毛穴の黒ずみを解消する洗顔方法。毎日の洗顔を見直せばきれいに!
Date:2018.01.10
小鼻や頬、おでこなどの毛穴の黒ずみが気になっていませんか。プツプツ黒くなっていると、つい手で取り除きたくなってしまうと思うのですが、無理にやろうとすると肌を傷つけてしまいます。
毛穴が炎症を起こせばニキビの元にもなるので、雑菌のついた手でいじるのはよくありません。
肌を傷めることなく、黒ずみ毛穴をキレイにするには、洗顔方法を見直してみましょう。たかが洗顔、されど洗顔です。
肌に優しい洗顔料で正しい洗顔をすることで、毛穴はキレイになるんですよ。
黒ずみ毛穴を解消するための正しい洗顔方法
正しい洗顔のポイントは、肌質に関わらず2つあります。
- 皮脂を落としすぎないこと
- 肌に刺激を与えないこと
皮脂が足りないことがかえって過剰分泌を招き、角栓を作ったり、毛穴の開きの原因になるからです。
この2つのポイントを踏まえて、毛穴の黒ずみを解消するための洗顔方法をご紹介しますね。
クレンジングをしっかりする
メイクの汚れと皮脂の汚れは違うので、雑に落としているとメイクの汚れが毛穴にたまってしまい、それが黒ずみの原因になることも。
メイクは丁寧に落とします。毛穴の黒ずみが出来やすいTゾーンは特に丁寧に、優しくクレンジング剤を馴染ませて、メイク汚れを落としましょう。
洗い流す時もすすぎ残しのないようにしっかり洗います。洗浄成分が残っているのも毛穴の汚れになってしまうからです。
蒸気や蒸しタオルで毛穴を開く
次の洗顔で毛穴の奥までしっかり汚れを落とせるように、蒸しタオルなどを使って毛穴を開きましょう。
湯船に入る人はそれでも十分です。お風呂に入る時間がない時は、洗面器にやや熱めのお湯(50~60度)を入れて、その蒸気を当てるだけでもいいでしょう。
正しい洗顔の手順をマスター
毛穴が開き、肌が温まっている状態なので、毛穴の奥まで汚れが落ちる準備ができています。洗顔ですが、基本は石けんを使えばOKです。
- 石けんをしっかり泡立てます。少しずつ水やぬるま湯を加えながら、ホップクリームのような濃密な泡を作りましょう。
- 泡を乗せる時はTゾーンから。丁寧に泡を転がすようにして洗います。
- 乾燥しやすい頬や口元、目元などは最後に軽く泡を乗せるだけで十分です。
- 最後はぬるま湯で丁寧に洗い流します。
お湯の温度は32度くらいの、体温よりも低い温度で、冷たすぎない温度が適当です。
皮脂を落としたいとばかりにゴシゴシこするのは逆効果なので、お湯を肌につけるようにして優しく洗い流してください。
短時間で洗顔をすること
皮脂を落としたくていつまでも石けんでゴシゴシしているのは肌に良くありません。洗顔は短時間で行うのが鉄則です。
泡を乗せている時間は1分以内。そんな短時間で大丈夫?と思うかもしれませんが、大丈夫です。肌をしっかり温めて、毛穴を開いた状態で洗えば十分キレイになります。
こすりすぎないこと
肌をゴシゴシこすっても毛穴の黒ずみは消えません。
逆に、角質層を硬くし、肌のターンオーバーを乱すことで黒ずみが消えにくくなるばかりか、くすみの原因にもなってしまいます。
洗顔の時はとにかく刺激を与えない、こすらない。泡の力で洗うように心がけてください。
朝はぬるま湯洗顔でもOK
あまりに皮脂が出過ぎて朝からテカっている、という人以外は、朝はぬるま湯だけで洗顔してみましょう。
毛穴の黒ずみで悩む方は、皮脂が多いという特徴もあるのですが、洗い過ぎがその原因である可能性もあります。
夜はしっかり汚れを落とし、朝は寝ている間に出た余分な皮脂だけを落とすようにします。
寝ている間はそれほど皮脂が出ませんから、ぬるま湯洗顔でも十分です。
洗顔も時にはスペシャルケアを
洗顔は毎日するものですから、基本的なやり方は上記の方法でOKです。
ただ、季節や体調によっては皮脂が増えて、黒ずみやざらつきがいつもより気になる時があるでしょう。
そんな時のスペシャルケアとしておすすめしたい洗顔方法をご紹介します。
泡パック洗顔もおすすめ
特にざらつきが気になる時のスペシャルケアとして、泡パックもおすすめです。いつもの洗顔をちょっとだけ丁寧にしてみます。
- いつも通りにたっぷりの泡を立てます。
- それを顔全体に伸ばしていきます。
- 手が顔に触れないくらいのたっぷりの泡をのせ、その泡を動かすようにしてTゾーンを中心に泡を馴染ませます。
- 2~3分そのまま放置して、泡に汚れを吸着させます。
- 最後に、ぬるま湯で丁寧に泡を洗い流します。
ポイントは、泡を動かして汚れを浮かせることです。決して手でゴシゴシこすらないでください。
気になる小鼻には手ぬぐい洗顔を
小鼻の黒ずみ、ざらつきが気になる時は、肌を傷めずに優しく汚れを落とす方法として、手ぬぐい洗顔もおすすめです。
週に1度の重曹洗顔で角栓除去
重曹は温泉の元にもなっていますし、毛穴の汚れを落とすのには最適。穏やかなピーリング効果もあるので、是非スキンケアに使って欲しいアイテムです。
顔を洗う時に、洗顔料に重曹を少し混ぜてみます。1回分は小さじ1杯程度で十分。
よく泡立てて、小鼻やTゾーンなどざらつきが気になるところを洗いましょう。
毛穴の黒ずみを解消するための洗顔料選びのポイント
黒ずみを取りたいからと洗浄力が強すぎる洗顔料も良くないですが、過剰な皮脂が洗い落とせない、優しすぎる洗顔料もダメ。
スクラブやピーリングはやりすぎると皮脂を取りすぎてかえって肌が乾燥し、肌トラブルの原因になります。
肌にやさしく、かつ、汚れをしっかり落とせる洗顔料のおすすめはどんなものでしょうか。
クレイ洗顔料で汚れを吸着
クレイとは粘土のことです。粒子が細かくて、毛穴の奥まで入り込んで、しっかり黒ずみを落としてくれるんです。
クレイ洗顔料は、泡立てるタイプとクリーム状のクレイを塗るようにして汚れを吸着させるものがあります。
使い方を間違えるとせっかくの効果が半減しますから、使用方法をよく読んで使ってくださいね。
酵素洗顔料で古い角質を除去
酵素の力で古い角質を落とす洗顔料もおすすめです。頑固な角栓は普通の石けん洗顔では落とすのに時間がかかるので、酵素の力を借りてみましょう。
酵素にはたんぱく質を分解する力があるので、頑固な角栓も落としやすくしてくれるんです。
古い角質を取ると化粧水や美容液などの浸透も良くなるので、しわやくすみなどの悩みにもこたえてくれるでしょう。
ただし、酵素の配合量によっては肌に刺激がある場合があります。乾燥肌や敏感肌の人は週に1回くらいからスタートしてみてください。
メラニン毛穴には美白成分
メラニン色素がたまってしまっているタイプの黒ずみには、
- ビタミンC
- ビタミンE
などの、抗酸化作用がある成分が含まれている洗顔料がおすすめです。
また、コウジ酸などメラニンの還元作用がある成分もいいでしょう。
保湿やエイジングケアが出来る美容成分入り
肌のターンオーバーを促進し、保湿効果をアップすることで、古い角質が残りにくくなり、毛穴の黒ずみ解消に役立ちます。
そこで、他の配合成分にもこだわってみるのもいいでしょう。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
など、保湿効果が高い成分が配合された洗顔料を使うことで、肌の乾燥を防ぐことが皮脂の過剰分泌を防ぎ、角栓を出来にくくしてくれるでしょう。
新陳代謝を良くする炭酸洗顔料
炭酸洗顔料は、二酸化炭素が肌から吸収されることで血行促進効果があり、新陳代謝を良くして角質をたまりにくくする効果が期待できるもの。
合成界面活性剤が入っていないもの
健康な肌であれば普通の固形石鹸が一番です。石鹸はただ洗うだけ。
極力、添加物を避ける
洗顔の目的は肌の汚れ、余分な皮脂を落とすことなので、それ以上の働きは必要ないのです。
極力添加物が入っていない、肌にやさしい洗顔料を選びましょう。
- パラベン
- エタノール(アルコール)
- 合成香料
- 合成着色料
などは、肌に負担を与えるだけで、顔を洗うのに必要ないものです。
続けやすい価格のもの
洗顔で毛穴の黒ずみをキレイにしていくのはある程度時間がかかります。
ある程度続けていかないと効果が実感しにくいので、色々な成分が入っていたとしてもあまりに高価だと続きません。
自分が毎日続けられる価格のものを選ぶのも大切なことです。
気長にケアして毛穴の黒ずみを解消!
毛穴が黒くぶつぶつしていると、ついつい爪の先で押し出したくなるものですが、角栓を無理に取ろうとしないこと!
毛穴に炎症が起きたら、ニキビの元にもなります。
毛穴の黒ずみは毎日の洗顔で、少しずつ解消していきましょう。汚れをしっかり落としつつ、皮脂は落としすぎないように、その加減が難しいですが、時間をかけて丁寧にケアしていくことで必ずキレイになります。
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