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ギャンブルによる借金が返せない…おすすめの対処法や債務整理について解説

Date:2022.08.23

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ギャンブルによる借金が返せない…おすすめの対処法や債務整理について解説|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/gambling-debt/

ギャンブルの借金を抱えている女性の画像

借金の原因は人それぞれですが、「ギャンブル」が原因の場合は、短期間で多額の借金を抱えてしまうこともあり、非常に危険です。

ギャンブルで借金をする人の中には、すでにギャンブル依存症になっている人も多く、そのままの状態が続くといずれ生活が破綻する恐れがあります。

ギャンブル依存症はどのように克服すればよいのか、また、ギャンブルで作った借金を返済できなくなったときはどうすればよいのかについて解説します。

ギャンブルで借金地獄に陥る人は多い!ギャンブル依存症になっている可能性も

ギャンブルには、パチンコ、パチスロ、麻雀、競馬、競輪、競艇、カジノ、宝くじなど多くの種類があります。投資の一種であるFXもギャンブルのひとつです。

これらを娯楽として楽しむのは何の問題もありませんが、娯楽の範疇を超えてのめり込み、借金をしてまでギャンブルしたい!となるのは、ギャンブル依存症になっている可能性が高いです。

ギャンブル依存症ってどんな症状?克服するにはどうすればよい?

ギャンブル依存症は、ギャンブルにのめり込み、自分の感情をコントロールできなくなる病気です。お金がないのに、次は勝てる!と思い込み、ギャンブルをやめようとしてもやめられない人のことです。

  • ギャンブルのために複数の金融機関から借入している
  • ギャンブルに夢中なことを周囲に隠すために嘘をついている
  • 勝つまでギャンブルをやる人

このような人はすでにギャンブル依存症かもしれません。

嘘をつくというのはギャンブル依存症の特徴でもあります。ひとたび依存症になると、自分で治すことは難しく、治すには適切な治療が必要です。

病院の精神科や、保健所の相談窓口、自助グループ、依存症専門の回復施設など、
ギャンブル依存症の相談先は複数あります。完治まで3年ほどかかるといわれていますが、専門家の力を借りてきちんと治療すれば克服できる病気です。

ギャンブルによる借金が危険な理由は、金銭感覚が鈍るから

ギャンブルは、大金をつぎ込んで勝てば、大きなリターンが得られます。しかし、そんな状況が毎回訪れることはなく、負けたときは大きな損失に…。一瞬で何万円、何十万円が吹き飛ぶことも少なくありません。

ギャンブルを繰り返していると金銭感覚が鈍ってきます。大金を平気で使うようになり、ギャンブルで100万円や1000万円の借金を作る人もいます。

ギャンブルが原因の借金が危険なのは、金銭感覚がマヒして借金への抵抗がなくなるからです。そのため、短期間で大金が吹っ飛ぶ可能性があり、危険なのです。

ギャンブルによる借金を返済できないとどうなる?

借金が返せないと、次のように状況は悪化していきます。

  • 電話やハガキなどでの督促される
  • 一括返済の要求される
  • ブラックリストに載る
  • 債権者が裁判を起こし、裁判所から通知が届く
  • 財産を差し押さえられる
督促や通知を無視した場合、最終的に差し押さえまで進んでしまいます。電話を無視せず借入先に誠実に対応すれば、返済期日を延ばしてもえらえたり、その月の返済額を減らしてもらえたりすることもあります。

返済できない状態が続きそうな場合は、早めに弁護士に相談するのがおすすめです。

ギャンブルによる借金は債務整理で解決できる!

借金問題を解決する方法として、国が認めた借金救済制度=債務整理があります。債務整理は、合法的に借金を減額あるいは帳消しにする手続きです。

任意整理、個人再生、自己破産の3つがあり、最適な方法は人によって異なります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

任意整理 個人再生 自己破産
手続き内容 債権者と直接交渉して将来利息をカットし、3~5年で分割返済する。 裁判所に借金の返済が難しいことを認めてもらい借金の総額を5分の1~10分の1に圧縮し、3~5年で分割返済する。 裁判所に借金の返済が不可能なことを認めてもらい借金を帳消しにする。
条件 安定した収入があること 安定した収入があること 返済能力がないこと
メリット ・借金を減額できる
  ・過払い金が見つかるかも
 ・債権者を選べる
 ・財産は手放さなくてよい
・借金を大幅に減額できる
  ・マイホームを残せる
  ・借金の理由は問われないのでギャンブルが原因の借金でもOK
・借金を全額返済しなくてよい
デメリット ・ブラックリストに載る
 ・元金はカットできないので減額効果は低い
・ブラックリストと官報に載る
  ・手続きが複雑で時間がかかる
  ・費用が高い
・ブラックリストと官報に載る
  ・車や住宅などの財産を没収される(管財事件の場合)
   ・手続き中に就けなくなる職業がある
  ・免責不許可事由がある

債務整理には、借金を減額・免責できるメリットがありますが、どの手続きでもブラックリストに載るデメリットがあります。

ブラックリスト(個人信用情報機関)に載ると、任意整理では5年、個人再生と自己破産では5~10年、新たな借入やクレジットカードの利用・作成ができなくなり、ローンも組めなくなります。

自己破産は借金問題解決の最終手段ですが、ギャンブルが原因の借金は免責不許可事由に該当するため、基本的に自己破産はできません。

しかし、裁判所から「裁量免責」が認められれば、自己破産ができます。

ギャンブルが原因の借金だから自己破産は100%無理ということはないので、自己破産しか方法がないという場合は弁護士に相談して力を借りる必要があるでしょう。

ギャンブルによる借金は弁護士に相談するのが解決への近道!

借金問題は早めに弁護士に相談し、債務整理することで解決ができます。無料で相談を受け付けている法律事務所は多数あるので、気軽に相談してみましょう。

ギャンブル依存症の方は、借金問題の解決と併せて依存症を克服する必要があります。一人で悩まず相談し、生活が破綻する前に、きちんと治療することが大切です。

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