じゃがいもダイエットの方法、食事の前に食べるだけで簡単!
Date:2018.09.19
数あるダイエット方法の中でも、食べ物の特性を利用した方法がたくさん紹介されています。
そんな中でも「より手軽にダイエットしたい」「ダイエット中でも様々なメニューを楽しみたい!」といった方におすすめの方法が「じゃがいもダイエット」です。
じゃがいもは炭水化物を多く含んでいるため、一見するとダイエットには向かない食材のように思えます。しかし実はじゃがいもは、ダイエットをサポートしてくれる成分や栄養素がたくさん含まれている食材なんです。
今回は「じゃがいもダイエット」の効果やその方法、しっかり効果を出すための注意点などについてご紹介していきます!
この記事の目次
じゃがいもはダイエットにピッタリの食材!その理由とは
じゃがいもは野菜の中でも糖質が多く含まれているため、「ダイエット向きではない食材」と思われてしまいがちです。
しかし実はじゃがいもはダイエット中にこそ、積極的に取り入れていきたい食材の1つになります。まずはどうしてじゃがいもがダイエット向きの食材なのか、その理由を見ていきましょう!
炭水化物の割に低カロリー
じゃがいもは主な構成成分として糖質を多く含む炭水化物ですが、実は他の炭水化物と比較するととても低カロリーな食材です。
種類 | 量 | カロリー |
---|---|---|
じゃがいも | 中1つ (135g) | 103kcal |
白米 | 茶碗1杯 (140g) | 235kcal |
食パン | 6枚切り 1枚 | 160kcal |
中華麺 | 100g | 280kcal |
このようにじゃがいもはお腹に溜まりやすく腹持ちも良いのに、炭水化物の中では低カロリーな食材であることが分かります。
じゃがいもに含まれている栄養
じゃがいもには糖質以外にも様々な栄養素が含まれています。しかも、じゃがいもに含まれている栄養素には、ダイエット中に積極的に摂りたい栄養素も豊富に含まれているため、栄養面からダイエットをサポートしてくれる食材なんです。
じゃがいもに含まれている栄養素には、次のようなものがあります。
- ビタミンB1…糖質の代謝をサポートする。
- ビタミンC…美肌、活性酸素の除去。
- カリウム…むくみの解消
このようにじゃがいもは、特にダイエット中に積極的に取り入れたい栄養を多く含んでいるのです。さらに、この他にも食物繊維などを豊富に含んでいるため、お腹の調子を整えながらダイエットに活かしていくことができます。
「難消化性デキストリン」が含まれている
じゃがいもに含まれている食物繊維には、「難消化性デキストリン」という種類のものがあります。
また、難消化性デキストリンには整腸作用や中性脂肪の減少といった効果があるとも言われており、効率的なダイエットをサポートしてくれることが期待できる栄養素と言えます。
じゃがいもダイエットの方法、自分に合った方法にチャレンジしよう
それではいよいよじゃがいもダイエットの方法について見ていきましょう。
じゃがいもダイエットの方法には大きく分けて2パターンの方法があります。より自分の食生活やライフスタイルに合っている方法を試してみてくださいね。
食事の前にじゃがいもを食べる
1つ目の方法は、「食事の30分ほど前にあらかじめじゃがいもを食べておく」という方法です。
また、じゃがいもはお腹に溜まりやすく満腹感を得られやすいため、その後に食べる食事の量を減らすことにもつながるんです。
じゃがいもの調理方法や食べ方などはお好みに応じて自由に選ぶことができます。しかし、フライドポテトやじゃがバターなどは脂肪分が多くなってしまうので、あまりダイエットには向きません。
食事の前後に少し時間の余裕があり、「1回の食事量を減らしていきたい!」という方には、この方法がおすすめです。
炭水化物をじゃがいもに置き換える
二つ目の方法は、「白米や麺類などの主食となる炭水化物をじゃがいもで置き換える」という方法です。
一つ目の方法に比べて、いつもの炭水化物を置き換えるだけなのでより手軽に取り入れることができ、時間に余裕のない方でも取り入れやすい方法です。
じゃがいもを主食の代わりとして置き換える場合には、野菜やたんぱく質もバランスよく食べるように心がけ、無理のない範囲で置き換えを行っていくようにしましょう。
じゃがいもダイエットの嬉しい効果とは?
じゃがいもダイエットで痩せることのできるメカニズムとダイエット方法を見てきましたが、じゃがいもダイエットの良いところは簡単に取り入れやすいことだけではありません。
実はじゃがいもダイエットには「痩せる」ということ以外にも、様々な嬉しい効果が一緒についてくるのです。
次はじゃがいもダイエットで期待できる、その他の嬉しい効果についてご紹介していきます。
むくみの予防・改善
じゃがいもにはむくみの解消に効果的な「カリウム」が豊富に含まれています。
「痩せたくてむくみにも悩んでいる」という方とって、じゃがいもダイエットは一石二鳥の方法です。
効率的にビタミンCを摂取できる
少し意外かもしれませんが、じゃがいもにはビタミンCも豊富に含まれています。ビタミンCは言わずとも知れた「美肌」のためには欠かせない成分です。
しかし実はビタミンCは美肌のためだけではなく、ダイエットにも一役買ってくれる栄養なんです。ビタミンCは次の二つのような働きでダイエットをサポートしてくれます。
- 満腹中枢の感受性を高めて、満腹感をしっかりと感じやすくなる。
- 脂肪細胞に栄養が渡るのを防ぐ。
麻痺してしまった満腹中枢の感受性を高めて、しっかりと満腹を感じられるようになると、必要以上の暴飲暴食を防ぐことにもつながります。また、脂肪細胞に栄養が渡りにくくなることで脂肪細胞が成長しにくくなるんです。
このようにダイエットにもプラスの影響を及ぼしてくれるビタミンCもしっかりと含んでいるじゃがいもは、まさにダイエットにぴったりの食材と言えます。
じゃがいもダイエットの注意点、食べすぎや調理方法がポイント
じゃがいもダイエットではその効果をしっかりと出すためにも、いくつかの注意点があります。
また場合によっては食べることで体調を崩してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
じゃがいもダイエットで注意するべき点もしっかりとチェックして、ダイエットを成功させましょう!
ジャンキーな調理方法は控える
いくらじゃがいもがダイエット向きの食材であるからと言っても、マヨネーズたっぷりのポテトサラダやバターがたっぷり乗ったじゃがバター、カリカリに揚げたフライドポテトなどのジャンキーな料理ばかり食べていたら太ってしまいます。
じゃがいもは様々な料理や調理方法に合わせることができる、オールマイティな食材なので、飽きずに継続しやすいというところもじゃがいもダイエットの嬉しいポイントです。
ぜひ様々な調理法を試して、自分のお気に入りのレシピを発見してみてくださいね。
食べすぎはNG
ご飯などの炭水化物と比較すると低カロリーなじゃがいもですが、もちろん食べすぎはダイエットに逆効果です。
じゃがいもダイエットでは主食の置き換えや、食事の前に食べることで食事の量を減らしたり血糖値の上昇を抑えたりするといった食べ方でダイエットの効果が発揮されやすくなります。
お腹がいっぱいなのに無理にじゃがいもを食べようとしたりせず、その時々の状況に合わせて「腹8分目」の意識を忘れないようにすることが大前提です。
ダイエットの効果をしっかり得るためにも、「腹8分目」「栄養バランス」の二つを必ず念頭に置いて、じゃがいもダイエットに取り組むようにしましょう。
芽や緑色に変色した部分は食べない
じゃがいもの芽や緑色の変色した部分には「ソラニン」という毒素が含まれています。
またじゃがいもは光の当たるところに置いておくと、足が早くなってしまいます。生のままで保存をする場合には、新聞紙などに包んでから風通しがよく光の当たらないところに置いておくと、より長期間持たせることがで可能です。
じゃがいもダイエットで美味しく健康的にダイエットを成功させよう!
今回はじゃがいもダイエットについて、その効果や方法などをご紹介してきました。
「じゃがいもは炭水化物で太りやすそう」といったイメージとは裏腹に、実はダイエットに効果的な栄養素などがたっぷりと含まれている食材です。
じゃがいもダイエットは、日頃の食事にじゃがいもをプラスしたり置き換えたりするだけと手軽に取り組めることや、価格が安くどこでも入手しやすいこともポイントです。
ぜひじゃがいもダイエットにチャレンジして、食事を楽しみながら理想の体型に近づいていってくださいね!
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