背中を綺麗にケアする方法。肌荒れ知らずの背中美人になろう
Date:2018.10.24
オフショルダーの服や水着、ドレス…背中を露出するスタイルは、意外とあるものです。そんな時、背中のケアはどうしていますか。背中は自分で見づらいので、ケアを怠ってしまったり、ケアをしても中途半端になったりしてしまいがちです。
おしゃれをして背中を露出しても、背中にニキビや肌荒れがあると魅力が半減してしまいます。自分では見えないし気にならないかもしれませんが、周りは確実にあなたの背中を見ています。
この記事で背中の肌トラブルの原因とケアの方法を知り、今日から綺麗な背中美人を目指しましょう。
この記事の目次
背中の主な肌トラブルの特徴と原因。生活習慣が大きく関わる
ここから、背中の主な肌トラブルの特徴と原因をご説明していきます。今現在、背中に肌トラブルがある人はご自分の状態や生活習慣と照らし合わせながらお読みください。
ニキビはブツブツが特徴。炎症を起こすことも
背中のトラブルで一番多いのがニキビです。背中は皮脂腺が多いため、もともとニキビができやすい場所です。また、顔よりも皮膚のターンオーバーが遅く、そのスピードは顔の2倍とも言われています。
ニキビの原理は顔と同じで、毛穴に皮脂が詰まってブツブツとした「白ニキビ」ができ、白ニキビが菌に感染すると炎症を起こして「赤ニキビ」となります。
顔の場合、炎症を起こしたニキビを放置するとクレーターのように跡が凹みますが、背中のニキビは茶色くしこりのように跡が残る可能性があります。これは背中の角質が厚く、盛り上がりやすいからだそうです。
カサつきは乾燥が原因。触るとザラザラする
次に背中のトラブルで考えられるのが、カサつきです。ニキビが触るとブツブツしているのに対し、こちらはザラザラしています。原因は毛穴のつまりや乾燥です。
シャンプーの洗い残しがあったり、スクラブやタオルでこすりすぎているなど、日常のちょっとした癖が背中の毛穴に汚れをつまらせてしまいます。ご自分の日頃のやり方を見直してみましょう。
黒ずみは古い角質による色素沈着
黒ずみも背中のトラブルとしてよく挙がります。背中の黒ずみは、日焼け後の対処が不十分なために色素沈着を起こしている場合が多いです。また、下着や衣類との摩擦や、ムダ毛の自己処理で肌が傷つくことによっても起こります。
肌の黒ずみは、ターンオーバーが正常に行われず古い角質がたまることが原因です。ターンオーバーが正常化すれば、自然と黒ずみは解消されていきます。
背中を綺麗にケアする方法。背中も顔と同じようにやさしく扱おう
背中の肌も、顔の肌と同じようにケアを行い綺麗にしましょう。難しいことは必要ありません。簡単かつ、肌にやさしいケア方法のご紹介です。
天然素材のタオルでやさしく洗う
背中を洗うときはたっぷりの泡を使い、綿のタオルでやさしく洗いましょう。ナイロンなど化学繊維のタオルを使うことや、力を入れてゴシゴシこすることは肌への負担が強いので避けるようにします。
また週に一度くらい、ピーリング効果のある石鹸を使用して古い角質を取り除きましょう。これもやりすぎると必要な角質やうるおいまで奪ってしまうので、頻度を守って行います。
入浴後は背中もスキンケアを
背中の肌も、顔と同じようにスキンケアを行いましょう。毛穴づまり、乾燥などだいたいの肌トラブルには保湿が必要です。入浴後に、背中に保湿系化粧水をつけましょう。
手やコットンでつけるのは大変ですから、化粧水をスプレーボトルに入れてひと吹きで広範囲に化粧水が行き渡るようにします。ミスト化粧水を使ってもいいでしょう。
代謝を高めるためビタミンを摂取する
肌の代謝を高めるには、食事などの生活習慣が大きく影響します。体の内側からアプローチしたい場合は、ビタミンを摂取しましょう。以下を参考に野菜やフルーツ、サプリメントをライフスタイルに合わせて上手に取り入れてみてください。
- ビタミンA
- 肌のターンオーバーを促進する。乾燥によるカサつき、シワ対策にも効果的。ほうれん草、かぼちゃ、にんじんなどに多く含まれている
- ビタミンC
- 肌にハリ・ツヤを与え、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑える。パプリカ、レモン、ブロッコリーなどに多く含まれる
- ビタミンE
- 「若返りのビタミン」とも呼ばれるように抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐ。体を温め、血行を良くする。アーモンド、アボカド、モロヘイヤなどに多く含まれる。
食事でこれらのビタミンをまんべんなく摂取するためには、栄養バランスが大事です。また食事に気を遣うなら、睡眠もよく取るようにすると生活リズムが整い、それだけでも肌の代謝やターンオーバーが整います。
背中を綺麗に保つために気をつけたい生活習慣
背中を綺麗に保つために、日頃から気をつけられることがあります。背中の肌トラブルを繰り返してしまいやすい人は、特に気をつけてみましょう。
下着・寝具を清潔に保つ
肌に直接触れる下着は、化学繊維より綿や麻といった天然素材のものを着用しましょう。汗をよく吸い取り、肌を清潔に保ってくれます。
パジャマやシーツといった寝具は、背中の肌トラブルが気になる場合は洗う頻度を少し上げてみてください。下着も寝具も肌に触れる時間が長く、その間に汗をかくことから雑菌やダニの温床になりやすいので、注意しましょう。
洗顔・洗髪をして体を最後に洗う
入浴時、体は最後に洗うようにしましょう。髪を最後に洗ってしまうと、シャンプーのすすぎ残しが背中につきやすくなります。
背中ニキビで悩む人の中には、洗う順番を変えたら背中ニキビから解放されたという人もいるそうです。そのくらい、体を洗う順番は大事なのです。
背中のムダ毛は専用のカミソリを使う
背中のムダ毛処理を自分で行う際は、背中専用のカミソリを使いましょう。持ち手の部分が長いので、普通のカミソリより届く範囲が広く、力の加減もしやすくなっています。剃った後は、アフターケアを必ず行いましょう。
ムダ毛処理はあまり頻繁に行うと肌を傷めますので、背中は特に本当に必要な時だけにとどめるのが無難です。また、可能であれば自己処理よりサロンでプロにやってもらうか、恋人などパートナーに手伝ってもらうのがベストです。
背中を綺麗にケアして背中美人になろう
背中は自分で見づらいので、ケアも難しい場所です。しかし生活習慣に気を遣ったり、ちょっとしたケアを行うだけで背中は綺麗になります。
背中を露出する機会のない時でも、異変を感じたらこの記事を参考にしてみてください。背中が肌トラブルでかゆい・痛いという状態は、それだけでもつらいと思います。
堂々と背中を露出した服を着こなし、おしゃれやイベントを楽しんでくださいね。
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