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ハンドクリームの正しい塗り方。適量と塗り込む順番に注目

Date:2019.11.19

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ハンドクリームの正しい塗り方。適量と塗り込む順番に注目|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/handokea8667/

ハンドクリームは今や現代人の必需品。頻繁に使うことが多いアイテムだからこそ、パパッとおざなりに塗って終わり…になっていませんか?

ハンドクリームにも正しい塗り方・使い方というのが存在します。正しく塗らないとかえって手にダメージを与えてしまったり、手肌の美しさを損なったりしてしまいます。

「塗って終わり」ではありません。意外と知られていないハンドクリームの正しい塗り方・使い方をチェックしていきましょう。


まずは説明書や用法・容量に目を通してから使う

ハンドクリームに限ったことではありませんが、説明書や注意書を読むことは何においても大切なこと。特にハンドクリームは体に使用するものですから、説明書に重要なポイントがいくつも書かれています。

  • 1回につきどのくらいの量を使うのか
  • どのように塗って使うのか
  • 塗る上で注意することはあるか
  • 保管方法や消費期限について
  • 体質やアレルギーの危険性について
  • 最低でもこれらの点には目を通しておきましょう。

ハンドクリームに使われている成分や効果によっては、適切な保管方法や使用量が異なります。ほんの少量でよく伸びるクリームもあれば、たっぷり使うことで手を潤すクリームもあります。

説明書やパッケージ裏に書かれていることは、買ったときにしっかり目を通してからゴミに出すようにしてくださいね。

ハンドクリームの基本の使い方。手順をチェック

どのハンドクリームにも共通する、基本の使い方やルールを確認してみましょう。改めてチェックしてみると、誤って覚えていた知識が見つかるものですよ。

ハンドクリームを塗るタイミング3つ

ハンドクリームを塗る絶好のタイミングがいつか、ご存知ですか?答えは主に次の3つ。

  1. 手が水に濡れた後
  2. 長時間の手作業の後や合間
  3. 就寝の直前
  4. ハンドクリームを塗る3つのタイミング

特に手を洗った後や水仕事の後のような、手が水に濡れた直後は手肌が乾燥しやすくなっているため、ハンドクリームが必要です。

濡れた手をそのままにしているとどんどん水分が蒸発していってしまうので、クリームで潤いを補ってください。また、何かを手に持ったり、タイピングのような手先を使う作業の後も、手肌から油分が失われているためクリームでうるおしましょう。

ハンドクリームを塗った後は手肌をそのままにしておくと、よりクリームが染み込みます。ですから就寝前はその日1日のハンドケアに絶好のタイミングなのです。

ハンドクリームの適量を出す

ハンドクリームを塗る際は、とにかく適量を守ることを大切にしてください。少なすぎると潤いがたりませんし、多すぎるとかえって雑菌が繁殖するきっかけになります。

適量はハンドクリームのパッケージや説明書に書かれている量に従ってください。もし説明書などを捨ててしまった場合は、チューブタイプなら3~4cm、缶タイプなら1.5~2cmが目安です。

ハンドクリームの適量

水っぽいクリームならちょっと多めに、逆に油っぽくてこってりしたクリームならちょっと少なめにすると適量に調整しやすいですよ。一度使ってみて、べた付き度をチェックしながら微調整してください。

缶タイプのハンドクリームであれば、素手で取るよりも「スパチュラ」というクリーム用のヘラを使うのが、衛生的で適量を計りやすいのでおすすめです。

クリームor手のひらを温める

出したハンドクリームはすぐに塗り込まず、少し温めてから使いましょう。できればクリームだけではなく手のひらも温めた方が良いですが、時短したければどちらか一方だけでも構いません。

クリームや手のひらを温めることで、クリームの伸びが良くなり手肌に成分が馴染みやすくなります。

固いクリームを無理に手に塗り込もうとすると、摩擦で皮膚を傷つけてしまったり、上手く成分が手肌に浸透しないことがあるのです。

クリームを塗る前に手を揉んだり振ったりとストレッチをするか、手に出したクリームに息を吐きかけてよく温めてくださいね。冬場であればストーブの前に手をかざすのもおすすめです。

ハンドクリームを塗る手順

適量出したクリームをよく温めたら、さっそくクリームを手に塗っていきましょう。ゴシゴシと塗り込むのではなく、丁寧に優しく、正しい手順で塗り込んでいきます。

1.手のひら全体に塗り広げる
クリームを手のひら全体に広げながら、ゆっくり塗り込んで行きます。手のひらのくぼみや指の腹までしっかり広げてください。
2.手の甲に塗り広げる
手のひらを使って手の甲にもクリームをよく馴染ませていきます。手の甲をマッサージするようなイメージで、手の甲から爪までしっかり塗り広げましょう。
3.指の間や指に馴染ませる
両手の指と指を絡めながら、指のまたや指の間、関節のシワなど塗り残しがないように塗り込んでいってください。
4.爪や爪の縁
爪の表面や爪の先、爪の縁までよくクリームを浸透させてください。特に爪の縁が乾燥すると、ささくれが出来て皮膚が傷んでしまいます。指先まで万遍なくクリームを浸透させましょう。

ハンドクリームを塗る手順

丁寧にハンドケアしたいときの正しい塗り方

より丁寧で念入りなハンドケアをしたい場合は、次のようにハンドクリームを塗りましょう。

クリームの前に化粧水を使う

ハンドクリームを塗る前に手に化粧水を馴染ませておくと、ハンドクリームの効果は倍増します。化粧水で水分と栄養分が補われていると、ハンドクリームのブースターになり浸透率がUPします。

また、顔のスキンケアと同じで化粧水の成分をハンドクリームで蓋することで、より手肌の潤いが増します。手肌のささくれや乾燥が気になる場合は特に、スペシャルケアとしておすすめの方法。

ハンドクリームとセットで小さなボトルなどに化粧水を携帯しておくと、外出先でも化粧水+ハンドクリームのハンドケアができますよ。

塗った後に手袋で保湿

ハンドクリームを塗った後は、手袋をして過ごすとクリームの成分が手肌に浸透しやすくなり、簡単にハンドパックできちゃいます。

使い捨てのビニール手袋やゴム手袋でもOKですが、ハンドパック用の綿やシルク製の手袋だと、よりハンドパック効果が高まります。

ハンドクリームを塗って手袋をして眠ると、朝起きたときにはすべすべモチモチの手肌になっていますよ。何かの作業をしながらハンドパックをしたいときにも便利な方法です。

クリームを塗りながらハンドマッサージ

ハンドクリームを塗り込むついでに、ハンドマッサージも一緒に行ってみましょう。クリームで滑りが良くなっていて、マッサージには絶好のタイミングです。

ハンドマッサージのやり方

  1. 指を1本ずつ、根元から指先に向かって軽く引っ張るように揉む
  2. 手の甲側の、親指と人差し指の間にあるくぼみを、もう片方の親指で揉む
  3. 指を1本ずつ、爪や爪の周りをギュッと優しく揉む

ハンドマッサージ

その他、「気持ち良い」と感じる揉み方やマッサージ方法があるならぜひ実践してくださいね。

マッサージで手の血流が良くなることで、ハンドクリームも馴染みやすくなります。手作業で疲れているときや1日の終わりには、手をよく揉みほぐして疲れを取り去ってください。

ハンドクリームの丁寧な塗り方で女性らしさをUP

ハンドクリームを塗る動作って、ただ手肌を美しくするだけではなく、とても女性らしい行動ですよね。しっかり念入りにハンドクリームを塗るだけで、何だか女性としての気品が高まる気がしてきます。

好きな香りやブランドのハンドクリームを使うと、よりクリームに愛着がわいて丁寧に使おうという気になりますよ。

どうせ使うなら楽しい方が良いですよね。好きなハンドクリームを正しい塗り方で使って、手先から女性らしさに磨きをかけていきましょう。

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ハンドクリームの正しい塗り方。適量と塗り込む順番に注目|【女性の美学】
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ライター:箸屋
イラストレーター:町田李句

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