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肌をワントーン明るくする方法。自分史上最高の肌色へ!

Date:2017.10.19

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肌をワントーン明るくする方法。自分史上最高の肌色へ!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/hadairo5566/

肌の色は人の数だけありますが、どんな肌でも、明るいと美しく見えますよね。

とりわけ日本人女性は、美白への関心が高いと言われており、
「なんとなく顔色が冴えない」
「透明感がない」
「どんより疲れて見える」

など、自分の肌のくすみに敏感な人も多いかもしれません。

肌が明るいと、自分の肌に自信が持てますし、気分も明るくなる一方で、くすんでいると、気分も上がらず、暗い印象を持たれてしまうことも。

そこで今回は、今の自分の肌をワントーン明るくする方法をご紹介します。


あなたのくすみはどのタイプ?くすみのタイプに合わせて対処を!

肌のくすみには、大きく5つの原因があると言われています。まずは、自分のくすみの原因が何なのかを、明らかにしていきましょう。

乾燥によるくすみ

肌悩みの原因の多くは、乾燥であると言われるくらい、乾燥は肌のさまざまな悩みを引き起こします。そのひとつが、くすみです。

健康な肌はうるおっているため、キメが整い、肌表面は均等に光を反射します。この状態が“透明感”であり、どこから見ても明るく美しい印象をもたらします。

一方乾燥している肌は、肌がかさつき、キメが乱れています。キメが乱れると、肌の表面に凹凸ができ、それが影になって、暗くくすんだように見えるのです。肌表面にツヤがないため、暗い印象をあたえたり、疲れて見えてしまったりすることも。

乾燥しやすい秋冬に多く見られるくすみなので、気温が下がるこれからの時期は注意は必要です。またエアコンによって、夕方以降に肌が乾燥し、夕方だけくすみが目立つ場合もあります。

古い角質によるくすみ

古い角質によるくすみは、新陳代謝が落ちている場合や、加齢でターンオーバーが遅くなることによって、剥がれるはずの古い角質が、肌に溜まることで起こります。

古い角質が残ったまま、肌表面に厚く重なってしまうと、肌がくすんで見えるのです。肌が分厚く、硬くなっている状態なので、指の腹で触ると、ガサガサ・ゴワゴワしているのが特徴です。

肌は通常約1ヶ月周期で生まれ変わりますが、生活習慣や加齢などの影響で、肌を生まれ変わらせる新陳代謝が乱れると、古い角質が溜まっていってしまいます。

角質細胞は非常に薄いのですが、何層も積み重なってしまうと、透明感は失われ、結果的にくすみが目立ってしまうのです。

血行不良によるくすみ

血色が悪いことによって、顔色全体がどんより、暗く見えてしまうくすみです。血色不良の原因は、疲れ・睡眠不足・冷え性・運動不足・タバコなどが、毛細血管の血流を妨げてしまうことによるもの。

血流の低下によって肌の赤みが減少すると、黄色みや黒ずみが目立つようになり、肌にくすんだ印象をあたえてしまいます。

また血行が悪くなると、酸素や栄養が肌へ十分にいきわたらず、新陳代謝が落ちてしまい、肌の透明感も失われてしまうのです。

とりわけ、目の周りなどは皮膚が薄く、青っぽい静脈血が滞りやすいため、青黒くくすんで見えやすくなっています。これは、くすみのひとつである「クマ」にあたります。

メラニンによるくすみ

メラニンによるくすみとは、紫外線や摩擦などの刺激によって、メラニン色素が生み出されて肌に蓄積し、くすんでみえる状態です。

メラニン色素が生み出される原因は、日焼けはもちろん、大気汚染、肌を擦る、メイクの汚れなど、日常生活の何気ない瞬間に潜んでいます。

メラニンによるくすみは、顔全体が日焼けしたように茶黒っぽくくすみ、顔全体のトーンが暗くなってしまうのが特徴です。

このくすみが定着すると、「遊離脂肪酸」という皮脂がメラノサイトを刺激し、メラニンがさらに増えてしまう可能性があると言われています。

つまり、紫外線を浴びていなくても、遊離脂肪酸によって紫外線を浴びたときと同じように、肌はダメージを受け、くすんでいってしまうのです。

黄ぐすみによるくすみ

黄ぐすみはその名の通り、肌が黄色くくすんでしまう状態のこと。肌内部の真皮層が黄色く変色することで引き起こります。
その原因の多くは、炭水化物や砂糖などに含まれる糖質の過剰摂取、いわゆる「糖化」だと言われています。

糖化は、タンパク質と余分な糖分が結びついて酸化・変性して起こります。真皮層にあるタンパク質が、摂取した糖と結びついて変質することにより、肌が黄色くにごってしまうのです。

炊き立ての白いご飯が、時間が経つと黄色く変色してしまいますよね?あの現象も、同じく糖化が原因によるものなのです。

残念ながら、一度糖化してしまったタンパク質は、元に戻ることはありません。一度くすんでしまうと、なかなか戻りにくいのも、糖化による黄ぐすみの特徴です。

また近年、糖化と並んで黄ぐすみの原因と考えられているのが、「カルボニル化」です。

カルボニル化による黄ぐすみは、脂質とたんぱく質が結びついて起こる現象で、脂質の過剰摂取が主な原因です。

この「糖化」と「カルボニル化」が進行すると、より肌の黄ぐすみは増し、どんより暗い印象になってしまうのです。

透明感あふれる美肌へ!肌を明るくする具体的な方法

このように、肌のくすみは、さまざまな原因が複合して引き起こされています。それはつまり、日焼け対策をばっちりしていても、食生活に偏りがあれば、根本的にくすみは解消されないということですよね。

ここではそんな複合的な原因に対し、
肌を明るくするためのさまざまなアプローチ方法をご紹介します。

肌をトーンアップさせるスキンケア

乾燥によるくすみには…
乾燥によるくすみには、丁寧な保湿が何よりも効果的です。保湿というと、化粧水を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、化粧水単品だけでは、保湿にはなりません。しっとりタイプであろうともNGです。化粧水の後は、かならず保湿の高いクリームや美容液でフタをしましょう。

特に重度の乾燥肌やインナードライ肌には、セラミドやコラーゲンといった、より高い保湿効果をもつ成分が効果的です。うるおいを肌内部の角質層にまでしっかり届けることで、内側からみずみずしく、透明感あふれる肌にアップデートできます。

乾燥に加え、ヒリヒリしたり、かゆみを併せもった肌、通称「敏感肌」には、皮膚科でも取り扱いのある超低刺激の保湿剤で、保湿+修復のスキンケアを徹底することが、トーンアップの近道です。
古い角質によるくすみには…
古い角質によるくすみには、表皮の新陳代謝、つまりターンオーバーを正常に戻してあげましょう。代表的なのはピーリングや酵素洗顔で、古い角質を取り除く方法です。古い角質を優しく取り除くことで、肌本来の透明感を取り戻すことができます。ただし、頻繁に行うと肌が疲弊してしまい、老化を早める原因にもなりかねないので、週1~2回など、スペシャルケアとして取り入れることをおすすめします。
ピーリングや酵素洗顔で古い角質を取り除いた肌は、ややデリケートな状態ですので、かならず美容液やクリームで保湿をしましょう。整えた角質を、うるおいで満たしてあげることで、より透明感がアップします。
血行不良によるくすみには…
血行不良のくすみには、血行をよくしてあげることが大切です。人の体は、自分が思っている以上に冷えています。まずはお風呂にゆっくり浸かるなどして、体全体の血のめぐりを良くしていきましょう。

日ごろほとんど運動をしない人、デスクワークなど同じ姿勢で長時間過ごす人は、特に血行不良に陥りやすい傾向が。気分転換に散歩してみたり、デスクワークの合間にストレッチをするなど、意識して体を動かすと効果的です。

また、血行不良のくすみには、顔のマッサージも効果的。肌に負担の少ないマッサージクリームなどを用いて、お風呂上りや、朝のメイク前にやさしくマッサージしましょう。血流が良くなると顔色がよくなり、顔全体の印象も明るく見えますよ。
メラニンによるくすみには…
メラニンによるくすみには、美白化粧品を使ったスキンケアが効果的です。代表的な美白成分は、ビタミンC誘導体・プラセンタエキス・トラネキサム酸・エラグ酸・コウジ酸などが挙げられます。

また医療機関では、ハイドロキノン、レチノイン酸、ルミキシルクリームなど、より効果の高い美白剤の処方を受けることができます。

初めはなかなか効果を実感できないかもしれませんが、根気よく続けていくことで、しだいに明るさや透明感を実感できますよ。

メラニン色素を生み出す原因である紫外線は、1年中降り注いでいます。夏に限らず、1年中日焼け止めで紫外線をブロックして、明るい美肌をキープしましょう。

内側から肌を明るくする食事

糖質の過剰摂取はNG(糖化によるくすみ)
糖化による黄ぐすみは、糖質過多の食生活を見直すことが大切です。砂糖を使った菓子や清涼飲料水などはもちろん、ご飯やパンなどの糖質の取りすぎには要注意。またアルコールの過剰摂取もNGです。特にビールや日本酒に含まれる糖質の含有量は、アルコールの中でも高めなので、飲みすぎには気をつけましょう。

一度糖化してしまった肌を戻すのは、なかなか難しいのですが、どうしても糖化によるくすみを改善したい場合は、美容皮膚科などで施術されるCO2フラクショナルレーザーなどで、肌を一新してしまうのもひとつの方法です。
脂質の過剰摂取はNG(カルボニル化によるくすみ)
カルボニル化による黄ぐすみも、糖化と同じように、脂質過多の食生活を見直すことが大切です。バター、生クリーム、チーズなどの乳製品や、砂糖を使った菓子類、アルコールのとりすぎには注意してください。

また紫外線やタバコも、カルボニル化に大きな影響をもたらすので、心当たりのある人は、一度自分の生活習慣を見直してみることをおすすめします。

糖化同様、カルボニル化も改善にはかなりの時間を要し、なおかつ糖化よりカルボニル化の方が、肌の黄色化の度合いがより強<出ると言われています。 こうなってしまう前に、予防をしっかり行うことが、黄ぐすみにとっては何よりも効果的なのです。

肌色アップに効果的な4つの栄養素

スキンケアだけでなく、食事からも肌のトーンアップを促す栄養素を取り入れて、相乗効果を狙いましょう。

1.鉄分
意外と知られていませんが、鉄分は皮膚・粘膜の合成に欠かせない栄養素です。鉄分は、コラーゲンを生成するはたらきがあるので、ハリのあるいきいきとした肌へと導びきます。 もちろん、くすみやシミに効果的なカタラーゼという酵素を生成するはたらきもあるため、肌のトーンアップにも非常に効果的です。鉄分が不足すると、血行不良の原因にもなります。女性は特に鉄分不足に陥りやすいので、意識して摂取することを心がけましょう。
鉄分が含まれる食材
豚・鶏レバー、牛赤身肉、カツオ、マグロ、イワシ、煮干し、あさり、赤貝、海藻類、ほうれん草、小松菜、ひじき、大豆 など 
2.ビタミンC
美肌づくりにはおなじみのビタミンC。ビタミンCはメラニンの生成を抑制する働きがあるので、くすみやシミに対して効果的に作用します。

すでにあるシミを薄くしたり、くすみを消し去ってくれる効果があるので、肌のトーンアップを後押しします。

またビタミンCは、抗酸化作用が非常に強いため、細胞を傷つける活性酸素を除去する働きも。美白効果やエイジングケアはもちろん、風邪やインフルエンザといった感染症から、生活習慣病の予防にも有効に働きます。

ビタミンCが含まれる食材
アセロラ、キウイフルーツ、ゆず、柿、ピーマン、パプリカ、芽キャベツ、ゴーヤ、レモン、明太子、柿、焼き海苔、ケール など 
3.ビタミンE
ビタミンEは血行をよくし、皮膚の新陳代謝を高めて、ターンオーバーを促進します。さらに、外部の刺激から肌を守るバリア機能を、正常にする働きもあるので、複合的なくすみの原因にも効果をあらわします。

また別名「若返りのビタミン」とも言われるほど、強い抗酸化作用があり、皮膚の酸化を予防して、メラニンの生成を抑えるため、アンチエイジングとしても近年人気のある栄養素です。

ビタミンEが含まれる食材
キウイ、アーモンド、へーゼルナッツ、落花生、ウナギ、アボカド、かぼちゃ、すじこ、アユ、たらこ、とうがらし、ひまわり種、グレープシードオイル など 
4.フィトケミカル
フィトケミカルとは、植物が紫外線、有害物質、害虫、外敵などから自身を守るためにつくりだす物質で、植物由来の化学物質の総称です。

このフィトケミカルは、さまざまな疾患を予防する効果が期待されており、第7の栄養素として、近年その重要性が注目されています。

このフィトケミカルは、非常に強い抗酸化作用を持っており、摂取することで、内側から紫外線などの影響を受けにくい体質・肌質へと変えていくこができます。

外側からだけでなく、内側からもくすみの原因にアプローチすることで、肌の内側から発光しているかのような明るい肌へと導きます。

フィトケミカルが含まれる食材
ブルーベリー、カシス、ニンジン、ピーマン、スイカ、トマト、大豆、玉ねぎ、鮭、えび、わかめ、ひじき、緑黄色野菜、ごま、しょうが、そば など 

透明感あふれる肌を育てる睡眠

スキンケアも食事もばっちり!なのに、顔色に変化がない…と落ち込んでいるあなた。それは睡眠不足が原因かも知れません。

そもそも肌のターンオーバーは、就寝中に行われます。夜更かしや睡眠不足はもちろん、徹夜なんてもってのほか。

睡眠時間が少ないと、はがれ落ちるはずの角質が残ってしまったり、血行不良を起こしたりしてしまい、結果的に、肌がくすみやすくなるのです。

くすみのない肌を手に入れるためにも、睡眠はしっかりと取りましょう。

睡眠のゴールデンタイムである22時~2時に寝るのが難しくても、最低6~7時間の睡眠は確保して、肌が成長する時間を確保するようにしてください。

自分史上最高の肌色へ!

肌のトーンアップは、1日にしてならず。自分のくすみの原因に合わせ、じっくり、丁寧にケアしましょう。

結果が出ないからと言って、あれこれ試すより、まずは1ヶ月単位で継続してみることをおすすめします。

ぜひ外側と内側、双方のアプローチで、透明感あふれる明るい肌を手に入れてくださいね。

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ライター:編集部

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