ハンドパックの効果とやり方。スペシャルケアですべすべに
Date:2017.11.20
少しでも若くありたいと、スキンケアを頑張っている女性は多いと思いますが、一生懸命スキンケアをしても、顔以上に年齢が出ると言われているのが「手」!
いくらメイクや服装が若々しくても、手が荒れていたりシワシワだと実年齢より老けて見えてしまいます。
ハンドクリームをこまめに塗って手をケアしてあげることも大事ですが、それだけではしっかりとケアできていないことも…。
手のスペシャルケアとして効果テキメンなのがハンドパックです。
効果の高いハンドパックは、サロンなどで行うものと思っている人も多いようですが、自宅でも簡単にハンドパックをすることができます!
乾燥予防だけじゃない!ハンドパックをすることで得られる効果
ハンドクリームを使った手のケアをしている女性は多いと思います。
しかし、手の乾燥が酷い時などはハンドクリームだけでは間に合わない場合もあります。
そういう時に、手のスペシャルケアとして行うのがハンドパックです。
ハンドパックをすることで、手にどういった効果が期待できるのでしょうか。
その1.保湿を行うことで乾燥からくる症状を緩和する
手は、ちょっとしたことで乾燥します。手が乾燥すると次のような症状が出ます。
- 手荒れ
- ひび割れ
- ささくれ
ハンドパックは手のスペシャルケアのため、ハンドクリームを塗るよりも保湿効果が高くなっています。
そのため、上記のような手の乾燥からくる症状を緩和してくれる効果があります。
その2.手のシワを目立たなくしてくれる
手は、顔と同じように年齢が出る部位と言われています。そのため、ケアを怠るとシワが出て一気に老けたような手になってしまいます。
手にシワが出るのは、次のようなことが原因と言われています。
- 手の乾燥
- 古い角質が残っている
手が乾燥していると、古い角質もなかなか落とすことができません。
ハンドパックで保湿をすることで古い角質も除去できるため、手のシワも目立たなくなっていきます。
その3.日焼けなどが原因のメラニン色素を除去してシミを改善する
日焼けをした時、顔もケアをすることでシミを予防します。手も同じで、日常生活で多くの紫外線を浴びています。
そのため、よく見るとシミのような斑点ができていることがあります。
顔と同じようにハンドパックをしてあげると、古い角質が除去されるため、肌のターンオーバーが正常に働き、シミの症状を改善してくれる効果が期待できます。
サロンじゃなくても自宅で簡単にできる6つのハンドパック方法
ハンドパックは、手のスペシャルケアなのでネイルサロンやエステでするという人が多いようです。
特にサロンで行うハンドパックは、ロウを使ったパラフィンパックが主流です。
パラフィンパックは、温めたロウに手を付けてしばらくするとロウの膜ができ、それを剥がすことで余分な角質などを落とすという効果があります。
また、パラフィンパックには手を温める効果もあります。
パラフィンパックは、やり方を覚えれば自宅でもできます。しかし、ロウを溶かしたり一定温度に保つのが大変です。
パラフィンパック以外に、自宅でできるハンドパックもあります。今回は、自宅で簡単にできる6つのハンドパックを紹介します。
その1.1番簡単!市販されているハンドマスクを使ってハンドパック
ここ最近、ドラッグストアなどでも販売されるようになったハンドケアアイテムに、ハンドマスクというものがあります。
美容液がたっぷりと含まれた手袋型のシートマスクで、はめた後に浸透するようにビニールタイプの手袋をしてケアをします。
ドラッグストア以外に、韓国コスメとしても数多くのハンドマスクが販売されているのでお土産で貰ったことがあるという人も多いかも知れません。
その2.お金はかからないけど効果大!化粧水を使ったハンドパック
ハンドマスクを購入してハンドパックをするのもいいですが、こまめにケアをするにはお金がかかる…そういう時にオススメなのが、化粧水を使ったハンドパックです。
このハンドパックは、手タレと言われている人たちもこの方法でケアをしているので効果は高いと言われています。
- 手の古い角質を取り除くため、スクラブで綺麗に洗う
- ティッシュペーパーを手の甲の上にのせる
- 指の間の切り込みを入れる部分を確認する
- ハサミでティッシュに切り込みを入れる
- ティッシュを再度、手の甲に乗せてその上から化粧水を多めにかける
- 濡れたティッシュで手の甲だけではなく指もくるむようにする
- 再度その上からたっぷりと化粧水をかける
- ビニール製の使い捨て手袋をはめて外れないように手首部分に輪ゴムをつける
- この状態で10~15分放置する
- 手袋とティッシュを外した後にハンドクリームを塗る
角質を取り除くためのスクラブですが、わざわざハンドスクラブを使う必要はありません。
スクラブ洗顔料や、ケアのためにシュガースクラブを手作りしている人は、これで十分です。
シュガースクラブの場合、肌への保湿効果もあるのでこれを機に手作りしてもいいかもしれません。
上記の方法でもしっかりと保湿できますが、乾燥が酷くさらに保湿効果をアップさせたい場合は、ビニールの手袋をして放置する時に、蒸しタオルをのせると効果的です。
蒸しタオルを使う場合は、放置時間も5~10分で十分なので、時間がなくて急いでいる時なども蒸しタオルを使うのはおススメです。
その3.塗って寝るだけ!超簡単ハンドパック
ハンドパックをしたいけれど忙しくて時間がないという人や、水仕事が多くて日中にハンドパックができないという人でも超簡単にできるハンドパックがあります。
このハンドパックは塗って寝るだけなので、忙しい人でもできるのがポイントです。
- 手にたっぷりと化粧水をつけて浸透させる
- 化粧水が浸透したら、ハンドクリームをたっぷりと塗る(関節や爪の部分にもたっぷり塗る)
- 使い捨てのビニール手袋をする
- ビニール手袋の上から木綿の手袋をする
- そのまま就寝
たったこれだけの工程なので、寝る前にすぐにできます。
ビニールの手袋をすると、手が蒸れそうという人はクリームをたっぷりと手に擦り込んでから木綿の手袋をしても大丈夫です。
しかし、ビニール手袋をした時よりは効果が落ちてしまいます。
その4.ハチミツの保湿効果を利用したハンドパック
美容アイテムとしても販売されるほど、ハチミツは保湿効果が高く潤いを与えてくれます。
スキンケア商品として販売されているハチミツを利用してもいいですが、持っていない場合は普通のハチミツでも構いません。
- 手にまんべんなくハチミツを塗る
- 蒸しタオルで手全体を覆って2~3分おく
- 蒸しタオルで軽くハチミツを拭き取り、ぬるま湯で洗い流す
ヨーグルトを使う場合、テクスチャーが柔らかくなるので、蒸しタオルは使わず、塗った後はマッサージをして浸透させるようにしましょう。
その5.コスパの高いニベアを使ってハンドパック
スキンケアで注目されているのが、ニベアです。コスパが高く使い勝手がいいため、多くの女性が使うようになりました。
ニベアはハンドクリーム比べてテクスチャーも硬いためパックにも使いやすいです。
- 手全体に白くなるくらいしっかりとニベアを塗る
- ビニール手袋をつけ、その上から蒸しタオルで覆う
- 5~10分放置した後、蒸しタオルでニベアを軽く拭きとぬるま湯で洗い流す
そういう場合は、ラップで手を覆っても同じ効果を得ることができます。自分の使い勝手がいいほうを利用してハンドパックをしましょう。
その6.手の古い角質を除去したい時は小麦粉を使ったハンドパックが便利
上記では、潤いを与えるハンドパックを紹介しました。手に潤いを与えることも大事ですが、古い角質を取り除いてあげることも大事です。
日焼けをした後や、肌がゴワゴワしている時は小麦粉を使ったハンドパックをしてあげるとツルツルとした肌になります。
まずは、小麦粉パックの作り方を紹介します。
【小麦粉パックの材料】
- 小麦粉 大さじ2
- 牛乳 大さじ2
- 容器とスプーン
※小麦粉と牛乳は1:1であれば量は調整することができます。
- 容器に小麦粉を入れる
- 少しずつ牛乳を入れ、ダマにならないようにスプーンで混ぜる
小麦粉にいきなり牛乳を全部入れるとダマになりやすいです。少しずつ加えながら混ぜると、ダマになりにくいです。
小麦粉の水分などによって、牛乳の量は調整しても大丈夫です。あまり柔らかいと手に塗った時に流れ落ちるので、オールインワンゲルくらいのテクスチャーになるように調整しましょう。
小麦粉パックの使い方は、今までと少し違います。蒸しタオルを使って温めたり、ビニール手袋で覆ったりする必要はありません。
- 手に小麦粉パックをまんべんなく塗る
- 5分ほど放置した後、水で洗い流す
- ハンドクリームを塗る
小麦粉パックは、長時間つけているとパリパリに乾燥してきます。
乾燥するまでパックをつけていると、肌の水分を奪ってしまうのでパックの表面が乾いてきたぐらいで洗い流すようにしましょう。
日頃のケアにハンドパックをプラスすることで乾燥知らずの肌になる
ハンドパックは効果的ですが、これだけでは手のケアは万全ではありません。
日頃、ハンドクリームを塗ったり、乾燥しないように水分をつけたままにしないということにも注意をしなくてはいけません。
そして、手が乾燥しそうな時期や少し肌がゴワゴワした時には、ハンドパックをプラスしてあげましょう。
スキンケアをするように、毎日のケアに手のケアもプラスしてあげましょう。
そうすることで、潤いのある手を手に入れ実年齢より若く見えるようになるかもしれません。
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