リキッドファンデーションの塗り方、手・パフ・ブラシそれぞれのコツ
Date:2018.06.21
ファンデーションは種類によって塗り方が違うのをご存知ですか。塗り方ひとつでメイクの仕上がりが大きく変わってきます。
リキッドファンデーションというと、手で塗ったりパフで塗ったりする他に、ブラシで塗る方法もあるんです。
肌にツヤを出し、長時間メイクが崩れないようにするためのリキッドファンデーションの正しい塗り方についてお話ししますね。
ファンデで美肌を作りたい人は是非参考にしてください!
この記事の目次
メイクの基本!ファンデの密着度を高める化粧下地の塗り方
ツヤのある肌を作り、しかも1日中崩れないようにするためには、ファンデーションの塗り方の前に下地作りがとても大事なんです。
ファンデの実力が高くてもベース作りで手を抜いてしまうといまいちな仕上がりに。
お肌のキメを整えてファンデーションをより密着させるための化粧下地の塗り方からマスターしていきましょう。
化粧下地を塗る前のベース作り
基本的なメイクの手順は、
- スキンケア(化粧水、乳液など)
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ファンデーション
と塗っていきます。
まずスキンケアで大事なことですが、保湿は大事なんですけど、水分・油分ともに多すぎてはいけないということです。
そして、ひとつひとつの工程に時間をかけること。
化粧水が肌に馴染んでから美容液を塗る、それが馴染んだら乳液を塗る、というように間を起きましょう。
ひとつのものが浸透してから次の手順にいく、ということを心がけてください。
そうしないと水分も油分も全部混ざってしまってベタベタになってしまうからです。
もし時間がない場合は、軽くティッシュオフしてから次の工程に行くといいでしょう。
化粧下地の正しい塗り方
化粧下地の塗り方を意識している人は少ないと思うのですが、ここでもひと手間かけることで、ファンデの仕上がりが変わってきますよ。
- 化粧下地を適量手の甲に出します。
- 中指と薬指を使ってくるくると馴染ませます。
- 指2本を使って両頬、鼻、おでこ、あごの5カ所にのせ、顔の内側から外側に向かって伸ばしていきます。
- 最後にスポンジを使ってポンポンと叩くように肌に馴染ませます。
どのくらいが適量かは下地によって違うので、使い方を確認しましょう。「適量」としか書いていない場合はパール粒大を基準にしてみてください。
手の甲でクルクルするのは、少し手で温めることで肌への馴染みを良くするためです。
化粧下地を広げる時は、伸ばすというよりもポンポンと押したたくようにして広げていくと密着しやすいですよ。
下地が乾いてからメイクをする
下地をムラなく塗ることが出来たら、数分おいてからファンデーションを塗りましょう。
下地が湿ったままファンデーションを重ねるとよれや崩れの原因になるからです。
メイクを崩れさせない、リキッドファンデーションの塗り方
いよいよリキッドファンデーションを塗っていきます。自分に合ったアイテムを使って、ムラのない肌を作っていきましょう!
どんなリキッドファンデの塗り方にも共通すること
リキッドファンデーションはテクスチャーにも違いがありますし、ボトルに入っていたりチューブに入っていたり、色々なタイプがあります。
しかし共通しているのは、1回に使う量は「パール粒大」くらいが適当だということです。
メーカーによって若干差があるものの(別の量が書いてあればそれ通りにしてください)、このくらいの量が厚塗りにならない適度な量です。
決して肌をこすらない、ということを覚えておいてください。
厚塗りにならない、基本のリキッドファンデーションの塗り方
まずは手で塗っていく場合の塗り方です。
- 手の甲にリキッドファンデーションを適量出します。
- 中指と薬指を使ってくるくると馴染ませます。
- 両頬、おでこ、鼻、あごにのせます。
- 頬のファンデを内側から外側に向かって広げます。
- 頬の内側に残っているファンデを小鼻に伸ばします。
- 頬の外側に残っているファンデでフェイスラインをぼかします。
- おでこは下から上、さらに外側へと広げながら塗っていきます。生え際との境目がくっきりしないようにしっかり伸ばしてください。
- 指先に残っているファンデで口元、目元にポンポンと馴染ませます。さらにスポンジで押さえて軽く馴染ませます。
- 最後はハンドプレスをして全体を馴染ませます。
目元は目頭から目尻に向けて、力を入れずにトントンと軽く叩き込むようにして馴染ませてください。
フェイスラインや生え際は、残っているファンデを伸ばす程度で十分です。
特にフェイスラインは顔が白浮きしないように丁寧に馴染ませましょう。スポンジを使うとやりやすいですよ。
フェイスパウダーで仕上げる
肌にナチュラルな透明感を出すためには、リキッドファンデーションの仕上げにフェイスパウダーを使いましょう。
ブラシまたはパフにたっぷりのパウダーを含ませ、ティッシュの上で一度はたいて余分な粉を落としてから、顔全体にパウダーを乗せます。
しっかりカバーしたい時はスポンジ(パフ)を使う
リキッドファンデーションのカバー力を高めたい場合はスポンジ(パフ)を使っていきましょう。
- 手の甲にリキッドファンデーションを適量出します。
- パフに少量ずつつけて、両頬、おでこ、鼻、あごにのせます。
- 顔の内側から外側に向かって、スポンジでポンポンと叩くようにして広げてきます。
- 目元、口元、小鼻の周りはスポンジに残っている分で軽く馴染ませます。
- フェイスラインはスポンジの何もついていないところで伸ばすようにしてぼかします。
- 最後はフェイスパウダーで仕上げます。
スポンジを使う場合も、塗り方にはメリハリを付けるのがポイントです。
ナチュラルメイク目指すならブラシを使う
手で塗るよりもナチュラル感が出る、ブラシを使ったリキッドファンデーションの塗り方です。
- 手の甲にファンデを適量出します。
- 1/3~1/2くらいの量をブラシでクルクルして毛先に馴染ませます。
- 頬の内側から外側に向かって軽くささっとブラシを動かして伸ばします。
- 残りのファンデをブラシに含ませて、おでこ、鼻筋、あごに塗ります。おでこは中心から生え際と外側に向かって塗っていきます。
- ブラシに残ったファンデーションで小鼻、目元、口元を塗ります。
- フェイスラインはスポンジで馴染ませます。
- 顔全体をチェックして、ブラシ跡が残っていないか、ムラがないか見てください。
- 最後にハンドプレスをして密着度を高めます。
- フェイスパウダーで仕上げます。
目元は目頭から目尻に向かってごく薄く塗るようにします。下まぶたの際もお忘れなく。
ブラシを持つ手は軽く!力を入れてしまうとブラシの跡が残りやすく、ムラも出来やすくなります。
どうしてもブラシの跡が残ってしまう場合は、最後にスポンジで馴染ませれば大丈夫ですよ。
リキッドファンデーションを美しく見せる応用編
ベースメイクの基本はお分かり頂けたと思います。
リキッドファンデは薄く塗ることで肌がキレイに見えますから、決して厚塗りにならないように注意したいところですね。
でもリキッドファンデだけでは肌の悩みをカバーしきれない、という時はプラスαのアイテムを使ってみましょう。
カバーしたいところはコンシーラーを使う
シミや色ムラがあると、ついついファンデを重ね塗りしたくなってしまいますが、それでは厚塗り感が出てしまいます。
気になるところはファンデを余分に使うのではなく、コンシーラーを使いましょう。
コンシーラーはリキッドファンデーションの後に使います。
厚く塗るのではなくコントロールカラーを使う
全体的に肌の色ムラが気になる、リキッドファンデーションだけではカバーできないという時は、コントロールカラーを使うといいでしょう。
下地の段階で肌の色ムラをなくしておきます。そうすると、リキッドファンデーションを塗った時に肌に透明感が出てきます。
最後の仕上げに!ハイライトを上手に使う
肌をよりキレイに見せたい時は、立体感が出るハイライトを使うのもおすすめです。
- Tゾーン
- 目の下の三角形ゾーン
- あご
などに入れていきます。
くれぐれも塗りすぎないように気をつけてください。
リキッドファンデーションをキレイに塗って肌にツヤを出そう!
リキッドファンデーションは、今回ご紹介したように下地作りから丁寧にやっていくと、パウダーファンデーションよりも密着度が高く透明感のある肌に仕上がります。
ちょっと時間がかかって面倒かもしれませんが、丁寧に塗ることでメイクも崩れにくくなりますからぜひ試してみてください。
塗り方ひとつでメイクの仕上がりが断然違ってきますよ!
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