをする時は、毛先から丁寧に。髪が絡まっていても強引にブラシを通そうとしないことです。
優しくほぐすようにして髪全体をブラッシングします。そうすると、大まかなゴミはこの時点でとれてしまいます。
髪を分けてから塗る
普通のシャンプーのように、1回に使う量をすべて一度につけようとするとうまく出来ないので、少しずつ、分けて塗っていきます。
- 頭頂部
- 後頭部
- 耳の辺(両側)
4カ所くらいに分けるとまんべんなく塗れます。
塗ったところを中心にして、円を描くように広げていきます。
適量を守る
どのくらいが適量なのかは髪の長さによっても変わってきますが、多すぎても少なすぎても効果が半減してしまいます。
クリームシャンプーに書かれている量を守って使うようにしましょう。
頭皮をしっかりマッサージ
クリームシャンプーは泡の力で洗うのではなく、マッサージしながら汚れを浮き立たせていくシャンプーです。
ですから、ただ頭皮に塗るのではなくて、毛穴の汚れを浮かせるようなイメージで、しっかりマッサージしてください。
指の腹を使って、気持ちがいいと思うくらいの圧でモミモミしてください。2~3分、しっかりマッサージすれば十分です。
すすぎ残しのないように
泡がないので、すすぎが出来ているかというのが少し分かりにくいですね。
特に髪の生え際などにすすぎ残しがないように気をつけてください。しっかり洗い流しても効果が薄れることはないのでご心配なく。
むしろ、すすぎ残しがある方が頭皮にはよくありませんので、2分くらいかけてしっかり洗い流していきましょう。
ディスペンサーに移して使うと楽
使うたびに手に取ってぬっていってもいいのですが、別の容器(ディスペンサー)に移して使うととても使いやすいです。
ケチャップや辛子、お好み焼きにマヨネーズをかける時に使うような容器がありますよね。
あれに移して頭皮につけると、わざわざ髪をブロッキングしなくても、頭皮に直に塗りやすいです。
最後はドライヤーで乾かす
せっかく髪を傷めないようにして洗ったのですから、最後までしっかりケアしていきましょう。
ドライヤーをかけると髪が傷むと思っている人が多いのですが、逆!ドライヤーをかけないと髪が傷んでしまいます。
- タオルドライをしっかりします。タオルで髪を包み込むようにして水分を吸い取ります。
- 髪は根元から乾かします。毛先に風を当てなくても大丈夫です。
- ドライヤーは髪から15cm以上離して当てます。
- 8割がた乾いたら最後は冷風を当ててキューティクルを引き締めます。
ドライヤーをかけるのと自然乾燥とでは、髪のツヤや手触りも全然変わってくるので、是非毎日の習慣にしてください。
髪を傷めたくない人は、60度くらいの低温ドライヤーを使うといいでしょう。
泡立たない新感覚のシャンプーで優しいヘアケアを
いつもの感覚と違うので、最初のうちは何となく変な感じがするかもしれないですね。でも、使っていくうちに手に髪が絡まない、つるっとした感覚がクセになっていくと思います。
頭皮をマッサージすると顔のたるみ予防にもなりますし、健康な髪を育てるのにも役立ちます。髪にも頭皮にも優しいクリームシャンプー、1度試してみませんか。
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