いっぱいあって迷っちゃう・・・日焼け止めを選ぶ時のポイント3つ!

暑くなってきたな…今年もそろそろ日焼け止め買わないと…。店頭にもたくさんの日焼け止めが並ぶ季節になりました。しかし、たくさんありすぎてどれを買ったらよいのか悩んだ記憶はありませんか?

皮膚や化粧品理論を学んだ私でさえ、たくさんの日焼け止めの前でしばらく葛藤してしまいます。そこで、私のおすすめ選び方3つのポイントをご紹介します。

① 値段

コレ大事です!日焼け止めに使える値段は人それぞれですが、日焼け止め買うならこれぐらいかな?という予算をオーバーしすぎない事です。なぜかというと、良さそうだから高いものを買ってしまうと、人間の心理としてケチって使ってしまうからです。

実際私が化粧品販売をしていた時、1000円ぐらいの日焼け止めを購入しようと思っていらっしゃった方が、7000円ぐらいの日焼け止めを購入された場合、正しく使えば3ヵ月でなくなるはずが、数年にかけ少しずつ使用し、前年や数年前購入されたものを使われていることがよくありました。

値段の高いものはそれなりの理由がありますが、適量を使わなければ隙間があいて紫外線から肌は守れていません。それでは意味がないのでこれぐらいかなと思った価格帯の中で選び、適量を守る事が大事です。

ケチって使いそうな自分にとって、お高いものは見ない!見たら良さそうだなあと思って買いたくなるので、最初から見ない事です(笑)。

昔と違って、値段が安いものでも、日焼け止め効果としてはきちんと効果があるものが市場には出回っているので、しっかり使えるものを選びましょう。

② 必要最小限の数値で選ぶ

家の中や会社の中が多い方と外仕事、お外での趣味がある方とでは日焼け止め選びが大きく違います。目安は以下の通り。

屋内にいる時間が多く、軽く守っていたい
          → SPF20前後、PA+~++
外に出る時間が多く、比較的しっかり守っていたい
          → SPF30~40、PA++~+++
アウトドア、海や山・スキー場など紫外線を浴びる量が非日常的な場合
          → SPF40~50+、PA+++~++++

あくまでも目安ですが、何のために購入しようとしているのかで選び方が違います。せっかく買うならSPFが大きい方がいいかな…とも思いがちですが、日焼け止めも夜には落とさなければならないいわゆる異物です。

お肌にとって大事な役割を果たしますが、SPFやPA値が必要以上に大きいとお肌も乾燥しやすかったりするので、しっかりクレンジングが必要だったり、長時間の使用は避けた方が良かったり、お肌の弱い方は合わなかったり、いつもの保湿では足りなかったりしますので、必要最小限のSPF、PA値を選びましょう。

考え方として、紫外線は決して悪いものではなく美容的に防ぎたいから日焼け止めを使うので、必要最小限の数値を選んで、一番守りたいであろうお顔は、紫外線防止機能のある下地やファンデーションを重ねるのがおすすめです。

SPF値の大きさで決めるのではなく、自分の肌やライフスタイルに合わせた、もしくは目的に合わせたものを選びましょう。

③ 使い心地

サンプルやテスターがあれば必ず触りましょう。手の甲、できれば首やお顔など使用できれるのであれば使ってみた方が良いです。

毎日使用するものになりますので、香り、付け心地、色、肌に合うか、パサつかないか…など触ってみる事が大事です。使って気持ちいいものはしっかり使い続けますよね?

恋愛と同じ。どんなに見た目が良かろうと評判が良かろうと、自分に合わなかったら付き合っていけないので、使ってみてのフィーリングが大事です。

好みは人それぞれですが、フィーリングの時少し参考にしてもらいたいのはしっとりと保湿効果があるものを選びましょう。特に30代、40代と年齢が上になるほどフィーリングの項目の中にしっとり感を加えてあげてください。

べたつくから嫌とおっしゃる方もいらっしゃいますが、ある一定の年齢になると自分のお肌のうるおい力が低下している上に、日焼け止めに入っている紫外線から肌を守る成分は若干肌を乾燥させやすくなりますので、保湿も併せ持ったものを選んだ方が良いと思います。

使えないほどでなくとも良いですが、どっちにしようかなと思った時にはしっとりしている方がおすすめです。

もっと細かく言えば美白ケアできるもの、お肌の弱い方は紫外線吸収剤の入っていないもの、コラーゲンなどの成分、ウォータープルーフかどうか…などたくさん選び方はありますが、この3つのポイントは誰でもできて正しく効果的に使い続けられる簡単日焼け止め選びの方法です。

今すぐできる方法なので是非次日焼け止めを買う時の参考にしてみてください。

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