美肌はお風呂の入り方で決まる!その肌トラブルはお風呂が原因かも…
Date:2017.05.09
お風呂に入ることは、昔から美容と切っても切れない生活習慣。湯船にゆっくりと浸かって、一日の疲れや汗を流すのは格別ですよね。
でも今は、テレビや雑誌などで更に効果的な入浴方法が紹介されたり、昔は人気だった長時間の入浴はむしろ逆効果!という情報もよく目にします。
毎日何気なく入るお風呂だから、せっかくだし効率よく結果が欲しい!美肌のための最新の入浴方法をここではご紹介します。
この記事の目次
熱いお湯は逆効果!適温の入浴で得られるメリット
身体を清潔にする事も勿論だけど、一日頑張った身体と血液をリフレッシュさせることが入浴の目的。お湯に浸かることによって、
- 血行が良くなる
- 新陳代謝が活発に
- 不要な老廃物を流してくれる
これが入浴で得られるメリットの代表的なものですね。更にお風呂に入った後は自然に体温も下がり、気持ちもゆったりとするので、睡眠の質の向上に効果が。
良い睡眠は健康な肌を作るモトとなることから、お風呂が美肌を作る、といっても過言ではないでしょう。
寝る1時間~2時間前に、38度から40度のお湯に5分~20分つかるのが、入浴の基本。
「そんなんじゃ入った気がしねえ!風呂は熱めが好きなんでい!」という江戸っ子はいませんか?笑
実は、42、3度の熱めのお風呂は一般的には適温と言われているけれど、実は美容と健康の為には熱すぎるんです。
42度以上のお湯に長くつかると、皮脂やお肌の保湿成分が流れ出してしまうので、肌を乾燥させる原因になると言われています。
また、熱いお湯に浸かることで交感神経が急激に上昇し、血管が収縮して血の巡りが逆にわるくなってしまうんです。
冬場にお年寄りがお風呂で倒れる、とニュースでよく目にしますが、これは寒いところから急に熱いお湯に入り、血管が収縮するからなんです。
さらに、熱いお湯での長湯・半身浴は脱水のモト。
半身浴の際、お湯に何回か出たり入ったりを繰り返す入浴方法もありますが、何回も長く出入りするのは血圧の変化が大きくなるので、あまりオススメできません。
ヒートショックプロテインを増やす、効果的な入浴方法
ここでは、最近よくテレビなどで紹介される、効果的な入浴方法を紹介します。ヒートショックプロテインという単語がよく聞こえてきますが、これを増やす入浴方法になります。
- ヒートショックプロテインとは
- ヒートショックプロテイン(以下HSP)とは、熱ショックたんぱく質のこと。紫外線やウイルス、ストレスなどで傷ついた身体のたんぱく質を補修してくれるものなんです。
自分でリカバリーして、健康をサポートしてくれるのは勿論、美肌にも効果があります。HSPのなかには、コラーゲンと結びついて、質の良い健康なカタチに整えてくれるものがあるんです。
方法は簡単。40℃から42度のお湯に、10分から20分ほどつかるだけ。入浴前後はできれば常温の水を飲んで、十分に水分を補給しましょう。また、入浴後は、しっかり保湿を。
HSP入浴法は、週に2~3回くらいの頻度で取り入れるのがオススメです。また、きのこや海藻に含まれるβグルカンという栄養素は、HSPを増やすと言われていますので、積極的に取り入れたいですね。
様々な効果を楽しんで!美肌のための、入浴剤のススメ
入浴の際、美肌のために是非取り入れて欲しいのが入浴剤。さら湯と比べると、入浴剤を入れるメリットは意外と沢山あるので見逃せないんです。
炭酸入浴剤は、ぬる湯でも入浴効果抜群
ドラッグストアの入浴剤コーナーでよく見かける、炭酸入浴剤。固形でポン、と浴槽に入れるだけのもの、冷えや肩こりなど症状別に選べるものまで色々ありますが、その効果はなかなかのもの。
さら湯の場合は、お湯に浸かることで心拍数が上がり、血圧が上がることで全身の血行を良くするのに対し、炭酸入浴剤を入れたお風呂は、毛細血管が広がることで血行を促進する効果があります。
炭酸入浴剤は、ホースそのものを広げることで水が良く流れるようにしてくれるので、どちらが身体の負担にならないかは一目瞭然ですよね。
また、炭酸入浴剤を入れたほうが身体が温まりやすいので、ぬる湯でも湯冷めしにくいのが特徴です。
熱いお湯に浸からなくても良いので、必要な皮脂や保湿成分を失わず入浴ができるのもいいところ。
温泉施設やスパ、フィットネスなどでも、人口の炭酸泉を備えたところが増えてきています。
炭酸泉は、ぬる湯でじんわり身体を温め、自然に毛穴の汚れを落としてくれます。
サイダーに浸かっているようなシュワシュワした感覚がやみつきになるので、もし近くにあったら立ち寄ってみるのもオススメです。
スキンケア系入浴剤は、洗い流さずにうるおいを保持
こちらも入浴剤売り場でよく目にします。粉末や液状になっているものが多いですね。
- セラミド
- ホホバオイル
- ミルクプロテイン
などの保湿成分が配合されており、これらが入浴中に肌に吸着することで、お風呂上がりのカサつきがちなお肌にうるおいを与えます。
お風呂からあがるときは、さら湯のシャワーで流すと効果が失われやすいので、流し過ぎないようにしましょう。
発汗・殺菌作用でさっぱり、ソルトタイプの入浴剤
天然の塩や岩塩などで作られたバスソルトは、ミネラルが持つ血行促進効果や引き締め効果が嬉しいところ。
殺菌効果もあり、お風呂上りはお肌もさっぱり。
エッセンシャルオイル入りのバスソルトも、香りの癒し効果でリラックスバスタイムが楽しめます。天然成分が使われているものがオススメです。
リンゴ酢は、美肌と女性の不調防止に
お風呂にお酢!?と驚かれるかもしれませんが、ご家庭の台所にあるリンゴ酢は飲んでも良し、実はお風呂に入れても良しなんです。
使い方も簡単で、いつものお風呂にリンゴ酢をコップ1杯ほど入れるだけ。お湯を弱酸性にし、肌あたりを優しくするほか、体臭防止効果もあります。
お酢の中でも特にリンゴ酢はカリウム含有量が多いので、お肌はつるつる、しっとり。
- 血行促進
- 血圧低下
- PMS対策
にも。お風呂のカビも防ぐ効果もあるので、忙しい女性の強い味方ですね。
保湿はお風呂上りすぐ!肌の乾燥を防ぐスキンケアを
血行や新陳代謝を促進し、リフレッシュさせてくれるお風呂の効果は絶大!それでも、やっぱりお風呂上りの肌は水分を奪われ、乾燥しやすくなっています。
だから、保湿は出来ればお風呂上りすぐ!お肌が温まっているうちにのばせば、保湿成分の浸透も早いんです。
その代わり、床やマット・タオルなどのお掃除・洗濯はこまめに。雑菌の繁殖や床がすべりやすくなってしまうので、まわりのキレイを保つようにしましょう。
お湯に浸かれない日でも、部分浴で良い睡眠を
体調が悪い日や生理中などで、どうしてもお湯に浸かれない日は、40℃くらいのお湯を洗面器やバケツにはって、足湯や手湯などの部分浴がオススメ。
ポットにお湯をつめて湯温が下がらないようにしながら、10分~20分浸かるだけで身体がラクに。入浴しない場合より、よく眠れるようになります。
美肌は毎日の入浴から。効果を実感できる方法を選んで
エステやスパに行かなくても、毎日自宅で美と健康のリカバリができるお風呂。「なんとなく」の入浴でお風呂の効果が半減してたら、もしくは逆効果になってたら勿体ないですよね。
手軽にできるし、入浴剤もさまざま。今回紹介したHSP入浴なら、20分でOK。今まで1時間や2時間半身浴してたところを、20分で同じ効果を得られるんなら、まさに優れた時短美容ですね。
それで空いた時間で読書や勉強、マッサージなど更なる自分への投資ができるのならもうけもの!
是非、今晩のお風呂から試してみて下さいね。
Sponsored Link