ギムネマ茶の効果で楽チンダイエット。甘いもの好きの人にオススメ!
Date:2018.03.03
甘いものが大好きで、どうにも食事制限をするダイエットが続かない!という人の強い味方、ギムネマ茶の効果をご紹介したいと覆います。
甘いものを食べてもそれがなかったことになるなら、こんなに嬉しいことはありません。
ギムネマ茶の何がそんなにダイエットに良いのか、どうやって飲むのが効果的なのか詳しくご紹介するので、ダイエット中の人は是非参考にしてくださいね!
この記事の目次
ギムネマ茶はギムネマ・シルベスタという名前のお茶
ダイエットハーブティーとして日本でも人気のギムネマ。インドから東南アジアにかけて自生する「ギムネマ・シルベスタ」というガガイモ科の植物です。
アーユルヴェーダで使われてきたとても歴史のあるお茶なんです。
2000年以上も前から肥満を防ぐ働きがあるということが分かっていたので、糖尿病の治療にも使われてきたようです。
「グルマール」という別名がありますが、日本では「ギムネマ」という名前が浸透していますね。ダイエットサプリの原料としてもよく使われています。
甘いものを食べても大丈夫というギムネマ茶の効果効能
その昔は糖尿病の治療に使われていたというギムネマ茶ですが、女性が期待したいのは主にダイエット効果でしょう。
さて、どのような効果効能があるのでしょうか。
糖分の吸収を抑えて血糖値の上昇を防ぐ
ギムネマ茶は、小腸での糖質の吸収を抑えることで、血糖値の急上昇を防ぐといわれています。
その秘密が、ギムネマ茶の主成分である「ギムネマ酸」です。ギムネマ酸を摂取することで血糖値を上げにくくするということは様々な研究によって分かっています。
インドでは科学が発達する以前からこのようなことが分かっていたのかと思うとすごいですね。
血糖値が急上昇すると、上がりすぎた血糖値を下げるためにインスリンというホルモンがたくさん分泌されます。
ですから、ダイエットのためには血糖値を上げないということがとても大事になってきます。
ギムネマ茶は糖の吸収を抑えることで血糖値を上げにくくし、太りにくい身体を作るのに役立つんです。
しかし、血糖値と肥満の関係は以前から指摘されているところですから、血糖値は上げないにこしたことはありません。
糖尿病の予防に
ギムネマ茶を飲むと血糖値が上がりにくくなりますから、糖尿病の予防にも役立つでしょう。
ラットでの実験ですが、ギムネマ酸を投与したところ、コレステロールや中性脂肪の数値が改善された、という結果もあります。
甘いものや味の濃いものが好き、という方は「隠れ糖尿病」の可能性もあります。
隠れ糖尿病とは、健康診断の時は何でもないのに、食後の血糖値が異常に上がってしまう症状のことで、放置すると本当の糖尿病に移行する可能性があります。
でも、空腹の状態で行う健康診断では見つかりにくいので放置されがち。気づいた時には糖尿病、ということもあり得るのです。
甘味を感じなくさせる
試したことのある人はご存知だと思いますが、ギムネマ茶を飲んでから甘いものを食べると甘味を感じないのです。
お茶を飲んでから1~2分すると甘味が分からなくなり、何を食べても美味しくないのだとか。
これもギムネマ茶に含まれるギムネマ酸の働きだと考えられています。
九州大学の研究によりますと、ギムネマ酸が人の特定の「甘味受容体」と結合して甘味を感じさせなくしているということがわかったそうです。
そもそもギムネマ茶の「グルマール」という別名は、ヒンドゥー語で「甘味を壊すもの」という意味があるんです。
この作用を利用すれば、ダイエット中なのにどうしても甘いものがやめられないという人がお菓子を我慢するのに役立つでしょう。
糖尿病の治療薬にも使えるのではないかと、今後の研究が期待されています。
便秘の解消
ギムネマ茶を飲むと糖が吸収されにくくなるので、その糖はそのまま大腸に進み、善玉菌の餌となります。
すると大腸での善玉菌の働きが活発になり、腸内環境を整えるのに役立ちますから、便秘の改善効果が期待できるでしょう。
虫歯の予防
虫歯の原因となるのはミュータンス菌ですが、ミュータンス菌だけでは虫歯になりません。
甘いものを食べた時にミュータンス菌が砂糖を餌として「グルカン」という物質を作ることが原因だといわれています。
ギムネマ茶は、徹底して甘いものから体を守るお茶なんですね。
飲むタイミングがとても大事!ギムネマ茶の効果的な飲み方
ギムネマ茶はお茶なので、基本的にはいつ飲んでもいいものです。でも、その効果を最大限に引き出すためには飲み方もちょっと工夫してみましょう。
シングルでもブレンドでもOK
ギムネマ茶は特に強い香りや味もなく、あっさりした飲みやすいお茶です。ですから、ハーブティーが苦手という人でも飲みやすいと思います。
もしそれでも飲みづらかったら、他のハーブティーとブレンドされているものを試してみてください。
ダイエット用だと、同じく糖の吸収を抑える桑の葉とブレンドされているものをよく見かけます。
糖の吸収を抑えるなら食後30分
血糖値の上昇を抑えて太りにくい身体を作りたい!という時には、体内で糖分が吸収されにくくなるように、食後30分以内に飲むといいでしょう。
ダイエットのためには、食後のコーヒーよりもギムネマ茶を飲むといいですね。
おやつを避けたい時は食前
どうしても甘いものがやめられない。食べ過ぎてしまう、という時は食事の前とか、お腹がすいた時に飲むといいでしょう。
おやつを食べても美味しく感じなくなるので、自然と甘いものを抑えられそうです。
しかし味覚に影響するので、美味しくなくなるのはお菓子やデザートだけではありません。
食事自体も美味しく感じなくなってしまうと思うので、どうしてもおやつの前くらいにしておいた方がいいでしょう。
虫歯の予防なら食後
虫歯の予防に役立てたいという時は、食後や甘いものを食べた後がおすすめです。
ただし、ギムネマ茶を飲めばミュータンス菌がいなくなるというわけではないので、歯磨きはきちんとしてください。
ギムネマ茶に副作用は?こんな点に注意して!
ギムネマ茶は重篤な副作用などは報告されていないので、それほど心配することはありません。
ただし、どんな食品でも体質に合わないことはありますから、ギムネマ茶を飲んで何かおかしいと思ったらすぐに飲むのを中止しましょう。
お腹が張ることがある
人によっては、
- お腹が張る
- おならが出やすくなる
などの症状が出ることがあります。
しばらくすると治まることが多いようですが、様子をみて変わらないようなら飲むのを中止してください。
貧血ぎみの人は注意
ギムネマ酸には、糖分だけでなく鉄分の吸収も抑えてしまう働きがあります。
ですから、貧血ぎみで意識して鉄分を摂っている人にはあまり適していないお茶です。
妊婦さんも飲み過ぎ注意
妊婦さんも飲み過ぎは注意してください。体重管理をしたいからと、たくさん飲むのはよくありません。
甘いものがどうしてもやめられない人は試してみて!
糖質の吸収を抑え、甘いものすら美味しくなくなるというギムネマ茶。ダイエットの強い味方になりそうですね。
ただ、甘いものをやめるにはストレスを解消するとか、食生活全般や生活の仕方そのものを見直す必要があります。
異常に甘いものを欲するのはもしかしたら砂糖中毒、糖質依存かもしれませんし、ストレスが原因かもししれません。
とりあえずお菓子を食べることを避けたい時にギムネマ茶を飲むのはいいと思いますが、これさえ飲んでいれば痩せるというものではないことをお忘れなく!
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