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角栓除去に毛穴パックはNG!肌に良くない4つの理由

Date:2018.02.18

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角栓除去に毛穴パックはNG!肌に良くない4つの理由|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/keanapakkung7819/

気になる小鼻のブツブツ、頬の毛穴に詰まった角栓。この黒ずみを何とかしたい!と角栓パックをやっているという人も多いのではないでしょうか。

確かにごっそりと角栓が取れると毛穴もスッキリしますし、気持ちがいいものです。

でもちょっと待ってください。毛穴パックをするたびに肌を傷めてしまっていたら、それが新たな角栓を作る原因になっているかもしれないのです。

毛穴パックがなぜ肌に良くないのか、その理由についてお話しします。


角栓を取るのに毛穴パックをおすすめできない4つの理由

毛穴パックというと、粘着シートのようなものを肌に貼ってはがすものが多いですね。

10代の健康で丈夫な肌ならまだいいかもしれませんが、大人の肌には刺激が強すぎます。

1.肌を傷める

シートを貼ってはがす時に、角栓だけでなく、肌に必要な皮脂、表面の角質まで一緒にはがしてしまいます。

適度な油分や水分があることで肌の潤いが保たれるのに、それも一緒に取ってしまうんです。

確かに汚れも角栓も取れますがその分肌には刺激が強いものなので、大人の肌にはおすすめできません。

2.毛穴が広がってしまう危険

角栓はちょっと触ったくらいでは取れませんよね。そうです、毛穴の奥にしっかり埋まっているんです。

それを、先端をシートに貼付けて強引に引っ張ったらどうなるでしょうか?毛穴がぽっかりと空いた状態になってしまいます。

角栓が取れても、使う前より毛穴が広がってしまう可能性があるのです。

3.毛穴を傷つける可能性

無理矢理角栓を引っこ抜いた時に、毛穴の奥で炎症が起きてしまう可能性もあるんです。これは怖いですね。

毛穴が赤くなってしまったり、そこがニキビのようになってしまったという人もいると思うのですが、それは毛穴に炎症が起きてしまったからだと考えられます。

4.原因を元から断たなければまた出来る

角栓の原因は、過剰に出た皮脂と古い角質が混ざり合ったことによるものです。それを放置して角栓が酸化すると、黒ずみの原因になります。

ですから、

  • 皮脂が過剰に出ないようにすること
  • 古い角質がたまらないようにすること
  • 毛穴に汚れがたまらないようにすること

この3つを気をつけない限り、いくら毛穴パックで角栓を取ったところでまた出来てしまうんです。

つまり、毛穴のブツブツを何とかしたいなら、普段のスキンケアをきちんとすることが何より重要だということです。

そこをきちんとしておかなければ、何度毛穴パックをしてもブツブツは解消されず、使うたびに肌を傷めていくことになります。

角栓は正しいスキンケアで改善出来ます

角栓は、毛穴パックではなくて毎日のスキンケアで改善していきましょう。大丈夫です、パックなどを使わなくても角栓はなくなります。

正しい洗顔方法で優しく顔を洗うこと

肌のぶつぶつが気になって、洗顔の時に顔をゴシゴシ洗っていませんか?

肌に刺激を与えることが角質を硬くする原因になりますから、その洗い方がぶつぶつの原因を作っているのかもしれません。

顔を洗う時はたっぷりの泡を立てて、泡を転がすようにして洗います。

最初のうちは何となく物足りないと思うかもしれませんが、肌のターンオーバーを促して古い角質がたまらないようにするには、優しい洗顔が一番なのです。

なるべく早く角栓を何とかしたいという人は、酵素洗顔料を使ってみてはいかがでしょうか。

余分な皮脂を吸着したり、古い角質を優しく落としてくれるような成分が入った洗顔料を使うことで、角栓が出来にくくなります。

徹底した保湿で毛穴が開かないようにする

保湿が足りないと肌が乾燥します。それで皮脂が過剰に分泌されたり、肌のターンオーバーが乱れて角質がたまってしまう、それが角栓の原因になるのです。

だから毎日徹底して保湿をし、肌をふっくらさせてあげれば毛穴は自然と引き締まるようになります。

顔を洗ったら数分以内に化粧水と乳液で保湿をする。時間をおかずにスキンケアをするだけでも肌の状態は変わってきます。

どうしても気になる時はオイルで柔らかくする

それでも年齢を重ねるごとにどうしても古い角質が残りがちになります。30代ともなると角栓が全く出来ない人の方が少ないでしょう。

そんな時は、洗顔後に植物オイルを使ってマッサージをしてみましょう。

油汚れには油がききます。角栓は油分とタンパク質が混ざり合ったものなので、マッサージだけでは取れませんが、柔らかくして取れやすくすることは可能です。

週に1回くらい、スペシャルケアとしてオイルマッサージをしておくと、肌も柔らかくなって角栓が詰まりにくくなりますよ。

蒸しタオルも効果的

毛穴のお掃除をしたい時には蒸しタオルを使うのもおススメの方法です。

蒸しタオルを使うと毛穴が自然と開きますから、角栓も取りやすい状態になるからです。

無理矢理取ろうとするのではなく、毛穴が開いたところでオイルを使ってマッサージをすれば、角栓が取れやすくなります。

小鼻のぶつぶつなど頑固な角栓は、

  • 蒸しタオルで毛穴を開く
  • 植物オイルを塗って綿棒で優しくクルクルとマッサージする

この方法でだいぶキレイになると思います。

植物オイルは

  • ホホバオイル
  • オリーブオイル

など、好みのものを使ってください。

どうしても毛穴パックを使いたい人は

ただ、毛穴パックに即効性があることは認めます。私もやったことがありますが、ごっそり取れると気持ちがいいものです。

ですから、丁寧なスキンケアをしている時間はない、明日デートだからどうしてもこのいちご鼻を何とかしたい!という場合は、肌を傷めないようにして使ってみてください。

肌を温めてから使うこと

頑固な角栓はちょっと押しただけでは出てきませんね。それは、毛穴が閉まっているからです。

強引に中身を引き出そうとすると毛穴に炎症が起きてしまうこともあるので、角栓をどうしても出したいなら出しやすいような肌の状態に整えてあげることが大事です。

  1. クレンジング、洗顔をして肌を清潔にします。
  2. 蒸しタオルを使って顔を温めます。
  3. 使用方法通りにシートを貼ってはがします。
この時大事なのは、肌を温めてからシートを貼ることと、はがす時には出来るだけ肌を傷めないようにゆっくりはがすことです。

肌が温まった状態で使えば無理矢理押し広げなくても角栓が出やすくなっています。毛穴を開いた状態でパックを貼るのが重要なポイントです。

洗い流すタイプの毛穴パックも

シートタイプほど角栓がごっそり取れるわけではありませんが、洗浄力があるので角栓が取れやすくなります。

  1. クレンジング、洗顔をして肌を清潔にします。
  2. 蒸しタオルを使って顔を温めます。
  3. 角栓が気になるところにクレイを塗ります。
  4. 5~10分したらぬるま湯で洗い流します。

クレイの種類も色々ありますが、肌に負担をかけたくない場合はホワイトクレイやモンモリロナイトが入ったものがおススメです。

アフターケアはしっかりと!

毛穴パックで重要なのは、パックをした後のスキンケアです。ここで保湿を怠ると毛穴が開いたままになって、また角栓が出来てしまいます。

  • 化粧水をたっぷり使って水分を補う。
  • 美容液、乳液、クリームなどで蓋をする。

この2つをお忘れなく。

せっかく肌をキレイにしようとしたのに毛穴パックで肌が余計に乾燥したら困りますよね。

毛穴パックは月に1回

基本的に毛穴パックはおすすめしませんが、どうしてもやりたい時は月に1回の使用に留めておきましょう。

オロナインはだめです

オロナインで毛穴パックをする方法も一時期流行りましたね。しかし、オロナインは薬です。正しい使い方をしてこそその効果が得られるもの。

本来の使い方を無視して違う方法で使った場合、思わぬ肌トラブルを引き起こしかねません。

ネットは色々な「裏技」が広まっていますが、顔に使うものはよくよく注意してください。

時間はかかっても肌を傷めないことの方が大事!

毛穴パックは即効性はあるものの、肌へのダメージを考えたらデメリットの方が大きいと考えます。

ですから、どうしても明日何とかしたいという差し迫った理由がない限り、基本的には使わない方がいいでしょう。

それよりは、毎日のスキンケアを丁寧にすることです。時間はかかっても、確実に肌をキレイにしてくれます。

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角栓除去に毛穴パックはNG!肌に良くない4つの理由|【女性の美学】
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ライター:奈南有花

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