男性の好意が気持ち悪いと感じてしまう…あなたの心理と対処法
Date:2019.04.09
男性から好意を見せられたとたんに「気持ち悪い」と思ってしまう…という人、いませんか?
それまでは友達や会社の同僚として楽しく接していた。いい人だな、と思っていたのに、その人が自分を恋愛対象として見ているらしい。
そのことに気がついた途端「やだ、なんか気持ち悪いんだけど・・・」と感じてしまう。
恋愛を普通に謳歌している女性には信じられないことかもしれませんが、実はこういった悩みを抱えている女性が増えてきています。
「そのうち本当に好きな人ができれば大丈夫になるよ」などと言われても、本人には気休めにしか聞こえず、真剣に悩んでいる人もいます。
友達に相談してもまったく共感してもらえない。他に自分と同じような人がいるのかどうかもわからない。
恋愛に関してはどんどん孤立していくようでつらい。そんな女性に向けて、今回はその心理状況と、どうすればいいのか対処方法をご紹介してきます。
この記事の目次
私に好意を向けないで!その心理状況8パターン
いい人だと思っていたのに、どうやら相手が自分を好きらしい。と気がついたら、突然気持ち悪く見える。
その人を好きだと思っていたのに、いざ好意を見せられると潮が引くように気持ちが覚める。
そうでない人から見たら、確かに不可解ではあります。しかし、人の心とはそんなに単純にはできていません。
誰もが恋愛に興味を持つわけではありませんし、人によって好意を持たれたときの感情はさまざまであっていいのです。
それは個性です。なにも、人と同じでなくてもいいのです。これからどんどん個人の時代になってきます。
ステレオタイプの恋愛を無理にしなくても良くなってくるでしょう。まずはそう思って自分を責めないでください。
では、そう思う人の心理はどうなっているのでしょうか?次にいくつかあげてみますが、もちろん、人によって異なりますので、自分に当てはまるものがないかどうか見てみてください。
心理1・恋に恋をしている状態が長すぎた
しばらく恋愛をしていない。あるいは、誰かときちんとつき合ったことがない。恋愛経験が浅い。
そういう女性は、男性とつき合うということが具体的にどういうことなのか知りません。
映画やドラマ、漫画では知っていても、体験していないことは「知らない」と同じことなのです。
逆に、ロマンティックな話ばかり読んだり見たりしていると、恋愛とはこういうものである「はず」だ。
男性とはこうである「べき」だ。という固定観念が強くなりすぎてしまう場合があります。
そのため、自分に好意を持ってくれた男性を厳しい目で見てしまい、理想と異なる部分を見つけては「気持ち悪い」と感じている可能性があります。
当たり前です。生身の男性は理想とは程遠いでしょう。恋に恋しているとこういう状況になります。
心理2・追いかけられると興味を失ってしまう
追いかける恋愛が好きな場合、片思いをしている間は盛り上がります。手に入らないあの人に恋い焦がれるのです。
追いかけるのが好きな人は、つれない人が好きです。冷たくされたり、突き放されることで恋心が燃え上がります。
しかし、いざその人が振り向いてくれると興味を失います。興味を失う、ということが、「気持ち悪い」という感情にすり替わっている可能性があります。
急に優しくなって「気持ち悪い」、微笑みかけてくるなんて「気持ち悪い」、そばに近寄りすぎて「気持ち悪い」といった感じですね。
そういった人は、ある程度距離があって、遠くから見ているのが好きなのです。その人と恋愛したいわけではなく、「素敵」と憧れていたいだけなのです。
いわゆる「手の届かないアイドル」に恋しているようなものなので、好意を見せられると、そのとたんに現実感がともなって気持ちが引いてしまうのです。
心理3・好意を持ってくれる人がタイプではない人ばかりだった
自分の好きなタイプの男性には好かれず、まったく好みではない人にばかり好かれる人がときどきいます。
相手があなたが好みではないタイプというだけでなく、周囲から嫌われているようなタイプの男性からばかり好かれる。という女性もいます。
そういった女性は往々にして「優しい」のです。例えば、周囲が「あの人なんか変」「あの人には近寄りたくない」というように差別的な態度をとっているのに、あなただけが普通に接している。
そうなると、相手は「みんなは自分を嫌っているようだけど、あの子(あなた)だけは優しい」と勘違いしてしまうのです。
その男性が、自分にだけ向けられた優しさだと勘違いして好意を見せてくると、あなたには全くその気がないのですから「気持ち悪い」となっても仕方がありません。
もし、タイプじゃない人からばかり好意をもたれてうんざりしているのであれば、ちょっとあなたが優しすぎるのかもしれませんよ。
心理4・相手に変に期待されているようで嫌だ
相手が自分に好意を向けてきた。イコール、相手は自分を「きっとこういう女性だろう」と期待しているのではないか。
と、先回りして考えすぎるタイプです。確かに、人に好意を持つというのは、自分の思い込みの部分が多かれ少なかれあります。
あの人いい人そうだな。と思う人が、本当にあなたの想像通りに「いい人」なのかは実際にはわかりません。
例えばあなたの外見が
- 背が低い
- 顔が小動物系
- 声が高い
- 可愛い系の服が好き
というタイプだった場合、男性はあなたをどう見るでしょうか。大抵は「可愛らしくて女の子っぽいんだろうな」と勝手に期待します。
「料理が上手そうだな」とか「つくしてくれそうだな」とか、そのように期待されること自体がとてつもなく不安な人もいます。
もし、実際はそういう人ではなかったらつきあってから「想像してたのと違う」と言われる可能性があります。
そんなことを考えると「勝手に期待しないで!」と叫びだしたくなるくらいに嫌だという女性もいるのです。
その不安な気持ちが「気持ち悪い!」という感情として表面化してしまいます。
心理5・男性を信じられない
過去に男性に手痛く裏切られた。騙された。ひどいことをされた。いわゆる「トラウマ」を持っている女性の中には、男性に好意を持たれたとたんに、手のひらを反すように拒否してしまう人がいます。
男性恐怖症というわけではないのですから、友達や同僚として話している分には全く問題ありません。
男性と話していると楽しいと感じることもありますし、男性のほうが気を使わないでいいと思っていることもあります。
しかし、恋愛感情を少しでも見せられると、気持ちが引いてしまいます。トラウマがひっかかって、どうしても好意を見せられただけで、どうせろくな男じゃない。
と、無意識に思ってしまうのです。
心理6・本当の私を知らないくせにと思っている
好意を見せられると「私のどこが好きなの?私のなにを知っているの?」という気持ちが先行して、憤慨する人もいます。
ずっと友達関係だった男性ならともかく、あまり知りもしない男性から好意を寄せられただけでイライラします。
私じゃなくたっていいんでしょ。私でなければいけない理由は?と問いただしたくなり、「意味がわからない!気持ち悪い」という気持ちになってしまいます。
確かに、恋愛は相手のことを深く知ってから好きになるパターンと、いわゆる一目惚れのパターンがあります。
前者ならともかく、後者の場合、見た目や雰囲気だけで好意を持たないで!と反発する気持ちになってしまうのです。
心理7・性的対象として見られていることに嫌悪感を抱いている
男性が女性を見るときは、性的対象として見ているに違いない!だって、そういう雑誌やネットが世の中にはゴロゴロあるのだから。
不潔。汚らしい。性に対して「潔癖」っぽい女性だとこのパターンかもしれません。
そういう行為が好きではない。したくない。と思っている女性は結構います。それが嫌で、誰ともつき合わないという人もいるくらいです。
好意を見せられると「私をそういう目で見てるの」とすぐに思ってしまい、「気味が悪い!」「気持ち悪い!」という感情が先立ちます。
心理8・臆病になりすぎていて心を開けない
このパターンは本人はあまり気がついていないかもしれません。恋愛をする、ということは一緒に食事をする、デートをする。ということだけではありません。
たくさん話をして、時間を共有するのです。会社の人と一緒にいるときのように、上辺だけでつき合うわけにはいかないのです。
自分の心を誰にも見せたことがない。本音を言えない。ずっと親から押さえつけられてきて、言いたいことが言えない。
どうやって心を開いたらいいかわからない場合、恋愛に対して臆病になりすぎて怖がっています。
しかし、本人がそれが原因だと気がついていることはあまりなく、好意を見せられると気分が悪くなるのはなぜだろうと悩んでいる人も多くいます。
好意を持たれたらどう対処すべきなのか?焦らず無理せず、まずは自分を大事に
では、実際に好意を持たれてあなたが「気持ち悪い!」と感じてしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。
無理してつきあうと、あなたがきっと傷つきます。そこまでして恋愛にトライする必要があるのでしょうか。
相手が好意を見せてきたら?冷たくしてあきらめさせる
男性は女性よりプライドの高い生き物です。そのため、自分の好意を無視されたり、拒否されたりしたらそれ以上は好意を見せてこないのが普通です。
今まで友達のようにつきあってきた男性が、あなたに好意を見せてきたら、徐々に距離をおきましょう。
いい人だとわかっていても、あなたの心に恋愛感情が芽生えなければつきあわなくていいのです。
昔は、お見合いで初めてあった人と否応なく結婚した、という時代がありました。そういった時代の人たちは、潔くあきらめて、その人と生活していくうちにその人のいいところを上手に見つけていきました。
昔は結婚をしていないと女性は生きていけなかったからです。離婚もめったにはできませんでした。生きるすべとしての結婚というのも多くありました。
しかしあなたの生きている現在はまったく違うのです。恋愛は人生で絶対に経験しなければならない科目ではありません。
あなたがその気にならないのなら、徐々に距離を置いて、あまり会わないようにしましょう。
ここで気を付けていただきたいのは、「気持ち悪い!」と絶対に相手に言わないこと。
男性はプライドが高いと言いましたが、それを根に持ってストーカーなどになられては困ります。
さりげなく距離をとって、話をしていても反応を悪くしてつまらなそうな態度を繰り出してください。
きっと彼はあきらめます。
相手が告白してきたら?はっきり言ってみる
相手があなたに告白してきたら?きっとぞっとしますよね。好意の固まりを投げつけられるのですから。
- 対処1・恋愛感情を持てそうにないとはっきり言う
- 事実そうなのですから、はっきり言ってしまいましょう。あなたには恋愛感情を持てないと思う、と。そう言われれば大抵の男性はあきらめてくれます。あまり突き放すようには言わないで下さい。もし気持ち悪い!と思っていても、それは決して口に出してはいけません。彼が気持ち悪いのではなく、彼の持っている「好意」が気持ち悪いと感じているのですから。言ってしまうと逆にあなたの評判が落ちます。
- 対処2・恋愛に興味がないと言う
- 今は仕事が楽しくて、恋愛に興味がないの。というセリフで断りましょう。ウソでもいいのです。つき合えない理由はそんなものでもいいのです。いつもいつも直球で勝負すると疲れます。断る口実などいくらでもあるのですから、その気になれないのなら断ってください。
- 対処3・本当のことを話してみる
- もし、相手を信用できそうなら、本当のことを話してみるのも一つの手です。長くつきあってきた友達。誠実な同僚。人間性を信頼できそうな相手に限りますが、思い切ってこちらから悩みを相談してみてはどうでしょうか。こういうことで悩んでいる。別にあなたが嫌いなわけじゃない。ただ、好意が怖い。理解してもらえないだろうけど。というように赤裸々に告白してしまいましょう。そして、相手の出方を見てください。それであきらめるような男性なら、つき合う価値はありません。その話を聞いて、じゃあ待つよと言うのか、少し時間をおいて様子を見てみようと言うのか、一緒に解決できるかもしれないと考えてくれるのか。相談して人柄がわかったら、もしかしてあなたの気持ちも徐々に変わっていくかもしれませんよ。
無理に恋愛することはない。でも、いつか恋愛できる相手が現れるのかもしれない
恋愛に対して消極的になったり、まったく興味がなかったり、好意を見せられて気持ち悪いと思ったり、感じ方や考え方は人によってそれぞれです。
恋愛イコール楽しいもの。という方程式は誰にでも当てはまるものではありません。あなたの気持ちが変わらないのなら、無理にする必要があるでしょうか。
もしあなたが「恋愛しないと自分はおかしい人だと思われる!」とか「好意が気持ち悪いなんて私はおかしいのかも」と思っているのなら、それは今日限りでやめましょう。
そんなことはないのです。そういう人が世の中にいたっていいのです。まずは自分を受け入れてください。
自分を完全に受け入れることができたら、もしかして本当につき合える相手が現れるかもしれません。
それまでは、自分を大事にして、好きでもない人とつき合わないようにしてください。
もし、トライしてみようかなと少しでも思える人が現れたのなら、時間をかけてゆっくり進みましょう。
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