髪のボリュームを抑える方法。縮毛矯正よりもヘアケアを見直して
Date:2019.11.19
繊細な毛束感のあるツヤツヤ・サラサラの髪、憧れますよね。サラサラ目指してブラシを通してみても、何故だか自分の髪はゴワゴワ・ボサボサで、トレンドのヘアアレンジも上手くいかないと悩んだことはありませんか?
単にボリュームが多いだけなら「ふわふわ」ですが、ボサボサの重たい髪型は野暮ったい雰囲気が出てしまいます。
髪の毛のボリュームが抑えられないのには、ヘアケアや髪質など、いくつかの共通する理由が隠されています。この記事では、髪の毛のボリュームを抑えるためにできる工夫を、いくつかの観点からご紹介していきます。
一つの策がダメなら次の策を講じて、理想のヘアスタイルに近づけていきましょう。
この記事の目次
髪の毛にボリュームが出てしまう人の原因
まずは髪の毛にボリュームが出てしまうのが何故なのかをチェックしてみましょう。髪の毛が多く見えたり広がったりする人は、次のうちのどれかに当てはまります。
- 髪の毛が太い・硬い
- 髪の毛が多い
- くせ毛で髪が広がりやすい
- 髪の毛が乾燥して傷んでいる
髪の毛のボリュームに悩む人は「髪が多いから」と考えがちですが、実は髪がさほど多くない人だって、髪質や髪の傷み具合でボリュームが出てしまうのです。
自分の髪のことをよく理解してから、ボリュームをコントロールする方法を考えるのが大切。髪質が原因なのに髪の毛を梳いたり、または髪の毛が多いことに気づかずにヘアケアを徹底したりしても、ボリュームダウンはできません。
ボリュームダウンさせる髪の毛のセルフケア方法
髪の毛が傷んでいるせいでゴワゴワの髪の毛になっている人は、日頃のヘアケアに力を入れてみましょう。髪質を改善すれば、髪のボリュームも落ち着きを見せてくれますよ。
シャンプーとトリートメントのやり方
毎日の習慣だからこそ、シャンプーとトリートメントの使い方を間違えていると髪質がどんどん傷み、ボサボサでゴワゴワの髪になってしまいます。
- 髪が乾いた状態でブラッシングする
- お湯で髪や頭皮を軽く洗う
- シャンプーを手のひらに馴染ませ、爪を立てないように頭皮を優しく揉むように洗う
- シャンプーをしっかり洗い流す
汚れを取ろうとして爪で引っ掻くように洗ったり、髪が絡まったままシャンプーをつけないように注意しましょう。
シャンプーを洗い流した後は、トリートメントで髪の毛を保湿してください。最初は毛束から、次に後頭部、最後に髪全体の順でトリートメントを馴染ませましょう。
トリートメントは塗り込んでから少し時間を置いて洗い流すと、成分が髪の毛に浸透しやすくなりますよ。ぜひ次の入浴から試してみてください。
オイルやトリートメントで髪を保湿
入浴中に使う物とは別に、ヘアオイルやトリートメントを使って髪の毛を保湿してあげましょう。髪の毛は乾燥がトリガーになって傷み、切れ毛や枝毛になり、ゴワゴワになってしまいます。
- ヘアオイル
- 洗い流さないトリートメント
- ヘアクリーム
髪の毛の保湿アイテムを使って潤してあげてください。
髪の毛を洗った後にオイルやトリートメントを使うと、ドライヤーの熱から髪の毛を守ることができます。
傷んだ髪の毛は潤いと栄養をたっぷり与えて補修することで、ツヤが出て落ち着きのあるサラサラ髪になりますよ。
髪の乾かし方、ドライヤーの使い方
髪の毛はどのように乾かしていますか?間違っても自然乾燥なんてしていませんよね。髪の毛は濡れているときが最も無防備で、傷みやすい状態です。
髪を洗ったらすぐにドライヤーを使って乾かしましょう。濡れたまま放置しているとキューティクルが開き、枝毛や切れ毛になります。
- 高温で頭頂部から髪の毛の根元を乾かす
- 頭頂部→後頭部→側頭部の順で根元を乾かす
- 上から下に向かって髪の毛を乾かす
- 大部分が乾いたら冷風にして、髪の毛全体の熱を冷ます
ポイントは髪の毛の上から下に向かって乾かしていくことです。毛先から乾かすとボリュームが出てしまうので注意してくださいね。
ヘアブラシを変えてみる
ところで今使っているヘアブラシは、あなたの髪質に合ったものですか?ブラシは絡まりをほどかせられたらOKというものではなく、毛の流れやボリュームを整える役割も担っています。
髪にボリュームが出がちな人におすすめなのは、ロールブラシやデンマンブラシです。
ロールブラシは360度全てにブラシがついていて、髪の毛の流れを整えるのに向いています。デンマンブラシは髪の毛のボリュームを落としてまとまりやすくするのに向いています。
ヘアスプレーでボリュームを抑える
髪の毛のボリュームを抑える目的で開発されたヘアスプレーもあります。あまりに髪が広がってまとまらないときは、ヘアスプレーに頼ってみるのも良いでしょう。
ただしスプレーでは根本的な解決にならないので、雨の日や湿気の多い日、酷い寝癖のついた日などの応急処置として使ってみてください。
美容院に頼ってボリュームをダウンさせる方法
ボリュームたっぷりの髪の毛は、美容院に行ってプロに任せることでも解決できます。美容院にはヘアケアのプロがいますから、施術をお願いするついでにヘアケアのアドバイスを貰っておくのもおすすめです。
縮毛矯正をしてもらう
元からのくせ毛や髪質をサラサラにして貰う「縮毛矯正」。天然パーマやうねりが目立つくせ毛を、サラサラストレートにし、ボリュームをダウンさせてくれます。
ストレートパーマよりもサラサラストレートになりやすく、効果が持続しやすいのが縮毛矯正の特徴です。ただしコストが高くなりがちなのと、髪の毛への負担が大きいのが注意点。
もしも髪質が原因で髪にボリュームが出ている場合なら、縮毛矯正をしても余計に髪の毛を傷ませるだけです。本当に縮毛矯正が必要かどうかは、美容師さんとよく相談して決めてくださいね。
ストレートパーマをかける
縮毛矯正と比べてコストも時間もかかりにくいのがストレートパーマ。ですがストレートパーマはくせ毛を伸ばすものではなく、髪の毛のウェーブを伸ばすためのものです。
多少のくせ毛やうねりを改善するのに効果的ですが、本格的なくせ毛をストレートにするのには向いていません。
髪質そのものを変えるのではなく、ただ髪の毛のボリュームを落としたいだけのときに利用するのがおすすめです。また、ストレートパーマは約3ヶ月程度で効果が落ちますが、その分髪の毛への負担も少ないのが魅力。
トリートメントをする
髪の毛があまりに傷んでいる人は、美容院で本格的なトリートメントをプロに施術してもらうのもおすすめです。
サロントリートメントは施術者の技術も使われる薬剤もハイレベルですから、ダメージヘアを回復させて枝毛やパサつきを改善させます。
美容師さんからトリートメントをしてもらうついでに、自宅でできるヘアケアのポイントや、自分の髪質に合いそうなシャンプー・トリートメント選びのアドバイスを貰っておきましょう。
量が多い人は梳いてもらう
明らかに毛量が多い人は、美容院で髪の毛を梳いてもらいましょう。髪の毛の量がスッキリして、ボリュームが一気にダウンします。
ただし「髪を梳く」というのは「少なくする」ということです。安易に梳いて貰おうとすると、思った以上に髪が少なくなってしまうこともあります。
本当に髪を梳かなくてはならないのか、梳く以外にも髪の毛のボリュームを抑えられる方法はないのかを検討してから美容院に行きましょう。
ボリュームを抑えるヘアアレンジ方法
髪の毛のボリュームはヘアアレンジでも少し抑えることができます。ひとまず急場しのぎに髪のボリュームを抑えたい場合は、アレンジで何とか切り抜けましょう。
ヘアピンで耳横を止めて内巻き
髪のボリュームを抑えてダウンスタイルを楽しみたい人は、ヘアピンで上手くごまかしましょう。
- 両サイドの髪の毛を各耳に掛ける
- 各耳に掛けた髪をヘアピンで固定する
- ヘアピンと耳を隠すように、後ろの髪の毛を下ろす
- ブローしたり巻いたりして、全体的に整える
内巻きやストレートにおすすめの方法です。ヘアピンが外から見えないように気を付けてくださいね。
まとめ髪でボリュームを抑える
髪の毛がブワッと広がってどうしようもない日には、ヘアアレンジでボリュームをごまかしましょう。
- シニヨン
- お団子
- 編み込み
逆にポニーテールやハーフアップのように、髪の毛がばらけるような髪型はボリュームが出やすいのでおすすめできません。
何かを変えてみるだけで髪のボリュームは一気に変わる
シャンプーのやり方やドライヤーの使い方、ヘアブラシ…髪質は些細な要素で大きく変化します。いつも使っているアイテムを一つ変えるだけでも、理想の髪型に近づいたり遠ざかったり。
髪のボリュームを抑える引き金は、予想外のところにあるかもしれません。
ヘアケアを徹底するだけで縮毛矯正せずにすむことだってあります。まずは身近なところの改善から始めて、理想のサラサラヘアーを目指していきましょう。
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コメント一覧
髪の毛の量が多くて
髪質は太くて硬いです。
すこひくせ毛です。
高校でスポーツをやるので、
髪を短くしなければなりません。
今、ショートんですけどトップに
ボリュームがでてしまい、
おかしな髪型なんです。
どうすればよいでしょうか。。
美容院で縮毛矯正をしてもらうとよいですよ
後頭部と後ろの首の近く?を剃って定期的に美容室に行くのがベストだと思います
縮毛矯正や、アイロンをすればいいと思います。