髪を早く乾かす方法。時間短縮の鍵は入浴中・入浴後のヘアケア!
Date:2017.04.05
髪の毛は女性の美しさを構成する大きな要素になります。
長い髪は女性らしさをアピールする武器になるし、ファッションに合わせてたくさんのヘアアレンジだって可能…そんな理由からも髪を伸ばしている女性は多くいますよね。
でも髪の長い人は、洗った髪を乾かすときに大変な思いをした経験はありませんか?
髪を乾かすのにはタオルで水気を切ったりドライヤーを当てたりといろんな方法がありますが、いずれにしても結構時間がかかりますよね。
寒い時期に髪が濡れたままでいると湯冷めをして体調を崩してしまいますし、暑い時期のドライヤーはなかなかに億劫…。
そこで、この記事では髪を早く乾かす方法についてご紹介します!
この記事の目次
まずは下準備が重要!髪を早く乾かすためにやりたい3つの準備
ロングヘアの人ほど、お風呂上りに髪の毛を乾かすのを「面倒くさい」と思ってしまいがちです。「もういっそ濡れたまま寝てしまえ!」といって髪に水気が含まれたままで放置してしまう人もいますが、髪は必ず乾かしましょう。
髪の毛を濡れたまま放置しておくことで、湯冷めをして体調を崩すだけでなく、髪の毛や頭皮に雑菌が繁殖して髪の毛が不潔な状態になってしまいます。
洗った後の濡れた髪を乾かす方法にはタオルやドライヤーなどの方法がありますが、それよりも先にやっておくべきことがあります。
まずは髪を早く乾かすために知っておきたい下準備、基盤づくりについて知っておきましょう。
洗った後の髪はタオルターバンでまとておく
入浴は誰にとっても癒しの時間ですよね。髪の毛を洗った後も、もう一度湯船に入り直してゆっくり身体をリラックスさせる人は多くいるでしょう。
髪を洗った後に再び入浴をする場合は、タオルをターバンのように使って髪をまとめておきましょう。タオルで髪を包んでおくことで、浴室から出るまでの間に多くの水分をタオルに吸い取って貰えます。
バスルームにいる間にブラシで髪を梳かす
入浴中に髪を洗った後は、そのまま髪をまとめてしまうのではなくて一度ブラシで髪を梳きましょう。
バスルームから出る直前にもう一度髪を梳かしておくと更に良し!濡れた髪を梳かすときのブラシは、なるべく粗目のものがおすすめです。
濡れた髪をブラシで梳くことで、髪の毛に溜まった水気を生え際から毛先に向けて落とすことができます。また、ブラシで毛束と毛束の間にある水気を落とすこともできるため、後からタオルで拭くときの水分量が格段に減ります。
髪が絡んだままでいると、絡んだ部分に水気が溜まりやすくなってしまいます。絡んだ髪はもちろん傷みやすくなりますし、タオルやドライヤーで乾かすときになかなか水気が取れません。
濡れた髪の毛はキューティクルが開いた状態にあるため、とてもデリケートで傷つきやすくなっています。そのため濡れた髪をブラシで梳くときはあまり強く髪を引っ張りすぎないよう注意してください。
髪を乾かすときは脱衣所から出る
髪の毛を乾かす時は、タオルで拭くにしてもドライヤーを使うにしても、必ずバスルームや脱衣所の外に出てからにしましょう。
バスルームや脱衣所は、比較的湿気がこもりやすい場所です。そのため、脱衣所などで髪を乾かしても湿気のせいでなかなか水分が飛ばず、髪の毛の乾きも遅くなってしまいます。
洗面台などにコンセントがあるからといって脱衣所でドライヤーを使う人も多くいるかと思いますが、少々面倒でも髪を乾かすときは必ず湿気のない別の場所で行ってください。
髪を早く乾かす基本・タオルドライの手順とやり方
タオルドライとは、お風呂上りにタオルで髪を拭いて乾かすことを言います。ドライヤーを当てる前に必ず行うべき行程です。
このタオルドライの段階で大部分の水気を取ってしまえば、次にドライヤーをかける時間をぐっと短縮することができますよ!また、上手くいけばタオルドライのみでも十分に髪を乾かすことだって可能なのです。
そこで、髪を早く乾かすためのタオルドライの方法についてご紹介します。
タオルは2枚用意しておく
髪を拭くとき、どんなタオルを使っていますか?1枚のバスタオルで髪を拭いている人が大半ですが、髪を早く乾かしたいのならタオルは大きくなくても良いので2枚用意しましょう。
髪を乾かすとき、水分を吸って濡れた状態のタオルで拭き続けても髪の毛から水分は取れません。スポーツタオルなどで良いので、髪の毛を拭くためのものとしてタオルは2枚用意しておきましょう。
髪を早く乾かしたいのなら、1枚のタオルをケチケチ使うのはNG。タオルが濡れてきて「もう水分は取れないな」と感じたときにすぐ別のタオルに取り換えることが重要なポイントになります。
手順1.頭皮・髪の毛の根元の水気を取る
タオルドライで最初に拭くのは頭皮や髪の毛の根元です。髪の毛が濡れるのは、生え際に溜まった水分が毛先に向かって流れ落ちているのが原因。そのためいくら毛先を乾かしても根元が濡れていては意味がないのです。
タオルを頭に被せたら、手や指を使って優しく頭皮にタオルを押し当てましょう。それから頭皮をもみ込むようにして髪の根元に溜まった水分を取ることを意識してください。
あくまでも優しく、タオル越しに頭皮をマッサージするイメージでやってみてください。ゴシゴシと擦ったり髪を引っ張ったりするのはNGです。
手順2.髪の毛束をタオルで挟んで水気を取る
髪の根元の水気をしっかり取ったら、次は髪の毛の中間から毛先を乾かしていきましょう。
髪の毛束をタオルで包んだら、両手で優しく挟んで水気を取ってください。上の方から毛先に向かってポンポンと軽く叩きながらタオルに水分を吸わせるのがポイントです。
特に毛先は水滴が溜まりやすいので念入りに水気を切ってください。髪の毛同士を摩擦させたり引っ張ったりしないように注意しながら乾かしましょう。
どのくらいの時間乾かせば良いという目安はありませんが、毛先から水が滴り落ちなくなるくらいが理想です。
髪を乾かす仕上げ・ドライヤーを最短時間で済ませるポイント
ドライヤーは髪を乾かすときの必需品!ドライヤーでブローするだけで髪の毛の水気は一気に飛んでくれます。
しかし、ドライヤーも使いすぎると髪が傷む原因になります。
消費電力もそんなに低くはないためコストパフォーマンス的にもあまりよくありませんし、温風のせいで夏場にはドライヤーを使うこと自体が億劫になりますよね?
そこで、髪を乾かす時に使うドライヤーの時間を最短で終わらせるためのポイントについてご紹介します。
前述のタオルドライがしっかり出来ていれば、よりドライヤーを使う時間が少なくて済みますよ!
ドライヤーの直前に髪をブラシで梳かしておく
タオルドライをしてからドライヤーを使うまでの間に、一度髪をブラシで梳かしておきましょう。既述の通り、ブラシを通すことで髪の乾きを促進することができます。
また、髪の毛同士のひっかかりをなくしておくことで、ドライヤーの風が髪の一本一本にあたりやすくなるためドライヤーの効果をより大きくすることができるのです。
ドライヤーは髪を乾かすのと同時に髪に妙な癖をつけてしまうこともありますから、あらかじめブラシで髪を整えておくことで髪の毛の流れを綺麗に保つこともできますよ。
手順1.温風で根元から毛先に向かって乾かす
タオルドライ時と同様に、髪の根元から毛先に向かって乾かしていきましょう。
髪の毛のキューティクルに沿って上から下へ、同じ場所に風を当てすぎないよう小刻みにドライヤーを動かしながら髪を乾かしていってください。
下を向いて髪を乾かすのはあくまでも根元を乾かすときだけに留めておいてください。
ドライヤーを髪にあてるときは、温風によって髪が傷むのを防ぐために髪の毛から20cmほど離れた距離から行うのが理想的です。温風は熱と風とで髪を素早く乾かしてくれますから、そんなに長時間当てる必要はありません。8割程度乾いたと感じたら風を止めましょう。
手順2.冷風で髪の毛を冷ます
温風である程度髪が乾いたら、次は冷風をあてていきましょう。
温風ほどではありませんが冷風にも少なからず髪を乾かす効果がありますから、暑さが億劫な時期には冷風も合わせて使うことで温風の時間を最低限で済ませられます。
また、温風の後で冷風をあてることで、髪の毛のキューティクルが引き締まり髪のツヤやハリを保ち美髪に近づけることができます。
また、冷風には髪の毛に癖がつくことを抑える効果もあります。温風で乾かす時についた癖を直したり寝癖などを防止するための重要な存在ですから、温風の後は必ず冷風を当ててください。
裏ワザ.タオル越しにドライヤーを当てる
ドライヤーを使うときの裏ワザとして、髪にタオルを当てた上からドライヤーを当てるという方法もあります。
髪を包んだタオルにドライヤーを当てることで、タオルが吸い取った水分を絶え間なく蒸発させながら効率的に髪の毛を乾かすことができるのです。
タオルでワンクッションを挟んでいるためドライヤーの熱で髪が傷むことはそうありませんが、タオルで直接髪が見えづらいため乾かす場所をこまめに変えることを忘れずに意識しておきましょう。
タオルドライ、ドライヤーの他にもある髪の毛の速乾方法
髪の毛を乾かす基本はタオルドライとドライヤーですが、そのほかにも髪の毛を乾かす方法はあります。中には外泊先などでも役立つ方法がありますから、しっかりチェックしてみてください。
アウトバストリートメントを使う
アウトバストリートメントの存在は知っていますか?「アウト(外)バス(風呂)」という名前の通り、お風呂の外に出て使うトリートメントのことです。
「洗い流さないトリートメント」としても知られているアウトバストリートメントには、髪を保護して外部からの刺激を守る働きがあります。
ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれる存在でもありますから、髪の傷みを気にせず電力の強いドライヤーを使ってより髪を早く乾かすこともできますよ!
髪の毛の速乾を促す便利グッズ
髪の毛を早く乾かすために販売されている便利グッズがあるのはご存知ですか?
中には百円均一などでも手軽に手に入れられるものもありますから、1つ鞄に入れておけば外出先で急な雨などで髪が濡れたときにも安心ですよ。
髪を早く乾かすためのおすすめ便利グッズは次の通りです。
- マイクロファイバーの手袋
- 吸水・速乾性に優れたマイクロファイバー素材でつくられた手袋です。これを手にはめて頭皮を揉みこむことで、髪の毛の根元に溜まっている水気を一気に取ることができます。
根元の水気を取った後は手櫛を入れて髪の毛自体を乾かすことも可能。持ち運びにも便利ですから、自宅でのお風呂上りだけでなく外出先でも役に立つアイテムですよ。百円均一・ドラッグストアなどで購入できます。
- 髪の速乾スプレー
- 髪の毛を早く乾かすために販売されているスプレーです。スプレーがミスト状に髪の毛にくっつき、広範囲で水分が蒸発するのを手伝ってくれます。トリートメント成分が配合されているものには、髪の毛を蒸発させつつ髪の質を上げて美髪効果も有り。
使うときは髪の毛全体に吹き付けて、ブラシで梳かしながらよく髪に馴染ませましょう。ドラッグストアや量販店の美容・化粧品コーナーなどで購入可能です。
- マイクロファイバー付きブラシ
- 海外発祥のアイテムで、ブラシの本体にモップ状のマイクロファイバーがついています。そのため髪を梳かしながら髪の毛についた水気を取ることができます。全国のPLAZAやオンラインショップなどで購入できます。
乾かし過ぎにも要注意!過度な乾燥はパサパサ髪の原因になる
髪の毛は濡れた状態で放置していることでキューティクルが開いたままになってダメージを受けやすくなってしまいますよね。もちろん雑菌が繁殖しやすいため衛生面的にもよくありません。
しかし、髪の毛は乾かし過ぎても良くないのは知っていますか?髪の毛を乾かすときは、しっかり100%カラッカラに乾かしてしまうよりも80%くらいの乾燥で留めておきましょう。
タオルドライなどは乾燥の度合をコントロールしやすいのですが、ドライヤーは機械のためなかなか乾燥をコントロールできません。
そのため必要以上にドライヤーを当てすぎて髪の毛が過度に乾燥し、パサパサ髪になってしまう…というケースもあるのです。
もちろんドライヤーに限ったことではありません。髪の毛を乾かすときには、「8割くらいの乾燥」を意識してあまり乾燥させすぎないよう注意してください。
髪の毛を乾かす時間を最短にすることは、こういった乾かし過ぎによるトラブルも防ぐことができますよ!
乾かし方が髪の毛の美しさを左右する!速乾術で美髪を守ろう
多くの人がほぼ毎日の頻度で髪の毛を洗っています。つまりそれと同じ頻度で髪の毛を乾かしているわけですから、日ごろの髪の乾かし方でその人の髪の毛の質は大きく変わっていくのです。
「乾かすのが面倒」という気持ちも分かりますが、髪の毛は濡れた状態で放置することで
- 髪に雑菌が繁殖して頭皮や髪の毛が不潔な状態になる
- 髪にハリやツヤがなくなって枝毛だらけのパサパサ髪になる
といった事態を招いてしまいます。いずれも”綺麗な女性”のイメージからは程遠いものです…。
髪の汚い女なんて絶対嫌ですよね!どんな美人だって髪の毛が汚ければ魅力半減です。
髪を早く乾かす方法を身につけて「乾かすのが面倒」という気持ちを消し去り、髪の毛の状態から女性としての美しさを手に入れましょう!
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