30代女性のヘアカラーの選び方。若い頃と同じままはマズイ!
Date:2017.05.18
30代になると20代の頃に比べて、メイクやファッション、スキンケアと様々な点を見直す事が大切になってきます。
似合うものも変わってくれば、肌やボディラインといった体の様々な状態も変わってくるから当然です。
そこで今回は30代になって見直すべきものの1つである髪の毛、特にカラーリングについて紹介します。
髪は女性の命、印象を大きく左右します。30代の自分を、より美しく自信を持って楽しめるように、カラーリングのポイントをぜひ取り入れてみて下さい。
この記事の目次
20代までのカラーリングはお洒落の為、30代は美しく見せる為と心得て
20代までは、単純にお洒落のためにカラーリングをすれば良かったと言えるでしょう。
なので流行りや自分の好きなカラーを選べばOKでしたが、30代ともなるとそうは行きません。
- ポツポツ出現してくる白髪対策
- 顔色を良く見せるための色選び
- コシやツヤが減った髪へのカラー剤選び
このように、カラーリングそのものを楽しむというよりも、30代頃から出現してくる悩みをカバーしたりケアしたりするために行うものと認識する事が大切です。
傷みやプリンヘアーはNG!こまめなケアを心掛けて
ダメージが目立つパサパサヘアーや、根元に黒い毛が目立ってくる通称プリンヘアー。
若い頃はそこまで気にならなくても、30代大人の女性がすると一気にだらしなく見えてしまうから不思議です。
30代におすすめカラーとは?落ち着いて、顔色や髪きれいに見える色を選んで
30代にもなると、社内でも中堅に差し掛かったり、結婚して子供がいたり。社会的にも落ち着いた立場に置かれる人が増えてくる事でしょう。
そうなってくると、やはり見た目の印象も気を遣いたいもの。その為にも、ただただ明るすぎるカラーより、黒髪やダークブラウンに近い深みのある色味を選ぶ事をおすすめします。
さらに、顔色や髪をきれいに見せるための色を選ぶ事も大切なポイント。ここでは色選びのコツを紹介していきます。
肌の色に合わせて決める!自分は青み肌?黄み肌?
肌の色と相性の良い色を選ぶ事で、その人に似合うのはもちろんですが、肌の色も美しく見せてくれます。
- 青みのあるブルーベースの肌
- アッシュグレーやブルー、グリーンといった寒色系が混ざったダークブラウンがおすすめ。青みを含む肌の白さを際立ち、透明感を出す事ができます。
- 黄みのあるイエローベースの肌
- 赤やオレンジといった暖色系が混ざったダークブラウンがおすすめ。暗めの色で白肌を引き立たせつつ血色感を演出してくれるので、健康的な美しさを出す事ができます。
ツヤを出す色選びはダークカラーと「補色」がポイント
いくら色をきれいに入れる事ができても、髪のダメージが目立ってしまっては台無しです。
特に30代になってくると、髪のツヤがあるかないかは見た目年齢に大きく影響してくるもの。
ダメージを目立たせずツヤを演出してくれる色選びも重要になってきます。
深い色合いの方が光を反射してツヤ感が出やすいので、まずはダークカラーが基本と言えます。
色味選びで言うと、おすすめはなんと紫。その理由は「補色」にあります。
補色とはある色の反対色で、絵具の場合は混ぜ合わせるとグレーになりますが、髪の場合はダークブラウンになります。
日本人の多くの髪質の場合、ダメージが進むと色素が褪色して黄みが目立つようになってきます。
黄色の補色は紫なので、紫の色味を足す事で、傷みの代名詞カラー黄色が消されて、ツヤのあるダークブラウンに染める事ができるのです。
赤味→緑
オレンジ→青
紫は青と赤が両方入った色なので、肌色がブルーベースでもイエローベースでもどちらの人にも似合う色味というのも嬉しいポイント。
顔色を良く見せたい、髪にツヤを出したい。両方叶えてくれる「ダークブラウン+紫」が、30代女性にはおすすめのカラーです。
ヘアカラーがきれいに見える髪型は、手入れのしやすさがポイント
きれいにツヤのあるカラーを入れる事ができても、それを維持するためには普段からヘアケアを怠らない事がとても重要。
そのためにも、ヘアスタイルはお手入れのしやすい長さをおすすめします。
ロングヘアーは傷みが目立ちやすいため、髪に自信がある人以外は30代では避けた方が良いかもしれません。
どうしてもロングが良い人は、ストレートよりもゆるく巻いたカールヘアの方が、動きが出る分傷みが目立ちにくくなります。
ミディアムやボブ、ショートといった風に短めのヘアスタイルを選べば、こまめにカットも行うので傷みが出やすい毛先もケアする事ができます。
髪のボリュームが気になってきた人は、パーマスタイルにして
- ハイライト
- ローライト
を入れると一気に動きが出て華やかに見えます。
ホームカラーはダメ?美容院でのカラーリングをおすすめする理由
最近では使用感の良いホームカラー剤もたくさん市販されています。お手頃価格で手っ取り早く、ドラッグストアでカラー剤を購入して自宅でカラーリング、なんて人も多いかもしれません。
しかし、30代女性には美容院でのカラーリングをおすすめします。
美容院のカラー剤は頭皮や髪にとって負担が少ない
ホームカラー用とサロン用。カラー剤に入っている薬剤に関して言えば、実はそこまで違いはありません。
しかし個人の髪の状態を見てカラー剤を処方してくれる美容院とは違って、ホームカラー用はどんな髪質の人でも短時間でしっかりと染まるように、薬剤が元々強め。その分頭皮や髪の負担も増えるという訳です。
特に白髪が気になる人は要注意。頭皮へのダメージは白髪発生のメカニズムへ大きく影響します。
したがって、ダメージをできるだけ避ける事が白髪対策にとってとても大切な事なのです。
また、薬剤を洗い流す工程も美容院と自己流では差が出る所。美容院では、シャンプーの際に薬剤の除去剤を使って丁寧に洗い流してくれるために、洗い残しの心配がありません。
プロにお願いする事で仕上がりの差が歴然、色持ちも良くなる
泡タイプで髪へ馴染ませるのが簡単なものや、ブラシの先から液が出て撫でつけながら塗る事ができるタイプのもの。
ホームカラー剤は、素人が使っても簡単に塗布できるように工夫されているのも魅力ですよね。
しかし自己流でホームカラー剤を使い続け、前の色の上に次の色を塗る事が繰り返されると、どうしても色むらが目立つようになってきたり、思ったような色が乗らなくなってきてしまいます。
そこでやはりカラーリングはプロの美容師にお任せすると、しっかりとその仕上がりに差が出てきます。
髪の束を細かく分けて塗り込んでいく事で色ムラや塗り残しをなくしたり、補色を使って色の調整をしていくといった技は、プロの美容師ならではの技術。
さらには髪の太さやダメージ具合でカラー剤を調合してくれるので、ダメージを抑えながらも色がしっかりと入り、持ちもぐんとよくなります。
白髪の量を考慮してカラーリングしてくれるのはプロの美容師ならでは
白髪を染める目的なのに、ファッションカラー用のほうが色味が豊富なためについ選んでしまうと、きれいに染まらない上に色むらができて、なかなか修正が効かなくなってしまう事もあるので注意してくださいね。
しかし、明らかに白髪の量が多い場合は白髪染めを選べば問題ありませんが、そうでない時は迷いますよね。
そんな時はプロの出番です。
- 白髪の量
- 生えている場所
- 希望の色味
の3つを考慮して、ベストな薬剤を選んでくれるでしょう。
ファッションカラー用と白髪染め用を調合したり、塗る工程を変えたり、ローライトやハイライトを取り入れたり。
刺激や傷みが気になる場合はヘアマニキュアもおすすめ
ヘアマニキュアというカラー剤も存在します。上記の二つがブリーチ&染毛の働きがあるのに対して、ヘアマニキュアは「着色」の働きをします。髪に色を乗せるだけなので、刺激が格段に少なくなります。
しかし、表面に色を塗っているだけなので色落ちしやすく、その後パーマや縮毛矯正がかかりにくくなります。
髪の悩みが増えてくる30代にとって、プロに相談できるのは大きなメリット
白髪や髪質の変化など、30代になるとそれまでなかった髪に関する悩みも色々と出てくるようになります。
そんな時に美容院ではその悩みを相談しながらカラーを進められるのも大きなメリット。
自分では白髪だけが気になっていたけど、実は髪全体がとても傷んでいる。そんな時には部分染めを勧めてもらうなど、自分では気が付かない部分も考慮してカラーリングしてもらう事ができるので、髪にとってベストな選択ができます。
きれいにお手入れされた髪の毛は、30代女性を美しく輝かせてくれる
30代になると肌や身体の様々な部分に、20代の時とは違う変化が現れ始めます。特に髪の毛は、白髪をはじめ劇的に変化が現れ始める部分。
手をかける、かけないで大きく差が出てきます。
髪の毛にまで手をかけるのは大変と思うかもしれません。しかし、持って生まれたもので勝負できた20代とは違って、30代は皆同じスタートラインに立っているといえます。つまり、手をかけただけ美しくなれるという事なのです。
男性の多くが、
- 綺麗にメイクされた顔+ぱさぱさの髪
- すっぴん+艶のある髪
の2人の女性のうち、2のほうがより色っぽさや若々しさ、女性らしさを感じるとのこと。
きれいな色やツヤを保った髪は、自分で思う以上に美しさを感じさせてくれるのです。
今までと同じカラーリングではしっくりこなくなった人や、白髪やダメージが気になりだした人。
カラーリングのポイントを参考にして、ぜひ30代を美しい髪の毛で楽しみましょう!
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