母親になれるか不安なのは皆そう!ママになる自信がない人へ
Date:2019.04.09
結婚したら妊娠してママになる・・・漠然と考えてはいたけれど、いざママになることが目の前に迫ってきたら、「本当にママになれるのだろうか」と不安になる女性も多いでしょう。
誰でも経験したことのない体験は期待と不安が入り混じっているものですが、人の親になること、自分が赤ちゃんを産むことなんて、想像ができない未知なる世界ですよね。
今から不安になっているならば、ある程度の覚悟を持っているはずです。それでもママになる自信のない不安で押しつぶされそうなら、ここで少しでも不安を解消しておきましょう。
自信がなくて当たり前!ママになる不安を解消しよう
ママになる自信がないと悩んでいる時点であなたは、ステキなママになれます。この先の子育ても悩んで後悔しての繰り返し。それが活力となり、我が子にとって何ものにも代えることができない母親ができ上っていくのです。
自分が受けた子育てを振り返る
自分を育ててくれた親から受けた「子育て」を一度振り返って整理してみましょう。以下を箇条書きにして、時折り見返すと良いですよ。
- うれしかったこと
- 嫌だったこと
- 楽しかったこと
- してほしかったこと
親への感謝と共に、自分の子供にしてあげたいこと、してはいけないことに気づきます。難しく考える必要はありません。「こうしなければいけない」というすべきことではなく、自分が受けた子育ての中で自分の子供に対する接し方のヒントを見つけるのです。
このように整理しておくと、言われて嫌だったことは自分が子供に言いそうになった時にハッと気づき、言ってほしかった言葉を言うことができるようになります。そして、楽しかったことやうれしかったことは、子供に同じようにしてあげたいと行動に移せるようになりますよ。
理想の母親像を持たない
いつもニコニコやさしくて、料理もおやつも手作り、家の中もいつもキレイで身なりも美しく子供が自慢したくなるようなママになってみたいですよね。
しかし、現実はそう簡単ではありません。家事や育児に追われて自分のことは後回しなんて生活が何ヶ月も続くこと覚悟しておきましょう。
きっと、上記の理想のママもそういう時期があったはずです。「こうなりたい」とモチベーションを上げることは良いことですが、「こうならなければ」とプレッシャーをかける必要はないのです。
間違いと後悔の連続でママになる
「あ~やっちゃった」と間違えて後悔して、またやっちゃっての連続で誰しもママをしています。
その後悔の度にママになっていくものです。かわいい我が子ゆえにイライラもするし、感情が先走り怒鳴ったりもしてしまいます。
その繰り返しで、何とも言えないママにしかわかり得ないストレスが溜まって蓄積してしまい育児ノイローゼを発症する場合もあります。そうならないためには、誰かに今の思いを話すことで積もり積もった嫌な感情から解放されます。
その気持ちを吐き出すだけでも、解決しなくても、楽になるのですよ。夫や友達、両親など身近に話す人がいない場合は、子育て支援員などそういった取り組みを行政が行っているはずです。誰かに話すだけで、自分だけではないとわかるだけで、明日からの子育てが違ってくるはずです。
情報に振り回されないで
「〇ヶ月には寝返りをうつ」「〇ヶ月にはつかまり立ち」「〇歳までにはオムツを外す」など、育児書や子育て雑誌に書かれていることや〇ヶ月検診などで同年代の赤ちゃんの発育状態を見て、自分の子供が当てはまっていなかったらショックを受けることがあります。
先輩ママの「〇ヶ月の時には、うちの子はこうだった」「え!まだ離乳食それだけ?」なんて言葉にも傷ついたりすることも。事前に得ていた「ママになる」「子育て」知識とのギャップもあるでしょう。
子育ては育児書通りにいかないのは当たり前で、私だけうまくいかない、自分の子供だけできないと思わずに、「どうにかなる」という心持ちで情報に振り回されないようにしましょう。
手抜きしてもいい
子育ては、特に赤ちゃんの時は「もっとやらなきゃ」と思っている時点で十分ママの役割を果たしています。掃除や洗濯、食事の準備・・・最低限のことはやらなきゃの最低限が割と高かったりするのです。
「ご飯手抜きって思われるかな」「洗濯は最低でも毎日しないと」「離乳食は絶対手作りしなきゃ」と、何もしていないと思われる!これくらいしろよって思われる!とがんばり過ぎちゃうと、子育てが楽しくなくなります。
旦那様を思う気持ちはわかりますが、そうやって自分の首を絞める前に「手抜き宣言」しちゃいましょう!
- 掃除はパパがいる土日にやる。
- 食事を作れない時は、冷凍食品やお弁当(連続もあり得る)。
- 洗濯は2日に1回(できない時もある)
というように、先に夫婦の話し合いで決めてしまいましょう。手抜きをすると決めたら、少しの自由な時間は5分でも10分でもママのリラックスタイムに当てましょう。「もっとできるんじゃないか」という呪縛を解き放ちましょう。
笑う
笑いたい気分ではなくても、口角を上げて声を出して笑ってみてください。あら不思議。おかしくなってきませんか?不思議と本当に笑えてくるのです。無理矢理にでも笑えば、脳が「楽しい」と錯覚して、本当に楽しくなってくるのです。
つらいな、しんどいなと思った時に笑ってみましょう。ママが笑ったら赤ちゃんも楽しくなります。気持ちの方向転換ができる方法として常備しておきましょう。
「育児」は「育自」!子供と一緒にママも成長すればいい
不安をあおるつもりはありませんが、子育て育児にはずーっと悩みは尽きないものです。不安もたくさんあります。しかし、その何十倍も何百倍も何千倍も!楽しいことやうれしいことがたくさんたくさんあるのです。
子供を大好きだという愛情があれば、大抵のことは乗り越えられます。そして「ママはあなたが大好きなんだよ」ということを常に発信し続けてあげれば、子供は自己肯定感を持ってちゃんと成長します。
子供が0歳ならママも0歳。子供の誕生日を迎える毎にママの歳も重ねて、ママになる不安と共にママになる楽しみを持って一緒に成長していけば良いのです。
Sponsored Link