ファンデの粉吹きの予防と対処法。カサカサ粉吹き肌を解消!
Date:2018.11.28
冬の乾燥する時期だけでなく、会社でも電車でもどこへ行ってもエアコンがきいているせいで、1年中肌が乾燥してしまいますね。
そうすると気になるのがファンデーションの粉ふき!朝、一生懸命メイクしているのにちっともファンデが乗らない、粉っぽいとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
メイク直ししようとすると余計に粉が吹いてしまって、メイクがよれたまま、上手に直せないこともありますよね。
ファンデの粉ふきの原因とその対処法をご紹介しますので、メイクのときの参考にしてみて下さい。
この記事の目次
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メイクが乗らない!ファンデーションが粉を吹く原因
ファンデが粉を吹いてしまうところは皮が剥けていたり、肌荒れが起きているところが多いでしょう。
そこをカバーしようとしてファンデを重ね塗りすると、余計に肌荒れが目立ってしまいます。
まずはファンデの粉ふきの原因から考えていきましょう。
角質層がキレイにはがれていないから
ファンデーションが乗らない原因のひとつは、肌の表面に古い角質層が残ったままになってしまっているからです。
肌がごわごわしているのでファンデーションを塗ったときに皮が向けやすく、またつや感もありません。
まずは古い角質を落として肌を柔らかくすることが先決ですね。肌が生まれ変わって柔らかくなるのに1ヶ月ほどかかります。
角質が残っていると
- ニキビ
- くすみ
など、あらゆる肌トラブルの原因にもなるので、しっかり落としていきましょう。
とにかく保湿が足りない!潤い不足が原因
粉ふきのもうひとつの大きな原因は、ずばり乾燥です。
特に、
- 頬
- 目の周り
など、皮膚が薄いところは他の部分よりも乾燥しやすいので気をつけましょう。
乾燥が治まらないうちはいくらファンデーションを替えても粉ふきは治まらないでしょう。
肌の水分補給をしっかりして、油分で蓋をするという保湿の基本を守って、肌の潤いを逃がさないように!
日中も化粧直しの際に保湿をするなど、徹底した保湿対策で粉ふきを改善していきましょう。
ファンデーションが肌に合っていない
粉ふきがひどい時には、パウダーファンデーションよりも
- リキッドファンデーション
- クリームファンデーション
の方がしっとり感が持続します。
どうしてもパウダータイプを使いたいときは、下地をしっとりしたものにするなど、その他のアイテムでの保湿対策が必要です。
肌に合ったベースメイクで粉ふきを防ぐ!
スキンケア以外にも、ファンデが粉を吹いてしまうのには理由があります。
ちょっとひと手間をかけて丁寧なベースメイクを心がけることで、粉ふきも改善していくでしょう。
ファンデの粉ふきを防ぐ化粧下地の塗り方
粉を吹いているときはとにかく乾燥対策が大事ですから、しっとり感のある下地を使いましょう。
ただ、化粧下地はファンデのノリを良くするためのものであり、乳液やクリームとは違います。下地を使う前にしっかりと保湿をしておくことが大前提です。
そして乾燥しやすいところには、薄く植物オイルを塗ってから下地を塗るのもおすすめです。
そして塗ってから1~2分おいてなじませるのがコツです。
最後にティッシュで軽く抑えて余分な油分を吸い取りましょう。このひと手間で下地の付きが良くなり、ファンデも乗るようになりますよ。
ファンデーションの塗り方にも一工夫を
粉ふきをカバーしようとしてファンデを厚塗りしてしまうのは逆効果です。ごく薄く塗っていくのですが、塗り方にもコツがあります。
スポンジで塗って伸ばすのではなくポンポンと叩くようなイメージでつけていきましょう。
化粧直しをする時に粉を吹かないようにする方法
元々肌質的に乾燥しやすい方や、職場の環境がどうしても乾燥しやすい場合、どんなに基礎化粧品やメイク方法に気を遣ってもカサカサになりやすいですよね。
そこで、カサつきや粉吹きが目立つ状態をメイクしたてのつるつる肌に戻す簡単なメイク直し方法をご紹介します。
- まずはティッシュで軽く抑えて、浮いている余分な皮脂を吸い取ります。ごしごしこすらずに、ティッシュに吸い取らせるようなイメージで軽く抑えれば大丈夫です。
- 乳液を使ってメイクがよれたり崩れたりしている部分を軽く拭き取ってから直します。
- 直すときにはファンデを塗るのではなく、乳液で拭き取ったところだけを液体タイプのコンシーラーでカバーするようにするとヨレを防げます。
この時も力を入れず、こすらず、ポンポンと足りないところを補うようにして塗るといいですよ。
乾燥しないようにこまめにミストで保湿する
ファンデをしている最中も肌はどんどん乾燥していくので、日中もミストなどを使って保湿しましょう。
ただし、アルコールが入ってるものは避けて下さい。余計に乾燥してしまいます。
肌を乾燥させないためのスキンケア
ファンデの粉ふきを防ぐにはなんといっても保湿が大切です。メイクのノリを良くするためだけでなく、みずみずしい素肌を保つためにもいくつになっても保湿は大切ですね。
夏は朝のクレジングとぬるま湯洗顔
肌が乾燥している人は、水分不足に加えて皮脂が過剰に分泌されてしまっている状態になっています。
夏の暑い時期など、夜でも汗をかいたり皮脂がたくさん分泌される時には、朝もクレンジングをしてみましょう。
ただ、クレンジングといってもメイクを落とすわけではないので、夜のようなしっかりクレンジングは必要ありません。
- コットンに拭き取り化粧水を含ませて軽く拭き取る
- コットンに乳液をつけてTゾーンだけ軽く拭き取る
など、皮脂や汚れを先に取っておきます。それから洗顔です。
洗顔も注意が必要です。
- ごしごしと洗わないこと
- タオルで拭くときは水分を吸い取らせるようにする
クレンジングで余分な皮脂は取っているので、あとは洗顔料はなしで軽くぬるま湯で洗えば十分です。
メイク落としも肌に優しいものを使うこと
夜、メイクを落とすときも、肌にやさしいものを使いましょう。
乾燥肌の方にはオイルタイプは刺激が強すぎて皮脂を取りすぎてしまうので、
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
がおすすめです。
もしくはオリーブオイルなど天然の植物オイルを使ってメイクを落としてみましょう。
手の平にオイルを少し(500円玉大くらい)とって、両手でよく温めてから顔全体に伸ばします。
ごしごしこすらないように、メイクとなじませるように優しく伸ばしていきます。
メイクとなじんだら、ティッシュで抑えてオイルごと吸い取らせましょう。
シャワーの熱いお湯で洗わないこと
シャワーを浴びるついでに顔を洗う方もいるでしょう。その時、体を洗うお湯の温度(38~40度)では顔には刺激が強すぎます。
この温度では皮脂を取りすぎてしまうので、顔を洗うときは30度弱くらいの少し冷たいかなと感じるくらいの温度にしましょう。
温水プールの温度くらいがちょうどいいですよ。
ブースターとして植物オイルを使う
メイク落しに使える植物オイルですが、化粧水を塗る前のブースターとしても使えるのです。
ほんの数滴、洗顔後の顔になじませます。
乾燥肌にはホホバオイルがおすすめです。
古い角質を取るにはピーリングもおすすめ
ピーリングとは、肌表面の角質を強制的に落とす美容法で、シミが薄くなる効果もあると女性に人気があります。
自分でできるソフトなものから、医療機関で行う本格的なものまで、自分の肌に合わせて選んでみましょう。
自分で出来る?ピーリング化粧品
毎日のスキンケアの中でピーリングできるのがピーリング化粧品です。価格も数百円から数千円と手頃ですし、肌のくすみが気になる方は自分でやってみてもいいでしょう。
- ピーリング石けん
- フルーツ酸など角質を落とすを配合し、洗うたびに角質が少しずつ落ちていくので、早い人は数日で効果を実感できるそうです。
肌が敏感な方でも使えるマイルドなタイプは毎日使うことが出来ます。背中などニキビが出来やすいところもピーリング石けんで洗うとニキビ予防にもなるのだとか。
- ピーリングジェル
- ジェルでマッサージをしながら角質を落としていきます。30秒くらい優しく肌をマッサージしているとぽろぽろ角質がとれてきますよ。少し刺激が強いので、週に1~2回の使用がちょうど良いでしょう。
- ピーリング化粧水
- コットンで角質を優しく拭き取ります。保湿をする化粧水ではないので、角質を落としたらたっぷり保湿をすることをお忘れなく。
定期的にピーリングすることでコラーゲンの生成も促されるので、肌にハリと潤いが戻り、ファンデの粉ふきも解消するでしょう。
皮膚科でケミカルピーリング
自分で行うのが不安な方は、皮膚科や美容クリニックでもピーリングができます。
専門家が使う薬剤なので、市販のものよりもずっと効果は高く、かつ、アフターケアもしっかりしていますから安心ですね。
ただし、
- 元々皮膚の薄い(=ピーリングするものがない)
- 極度の乾燥肌
という人は、まず肌のコンディションを整えることが先になるのでピーリングが出来ない場合もあります。
ピーリングをした後は紫外線対策を徹底して
ピーリングをすると角質層が薄くなっていますから、いつもに増して保湿対策をするとともに、肌のバリア機能が低下していますから、紫外線対策をしっかりして下さい。
ライフスタイルも見直して肌を改善
スキンケアやベースメイクはいわば外側からのケア。肌を健康にするには内側からのケアも欠かせません。
肌は食べたもので出来ています
脂肪分や糖分の多いもの、辛いものなどの刺激物は肌によくありません。また、冷たい飲み物やアイスクリームなど、体が冷えるものばかり摂っていませんか。これらの食品は
- 皮脂が過剰に分泌される
- 血行が悪くなる
- 代謝が悪くなる
など、乾燥肌に取ってはよくないことばかりです。
少しずつでもいいので食生活を改善し、肌に良いものを摂っていきましょう。
- 緑黄色野菜(β-カロテン):乾燥、肌荒れを防ぐ
- 果物、葉もの野菜(ビタミンC):肌のハリ
- ナッツ類など(ビタミンE):アンチエイジング
- 肉類、卵(タンパク質):丈夫な肌を作る
質の良い睡眠を十分とること
睡眠は時間の長さが大切なのではなく、その質が重要です。特に大事なのは寝入りばなの3時間。
睡眠に入ってからの3時間が成長ホルモンが最も分泌されて傷んだ肌の細胞を修復する時間なので、寝つきを良くすることがとても大切なのです。
ですから、寝つきが悪く、だらだらと寝て8時間睡眠を取るよりも、5~6時間しか寝ていなくても最初の3時間をぐっすり眠れていれば、成長ホルモンがしっかりと分泌されて健康な肌を作ることができます。
寝つきの悪い人は、
- 寝る前1時間はスマホやパソコン、テレビを見ない
- お風呂は湯船につかってしっかり温まる
- リラックスできる環境を作る
など、睡眠の質を上げる工夫をしてみましょう。
自分に合ったスキンケアとファンでで粉ふき知らず
ファンデが粉を吹いてしまっていると、メイクにも自信が持てませんし、人と近い距離で話すのも気が引けてしまいます。
でも大丈夫。徹底した保湿対策で乾燥を防ぐことで、肌は必ず改善されていきます。ファンデがしっかり乗るようになれば好きなようにメイクを楽しむことが出来ますよね。
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