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関わると厄介なママ友マウンティングを上手く回避するコツ

Date:2017.02.09

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関わると厄介なママ友マウンティングを上手く回避するコツ|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/homesage3881/

ドラマやメディアでも取り上げられ、話題となっているママ友マウンティングやママ友カースト。

タワーマンションや高級住宅街、幼稚園や小学校で繰り広げられる、ママたちの格付け合いは、話を聞くだけもドロドロとしていて、怖いなと思いますよね。

ひどい場合は、狭い世界での関係に悩み、人間不信に陥ってしまう人もいると言います。

できれば巻き込まれたくないものですが、ご近所さんだったり、子供が同級生だったりすると、完全に関わりを断つのは難しいもの。ならばせめて、付かず離れずの付き合いを心がけたいものです。

今回はマウンティングを回避するために、どんなことに気を付ければいいか、またマウンティングする人や、されやすい人の特徴などをご紹介していきたいと思います。


女性の世界の怖~い格付け。マウンティングとは何か?

まずは、マウンティングを知らない人のために、基礎知識をおさらいしておきましょう。

マウンティングとは、英語で跨るを意味する「mount(マウント)」から来ており、元々動物界の習性を示す言葉です。ゴリラや猿などの霊長類は、自分の優位性を誇示するため、相手にのしかかることがあり、その習性を「マウンティング」と言うのだとか。

それが転じて、他人を貶めて優越感に浸ったり、劣等感を植え付けたりする自己顕示行為のことも、「マウンティング」と呼ばれるようになったのです。

女性のマウンティングは、いったん褒めておいて、遠回しに相手を貶めるような言動が多いようです。

例えば、お子さんのお弁当を見て、「彩りが綺麗ですね」と褒めた後で、「うちは着色料を使った加工食品は使わないから、彩りが悪くて」などと謙遜を装った自慢をするのは、典型的なマウンティングと言えるでしょう。

様々な場所で起こるママ友マウンティング。具体的な事例を紹介

さて、マウンティングの意味が分かったところで、気になるのは、具体的にどんなトラブルが起こっているのかということ。ここで詳しい事例についてご紹介していきましょう。

低層階の住民は高層階より格下!? タワマンカーストとは?

最近、ドラマにもなり話題となっているのがタワマン(タワーマンション)カースト。都心に多いタワーマンションですが、高層階になるほど価格も高くなるため、明確な格付けが起こりやすいのだとか。

自分より上層階のエレベーターを止めてはいけないという暗黙のルールがあったり、わざと5,000円~1万円の高額のランチ会を設定して、参加できない人を仲間外れにしたり、ペットや車、夫の職業や収入などをチェックされ、細かいヒエラルキーができたりするようです。

児童館や支援センターに存在する、ベビーカー置き場所の暗黙のルール!?

子供が産まれてから数ヶ月経つと、地域の支援センターや児童館デビューするママも多いかと思います。

徒歩で行く場合はベビーカーを使う人も多いかと思いますが、その種類も意外と見られているかも!?

地域によっては、海外製の高級ベビーカーがいい場所に置けるという暗黙のルールがあったり。また高級住宅街では高級ベビーカーばかり並ぶので、安価なベビーカーでは行きづらいこともあるそうです。

夫の職業や車、習い事の数などで幼稚園での地位が決まる!?

子供が幼稚園に上がると、ママ友の付き合いも密になり、親しい人同士でグループができることが多いよう。その中に格付け好きのボスママがいると、少し厄介です。

私立幼稚園に多いようですが、旦那さんの年収や職業、乗っている車の車種、お子さんの習い事の数、持ち物がブランド品か否か、家の広さなどで格付けされたり。ランチ会を一度断ったり、粗末な格好で行っただけで二度と誘われなくなったという例もあるそう。

ボスママに嫌われるとグループから疎外され、自分だけではなく子供も仲間外れになったりするので、我慢しているママも多いようです。

PTA役員の仕事をめぐるトラブル。仕事内容は学歴で決まる!?

小学校になると、PTA役員をめぐるママ友同士のトラブルも多いよう。

会合に欠席したり、遅刻したりすると無視されるようになったり。仕事でやむを得ず欠席することがあるキャリアママと、その負担が回ってくる専業主婦との間に溝ができることも多いようです。

また、難関私立中学校などでは、親の学歴が高くなければPTAの役員になれなかったり、高学歴の人は楽でポジションの高い仕事、低学歴の人は雑用を回されるなどの格差が存在する場合があるようです。

夫の職業?年収?ママ友カーストの地位はこれで決まる!

格付け好きのママは、持ち物や家、家族などあらゆるところからママ友をチェックしていますが、格付けを決める一番大きな要素はやはり夫の職業と年収。

医者や弁護士、官公庁や会計士、一流企業の会社員など収入が高い夫を持つと、カーストの上位に位置付けられるようです。

あとは、

  • 住んでいる地域や戸建てかどうか
  • 戸建てなら土地の面積
  • マンションなら持ち家か借家か

なども判断材料に。

家に遊びに行って、

  • インテリア
  • おもちゃ
  • もてなしぶり

などをチェックされる場合もあるそうです。

また、

  • バッグなどの持ち物
  • ベビーカー
  • 子供服

なども、よく見られています。

高級住宅街では、多少無理をしてでも外車やブランドバッグを持ったり、子供にブランド服を着せる親も多いのだとか。

ただ、職業や持ち物以外の要素で上位に格付けされる場合も。旦那様が高収入でなくとも、家事や育児に協力的で、家族ぐるみのイベントに積極的に参加する夫婦は、一目置かれる場合が多いようです。

ママ友マウンティングが激しい地域ってあるの?

少し前、メディアで代官山のママ友マウンティングが取り上げられ、家事を外注する人ほどカーストの上位に来るなど、驚くような話がたくさん出て話題になりました。

このように、地域によってママ友マウンティングの激しさに違いはあるのでしょうか。

高級住宅地は専業主婦が多いので、マウンティングが激しいと言われていますが、実はそれと並んで多いのが、最近になって開発された新興住宅地。

高層マンションが多く、階層で収入の格差が分かりやすいのも原因の一つかもしれません。

また、意外と都心より、地方の小都市の方がマウンティングがひどいという話もあります。大都市に比べ人間関係が密で、人口もさほど多くないので、収入など相手の情報が得やすいというのもあるのでしょう。

ただし、上に挙げたところすべてでマウンティングがあるわけではありません。

あくまでそこに住んでいる人の性格によるところが大きいので、周りに格付けを好まない人が多ければ、マウンティングが起こることはありません。

それって格付けされてる?マウンティングママの特徴とは?

何も世の中のママが皆、格付け好きではありません。マウンティングしたがる人は、実はごく一部。

ですが、運悪くそんなグループに属してしまうと、多大な精神的ストレスを抱えることになるので、できれば関わりを避けたいもの。

ここで、注意すべき人の特徴をご紹介しておきましょう。

とにかく他人の情報を得たがる人

あまり親しくもないのに、夫の職業や年収を聞いてくる人には要注意。

このタイプは、収入や家、身に着けているものなど、誰が見ても分かりやすいもので他人を格付けし、自分がどの位置にいるか明確にしておかないと気が済まない傾向があります。

結婚も夫の年収や職業など、条件面を重視して決めた可能性が高いです。愛情や絆といった、目に見えないもので幸せを測ることができない、ある意味では可哀想な人だとも言えます。

他人の陰口ばかり言う人

グループの中で、その場にいない人の悪口ばかり言う人っていませんか?

そういう人は、他人の欠点を指摘することで、自分の優位性を示したいタイプ。友人と悪口を共有することで、絆を深めたつもりになっています。

このタイプの人は、一緒に悪口を言っているつもりでも、自分がいない時には標的にされている可能性もあるので、注意が必要です。

悪口を言われても、同調せず聞き流すのがいいでしょう。

いつも場を仕切らなければ気が済まない人

いつもグループの中心にいて、ランチ会や子供のイベントなどでも、何かとその場を仕切りたがるボスママタイプっていますよね。

こういう人には、気に入られるといいのですが、一度目を付けられたら大変!

ボスママの意見に従わなかったり、意にそぐわない行動を取ったりすると、可愛さ余って憎さ百倍。グループから疎外されたり、陰湿な嫌がらせを受けたりします。こういうタイプは本当の友人というより、自分に従う取り巻きを求めているだけですので、当たり障りのない付き合いを心がけるのがいいでしょう。

何かとアドバイスしたがる人

特に相談などをしているわけでもないのに、他人の服装や言動を見て「ああした方がいい、こうした方がいい」と、アドバイスしたがる人っていませんか。

自分がよかれと思ってしていることを頭ごなしに否定されては、不愉快になることもありますよね。

こうしたタイプは、自分の価値観が絶対なので、違う価値観を認めることができません。

経験や知識も豊富でそのことに自信を持っていますが、時に「わたしはすれているから。〇〇さんは純粋なんだね」と、一見謙遜のように聞こえる言い方で相手の無知を指摘したりします。

グループで相手を貶めるような陰湿な行動に走るタイプではないですが、一対一での付き合いは少し疲れてしまいそう。適度な距離を保って付き合うのがいいでしょう。

あなたは大丈夫?マウンティングされやすい人の特徴とは?

先ほどはマウンティングママの特徴をご紹介しましたが、逆にマウンティングの標的にされやすい人もいます。以下に特徴をご紹介していきましょう。

容姿が綺麗だったり、高学歴など、他の人より目立つ人

周りの人より飛び抜けて綺麗だったり、若かったり、いいものを身に着けていたり、学歴が高かったりすると、一目置かれる場合もありますが、逆に嫉妬の対象になる場合もあります。

あえてひけらかすのはよくありませんが、抜きんでた能力や魅力があるのはよいこと。あまり周囲を気にして卑屈になっても仕方ありません。色眼鏡で見ない友人を作るようにするとよいでしょう。

他人に媚びることが苦手な人

このタイプはボスママに睨まれる傾向があります。周囲の人がボスママを褒めている時に、同調せずにいると陰口を叩かれたり、「非常識だ」などと一方的な噂を立てられるかもしれません。

数年の付き合いだからと割り切って媚びを売る方法もあるとは思いますが、無理をしたくないのならグループから距離を取るのもいいかもしれません

空気が読めなかったり、周囲から浮きがちな人

グループというのは、暗黙の了解で協調性が求められるもの。

イベントなどで皆が公平に仕事を分担しているのに、自分だけ参加しなかったり、ランチ会などで極端に浮いた格好をしていったり、自分の話ばかりして人の話を聞かなかったりすると、周囲から敬遠されてしまうかもしれません。

ママ友同士の関係は、子供同士の関係にも影響を及ぼします。自分らしくあることも大事ですが、時には周囲と歩調を合わせることも必要ですよ。

大人しくて、理不尽なことでも受け入れてしまう人

このタイプの人は、あまり目立たないので最初のうちは標的になることは少ないかもしれません。

しかし、何かトラブルがあって一旦グループに疎まれると、強く反論することができないので、相手がどんどんエスカレートする可能性があります。

理不尽なことで謝罪を要求されたり、雑用を押し付けられたり。何も言い返せないと思って相手が鬱憤のはけ口にしている場合もあるので、時には思い切ってぶつかる勇気も必要です。

ママ友マウンティングに巻き込まれないためには、どうすればいい?

地域や学校によって傾向はあるとは言え、結局マウンティングの有無はその時その場所にいるママの性格次第だったりします。

もしも運悪くマウンティングママのいるクラスやグループに属してしまったらどうすればいいのでしょうか以下にマウンティングをかわすコツをまとめました。

あまり細かい個人情報を与えない

マウンティングしたがる相手は、夫の年収や職業、夫婦仲や子供のことまで、色々と細かく聞きたがるものですが、詳しいことを話してしまっては相手の思うツボ。

夫婦仲のことを愚痴った場合、その噂が思わぬところまで広まる恐れもあります。

もちろん信頼できる人への相談はよいと思いますが、相手がネガティブな情報を聞きたがっていると感じたら、適当に受け流して、細かいことを話さないのが賢明です。

自分から積極的に悪口は言わない

悪口が好きな人は、相手にも同調を求めがち。しかし、一緒になって悪口を言っていると、心ある人は「この人、悪口が好きな人なんだな」と思って離れてしまいます。

悪口が好きな人は同種の人で固まりやすいので、自分も陰口を言っていると、似たような人を引き寄せてしまいます。わざわざ悪口を言われている人をかばう必要はありませんが、相槌を打つ程度にとどめておきましょう。

子供あっての付き合いだとドライに割り切る

ママ友同士の付き合いは、よほど親友にならない限り、子供が幼稚園や小学校などを卒業すると、自然に消滅することがほとんどです。

嫌なことがあったり、気の合わない人たちだと思っても、どうせ期間限定の付き合いなのだからと割り切り、当たり障りのない付き合いをするのも一つの手。その中でもし長く友人になれそうな人がいれば、個人的に交流を深めていくとよいでしょう。

ママ友以外との交流の場をつくる

母親になると、行動範囲が子供中心になりますが、ずっとママ友との付き合いばかりだと、関係がギクシャクした時に思い詰めてしまいがち。時にはママ友以外の人たちとも交流の場を作ると、いい息抜きになるでしょう。

例えば習い事をしたり、働きに出るのもいいかもしれません。ママ以外の色んな立場の人たちと会話する時間を作れば、狭い世界で悩んでいたことがばかばかしく思えるかもしれませんよ。

ママ友は一時的な付き合い。あまり構えずに上手く乗り切ろう!

いかがでしたか?ママ友マウンティングはどこにでも起こる可能性があるので、ない地域や学校を事前に調べて選ぶことは極めて難しいと言えます。

しかし、そこにいるすべてのママがマウンティング好きではありません。マウンティングママとは敵対せず、適度に距離を取ることで、余計な揉め事に巻き込まれることを最大限避けることはできるでしょう。

また、身近に相談できる相手がいることも大切です。旦那様や両親、古くからの友人など、話を聞いてくれそうな人がいれば、愚痴を吐き出すだけでも楽になります。

ママ友グループは何かと面倒なものですが、所詮は子供が幼稚園や学校にいる間だけのお付き合い。

あまり深く悩みすぎずに、時にはリフレッシュして上手く乗り切りましょう。

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ライター:EMI

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コメント一覧

  • ベルファーレ

    人間ってろくな生き物じゃないですね・・

    返信

コメント