美味しくダイエット!辛くないフルーツ断食の効果と正しいやり方
Date:2017.04.07
フルーツを食べながら痩せられるというフルーツ断食。
絶食(ファスティング)とは違うので、食べられない辛さやストレスが少なく、比較的成功しやすいダイエットだといえます。
ただ痩せるだけでなく、健康的にキレイになれるフルーツ断食の効果と正しいやり方についてご紹介します。
お腹もキレイに!フルーツ断食の効果
フルーツ断食はフルーツの力でキレイになる方法です。食べながら酵素ドリンクダイエット(ファスティング)と同じような効果が得られます。
酵素のパワーで代謝アップ
酵素は年齢とともに減っていくといわれていますが、食べたものを消化するにも代謝するにも不可欠なものです。あらゆる生命活動に関わる大事なものです。
4000種類以上もあるといわれていますが、
- 加熱していない食べ物
- 新鮮な果物&野菜
- 発酵食品
などから摂ることが出来ます。
酵素が減ると消化や代謝に影響が出て効率の悪い身体になるので、積極的に摂りたいですが、果物なら調理や味付けの必要もなく、手軽に摂ることが出来ます。
酵素でアンチエイジング
酵素の抗酸化作用も見逃せません。
細胞を酸化することから守り、老廃物も排出しやすくしてくれるので、
- シミ
- シワ
の予防にも効果が期待できます。
腸内環境を整えて便秘を解消する
フルーツには食物繊維も豊富に含まれています。
- イチゴやラズベリーなどベリー系の種には不溶性食物繊維
- リンゴや柑橘類には水溶性食物繊維
が豊富に含まれています。
両方の食物繊維をバランスよく摂ることで腸内環境を整えて便秘を解消する効果が期待できます。
毒素を排出しやすくするデトックス効果
消化しやすい自然の食品をそのまま摂ることで、胃腸に負担がかからず消化にエネルギーが取られにくくなります。
そうすると排出する方にエネルギーを使えるので、体内の毒素排出が進むのです。身体の中の毒素が出ていけば、肌の炎症も改善されます。
カリウムを摂ってむくみの解消
普段から塩辛いものや味付けの濃いものが好きな方は脚や顔がむくみがちではないでしょうか。
カリウムには余分なナトリウムを排出する作用がありますから、むくみの解消に役立ちます。
フルーツ断食をすれば、むくみも解消できて身体の中からスッキリしますよ。
フルーツは低カロリー!ダイエット効果
果物はなんといっても低カロリー。1日しっかり食べても体重も落としやすいので、もちろんダイエット効果もあります。
果物 | カロリー |
---|---|
リンゴ(中) | 138kcal |
みかん | 34kcal |
キウイ | 46kcal |
いちご | 21kcal |
洋なし(中) | 138kcal |
柿 | 100kcal |
梨 | 110kcal |
すいか(1/8玉) | 83kcal |
グレープフルーツ | 80kcal |
ネーブルオレンジ | 60kcal |
リンゴなどは食べ応えもありますよね。でも2個食べたって300kcalにも満たないのです。
目覚めが良くなるなどの身体の変化
フルーツ断食は、見た目の変化以外にも身体の中で変化が起きるようです。実践者の多くが
- 身体が軽くなる
- 目覚めが良くなる
ということを実感しています。
身体がリセットされて各臓器の機能がアップするからでしょう。
それほど太ったわけでもないのに身体が何となく重い、と感じる人はフルーツ断食でスッキリしてみませんか。
糖分の摂り過ぎで太らないのかという疑問
でも果物は甘いし、そんなものを毎日食べたら太るんじゃないかと思っている人もいるでしょう。
果物の糖分は、
- 果糖
- ブドウ糖
- ショ糖
など様々な糖質が含まれています。
そして果糖はそのほとんどがそのまま肝臓で代謝されます。
果糖はインスリンを分泌させないので、血糖値を上げないというメリットのある糖分です。
フルーツ断食の正しいやり方
フルーツ断食は完全な断食ではありません。固形物を食べられる食べられるので辛くないから挫折が少ないんです。
お腹がすいてどうしようもないという辛さを克服したダイエット法ではありますが、方法を間違うと健康をこねますから正しいやり方を知っておいてください。
フルーツ断食のスケジュール
フルーツ断食を実践するならスケジュールを立てましょう。
- 準備期間(1~2日前)
- たんぱく質をしっかり摂る
食事の量を急に減らさない
- 本番
- 果物と水だけで過ごす
- 復食期間
- 消化のよい物を食べる
回復食は味噌汁、おかゆなど
脂っこいものやカフェインなどはなるべく避ける
1日3食果物を食べることを2~3日間続ける
1日3階の食事と間食をすべて果物にします。フルーツ以外の食べ物は摂らないようにしてください。断食の効果が薄れます。
ただし、夜遅くなって寝る直前に食べない方がいいのは通常の食事と同じです。
加熱していない生の果物を食べる
果物は生のまま食べます。缶詰などは加熱してありますし、砂糖が添加してありますからフルーツ断食には向きません。
リンゴなど皮も食べられるものは出来ればそのまま食べた方がいいですね。スムージーなどにしないで固形のまま食べた方が食べ応えもあるし、満足感が得られます。
ただし、夜寝る前はエネルギー消費が少ない時間なので、ジュースにしてもOKです。胃腸に負担をかけないので断食効果はアップします。
ミキサーで混ぜてもいいですが、すりおろすと食べてる感があるので胃腸の負担を減らしつつも満足感もあります。
午前中は1種類にする
午前中は身体の排泄時間です。あれこれ食べると複数の酵素がぶつかり合ってしまい、効果が薄くなってしまうため、朝だけは果物1種類にしておきましょう。
満腹になるまで食べない
胃腸を休めてデトックスしたいので、果物は何を食べてもいいのですが、あまり満腹になるまで食べるのはおすすめできません。
腹八分目くらいにしておいてください。
食事時間はなるべく同じにする
身体をリセットするためには、食事の時間もできるだけ同じにした方がよいでしょう。
数日のことですから、上手にスケジュールを立てていけば実践できると思います。
フルーツ断食におすすめの果物
食べるフルーツは何でも良いのですが、できれば水分量の多い果物がおすすめです。
- リンゴ
- みかん
- ブドウ
- 桃
- キウイ
失敗しないためのフルーツ断食の注意点
フルーツ断食は失敗の少ない、リバウンド率も少ないダイエット法ですが、いくつか注意するポイントがあります。
身体が冷える果物は食べない
南国の果物は身体を冷やすので、真夏以外は不向きです。
- バナナ
- パパイヤ
- マンゴー
など、暑い地方で採れる果物は食べるのを避けてください。
水分はノンカフェインのものを
水分は1~1.5リットル摂るようにしたいのですが、
- コーヒー
- 紅茶
- 緑茶
など、カフェインの入ったものは避けてください。
水だけでは飽きてしまうという人は、飽きないようにハーブティーを色々取り揃えてみてはいかがでしょうか。
- 日中はルイボスティー
- 寝る前はカモミールティー
など、種類を変えると飽きないでしょう。また、無糖の炭酸水は空腹を紛らわす効果もあります。
フルーツ断食中は激しい運動はNG
フルーツ断食は短期間で急激に痩せるようなダイエット法ではなく、身体を休める、リセットするためのものです。
排泄をメインに考えるのが大事なので、脂肪を減らそうとして無理な運動をしないようにしてください。
何日も長く続けないこと
痩せようと無理をして何日もフルーツだけで過ごすというようなことのないようにしてください。
栄養不足の心配があります。
体調の悪い時に無理しない
フルーツを食べられるとはいっても、がくんとカロリー摂取量は減ります。始めるのは体調がいい時を選んでください。
- 疲れているとき
- 生理前・生理中
- 風邪気味のとき
などは避けてください。
健康的に痩せやすい身体を作るフルーツ断食
フルーツ断食はそれだけで痩せるというよりは、段々と痩せやすい身体を作っていくことができます。
なんといっても空腹を感じにくいのが一番のメリットですね。果物の糖分で脳が満足することもあり、辛さを感じにくいダイエット法です。
月に1度くらい実践してみませんか。毎月行えば、1年後には見違えるような身体とお肌になっているかも!
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