他人から見た自分の顔は歪みだらけ!本当の自分の顔を知るアプリ
Date:2016.08.02
皆さんは鏡で見る自分の顔や自撮りの顔と、誰かに撮ってもらった写真や動画では雰囲気や印象が違うと感じたことはありませんか?
中には「こんなの私の顔じゃない」と感じる女性もいると思います。そんな現象を単純に「私って写真写りが悪いから~」という理由で誤魔化すのはちょっと危険です。
なぜなら、誰かに撮られた写真の中の顔こそが本当のあなたの顔だからです。鏡の中の自分が本当の自分だと思っていると、後々大変なことになるかもしれません。
今回は他人から見た自分の顔が自分が思っていた顔とは全く違う理由や、そのまま放っておくとまずい理由について詳しくご紹介します!
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鏡で見る自分の顔や自撮りの顔は実物以上に見えている!?
女性なら誰でも1日1度は鏡を見ると思います。というより、1日に1度の鏡を見ないという日本人の方が珍しいかもしれません。
トイレへ行けば必ずと言っていいほど洗面所に鏡が付いているし、職場によっては制服などをしまうロッカーに身だしなみを整えるように小さな鏡が付いていることもあります。
また、多くの成人女性が毎朝メイクをしているため、ほとんどの女性は毎朝鏡で自分の顔を嫌と言うほどよーく見ているのではないでしょうか?
もっと噛み砕いて言えば、いつも見ている自分の顔や、自撮りした自分の顔は、実物以上の美人・イケメンだと言えます。
でも人の顔ってそんなにコロコロ変わるものではないですよね。どうして自分が見ている自分の顔が実物以上に見えてしまうのか、その理由からまずは見ていってみましょう。
鏡は左右が逆!顔の左右が反対になると印象が全然違う
当たり前のことですが、鏡は光の反射を利用しているものなので、写っているのは確かに自分でも、全て右と左が反対の左右非対称に写ります。
そして、私たちの顔もよーく見ると左右対象ではありません。
例えば、
- 左目の方が大きい
- 右側の口角が下がっている
- あごの位置がずれている
などなど、人により左右で違いがある部分は異なりますが、どこかしら違いや歪みがあり左右のバランスが微妙にずれています。
美人ばかりがそろう芸能界でも、完璧に左右対称の顔をしているのはたった1人しかいないとされているのです。
左右逆になると印象が変わる
前髪の分け目を右から左に変えただけで顔の印象ってすっごく変わりますよね。
気分転換に左分けから右分けに変えたらいつもより若く見られたという経験がある方も多いのではないでしょうか?
また、左右どちらかの顔の方が自分がキレイに見えることを知っている女性も多いと思います。
特にモデルさんや女優さんなど、写真を撮られることが多い方は左右どちらから写るかを気にされる方が多いですよね。
それだけ顔の右側と左側で印象が全く違うということです。
実際に左右反対の自分の顔を見てみよう!
左右が違うのはわかっていても、「私の顔はそれほど左右に歪みはないし、大して違いなんてないんじゃないの?」と思っている方も実際に左右反転ミラーを試すと違いにびっくりすると思います。
私も鏡を信用しきっていたので、初めて左右反転した自分の顔を見た時は違和感をすごく感じたのと同時に、新たな顔の歪みを見つけたり新発見が色々とありました。
左右を反対にして他人から見た自分の顔を見せてくれる鏡のことを
- リバーサルミラー
- 左右反転ミラー
- 反面鏡
などと言い、店舗や通販で買うことができます。
また、簡単にチェックする方法としては、スマホで使える鏡アプリがおすすめです。
▼どこでもミラー
▼きせかえミラー【無料の鏡アプリ】
▼はるかがみ!~シンプル高機能の鏡アプリ~(iOSのみ)
この他にも、三面鏡になっている化粧台や鏡があれば、右端と左端の鏡を合わせ鏡のようにして反転鏡と同じような使い方をすることも可能です。
スマートフォンに付いているインカメラ(画面側に付いているカメラ)は左右反転で写るため、これを利用するのも良い方法だと思います。
無意識のうちに一番良く見える表情や角度を作っている
鏡を見る時や自撮りをする時、自分では気付いていなくても、無意識のうちに自分が一番良く見える表情をしています。
また、カメラや鏡の角度を変えてみていることはありませんか?
誰だって自分が不細工・ブスとは思いたくないし、できればかわいく見える方がうれしいです。
そのため、意識していないつもりでも、自分にとって一番かわいく見える角度で、一番キレイに見える表情で、鏡や写真に写ろうとしてしまうのです。
よーく思い出してみると、鏡や写真に写る時、
- 目を大きく開く
- 口角をキュッと上げる
- あごを引く
こんな行動をしていませんか?
無意識のようで、実はちゃんと作った顔で自分の顔を見ているのです。
鏡で見た顔は上手く光が当たってシミやシワを隠してくれてることが多い!
おうちの洗面所の光はオレンジ色をしていませんか?またはお部屋の明かりより暗い電球を使っているという方も多いと思います。
ぼんやりと薄暗いところでは
- シワ
- シミ
- 毛穴の開き
といった肌のアラもよく見えず、なんだかキレイになったように見えてしまうのです。
また、メイクをする時、多くの女性は顔を下からのぞき込むような位置に鏡を置いていると思います。マスカラを塗る時ってこの角度の方が塗りやすいんですよね。
自分の顔を脳が勝手に美人に補正してしまう!?
鏡に写った自分の顔が実際より良く見えてしまう理由の一つに「脳内補正」があります。
脳内補正とは、簡単に言うと目で見たものの足りない部分を脳が自動で補ってくれる機能のことです。
影絵を見てそれが何なのかがわかるのも脳内補正のおかげです。
さらに、鏡を見る時は無意識に自分が一番かわいく見える角度や表情を作っているため、よりいっそう本来の自分からかけ離れた自分の姿を記憶してしまうのです。
下記のようなことも、こういった脳内補正が絡んでいます。
- 好きな男性が他の人よりかっこよく見える
- 大切な我が子がとびっきりかわいく見える
他人が撮った写真の自分の顔が違う人に見える理由
鏡を見る時やスマホのインカメラで自撮りをする時は、自分の表情や顔の角度を確認することができるので、ここまでご紹介した通り自分の顔が実物以上に見えてしまいます。
そして、モデルさんや女優さんのように他人から写真や動画を撮られる立場でもない限り、なかなか他人に撮られた写真の中の自分をよく見る機会はありません。
すると、鏡や自撮りの中の自分が自分にとっての「自分の顔」としてしっかり記憶されてしまいます。
けれど、それは写真写りが悪いのではなく、他人から見た自分の本当の顔です。
他人が撮った写真といつも見ている顔が全然違ってショックを受ける方も多いと思いますが、写真写りや写真を撮った人の腕のせいにせず、自分の顔をきちんと受け止めましょう。
本当の自分の顔を受け入れて、改善策を考えることが一番大切!
鏡の中の自分や自撮りは、自分の中でかなり美化されていることがおわかりいただけたと思います。
ふいに誰かに撮られた自分の写真を見て、
- シワやシミが多く感じる
- 顔の歪みや目の細さが際立って見える
- 表情が冴えなく感じる
などなど、今まで感じていなかった欠点を見つけてショックを受けることが多いですよね。
自分がいつも見ている自分の顔はどうしても補正された状態になってしまうため、他人の撮った写真に写った自分を見ると「こんなはずはない!」と思ってしまう気持ちはすごくよくわかります。
私も何度か友達に撮られた自分の顔を見て「うわ!ひどい!」と思ってしまったことがあります…。
でも、ここできちんと欠点を向き合って改善策を考えることができれば、今の自分よりもっともっとキレイになることができるのです!
鏡の中の自分と他人が見た自分の顔の違いに気付いたら、鏡の中の自分に近づけるために以下のような対策を始めてみましょう。
今の自分に合ったスキンケアに変える
シワやたるみなどの老化による肌の変化は、気付いた時からきちんと適切なお手入れをしてあげることが大切です。
早目にケアしてあげることで今以上に老化が進むのを防げるし、変化が小さなうちからお手入れすることで元のハリツヤのある肌に戻れる可能性がすごく高いからです。
けれど、鏡の中の実物以上にキレイな自分が本当の自分の顔だと錯覚して自己評価をしていると、あまり危機感を持たないまま今まで通りのケアで大丈夫と思ってしまいます。
そのまま放っておくと気が付いた時には想像以上に老けていた…なんてことになる可能性が高いのです。
また、鏡を見て自分の外見の若さや価値を決めていると、他人から見たらやりすぎな若作りなメイクや服装をしてかえって老けて見えてしまうこともあり得ます。
姿勢や癖を直して顔の歪みを無くす
人の顔はほぼ確実に左右が対称ではありません。元々の骨格の関係もありますが、口角や頬の高さが違うといった歪みは主に普段の生活に問題があります。
- 頬杖をつく癖がある
- いつも片側ばかりで食べ物を噛む
- 右または左ばかり下にして寝ている
などなど、誰にだってこんな無意識の癖があると思います。
いつもこんな癖を繰り返していると少しずつ骨や筋肉に歪みが出て、だんだんと顔が歪んでいってしまうのです。
自分の顔をよく見比べてみると、見美または左の方が顔が下がっていると感じる部分がありませんか?
今はまだ歪みがあるくらいでおさまっていますが、これを放っておくと
- ほうれい線
- シワ
などにつながるので、早目に顔の歪みを見つけて普段の癖を改善していきましょう。
歪みの原因となる癖が出ないようにするのはもちろん、
- むくみを取るフェイスマッサージ
- 頬が下がっている方の歯でガムを噛む
など、簡単なことでも続けていけば顔の歪みを改善できるので気付いた日から始めるのがおすすめです。
鏡の中の自分に近づけるためのメイク方法のポイント
鏡の中の自分と他人から見た自分の顔を一緒にするなら、メイク方法のちょっとしたポイントを覚えるのがおすすめです。
まず大切なのが左右の差に気を付けること!
特に眉は顔のパーツの中でも左右のバランスが重要です。眉のバランスが悪いと顔全体が歪んで見えてしまうので、眉を描く時は左右のバランスに気を付けてみましょう。
そして、次に気を付けるのが、メイクをする時に顔の左側ばかり見ないこと!
人の脳は右脳で見た目や画像といったイメージを、左脳で計算などの考えることを担当しています。
右脳は左目、左脳は右目から入ってきた情報を分析するので、メイクする時の情報は左目から入ってきた映像を見ているということになります。
つまり、きちんと両目で見て「今日のメイクは良し!」と思っているつもりでも、脳は顔の左側の完成度を基準に良し悪しを判断しているので、実は右側の顔のメイクはあまり良くないということも十分あり得るのです。
また、左側のイメージばかり優先してしまうため、顔の左側ばかり気合いの入ったメイクをしてしまうということもあります。これではますます顔の左右差が広がってしまいます。
さらに問題になのが、鏡で見る自分の左側の顔と、他人から見る左側の顔が逆ということ。
鏡は左右を反転させているので自分の左目から入る映像=自分の左側の顔。そして、他人の左目から入る映像=自分の右側の顔です。
ということは、他人が自分の顔を見た時にキレイかどうか判断する基準になるのは、メイク中に見落としが多い右側の顔になってしまうのです。
脳の構造上、メイクをする時は左側ばかり重視する傾向が強いです。
そのため、リバーサルミラーなどを使って他人から見た自分の顔を見た状態でメイクをすることが鏡の中の自分の顔と他人から見た自分の顔を一致させるために大切なことなのです。
表情の作り方や一番キレイに見える角度を研究する
鏡を見ている時や自撮りで画面を確認しながら表情を作っている時は、必ず自分の目で確認しながら表情を作ったり顔の角度を変えているので、自分にとって一番良い表情と角度で写ることができます。
けれど、確認する鏡や画面な状況では、目の前の人に向ける表情や、誰かから向けられたカメラの前で鏡や自撮りと同じように表情を作るのはなかなか難しいものです。
そのため、ふとした瞬間に撮られた写真の中の自分がいつもよりかわいくなく写っているのです。
また、鏡は左右反対に写るので鏡の中の自分と写真の中の自分の印象がガラリと変わって見えるということも影響しています。
そこでおすすめしたいのが、鏡の中の自分と同じくらいキレイに見える表情や角度を研究するということです。
自分がとびっきりかわいくキレイに見えるにはどうすればいいかを知っておくと、写真写りが良くなるだけでなく、周囲の人達からの自分の評価もアップします。
本当の自分の顔を知ると今よりもっとキレイになれる!
いつも鏡で見ている自分の顔が、他人から見ると全く違うってけっこうショックな事実ですよね。
けれど、その違いをきちんとわかっていれば、メイクやスキンケアでどこに気を付ければいいかがすぐわかるようになります。
今よりもっとキレイになれるチャンスがたくさん見つかると思うと、本当の自分の顔を知ることがちょっと楽しみになってきますよね。
また、以前の顔との小さな違いに気が付くことで、いち早くアンチエイジングのケアを始めるきっかけにもなります。
今以上にキレイになるために、今の若々しさを保つために、他人から自分の顔がどんなふうに見えているかに気を付けてみてくださいね。
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コメント一覧
今まで疑問に思っていたことが知れて良かったです。
これからは、今よりキレイになれるよう頑張ります。
すごい納得