顔コリの解消法。たるみやほうれい線解消にも効果的!
Date:2018.01.18
ほとんどの人が自覚出来ていないと言われているコリが、顔のコリです。顔のコリは肩や首のコリと違い痛みを感じにくいためです。
しかし、表情筋の使い方次第では、あなたの顔にコリが発生している可能性は十分に考えられます。
- 常に笑顔が絶やせない接客業をしている
- 人と接することが少なく、いつも無表情
- 視力が悪く、目を細めてしまう癖がある
などという人は特に要注意!
顔のコリを放置してしまうことで見た目年齢を上げてしまうことにもなりかねませんよ。そこでここでは、顔のコリの解消法をご紹介します。
自覚症状がないため、見逃してしまいがちの顔コリの事を知り、顔のコリが原因となってしまう様々な症状を防ぎましょう。
表情筋は適度に使うことが必要!顔コリの主な原因
顔のコリは表情筋が硬くなってしまうことで発生してしまいます。
筋肉が硬くなってしまうのは表情筋を使いすぎているということだけはありません。いつも無表情で顔の筋肉をほとんど使わないという場合も筋肉が硬くなってしまう原因になります。それにより顔にコリが発生してしまう場合もあるのです。
- 接客業をしていて仕事中は常に笑顔を作っている
- 気が付くと「しかめっつら」になっている(眉山に力が入っている)
- 寝ている時など無意識に歯のくいしばりや歯ぎしりなどをしてしまう
- パソコン作業などが多く無表情が多い。あまり表情を顔にださない
このような生活習慣や癖が大きな原因となり表情筋が硬くなり顔コリを引き起こしてしまいます。
痛みを感じにくい顔コリ。こんな症状があれば要注意!
顔のコリは肩こりや首コリと違い痛みを感じにくいと言われています。表情筋は首や肩などに比べると筋肉量が少なくその分、強い痛みも感じにくいのです。
そのため顔にコリがあってもほとんどの人がそれを自覚できないと言われています。
そのように自覚がないため見逃しがちな顔のコリですが。放置してしまうと、
ほうれい線やシワなどの原因になってしまいます。
- 寝起きの顔のむくみがひどい
- 顔が大きくなった
- 顔がたるんできて、ハリがなくなった
- ほうれい線が目立つようになった。シワが増えた
- まぶたなど、顔の筋肉が無意識にピクピク動く
- 寝ている時に歯ぎしりをしてしまう
などの症状がみられる場合は、顔の筋肉が硬くなっていることが考えられます。
表情筋を適度に使って、顔コリすっきり解消法
ほうれい線や、シワ、たるみなどは老化だけが原因とは言えず、顔のコリが原因でひどくなることも十分に考えられます。
そのため、顔のコリを解消することで、小顔効果や肌のハリをアップする効果も有ると言われています。
表情筋をほぐして顔のコリをすっきり解消しましょう。
顔のコリ解消することで老化が原因だと諦めていた老け顔も解消することができるかもしれません。
簡単に出来る!顔ストレッチでコリをほぐす
表情があまり豊とは言えない日本人は海外の人比べて表情筋が硬い人が多い傾向にあります。
また、あまり人と接することが少なくいつも無表情だという人は特に意識して顔の筋肉を動かすことが必要です。そこで、仕事の合間やリラックスしている時などに簡単にできる顔のストレッチ方法をいくつかご紹介します。
- 目の横を軽く指で押さえる
- 目の上下の筋肉を伸ばすイメージで左右上下に引っ張る
眼輪筋は目の上下にある筋肉で、まばたきをする時に使う筋肉です。眼輪筋が衰えてしまうことで目じりのシワやまぶたのたるみの原因となります。目じりのシワが気になるという場合は上下左右の他に斜め方向にも引っ張るとさらに効果的です。
- 机など肘をつき頬骨の上あたりに手を当てる
- 頭の重さを利用して頬筋を押し伸ばす
- 鼻の両脇からこめかみ部分までの間数か所で行う
頬筋はあごの関節から口角に伸びる筋肉で、口角を上げる働きがあります。口角が下がり口元がさみしい印象になってしまうと老け顔にもつながってしまいます。
唇の内側を舌で押しながらぐるぐる回す
口輪筋は唇周辺の筋肉で口元の表情を作り出します。口輪筋が衰えることで口元のたるみにもつながってきます。口の中で舌をグルグル回して口輪筋を内側からのばしてほぐしましょう。
- 顔を少しだけ横に倒す
- 顔を傾けた方の手で反対側のこめかみを押さえる
- 手で押さえている方と反対側に舌を出す
- 反対側も同様に行う
顔全体の表情筋を伸ばすことでフェイスラインをスッキリさせる効果も期待できますよ。
リラックス効果も得られるマッサージでコリをほぐす
筋肉が緊張し、硬くなってしまった状態が続いてしまうと、それが自律神経の乱れにもつながってしまうこともあります。
気持ちのよいマッサージは精神の緊張をほぐす効果も期待できます。マッサージでリラックスして乱れた自律神経も整えていきましょう。
- 両手でグーの形を作ったらこめかみの部分にあてる
- 小さな円を描くようにぐりぐり回す
- 耳の下部分も同じようにぐりぐりと回す
フェイスラインのコリが取れることで、小顔効果が期待できますよ。
- 顔中心やおでこから耳下腺リンパ節(こめかみの下あたり)に向かって手の平を流すようにマッサージ
- 耳下腺リンパ節から鎖骨リンパ(鎖骨のくぼみ部分)に向かって手の平を流すようにマッサージ
顔に近いリンパ節は耳の前あたり(こめかみの下あたり)にある耳下腺リンパ節です。
この耳下腺リンパ節に向かって顔全体をマッサージしてみましょう。次に鎖骨のくぼみにある鎖骨リンパに向かってマッサージします。
リンパマッサージは蓄積されてしまった老廃物を流してくれる効果があり、血行不良が改善することで顔のコリの解消にもつながります。
リンパマッサージは強い力で行う必要はありません。リンパは皮膚に違い部分を流れていますので、優しい刺激だけで十分効果的です。
また、リンパの流れは筋肉が弱くなることで滞ってしまいます。筋肉を意識的に動かすことでリンパの流れをよくすることに繋がります。リンパマッサージと同様に筋肉マッサージやストレッチも適度に行うようにすればさらに効果的ですね。
「かっさ」を使ったマッサージもおススメ!
「かっさ」とは専用の独特なフォルムをしたプレートを使用して行うマッサージ方法です。
専用のプレートを使用することで、見逃しやすい小さなコリも刺激することができるため、顔のコリにも効果的です。
「かっさ」を使ったマッサージではその専用プレートの側面や先端を上手に活かして流すようにマッサージしていきます。
- 「かっさ」を使用するときはクリームやオイルを使用する
- 痛気持ちいい程度の力でマッサージする
などに気を付けて行います。また、体の中を流れる血流や水の経路にそって動かすために、顔の左半分から行い、次に右半分をマッサージするようにしましょう。
顔の筋肉を労わることで老け顔改善にも効果的
老け顔に見えてしまうほうれい線やたるみの原因に顔のコリが関係しています。
顔のコリは、そういった老け顔だけでなく血行不良でおこるむくみや、筋肉の緊張によっておこる自律神経の乱れにもつながってしまいます。
しかし、顔のコリは痛みを感じにくいため、ほとんどの人が自覚していないと言われています。
顔のコリに気付かずに放置してしまう事のないよう特に顔がこりやすい人はストレッチやマッサージなどを行い、表情筋の疲労を改善してあげることが大切です。
また、普段表情筋を使わないという人も筋肉が衰えてしまうことで表情筋が硬くなってしまう原因になります。そういった場合でもストレッチやマッサージは有効です。意識的に行って筋肉の衰えを防ぐことが必要です。
老け顔を進行させてしまわないためにも、
- 普段の表情癖などの改善
- 表情筋の疲労回復
- 無表情からくる表情筋の硬直
などに気を付けて肩こりや首コリ同様に顔のコリにも目を向け労わることを心掛けるようにしましょう。
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