一緒にいると疲れる人の特徴。対処法を知ってストレスを減らそう
Date:2019.01.25
職場や学校、交友関係の中などで、「この人と話しているといつも疲れる」と感じるような人は多からず少なからず存在するものです。
このような相手に対して、できる限り関わらないようにできたり距離を置けたりすることができればよいのですが、職場や仕事上の関係ではそうはいかないことも多いものです。
今回は「周囲を疲れさせる人の特徴」について、対処方法や関わることによって疲れを感じる原因などと併せてご紹介していきます。
この記事の目次
いつも同じ話ばかり、人の話を聞かず自分の話が中心の人
一緒にいて疲れる人の中で特に多いのが、話す内容が自分中心の話題に偏ってしまっているような人です。
このような人は周囲に対して自己中心的な印象を与えるばかりではなく、「つまらない人」「一緒にいて疲れる」といった印象も与えています。
常に自分の話をしている
自分の話しかしない人と話をしていると、相談事や何気ない会話をしている時に気づけばいつも相手の話題にすり替えられている、ということが良くあります。
このような人はいつもこちらが聞き手にならなくてはならず、こちらが話をしたい時にはあまり頼れない存在です。
嵐のようなマシンガントーク
息をつく暇もないようなマシンガントークをする人と話をしていると、聞いているだけでも疲れてしまいます。
またマシンガントークだけではなく、話すスピードやテンポが遅い人など「自分と話しのテンポやスピード感が合わない人」と話すことが疲れる原因となる可能性があります。
口を開けばネガティブな発言や自虐ばかり
ネガティブな発言や自虐ばかりを話す人は、一緒にいるとこちらの気も滅入ってしまいます。
ポジティブでも極端すぎは疲れる!考え方が極端な人
仕事においても対人関係においても大切なのが、適度なバランス感覚です。
ポジティブさやまじめさは仕事をはじめ、どのような場面でもプラスに働きやすい性格ですが、度を過ぎている原因は周囲を疲れさせます。
次は行動や考え方が極端な人について見ていきましょう。
ポジティブすぎる、もしくはネガティブすぎる
ネガティブで自虐的な人が周囲に対して悪影響を与える可能性があるとは言え、あまりにもポジティブすぎる人と関わることも体力が奪われて疲れます。
ポジティブさは大切ですが、周囲の空気を読んだ対応を前提に置くことが必要です。
極度の真面目さや神経質さ
極端にまじめすぎる人や神経質すぎる人は、一緒にいて疲れる、面倒な人といった印象を与えることが多いです。
特に真面目過ぎて柔軟に対応できない人や融通の利かない人は、周囲から重たく感じられる傾向にあります。
必要以上に他人に厳しい
必要以上に周囲に対して厳しかったり当たりが強かったりする人が隣にいると、非常に疲れるばかりか精神衛生上でも良くありません。
余計なお世話になっているかも!おせっかいや褒め言葉が過剰な人
褒められることはモチベーションや自信につながる嬉しいことですが、あまりオーバーに褒められたり建前で褒められたりすることはあまり良い気がしません。
次はこのような「余計なお世話」な人について見ていきましょう。
恩着せがましいおせっかい
さりげない心遣いや親切さはした方もされた方も気持ちが良いものですが、そこに恩着せがましいような態度や言動が加わってしまうと、一気に一緒にいて疲れる人になってしまいます。
深読みしすぎる
何気ない会話などをなんでも深読みするような人や、何かと探りを入れてくる人も一緒にいると疲れてしまいます。
建前や社交辞令が多く褒めすぎる人
いつも建前や社交辞令を言うことが多い人からは褒められていてもあまり良い気持ちではなく、疲れてしまう原因にもなります。
さらに建前ばかり話して本心でどのように思っているのかなどを話さないような人は、信頼感を失うことにもつながってしまうのです。
もしかしてマウンティング?上から目線で話す人
近年良く聞くマウンティングですが実際に身近にマウンティングする人がいるという状況は非常に疲れるものです。
次はどのような人や言動がマウンティングによるものである可能性が高いのかを見ていきましょう。
アドバイスや説教が多い
悩み相談や日常的な会話をしているとき、聞いてもいないのに主観的な考えに基づいたアドバイスや説教じみた話をする人は、話をしていてもすっきりした気持ちにならず逆に疲れてしまうことに繋がります。
価値観や考え方を押し付けてくる
アドバイスや説教以外にも、なんでもない会話のたびに自分の価値観や考えなどを押し付けるような話をする人もいます。
人それぞれ考え方や価値観が異なるのは当たり前ですが、それを他人に押し付けるようなことはただの迷惑となってしまうことが多いです。
このような人が身近にいる場合、人は人、自分は自分ということを忘れずに大人の対応を心がけましょう。
自慢話が多い
自分の自慢話ばかりするような人も周囲を疲れさせる人の代表格です。
自慢話が多い人に対しては、寛容な気持ちを持って「気にしない」ということが一番です。それが難しい場合には、その人と少し距離を置くことも考えた方が良いでしょう。
意外と疲れる原因に!人との距離感の取り方が下手な人
ここまでは話しの内容や聞き下手という部分にフォーカスした特徴がほとんどでしたが、実は「人との距離感の取り方」という部分にも一緒にいて疲れを感じさせる人の特徴として現れることがあります。
次は人との距離の取り方が下手で周囲を疲れさせる人について見ていきましょう。
距離感が近すぎる
初対面やまだあまり仲良くない関係なのにやけに馴れ馴れしいような人や、無礼にも感じられるような態度を取る人と関わることは疲れを感じる原因となります。
またそのような態度の人と直接的な関わりがなくても職場などに距離感の取り方が下手な人かいる場合、上司や取引先の人との関係など見ているこっちが気揉めてしまうこともあるのです。
いつも遠慮ばかりしている
距離感が異様に近い人とは逆に、いつも遠慮ばかりしてなかなか距離を縮められない人と関わることも疲れる原因となります。
遠慮ではなく配慮を心がけた行動を意識すると、周囲の人を疲れさせることもなく好印象を与えることにもつながります。
何に対しても謝る癖がある
何事に対してもすぐに謝ってしまう癖がある人は意外と多いものですが、この謝り癖は謝られた周囲の人の方が、何か悪いことをしたような気分にされてしまい不快さや疲労を感じやすいものです。
このような人で謝り癖の改善が望めないような場合には、こちらからできるだけ距離を置くようにすることがストレスを減らすための一番手っ取り早い方法です。
一緒に仕事をしたくない!責任感が薄く他人任せの人
特に職場や身近な人にいると疲れる存在となってしまうのが、「なんでも他人任せにする人」です。
次はこのような人がどうして周囲を疲れさせてしまうのかを見ていきましょう。
いつも他人任せ
- 「どこか行きたいところはある?」
- 「何が食べたい?」
などと聞かれたときに、「なんでもいいよ」と答えることは、相手を非常に困らせてしまう返事です。
もしこのようなことを聞かれたときに特に自分の希望がなかったとしても、
- 「辛いものは苦手だからそれ以外がいいな」
- 「あっさりしたものならなんでもいいよ」
などと、イメージだけでも伝えるようにすることで、相手も気持ちよく受け止めることができます。
また、いつも「なんでもいい」という回答をするような相手に対してこのような質問をするときには、
- 「今日は辛いものを食べに行こうかと思うんだけど、どうかな?」
- 「中華か和食ならどちらが良い?」
などと少し具体性を持った提案や質問をすることで、聞き手のストレスを減らしたり相手が答えやすくなったりといった効果を狙うことができます。
自分から意見を出さず、人に乗っかる
会議などで自分からは意見を出さないのに、他人の発言に対して「自分もそう思っていた!」などと乗っかることが多い人は、周囲に対して良い印象を与えず疲れさせる原因となります。
何度もこのようなことをされると、便乗される方もあまり良い気持ちではありません。
言い返すことや文句が多い
「なんでもいいよ」と他人任せにする割には、他人の決めたことに対しての文句が多かったり自分に非がある状況でもそれを認めず言い返したりすることが多い人は、プライドや自己評価が高い人である可能性があります。
このような人に対しては
- とりあえず最後まで話を聞く
- 聞き手が感情的にならず事実と客観性をもって冷静に対処する
といった対応を心がけるようにしましょう。
一緒にいて疲れる人はストレスの素!関わり方を見直そう
今回は「周囲を疲れさせる人に特徴」について、対処方法などを交えながら紹介してきました。
周囲を疲れさせる特徴を持った人は、職場や知人友人の中にいると無駄なストレスを感じる原因となります。
ぜひ一度関わり方などを見直して、日頃感じる人間関係でのストレスを減らしていきましょう。
Sponsored Link