自分に合ったドライヤーの選び方。毎日使うからこそこだわりたい!
Date:2017.04.24
ドライヤーを購入する時、皆さんはどういうふうに選んでいますか?
ずっと使っていたものをリピートして購入したり、手頃なものを購入してしる人もいれば、CMで気になった新製品を選んでいるかもしれませんね。
でも、そのドライヤーが自分の髪に合っているかどうかを考えたことありますか?
新しいドライヤーを購入する時は、ドライヤーにはどういう機能がありどういう効果が期待できるのかを知っておかなくてはいけません。
あなたにぴったりなドライヤーの選び方をご紹介します!
この記事の目次
ドライヤーといっても1種類ではない!主なドライヤーの種類
毎日何気なく使っているドライヤーですが、ドライヤーには種類があるのをご存知でしょうか?
自分が使っているドライヤーが普通と思っているという人も多いと思いますが、ドライヤーは大きく分けて3つの種類に分けられます。
吹き出し口から温冷風が出る「ノーマルタイプ」
一般的にドライヤーというと、このノーマルタイプになります。
吹き出し口から、温風や冷風が出ることで髪の毛を乾かしたり、セットをすることができます。
このノーマルタイプのドライヤーは進化していて、現在では様々なオプションがついたものが販売されています。
セットが苦手な人も使える「カールドライヤー」
トライヤーにカールブラシやヘアブラシが付いているのが、カールドライヤーです。
ブラシが付いているため、ノーマルタイプのドライヤーを使って上手にセットができない人にはおすすめのドライヤーです。
髪を乾かすのには風量が少ないですが、ブラシで髪をとかしながら乾かせるので、セットしながらブローもできます。
一般的にコテと呼ばれている「アイロンタイプ」
よく「コテ」や「アイロン」と呼ばれるものもドライヤーの分類になります。
ノーマルタイプやカールドライヤーのように風は出ませんが、セット力は3つの中で1番強くなっています。
最近は、毛先をカールしたり綺麗なストレートができると女性の多くが1つは持っているドライヤーになっています。
ドライヤーも進化!?魅力的な新機能がついたドライヤーも出現
ドライヤーは、大きく分けて上記の3種類に分類されますが、最近では様々な新機能がついたドライヤーが販売されています。
上記のドライヤーに付随する機能も、ドライヤーを購入する際にはチェックしておく必要があります。
その1.髪にツヤを与えると人気の「マイナスイオンドライヤー」
新機能で1番最初に注目を集めたのが、マイナスイオンが発生する「マイナスイオンドライヤー」です。
マイナスイオンドライヤーは、吹き出し口とは別にマイナスイオンが出るマイナスイオン発生器が付いています。
しかし、商品によっては吹き出し口からマイナスイオンが出てくるものもあります。
その2.マイナスイオンよりも効果が高い!?「ナノケアドライヤー」
ナノケアドライヤーはマイナスイオンドライヤーよりもミネラルが多く、マイナスイオンの大きさがナノサイズと小さくなっています。
そのため、マイナスイオンより髪の潤い効果が高いと言われています。
ナノケアドライヤーは髪にツヤを与えるだけではなく、髪質を改善するために使うことができるドライヤーとしても有名です。
その3.自動的に切り替えをする「温冷切り替えドライヤー」
普通のドライヤーの場合、温風と冷風は出ますが自分でスイッチを切り替えないといけません。
しかし、「温令切り替えドライヤー」はボタンを押すだけで髪や頭皮の温度を感知し、自動で温風や冷風に切り替えをしてくれます。
その4.頭皮のケアもできる「スカルプケアモード」
ドライヤーの機能として付いているもので注目されているのが、スカルプケアモードです。
髪を乾かす時、頭皮や髪の根元から乾かすと良いとされていますが、温風を長時間当てると頭皮が乾燥してカサカサになってしまいます。
また、頭皮が乾燥しないようにと頭皮を乾かさないと雑菌が増えてしまい、抜け毛や頭皮の炎症の原因となります。
本当に合っている?ドライヤー選びをする時に失敗する理由
新しいドライヤーを購入する時、いろいろと考えて購入したけれど自分には合わずにまた新しいドライヤーを買いなおしたという人はいませんか?
女性の場合、ドライヤーによって髪の状態が変わってくるので、ドライヤー選びはとても大事です。
ドライヤー選びをする時、次のような選び方をすると失敗してしまう場合があります。
失敗例1.美容室並みの仕上がりを求めてプロ仕様のものを購入する
美容室に行くと、髪にツヤが出て綺麗にセットをしてくれます。
美容師さんに話を聞くと、美容室での綺麗な仕上がりはドライヤーの使い方にあり、髪の乾かし方によってツヤのある綺麗な髪に仕上がるそうです。
そのため、プロ仕様のドライヤーを使えば美容室並みの仕上がりになるとドライヤーを購入する人がいます。
美容室と同じドライヤーは電気量販店などでは販売していませんが、似たような性能のものは出ています。
そういったプロが使うようなドライヤーを買ったはいいものの、重さや使い勝手が悪くずっと使い続けられなくて再度ドライヤーを購入するという人もいます。
失敗例2.テレビや雑誌で紹介された話題の商品や人気商品を購入する
人気の商品や話題の商品ってどうしても気になってしまいます。
しっかりと性能や使い方が分かっていれば問題ありませんが、
- 人気だから
- 話題だから
という理由で購入すると失敗する可能性があります。
話題の商品や人気商品は、物にもよりますが高度な機能が付いていたり、いろんなものが搭載されることで重たいものもあります。
失敗例3.自分の髪に効果があるか知らずに商品を購入する
ドライヤーの進化形と言われている、
- ナノイオン
- マイナスイオン
が発生するドライヤーですが、髪にツヤが出てまとまりのある髪の毛になると言われています。
しかし、どの髪質でもこの効果が得られるとは限りません。
- 短髪の人
- 縮毛矯正をかけて間もない人
- 元々、髪にまとまりがある人
上記のような人は、イオン系ドライヤーを使っても効果が薄いため、思ったような効果を感じない可能性があります。
購入しようとしているドライヤーが自分の髪に効果があるかを知らないと失敗したと感じる場合があります。
ドライヤーを選ぶ時に押さえておきたい6つのポイント
ドライヤーを選ぶ時、人気商品や新商品といったもので選ぶのではなく、自分の髪に合ったものや自分がどういうものが欲しいのかを見極めることが大事です。
ドライヤーを選ぶ時は、次のようなポイントを押さえて購入すると失敗はなくなります。
その1.早く髪を乾かしたい人は風量が強いドライヤーを選ぶ
とにかく髪を早く乾かしたいという人は、温風の熱が高いものより風量が多いものがオススメです。
髪を早く乾かすと、キューティクルの開きを早く元の状態に戻してくれるため、髪のダメージも最小限に抑えることができます。
ドライヤー売り場へ行くと分かりますが風量は様々で、全てが同じではありません。
1.3㎥/分もしくは1.4㎥/分ぐらいであれば、普通に髪の毛を乾かすのに十分な風量と言われています。
しかし、髪が長い人や毛量が多い人は多少時間がかかる場合があります。髪の毛が長い人や、毛量が多い人は1.9㎥/分だと早く乾かすことができます。
また、それより上の2.0㎥/分~2.2㎥/分というものもありますが、この風量になると音が大きかったり、風量が強すぎて使いこなせない場合があります。
よくワット数でドライヤーを選ぶ人がいますが、ワット数が高いからといって風量が多いというわけではありません。
その2.髪の状態を良くしたい人はイオン系ドライヤーを選ぶ
今、ドライヤーで増えているのがイオン系ドライヤーです。
イオン系ドライヤーは髪に適度な水分を与えてくれるため、ツヤやまとまりのある髪の毛に仕上げてくれます。
- 髪がパサついている人
- 髪のまとまりが悪い人
- 髪にうねりが出る人
- 髪にツヤがない人
上記のような人は、内側から潤いを与えてくれるイオン系ドライヤーがオススメです。イオン系にも様々なものがあり、主に次のようなものがあります。
- マイナスイオン
- ナノイオン
- プラズマクラスター
マイナスイオンやナノイオンはイオン分子の大きさが違うだけですが、ナノイオンの方がマイナスイオンのものよりさらに髪が潤うという声もあります。
プラズマクラスターの場合、潤いだけではなく髪の静電気予防効果もあります。
イオン系ドライヤーの場合、ドライヤーによってイオン排出量が違ってきます。
購入する際には、どのくらいのイオンが排出されるのかもチェックするようにしましょう。
その3.頭皮や髪のダメージを抑えたい人は低温風の出るドライヤーを選ぶ
ドライヤーの熱風温度は高く、100℃を超えるものがほとんどです。そのため、乾かしていると髪の表面も100℃近くまで上がってしまいます。
髪表面が100℃になると髪が硬くなったり、髪にダメージを与えてしまいます。
また、髪だけではなく頭皮にも熱風が当たるため頭皮が乾燥したり、熱風が当たりすぎて炎症や火傷をする可能性もあります。
低温風といっても、60℃くらいの温風なので十分に髪を乾かすことはできます。
その4.自分の使いやすい重さや大きさで選ぶ
ドライヤーを購入する時、意外に忘れているのがドライヤーの重さや大きさです。
いろんな機能がついてドライヤーは髪に優しいですが、かなり重くなっているものもあります。
ドライヤーの平均的な重さは600~700gと言われています。ドライヤーを購入する時、必ず片手で持って頭付近まで持ち上げて重さを確認することが大事です。
また、大きさも様々です。旅行に持って行くために大きなドライヤーを買うと邪魔になります。
旅行や出張、スーパー銭湯など、ドライヤーを持ち歩く機会が多い人は持ち運びに便利な、
- 折り畳みのもの
- 軽量のもの
を選ぶようにしましょう。
また、自宅でも保管する場所に入る大きさのものを選ぶことが大事です。
せっかくいいドライヤーを購入しても重かったり、場所を取るものだと使いたくなくなってしまいます。
折り畳めないタイプは大きさが欠点となるので、自分の家の洗面台のサイズや置き場所のスペースを考えてから購入するようにしましょう。
その5.ドライヤーの価格やコスパによって選ぶ
ドライヤーといっても価格も様々です。家電量販店だと2000円台から商品はありますし、ディスカウントストアなどに行くと1000円台のドライヤーも販売されています。
ドライヤーの寿命は約10年と言われています。10年使い続けられるようなもの、コスパの高いものを選ぶといいかもしれません。
2000円以下の商品は、ほぼ温風・冷風がメインとなっています。イオン発生機能が付いているというものもありますが、微量だったり思った効果が得られないこともあり、あまりオススメできません。
3000~7000円の商品は、ある程度の機能が付いています。高機能というものは付いていませんが、風量の強いものや低温風などはこの価格帯でも販売されています。
普段使いのドライヤーであれば、この価格帯でも十分に満足できる商品を購入することは可能です。
8000円以上の商品は、かなり高機能な性能が搭載されています。
マイナスイオンやナノイオンはもちろん、スカルプケアや最近では顔に風を当てるだけでスキンケアができるといったドライヤーも出ています。
また、プロ仕様のドライヤーもこの価格帯になります。
髪にこだわりがある人や、プロ仕様のドライヤーを使いこなせるような人はこの価格帯のドライヤーでもいいかもしれません。
その6.フィルターのお手入れがしやすいものを選ぶ
皆さんは、ドライヤーを定期的に掃除していますか?
実はドライヤーはお手入れをしてあげないと髪の毛やゴミを吸い込んでしまい、壊れやすくなります。
また、髪の毛などが詰まっていると燃えたような匂いがすることもあります。
ドライヤーを購入する時、吸い込み口のフィルターを外して掃除できるものを選びましょう。
ドライヤーは自分の髪や生活に合ったものを選ぶと失敗なし
ドライヤーは、たくさんの種類があるので購入する時に悩んでしまう人も多いと思います。
ドライヤーは機能がたくさんあるものがいいというわけではありません。
自分の使い勝手がよくないと、いくら機能がたくさんついていても使いこなせないため意味がありません。
ドライヤーを選ぶ時は自分の髪にどのくらいの効果があるのか、そして自分がそのドライヤーを使いやすいかで選ぶようにしましょう。
そうすると、ドライヤー選びも失敗することはありません。
Sponsored Link