カレーのお肉と言えば?キレイになれちゃうお肉の選び方
Date:2018.11.23
作り置きもできちゃう強い味方、カレー。
たくさんのスパイスが使われたカレーは、じんわりと身体の中から温めてくれるので、代謝が落ちてしまっていたり、身体が冷えてしまっているときに最適なメニューでもあります。
市販ルーを使えば簡単に完成するお助けメニューのカレーですが、お肉選びに迷ってしまった経験はありませんか?
種類も部位も色々あってついお肉売り場で立ち止まってしまったり。いつも同じお肉になってしまって代わり映えしなかったり。
お肉の特徴を覚えて、美容目的別にお肉を選べるようになっちゃいましょう。
ダイエットに向いているお肉。選ぶポイントは種類ではなく部位
今日からダイエット!そう決意してまず行うことは”食事制限”という方も少なくないと思います。
しかし、単純にカロリー摂取をしなければ痩せると誤った知識で偏った食事を続けてしまうと、身体に不調がでたり、食事制限をやめた後により太りやすい体質になってしまいます。
ダイエット中、積極的に取り入れたい食材は以下に該当するもの。
- カロリーが低い
- タンパク質が豊富
- ダイエットをサポートする栄養価が入っている
ダイエット食材を選ぶ上でのポイントとなるこれらに該当するお肉をご紹介します。
よく聞く“高タンパク、低カロリー”な食事とは
脂肪燃焼には筋肉が欠かせません。
その筋肉をつくる手助けをしてくれるのがタンパク質。
筋肉はエネルギー(カロリー)を消費して体を動かすいわばエンジンのような役割。筋肉量をつけると基礎代謝があがり、いつも通りの生活をしていても消費カロリーが増えます。
ある程度の筋肉がついた身体は痩せやすい身体でもあるのです。
ただカロリーを抑えるだけのダイエットだと、無駄な脂肪は落ちずに大切な筋肉がどんどんと落ちてしまいます。
筋肉が落ちることで体重が減るので一見ダイエットがうまくいっているかのようですが、本当に落ちるべき無駄な脂肪は落ちていないのです。
偏りのないバランスのとれた食事がダイエット成功の鍵です。
鶏肉はヘルシーお肉の代表!具体的なカロリーは?
他のお肉と比べて、鶏肉はヘルシーということをご存知の方も多いと思います。
- 鶏むね肉
- 鶏もも肉
- 手羽先
- 手羽元
- ささみ
一般的なスーパーでもこれだけの種類が売られています。
鶏肉100gあたりのカロリー順は下記の通りです。(食品成分データベース参照)
部位 | 100gあたりのカロリー |
---|---|
手羽先 | 226kcal |
鶏もも肉(皮あり) | 204kcal |
手羽元 | 197kcal |
鶏むね肉(皮あり) | 145kcal |
鶏もも肉(皮なし) | 127kcal |
鶏むね肉(皮なし) | 116kcal |
ささみ | 105kcal |
鶏肉の中で最もカロリーが高い部位は手羽先、反対に最もカロリーが低い部位はささみです。
そして鶏肉のポイントは“皮”。もも肉の場合、皮ありか皮なしかで77kcalも差がでます。77kaclを消費するには、30分程度のウォーキングが必要となります。
鶏皮はカロリーが高いので、ダイエット目的で鶏肉を選ぶのなら必ず皮は取り除きましょう。
鶏肉の中でも鶏むね肉とささみはダイエットに最適!
鶏むね肉もささみも低カロリー高タンパク質の代表格。筋肉を保ちながら美しく痩せる手助けをしてくれます。
鶏むね肉は代謝を助けるビタミンAやB郡も豊富に含まれているので、さらなるダイエットサポート効果が期待できます。
豚肉はダイエットを助けるビタミンB1とLカルニチンが豊富
部位によっては豚肉もダイエットの強い味方です。豚肉の中でもカロリーの低いいずれかを選びましょう。
- ヒレ肉
- モモ肉
- 肩肉
しかし、赤身と脂肪がバランス良くついている場合はどうしてもカロリーはあがってしまいます。選ぶ際は、お肉の状態も確認して赤身のみのお肉を選びましょう。
豚肉にはダイエットを助けてくれるうれしい成分が含まれています。
- Lカルニチン
- この成分は脂肪を燃焼するミトコンドリアへ脂肪を運ぶ働きをしてくれます。それにより、効率的に脂肪が燃焼されダイエット効果を高めてくれるのです。
- ビタミンB1
- ビタミンB1は糖質の代謝を高めてエネルギーとして消費する働きがあります。さらに疲労回復の手助けもしてくれるので、運動をしながらダイエットをしている方は、疲れを残りにくくするという意味でも積極的に取り入れたいお肉です。
吸収され肉のはラム肉!身体を温める効果も!
実はラム肉もダイエットに向いています。
なぜならば、ラム肉は融点が高く身体に吸収されにくいからです。
融点というのはお肉の脂肪が溶け始める温度。
低ければ低いほど脂肪が溶け出すのがはやく、身体に吸収されやすくなります。
人間の体温は36℃前後なのに対しラム肉は44℃からと8℃以上も高いのです。
そのため体内に入っても脂はなかなか溶け出さず、吸収されることなく体外に排泄されます。
そして豚肉同様にLカルニチンが豊富で、さらに血中コレステロール値をさげてくれる不飽和脂肪酸も豊富とうれしいことだらけ。
ラム肉には身体を温める効果もあるので冷え性でなやむ方にも強い味方です!
痩せやすい身体づくりに繋がる成分や、代謝を促してくれる成分が入っていることが大切です。
バランスの良い食事を心がけ、健康的に理想体型を目指しましょう。
美肌効果も期待できちゃう!?食べながら綺麗になれちゃうお肉の選び方
“綺麗は内側から”なんて言葉があるように、食事はダイレクトに私たちの身体づくりに影響します。
肌を構成しているのは多数のアミノ酸、タンパク質。美肌のために積極的にとりたい栄養素の1つです。
鶏肉はコラーゲンたっぷりの骨付き部位を
美容観点からも鶏肉はとってもおすすめなお肉です。
しかし、ダイエットとはおすすめ部位が異なります。美容観点からのおすすめ部位はこちら。
- 手羽先
- 手羽元
- 手羽中
そしてさらに骨付きがベストです。これらの部位には肌再生に関わるコラーゲンがたっぷりと含まれています。
さらに体内でのコラーゲン生成は30歳前後から年々減少し、新しいコラーゲン生成が滞ることによってしわやたるみにつながるとも言われています。
美肌を保つためにもきちんと食事で補いたい栄養素の1つです。
コラーゲンは熱を加えると溶けだしてしまう性質があります。
しかしカレーの場合、溶け出す先はルーです。
そのため、溶け出してしまってもルーからも余すことなくコラーゲンを摂取することができるので、相性抜群の組み合わせです。
さらに、コラーゲン繊維を支える役割をもつエラスチンも含まれています。エラスチンはタンパク質の一種で、肌に柔軟性を与えるといわています。
伸縮性が必要とされる靭帯ではなんと約78~80%を占め、綺麗な上向きバストに欠かせないクーパー靭帯にも大きく関わってきます。
一度切れてしまうと修復不可能といわれているクーパー靭帯。食事でしっかりエラスチンを摂取することで綺麗なバストを保つ手助けをしてくれます。
ぷるぷるな牛すじでぷるぷるお肌に
たっぷりのコラーゲンが含まれたお肉といえば牛すじもお忘れなく。
さらに牛すじにもコラーゲン繊維を支えるエラスチン、お肌のハリツヤを与えるコンドロイチンが含まれていて、手羽先に負けないほど美肌に導く効果の高いお肉です。
その他にも、
- 貧血を予防し神経機能を整える働きのある“ビタミンB12”
- 丈夫な骨作りに必要な“ビタミンK”
など、健康な身体づくりに欠かせない栄養も摂取することができます。
しかし血抜きなど下処理を丹念に行いじっくり煮込むことで臭みがなくなり、独特のとろとろぷるぷるの食感となります。
すこし手間はかかりますが、牛すじカレーはお料理上手に認定されること間違いなし!
牛赤身肉はアミノ酸がバランス良く含まれている。吸収率の高いヘム鉄も豊富
牛肉には美肌に必要なアミノ酸が豊富に含まれています。
必須アミノ酸とよばれる9種類のアミノ酸は体内で作り出すことができないため、食事で取り入れなくてはなりません。
牛肉にはそのような必須アミノ酸をバランス良く含まれています。
そして牛肉の赤身肉はヘム鉄を多く含んでいます。
ヘム鉄は通常の非ヘム鉄に比べ吸収率が約5~6倍も高く、吸収率でいえばほうれん草の約500倍ともいわれています。
その他、女性にうれしいビタミンB2も含まれています。
なんとなく疲れている、肌荒れが気になる、口内炎ができやすい場合はビタミンB2が不足している可能性大。
ストレスやハードワーク、長時間の日焼けでもビタミンB2は減少します。
助け合って働くビタミンB郡はまとめて摂取がポイント。
- ビタミンB1
- ナイアシン(ビタミンB3)
- ビタミンB6
ひとつひとつ食材で摂取するのは難しい…と思いきや、これらのビタミンB郡を含んでいる食材があります。それは、玄米。
カレーのご飯を白米から玄米に変えるだけで、栄養効果が高まります。
ダイエット?美肌?なりたい自分にあわせて食材選びを!
食材の選び方をすこし意識するだけで、普段の食事が綺麗な身体に導いていくれます。どうせ食べるならダイエットや美容などにプラス効果がある食材を。
食べながら楽して綺麗になっちゃいましょう!
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