美髪に導くヘアオイルの効果と使い方。薄毛に白髪、枝毛の予防にも!
Date:2019.07.10
ツヤツヤでサラサラの綺麗な髪の毛…美女に欠かせない要素ですよね。美しい髪の毛を保つアイテムとして、ヘアオイルは優秀な存在です。
ヘアオイルを使うと髪の毛にツヤが出るだけでなく、バリア機能が高まって傷みにくくなるといった効果も得られます。
ササッと髪につけるだけですから、どんなにズボラな人でも簡単に使えるのが魅力です。
この記事では、ヘアオイルの効果と使い方についてをご紹介していきます。
この記事の目次
髪の毛の健康と美しさを守る。ヘアオイルで得られる効果
「髪がキレイになる」と言っても、そのメカニズムは様々です。ただツヤが出るのか、それともうるおいが増すのか…。
ヘアオイルを使うと具体的に次のような効果が現れます。
髪の毛にうるおいが増す
オイルは髪の毛に限らず、あらゆるものに対して保湿効果を持っています。
ヘアオイルを使うと、髪の毛のうるおいを与えることができます。うるおいの与えられた髪の毛はパサパサだったものからツヤのあるものになり、見た目の美しさがワンランクアップするのです。
ヘアオイルはトリートメント後の髪の毛に蓋をして、髪からうるおいが蒸発するのを防ぐ役割をしてくれるのです。
トリートメントをしているのに髪の毛がパサつく、という人は、毎日のヘアケアにヘアオイルをプラスしてみてください。
静電気を抑制する
乾燥の気になる季節だと余計に、髪の毛の静電気が気になりますよね。髪の毛に発生する静電気は、
- 空気が乾燥している
- 髪の毛が乾燥している
- 身体が乾燥していて帯電しやすくなっている
という原因から起きています。
ヘアオイルで髪の毛をうるおせば、空気の乾燥や身体の乾燥から髪の毛を守って静電気を防ぐことができます。
髪の毛の静電気を防ぐ方法は加湿器やヘアミストなど様々ですが、髪の毛自体にうるおいを与えていれば静電気の大元を絶つことができますよ。
髪の毛のバリア機能を高める
目に見えやすい傷や感じる痛みなどがないから実感がわきませんが、髪の毛は何気ない行動からダメージを受けやすい存在です。
ヘアオイルは髪の毛をうるおいでコーティングし、バリア機能を高めてくれます。具体的に言うと、次のような効果が得られますよ。
- 紫外線から髪の毛を守る
- 肌が日焼けするのと同じように、髪の毛だって紫外線を浴びるとダメージを食らってしまいます。ヘアオイルで髪の毛をコーティングすると、紫外線から守って髪が痛むのを防ぐ効果が期待できますよ。
- ドライヤー、ヘアアイロンの熱から守る
- 髪を乾かしたりアレンジしたりするのに便利なドライヤー、ヘアアイロンですが、熱で髪の毛を傷めるリスクもあります。
ところが事前にヘアオイルを髪の毛につけていると、髪の毛に直接熱が加わるのを阻止して髪を守ってくれます。お風呂上りに気兼ねなくドライヤーを使えるようになります。
- あらゆる摩擦から守る
- 髪の毛は知らない間に摩擦されていることが多いです。例えばブラッシングのときや、髪を束ねるorねじるとき、眠っている間など…。髪の毛をヘアオイルでコーティングしていると、摩擦から髪を守ってくれるようになります。
ブラシや櫛と髪の毛の相性で困っていた人は、ヘアオイルで改善できますよ。
キューティクルを保つ
ヘアオイルはとても髪に馴染みやすいため、髪の毛に負担をかけることなく保湿することができます。
オイルによっては有効成分も含んでいますから、髪の毛に栄養補給をすることもできますね。
髪の毛にうるおいと栄養を与えることによって、傷んだ髪の毛を修復してキューティクルを保護し取り戻す効果が得られるのです。
一度剥がれたキューティクルはなかなか取り戻せませんが、ヘアオイルを使った入念なケアを繰り返していれば、やがて髪の毛が修復されてキューティクルが戻ってきますよ。
また、キューティクルは髪の毛が濡れた状態で開いてしまいます。濡れた髪の毛にヘアオイルを使えば、開いたキューティクルを優しく保護して閉めることができます。
簡単に髪のツヤ出しができる
髪の毛に限ったことではなく、オイルは何かにつけることで膜を張り、ツヤを出す効果がありますよね。
ヘアオイルはつけるとその場で髪の毛をコーティング・保湿できるため、すぐにツヤを出すことができます。
髪にツヤがなくてボサボサorパサパサなのが気になるときは、ヘアオイルでささっとケアすれば解決です。風の強い日などは特に、屋内に入ってすぐケアできるように常備しておきたいアイテムです。
髪の毛がまとまりやすくなる
ひどい寝癖のついている朝や、湿気の酷い日、空気が乾燥しきっている日など…なかなか髪がまとまらなくて困った経験はありませんか?
ヘアオイルは髪の毛にしっとりとうるおいを与え、まとまりやすくする効果があります。
ヘアワックスなどのスタイリング剤に抵抗のある人は、代わりにヘアオイルを使うとマイルドに仕上がりますよ。
ヘアオイルを髪に馴染ませた状態でブラッシングやカールをすると、ヘアスタイルをキープするのにも役立ちます。
頭皮のケアにも使える
ヘアオイルは髪の毛だけでなく、頭皮にも使うことができます。
頭皮にヘアオイルを使うと、油で頭皮の汚れを浮かして清潔にし、フケや頭皮ニキビを防止する効果が得られます。
また、ヘアオイルは毛穴に栄養を与え、健康な髪の毛を生やすサポートもしてくれます。薄毛対策にも使えますね。
髪の毛の大元は毛穴のある頭皮ですから、しっかり頭皮も忘れずにケアしてください。
タイミングや髪への馴染ませ方など…ヘアオイルの使い方
髪の毛に良いと言われているヘアオイルですが、買ったものの使い方が分からなくて放置している…という人も少なくありません。
実際「髪の毛につけるだけ」と言っても、ムラができたり思うように髪に馴染まなくて上手く使えないこともありますよね。
ここでは、ヘアオイルの簡単な使い方についてご紹介します。
ベストタイミングで使おう
まずはヘアオイルを使うタイミングについて見ていきましょう。どんな効果が欲しいのかを考えながら、使うタイミングを見極めてください。
- 髪の毛を乾かす前
- お風呂上りなど、髪が濡れているときに使う方法です。濡れた髪の毛にヘアオイルを使うと、その後でドライヤーを使うときに熱から髪の毛を守る効果が得られます。
- 眠る前
- 眠る前にヘアオイルで髪を整えてから眠ると、翌朝は髪の毛にうるおいが与えられてまとまりやすくなっています。寝癖をつきづらくする効果も期待できますよ。
- スタイリングのとき
- 髪の毛を整える朝などは、ヘアオイルをつけて髪のまとまりを良くしておきましょう。家を出てから移動中などにも髪がパサパサになるのを防げます。
ヘアオイルの基本のつけ方
ヘアオイルはつけすぎるとベタベタになりますし、量が少ないと効果が得られません。
ヘアオイルは手のひらに出して、両手全体に伸ばせるくらいの量が適量です。500円玉くらいの大きさ、という目安もあります。
- オイルを両手に伸ばして馴染ませる
- 髪の毛の内側から順に、オイルを髪に揉みこんでいく
- 髪の毛先にオイルを馴染ませる
- 髪の毛の表面にオイルを馴染ませる
という流れでオイルを髪に馴染ませていきましょう。
オイルを出し過ぎると髪がべた付いてしまうので注意してください。付け過ぎが怖ければ、少量ずつ出しながらつけていくと安心ですよ。
トリートメントに混ぜて使う
トリートメントの後にヘアオイルを使うことで髪の保湿効果を促せるのですが、トリートメントと同時に使うという方法もあります。
普段使うようにトリートメントを手に出したら、そこにヘアオイルを2~3滴混ぜてみましょう。
普段のトリートメントより髪がしっとりして、簡単にヘアケアが完了しますよ。また、直にヘアオイルを使って髪がべた付くのが苦手、という人にもおすすめの方法です。
ヘアオイルを使ったヘアパックの方法
ヘアオイルを使って簡単に髪の毛をパックすることもできます。
- 電子レンジなどでホットタオルをつくる
- ヘアオイルをしっかり髪に馴染ませる
- できたホットタオルで髪の毛を包み、10~20分ほど放置する
- タオルを外して終了
ホットタオルで髪とオイルを温めることで、オイルが髪に馴染むのをサポートする効果があります。
へアパックをした後からシャンプーをすると、髪の毛や頭皮をクレンジングして髪の毛を清潔に保つこともできますよ。もちろんヘアパックの後は何もしなくてもOKです。
ヘアオイルを使った頭皮クレンジング
頭皮の汚れやフケが気になる場合は、ヘアオイルを使って頭皮をクレンジングすることもできます。
- 髪が乾いた状態で、頭皮にオイルをしっかり馴染ませる
- 指の腹で揉みこむように頭皮をマッサージする
- オイルが頭皮に馴染んだら、ぬるま湯で丁寧にオイルを洗い流す
- オイルが落ちたらシャンプー、トリートメントをして終了
頭皮をクレンジングするときは、なるべく爪を立てないように気を付けてくださいね。強く擦ったり爪を立てたりすると、頭皮にダメージを与えてしまうため注意です。
つけすぎ厳禁。ヘアオイルを使うときに注意したいポイント
便利なヘアオイルですが、使い方を誤ると理想の美髪が手に入れられません。ヘアオイルを使うときは次のポイントに気を付けてください。
つけすぎると髪が汚くなる
ヘアオイルをつけすぎると、髪の毛がベタベタして不愉快な思いをします。…が、オイルのつけ過ぎで招かれる悲劇はそれだけではありません。
ヘアオイルをつけすぎると、オイルで毛穴が詰まったり、髪がベタベタして汚れを付着させやすくなったりしてしまいます。
頭皮へのヘアオイルは薄毛の解消効果があることでも知られていますから、特に要注意ですね。また、「ツヤ感を出したい」といってオイルをつけ過ぎ、ギトギトで不潔な印象を与えることにも注意です。
初心者には植物性油がおすすめ
ヘアオイルにはいろんな種類がありますが、ミネラルやビタミンが豊富な植物性油がおすすめです。
- 椿油
- ホホバオイル
- あんず油
- セサミオイル
- バオバブ種子油
- ココナッツオイル
…など、植物からつくられた天然オイルの方が、髪の毛にナチュラルに馴染んでくれます。植物オイルを選ぶときは、「天然100%」と書いてあるかをよく見てくださいね。
もちろん、本格的にヘアケアをしていきたい人は人工オイルも視野に入れて選んでみてくださいね。
オイルの香りに注意して選ぶ
ヘアオイルを買うときは、髪質とオイルの相性やテクスチャーもそうですが、オイルの持つ香りにも注意してください。
苦手な香りのヘアオイルを無理して使い続けると、ニオイの所為で気分が悪くなったり体調不良を起こしてしまいます。
香りの強いオイルは、自分は平気でも周囲の人から不快に思われることだってあります。
- 長時間嗅ぎ続けても平気か?
- 周囲の人に迷惑にならないか?
- 苦手な香りではないか?
というポイントに気をつけながらオイルを選んでくださいね。
持っておくと便利なヘアオイル。ヘアケアが簡単に済む
髪の毛をキレイに整えられるヘアオイルは、「とりあえず持っておけば便利」の一言に尽きます。ショートヘアでもロングヘアでも髪型を選ぶことなく、誰でもササッと髪を整えられるのが特徴的。
髪がキレイだと清潔感があって好印象ですし、何より後姿がとても魅力的に映ります。
ヘアオイルを携帯しておけば、大切な用事の直前やデート中など…髪の毛が気になる場面で大活躍すること間違いなしです!
オイルの成分や香りにも注目しながら、ヘアケアの相棒としてヘアオイルを選んでみてくださいね。
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