部屋に花を飾るだけで効果がある。人間性・清潔感・女度がUP

映画やドラマでヒロインが部屋に花を飾っていること、ありますよね。もしくはテレビ番組で芸能人が部屋に花を飾っていたり…。

「実際部屋に花なんて飾らないでしょ」と思う人も多いかと思いますが、実は花を飾る人にはいくつかの効果がもたらされ、そのおかげでモテやすくなることもあるのです。

ちゃんと根拠もあるのが、おまじないとは違うところ。この記事では、部屋に花を飾る効果をご紹介していきます。

ちゃんと根拠がある。花が人にもたらす効果

実は花を飾ることで効果が出るのには、ちゃんと筋の通った根拠があります。「なるほどな」と思わせられる、花の効果を見ていきましょう。

フラワーセラピー的効果

「フラワーセラピー」という言葉はご存知でしょうか？セラピーというのは「治療・療法」を示す言葉で、花にはそんなセラピー的効果が期待できるのです。

花は視覚や嗅覚、触覚などの五感を刺激し、人の脳に影響を与えて活性化させます。

美しい花を見ると心が安らいだり、季節の花を見たり嗅いだりして穏やかな気持ちになれるのはこのため。

• ストレス解消
• 精神をリラックスさせる
• 感情を豊かにする

実際にこんな効果が得られることから、フラワーセラピーはリハビリ療法やカウンセリングなどにも使われているのです。たった一輪の花が、部屋の中であなたを癒す存在となってくれます。

アロマテラピーとしての側面も

花と言えば可憐な姿が印象的ですが、種類ごとに違う独特の香りが好きだという人もいるのではないでしょうか？香りで心身の健康に働きかける「アロマテラピー」という療法がありますが、花にも同様の効果が期待できます。

嗅覚は五感の中でも特に強く脳に刺激を与え、自律神経系に働きかけます。特に女性はホルモンバランスの関係で自律神経が乱れやすいので、花の香りはダイレクトに響くのではないでしょうか。

アロマテラピーの効果で自律神経が整うと、次のような効果が期待できます。

• 穏やかな睡眠を取りやすくなる
• 精神が穏やかになり、リラックスしやすくなる
• 体温調節がしやすくなる
• 免疫機能のバランスを整える

カラーセラピーにもなる

いろんな種類のあるセラピーの一つに、「カラーセラピー」というものがあります。色が持っているイメージにより、何かを連想させて脳を働かせるものです。

同じ種類の花でも、違う色の花を飾ることで全く違うイメージが与えられ、脳や心に効果をもたらします。

こうしたカラーセラピー的な側面から見ると、色とりどりの花を選んで部屋に飾り、それを見て過ごすことで生活が豊かになるのは納得できますね。

花で犯罪率が減るというデータも

実は心理学者の調査により、植物の多さが犯罪数を低下させるというデータが明らかにされています。

自然が少ない地域と比較したところ、自然のある地域では犯罪率が42％も低かったのです。花だって立派な自然の一つ。部屋に飾ることで心理学的に良い効果をもたらしてくれますよ。

花を通して人間性が変わっていく。具体的にあらわれる効果

花を飾ることで効果が得られることの根拠をご紹介しましたが、「花を飾る」という行為そのものが、人間性にも良い影響を与えてくれます。具体的に次のような効果です。

部屋の雰囲気が明るくなる

実際に花を部屋に飾ってみると分かりますが、飾る前と比べたらパッと部屋の雰囲気が明るくなります。花の色が部屋の中で差し色になったり、華やかなインテリアとして活躍してくれます。

手軽に部屋を模様替えした気分になれて、以前よりも部屋にいるのが楽しくなります。

人を呼んでみようという気にもなれますし、部屋に帰るのが楽しみにもなりますよ。「部屋が何もなくて味気ない」と悩んでいる人も、花を一輪飾るだけで女性らしい優雅な空間になるのでおすすめです。

ポジティブな気持ちになれる

部屋に花を飾ると、ポジティブな気持ちになって人間的にも明るくなれます。前述の通りセラピー的な側面もありますが、「部屋に花を飾る」ということで

• 花の世話をする
• 飾る花を選ぶ
• 花の飾り方を工夫する

こんな楽しみが増えます。「今日は帰りに花屋に寄ろう」なんて女性らしい予定が立つと、ちょっと浮き足立ちますよね。お店で可愛い花瓶を見るのも楽しそうです。

花を飾るのは手間も少なく低コストですが、日常にさり気ない楽しみを与えてくれます。

「最近、全然楽しいことがない」と嘆いている人や、ネガティブになりがちな人は、ぜひ部屋に花を飾ってみてください。

女性としての意識が高まる

部屋に花を飾るようになると、「自分は女性である」という意識が高まります。綺麗な花を買ってきて、素敵な花瓶に活けて部屋をを華やかにする…軽く文章に起こすだけでも、とても女性らしい行動ですね。

「花を飾る」という女性らしい行動に触発されれば、自分自身も女性らしくあろうと思えるようになります。

ちょっとおめかしして花屋に行けば、花を選ぶ間、花を手に持って家に帰る間の自分はとっても女性らしい姿になっているのが想像できますよね。花が飾られているなら、部屋着もジャージよりはパジャマの方が合う気がします。

命を通して優しくなれる

花を飾るということは、生き物をお世話するということでもあります。小さな命を花瓶に活けて、毎日水を替えたり、茎を切り落として水を吸いやすくしたり…。愛情に応えるように、手入れするだけ花は美しさを保ってくれます。

花という小さな命を育てることで、愛情を注ぐことの喜びや人間的な優しさ、気遣いが身につきます。

花に優しくするように人に対しても優しくなれるでしょうし、そうなれば人間関係だって上手くいきますよね。心が荒んでしまっている人や、母性・愛情を持て余している人は花の世話をしてみてください。

話し相手になる・ストレス軽減

花は無口ですが生き物です。物を言わない友人として部屋であなたを待ってくれています。「今日も元気だね」「喉乾いた？」などと話しかけてみるのも良いでしょう。

花ならどんな愚痴や相談事も黙って聞いてくれます。話しかけることでストレスが軽減するのです。

ぬいぐるみのような無機物ではないので、「生き物に話しかけている」という実感がして意外と充実しますよ。「花に話しかけるなんてむなしい」と思わず、部屋の花に毎日話しかけてみましょう。

生き甲斐が次々に見つかる

毎日が同じことの繰り返しだったり、つらいことの連続で「生き甲斐がない」と感じている人にほど、花を飾るのをおすすめします。

一人の部屋に帰るのは味気なくても、花が待っているのならちょっと明るい気分になれますよね。花はあなたの日常生活に小さな予定をたくさん立ててくれます。

花をきっかけに「あれもしたい」「これもしたい」という欲求がふつふつと湧いてきて、生き甲斐が得られるようになりますよ。

部屋を綺麗にしようと思える

花を花瓶に活けて飾るなら、それにふさわしい部屋にしたいなと思いませんか？ごちゃごちゃした空間に飾るのも味がありますが、スッキリと綺麗な空間に花を置いた方が映えます。

• 花瓶を置くスペースをつくる必要が出てくる
• 花瓶が倒れないように、周りをスッキリさせたくなる
• 花に似合う空間をつくりたくなる

部屋に花を飾るとこんな具合に、部屋を綺麗にしようとするモチベーションが高まるのです。

「綺麗にしなきゃなんだけどなぁ」とイマイチ部屋を片付ける気にならない人は、花を買ってきて部屋に置いてみましょう。花がお掃除のきっかけを与えてくれます。

風水的な花のメリット

部屋の中の配置やアイテムによって運気を取り込む「風水」では、花はよく使われるアイテムです。花を部屋に飾ることで、恋愛運や結婚運、仕事運、金銭運などがアップすると言われています。

運気の上昇目的で花を飾ってみるのもおすすめですよ。具体的には、風水ではこんな花が用いられています。

花に風水の効果を期待するなら、枯れた花は飾り続けないように注意してください。

効果を引き出すために。花の飾るときのポイント

花を飾る効果はたくさんありますが、飾り方によっては効果が出ないこともあります。花を飾るなら、次のポイントに気を付けてください。

• 必ず生きた花を飾る（造花やドライフラワーはNG）
• 鉢植えよりも切り花を飾る
• きちんと花瓶に飾る
• 枯れた花は放置せず捨てる

花を買い替えるのもお世話をするのも、花が生命活動をしているからできること。ドライフラワーやブリザードフラワーでは意味がないのです。

また、当然ですが買ってきた花は水切りをしたり水を替えたり、余裕があれば栄養剤などもあげて、元気に過ごせるようお世話してあげてくださいね。

花は物静かな友人。手間をかけた分だけ応えてくれる

花は物を言わないだけで、絶対的にあなたの味方をしてくれる素敵な友人です。花の開き方や香りを使って、静かに語りかけてきてくれます。

手間をかけた分だけ美しさであなたの心を癒してくれます。小まめに手入れしてあげましょう。

風水やアロマセラピーの観点から選ぶ方法もありますが、やっぱり一番は自分で気に入った花を飾ることです。好きな花を部屋に飾って、人間味豊かで魅力的な女性にしてもらいましょう。